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第1章 アテナ復活
18話 アダマンタイトのナイフ
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生産3種の神器の1つ、アダマンタイトのナイフの製作。
磁石のダイヤモンドと言われるアダマンタイト。
ダイヤモンドの融点は3550度。
ダイヤモンドは炭素出来ているので酸素が入ると普通に燃焼して灰になる。だからアダマンタイトも酸素に触れないように魔力でコーティングしながら温度を上げる。
「一点集中スキル・オン」
「鋳造作業・開始」
ボクは炉の温度計と時計を見ながら、魔力を流し込んでゆっくりと温度を上げていく。
すると温度計と時計に輝く点が見える。
温度計は185度、時計は40分。
次は……
温度計は525度、時計は68分。
温度計は965度、時計は110分。
次は……
温度計は3000.19度、時計は203分30秒
ここまでストーリーを進めると温度も時計も段々と細かくなってくるんだ。だが問題ない。
「よし、温度も時計もバッチリ合わせる事が出来たぞ」
「鋳造作業・終了」
「一点集中スキル・オフ」
品質は……
アダマンタイトインゴット、99%の最高品質。
あとは型に流す成形作業。
「一点集中スキル・オン」
「成形作業・開始」
インゴットを溶かし、ナイフの型に流しこむ。
「成形作業・終了」
「一点集中スキル・オフ」
「品質はどうだ」
品質を見ようとした、その瞬間。眩しく光り輝く女神アテナのエフェクトが現れた。
アダマンタイトのナイフ、100%の神品質。生産の女神の加護+30。
「これで生産3種の神器の1つが完成した。残る1つはサンダーラムの革手袋」
サンダーラムの革手袋の製作の時にスペードのマークの人の協力が必要。タイミングよくマリナさんと知り合う事が出来て本当に良かった。
「ゆっくりしてる暇はない。次の作業だ」
次にやるのは炭化百火カマドの耐熱手袋の製作。
「一点集中スキル・オン」
「鋳造作業・開始」
百火カマドの枝を炭化させるためには枝に酸素を供給しないようにする。酸素が入ると普通に燃焼して灰になる。
「連続しての鋳造作業だ。慎重にやるぞ」
ちなみにだが百火カマドの花言葉は超慎重。
ボクは炉の温度計と時計を見ながら、魔力を流し込んでゆっくりと温度を上げていく。
すると温度計と時計に輝く点が見える。
温度計は185度、時計は40分。
次は……
温度計は525度、時計は68分。
温度計は965度、時計は110分。
次は……
温度計は2000.025度、時計は207分。
1分間に5度上げるのか。っていうか温度計の少数点が細かいな。
まぁいい、超慎重に温度管理をしていくだけだ。
「よし、そろそろ温度計は2000度だ」
すると温度計と時計に輝く点が見える。
温度計は2000.026度、時計は120分36.9315秒。
「このキープ時間でちゃんとした炭化になるんだな。っていうかこの秒数でちゃんと止めれるのか」
~~~
「よし完成だ。先に生産の女神の加護が付いているアダマンタイトのナイフを作ったのは正解だったな」
「鋳造作業・終了」
「一点集中スキル・オフ」
炭化百火カマドの枝、99%の最高品質。
「第1工程終了。次の作業に取り掛かる」
「一点集中スキル・オン」
「成形加工作業・開始」
炭化した枝に魔力を流して、繊維状の糸にする。それを編み込み腕全体を覆う事ができるアームカバー付きの手袋を製作。
「成形加工作業・終了」
「一点集中スキル・オフ」
炭化百火カマドの耐熱手袋、99%の最高品質。
「よし、次は溶岩真珠の採取だ」
ウッ、ウンコが出る。
「ゲーム終了・スペードのクイーン」
一瞬の暗転。現実世界に戻ったボクはすぐさまトイレに駆け込む。
「もう朝になっていたのか。でも今は寝てる暇なんかない」
「ゲーム起動・スペードのクイーン」
一瞬の暗転。見えてきた景色はマイハウスの景色。
「よし、今度こそ溶岩真珠の採取に行くぞ」
火山の中に入り、火山最奥のマグマ貝がいる火口に到着。
辺りには人の気配はない。という事はボクがまだ1番のはず。
マグマ貝の採取は簡単。マグマの中に手を突っ込めば採取出来るのだ。大変なのはマグマの中に手を突っ込んでも大丈夫な炭化百火カマドの手袋の製作。
「一点集中スキル・オン」
「剥ぎ取り採取作業・開始」
マグマの中に沢山の輝く点。この輝く点の全てがマグマ貝。アームカバー付きの炭化百火カマドの耐熱手袋をしたボクは次々も輝く点に手を突っ込んでマグマ貝を採取。
