【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました

鳥山正人

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第5章 太陽と月の力

75話 太陽の塔攻略2回目

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今日は2回目の太陽の塔の攻略戦。ボクはいつも通り朝起きて、いつも通りのルーティン。

でも今日はいつもと違うところもある。クロロ豚銅から銅の弾丸を作ったら、夢幻水晶からクロロ豚銅を採取出来るようになった。しかもクロロ豚銅は1日30個採取出来る。これで弾丸を作るのにウンコに手を突っ込む必要もなくなった。

ルーティンを終わり、ボクはクランハウスに移動。

「おはようございます、ハヤトさん。みなさんお待ちです」

「おはようございます。すぐに行きます」

会議室の扉を開けると、リュウイチさんとコジロウさん、それにマリナさんとアイナさんとチヅルさんの姿。

「ハヤトくん、おはよう。ハヤトくんが今日何しようとしてるのかはみんなに話しておいた」

みんなの期待の眼差しがボクの方に振り向く。

「が、がんばります」

「ハヤトくんなら絶対大丈夫だよ。頑張ってカゲトラ達をぎゃふんと言わせるよ」

「ハヤトくん頑張ってね」

「は、はい」

なんだか緊張してきた。上手くいけばいいかなくらいにしか思っていなかったのが、失敗したらマズいような雰囲気になってきた。

「あんまりプレッシャーかけてやるなよ。俺らは先に太陽の塔に向かってるからな」

「わかりました。それではまた後で」

「おう、それじゃあな」

リュウイチさんとコジロウさんが退室。

昨日の内にボクはみんなから防具を預かっていて、ブループラチナメタルを使い防具に水耐性を付与していた。

軽鎧の場合は素材を10個使うが、耐性を変えたりしたい時は素材を入れ替えれば変更が可能。

その防具をみんなに渡し始めた。

「マリナさん、今日ボクが1人で太陽の塔を攻略出来たら、話があるんですけどいいですか?」

「…うん、いいよ」

マリナさんはちょっと戸惑いながら返事。その光景をアイナさんはじっと見ていた事にもボクは気付いていた。

「それじゃあボク達も太陽の塔に向かいましょう」

「「「「はい」」」」

太陽の塔に到着。真っ先に目についたのは元シャドータイガーの幹部の朝田ミオさんがリーダーを務める新クラン、ナイツオブラウンドのメンバー達。火野アミさん、亀梨カリナさん、葛西ケンタロウさん、葛西ホクトさん。みんなサブリーダーを務めている。

そこにカゲトラさんのクラン、シャドータイガーのメンバー達も合流している。

「おはよう、今日はよろしくな」

カゲトラさんがボクに挨拶をしてきた。近くにはカリナさんもいたが、シャドータイガーの人達とまとめるために忙しく動いていて、挨拶は出来そうもなかった。

「おはようございます。よろしくお願いします」

カゲトラさんもボクが1人で攻略するという事、太陽の塔が攻略された後にリュウイチさんとコジロウさんがソロで攻略する事など全て情報は共有されていた。

「みなさん、おはようございます。本日は朝田ミオさんがリーダーを務めるナイツオブラウンドとシャドータイガーの合同クラン。亀白ナルミさんがリーダーを務めるホワイトタートル。三上ハヤトさんがリーダーを務めるブルーオウルの3つ巴で勝負するとの事でよろしいでしょうか?」

姿を現したのはゲームマスター。

「「「はい」」」

「しかもハヤトさんは1人で攻略するとの事。非常に楽しみにしております。それではお時間となりました。よーい、スタート!!」

ゲームマスターの合図と共に一斉にみんな扉の中に入っていく。ボクも遅れないように扉の中に入る。

1層目に到着。すぐさまボクは真正面にある扉を開けて先に進む。

1層目のモンスターは超アクティブモンスターだが、ボクは襲われる事がないのでスルーして次の階層へ。

2層目、3層目と次々モンスターをスルーして10層目に到着。

「ここからはコイツの出番だな」

ボクはアイテム袋から銃を取り出した。この銃の名前はペンギヌス・アルゴー。ペンギンのモンスター、オオウミガラスを復活させる時、アルゴー船を作る時に使った竜骨を使って作った銃だからこの名前。

アルゴー船の船尾でもあるとも座。英語でウンコはプープで、この星座も英語ではプープとも呼ばれているけど、この事は一切関係ない。と、この武器の説明には書いてあるが誰がそんな事を信じるのだろうか。

ペンギヌス・アルゴーはペンギンを型取った形をしていて、黒と白に分かれた銃身がカッコいい銃で16発撃てる銃。

1発ずつ撃つ事も出来るが、16発使って撃つフルバーストも撃つ事が出来る。銃弾を使わない空気ピストルも威力がある銃。

雑魚は空気ピストルで倒し、ボスは銃弾を使って攻撃するのが1番効率的な戦い方。今回は中ボスの氷ゴリラ相手なので銃弾を込めて準備完了。

クロロ豚銅1個から銅の弾丸16発分生産出来る。今回ボクが持ち込んだ弾丸は全部で1600発。ボクの運動神経の悪さを考えると余裕がある弾数とはいえない。

でもやるしかない。覚悟を決めて真正面の扉を開けると氷ゴリラの投擲攻撃。

ズドン

氷の投擲攻撃を躱し、すぐに反撃。

バキューーーン ======D ★☆★

氷ゴリラに銅の弾丸が直撃。氷ゴリラは動きの遅いモンスターなので素早く回り込み、再び発砲。

バキューーーン ======D ★☆★

氷ゴリラに銅の弾丸が直撃。

「よし、これならいけるぞ!フルバースト!!!」

バキューーーン ======*** ★☆★

「ウホーーー!!!」

フルバーストの弾丸が氷ゴリラに直撃し、氷ゴリラの怒りモード発動。

ズドン、ズドン、ドガン

氷ゴリラの連続投擲攻撃。

「うっ、」

2つは躱したが1つ躱しきれずに当たってしまった。その隙を見過ごさない氷ゴリラ。再び連続投擲攻撃。

ズドン、ズドン、ズドン

バキューーーン ======*** ★☆★

今度は全部躱して、フルバーストで反撃。

「ウホーーー!!!」

氷ゴリラのMAX怒りモード。こうなるとこちらが優位になる。怒りの熱で氷ゴリラは徐々に体力が奪われていく。

バキューーーン ======*** ★☆★
バキューーーン ======*** ★☆★
バキューーーン ======*** ★☆★

MAX怒りモードを切らさないように連続フルバースト。

「ウ、ウ、ウホッ」

「これで終わりだーーー!!!」

バキューーーン ======*** ★☆★

バタンッ

氷ゴリラは倒れて動かなくなってしまった。

「ふーーー、結構時間がかかってしまったけど、なんとか自分1人で倒す事が出来たな」

安心してゆっくりしてる暇はない。ボクは次の階層へ向かい始めた。






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