「よし、大漁、大漁」
「剥ぎ取り採取作業・終了」
「一点集中スキル・オフ」
マグマ貝から溶岩真珠を取り出す作業はマイハウスで行う。
ピコン
スマホに通知音。マリナさんからメッセージだ。
『リュウイチとの交渉は明日の朝8時。迎えに行くので東の王国の酒場に集合』
思ったよりも早いな。もう少し遅い時間だったら良かったのに。
この集合時間だと理想としていたモノは作れない。今手持ちの素材で最高のモノを作るしかない。
ボクが作れる最高のモノはなんだ。残された時間で黒崎リュウイチさんのために作れる最高のモノ。よく考えるんだ。
~~~
トップオブトップ、ブラックドラゴンのリーダー、黒崎リュウイチさん。
近距離、強身、盾、暗黒魔法、重装のスキル構成で暗黒騎士といわれているスキル構成。
このゲームの暗黒騎士はタンクといわれるポジションをやる人。
暗黒魔法のバフ魔法は攻撃力と防御力を割合で決めるのだが、暗黒魔法のバフ魔法はマイナスにも振り分ける事が出来る。
攻撃力に200%、防御力に-100%で攻撃力2倍、防御力半減。
防御力に200%、攻撃力に-100%で防御力2倍、攻撃力半減。
攻撃力に50%、防御力に50%で共に1.25倍。
タンクをやる人はこのバフ魔法の割合を防御力200%で戦うので、普通のタンクの人の攻撃には期待していない。
だがリュウイチさんは違う。
守る時は防御力200%だけど、攻撃する時は攻撃力200%で戦うため、リュウイチさんはタンク兼アタッカーとして戦う事が出来る人。
重装スキルは魔法の詠唱に時間がかかる。集中スキルがあればそのデメリットはなくなるが普通の暗黒騎士は集中スキルを持っていない。
リスクが高すぎるため普通の人はバフ魔法をスイッチングして戦う事はしない。
リュウイチさんはスイッチングの見極めが凄いためこの戦い方が出来ているのだ。
このゲームではパーティーは4人まで組める。
タンク1人、アタッカー2人、ヒーラー1人のパーティーが定番。
リュウイチさんがいればスイッチングの戦い方が出来るため、アタッカーが1人増えた実質5人パーティーで戦っているようなもの。
こんなリュウイチさんに今ボクが出来る最高のモノ。
それは…………
磁石のダイヤモンドと言われるアダマンタイト。
ダイヤモンドの融点は3550度。
ダイヤモンドは炭素出来ているので酸素が入ると普通に燃焼して灰になる。だからアダマンタイトも酸素に触れないように魔力でコーティングしながら温度を上げる。
「一点集中スキル・オン」
「鋳造作業・開始」
ボクは炉の温度計と時計を見ながら、魔力を流し込んでゆっくりと温度を上げていく。
すると温度計と時計に輝く点が見える。
温度計は185度、時計は40分。
次は……
温度計は525度、時計は68分。
温度計は965度、時計は110分。
次は……
温度計は3000.19度、時計は203分30秒
ここまでストーリーを進めると温度も時計も段々と細かくなってくるんだ。だが問題ない。
「よし、温度も時計もバッチリ合わせる事が出来たぞ」
「鋳造作業・終了」
「一点集中スキル・オフ」
品質は……
アダマンタイトインゴット、99%の最高品質。
あとは型に流す成形作業。
「一点集中スキル・オン」
「成形作業・開始」
インゴットを溶かし、ナイフの型に流しこむ。
「成形作業・終了」
「一点集中スキル・オフ」
「品質はどうだ」
品質を見ようとした、その瞬間。眩しく光り輝く女神アテナのエフェクトが現れた。
アダマンタイトのナイフ、100%の神品質。生産の女神の加護+30。
「これで生産3種の神器の1つが完成した。残る1つはサンダーラムの革手袋」
サンダーラムの革手袋の製作の時にスペードのマークの人の協力が必要。タイミングよくマリナさんと知り合う事が出来て本当に良かった。
「ゆっくりしてる暇はない。次の作業だ」
次にやるのは炭化百火カマドの耐熱手袋の製作。
「一点集中スキル・オン」
「鋳造作業・開始」
百火カマドの枝を炭化させるためには枝に酸素を供給しないようにする。酸素が入ると普通に燃焼して灰になる。
「連続しての鋳造作業だ。慎重にやるぞ」
ちなみにだが百火カマドの花言葉は超慎重。
ボクは炉の温度計と時計を見ながら、魔力を流し込んでゆっくりと温度を上げていく。
すると温度計と時計に輝く点が見える。
温度計は185度、時計は40分。
次は……
温度計は525度、時計は68分。
温度計は965度、時計は110分。
次は……
温度計は2000.025度、時計は207分。
1分間に5度上げるのか。っていうか温度計の少数点が細かいな。
まぁいい、超慎重に温度管理をしていくだけだ。
「よし、そろそろ温度計は2000度だ」
すると温度計と時計に輝く点が見える。
温度計は2000.026度、時計は120分36.9315秒。
「このキープ時間でちゃんとした炭化になるんだな。っていうかこの秒数でちゃんと止めれるのか」
~~~
「よし完成だ。先に生産の女神の加護が付いているアダマンタイトのナイフを作ったのは正解だったな」
「鋳造作業・終了」
「一点集中スキル・オフ」
炭化百火カマドの枝、99%の最高品質。
「第1工程終了。次の作業に取り掛かる」
「一点集中スキル・オン」
「成形加工作業・開始」
炭化した枝に魔力を流して、繊維状の糸にする。それを編み込み腕全体を覆う事ができるアームカバー付きの手袋を製作。
「成形加工作業・終了」
「一点集中スキル・オフ」
炭化百火カマドの耐熱手袋、99%の最高品質。
「よし、次は溶岩真珠の採取だ」
ウッ、ウンコが出る。
「ゲーム終了・スペードのクイーン」
一瞬の暗転。現実世界に戻ったボクはすぐさまトイレに駆け込む。
「もう朝になっていたのか。でも今は寝てる暇なんかない」
「ゲーム起動・スペードのクイーン」
一瞬の暗転。見えてきた景色はマイハウスの景色。
「よし、今度こそ溶岩真珠の採取に行くぞ」
火山の中に入り、火山最奥のマグマ貝がいる火口に到着。
辺りには人の気配はない。という事はボクがまだ1番のはず。
マグマ貝の採取は簡単。マグマの中に手を突っ込めば採取出来るのだ。大変なのはマグマの中に手を突っ込んでも大丈夫な炭化百火カマドの手袋の製作。
「一点集中スキル・オン」
「剥ぎ取り採取作業・開始」
マグマの中に沢山の輝く点。この輝く点の全てがマグマ貝。アームカバー付きの炭化百火カマドの耐熱手袋をしたボクは次々も輝く点に手を突っ込んでマグマ貝を採取。
「よし、大漁、大漁」
「剥ぎ取り採取作業・終了」
「一点集中スキル・オフ」
マグマ貝から溶岩真珠を取り出す作業はマイハウスで行う。
ピコン
スマホに通知音。マリナさんからメッセージだ。
『リュウイチとの交渉は明日の朝8時。迎えに行くので東の王国の酒場に集合』
思ったよりも早いな。もう少し遅い時間だったら良かったのに。
この集合時間だと理想としていたモノは作れない。今手持ちの素材で最高のモノを作るしかない。
ボクが作れる最高のモノはなんだ。残された時間で黒崎リュウイチさんのために作れる最高のモノ。よく考えるんだ。
~~~
トップオブトップ、ブラックドラゴンのリーダー、黒崎リュウイチさん。
近距離、強身、盾、暗黒魔法、重装のスキル構成で暗黒騎士といわれているスキル構成。
このゲームの暗黒騎士はタンクといわれるポジションをやる人。
暗黒魔法のバフ魔法は攻撃力と防御力を割合で決めるのだが、暗黒魔法のバフ魔法はマイナスにも振り分ける事が出来る。
攻撃力に200%、防御力に-100%で攻撃力2倍、防御力半減。
防御力に200%、攻撃力に-100%で防御力2倍、攻撃力半減。
攻撃力に50%、防御力に50%で共に1.25倍。
タンクをやる人はこのバフ魔法の割合を防御力200%で戦うので、普通のタンクの人の攻撃には期待していない。
だがリュウイチさんは違う。
守る時は防御力200%だけど、攻撃する時は攻撃力200%で戦うため、リュウイチさんはタンク兼アタッカーとして戦う事が出来る人。
重装スキルは魔法の詠唱に時間がかかる。集中スキルがあればそのデメリットはなくなるが普通の暗黒騎士は集中スキルを持っていない。
リスクが高すぎるため普通の人はバフ魔法をスイッチングして戦う事はしない。
リュウイチさんはスイッチングの見極めが凄いためこの戦い方が出来ているのだ。
このゲームではパーティーは4人まで組める。
タンク1人、アタッカー2人、ヒーラー1人のパーティーが定番。
リュウイチさんがいればスイッチングの戦い方が出来るため、アタッカーが1人増えた実質5人パーティーで戦っているようなもの。
こんなリュウイチさんに今ボクが出来る最高のモノ。
それは…………
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連載中 全21話
2021年2月17日 23:39 更新
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