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10話
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ボクとチヅルさんはダイヤ鉱山の入り口に着いた。
「ボクも初めて使うスキルだからちょっと待っててね」
ボクはスマホを取り出してエクスペリエンススロットの使い方を確認。
「エクスペリエンススロット発動」
ボクの目の前に新聞紙と同じくらいの大きさのスロット台が具現化された。
「これは現実世界のパチスロと同じくらいの大きさなんだな。メダルを入れるところやレバー、3つのボタンなども現実世界のパチスロと同じ感じ。で、どうやって経験値をメダルに変えるんだろ?」
エクスペリエンススロットの右側を見てみるとスマホをセット出来そうな機械がある。
自分のスマホをその部分にセットする。
するとスマホの画面には『1兆の経験値を消費してメダル1枚に変換出来ます』と出て来たので1枚を選択してオッケーボタンをタップすると、その機械からメダルが1枚スロット台の方に流れてきた。
メダルを見てみると女神アテナの顔が刻印されている。たしか古代のお金で似たような硬貨があったはずだ。
「このメダルを投入してスロットを回すんだな」
と言ってもスロットのリールはウサギの絵の図柄ばかりが並んでいる。
「エクスペリエンストランプを用意出来るまではこの感じなんだな」
ボクはメダル1枚をメダル投入口に入れてレバーを下に押し込むとスロットのリールが回り出す。
リールの回る速度は現実世界と同じ速度。きちんと目押し出来れば揃えるのは簡単そうだ。
まぁ今は全部同じ図柄だから目押しする必要もない。
3つのボタンを押すとウサギの図柄が揃ってリールは停止。
スロットのリール部分が光ると、ギルドの受付の人がバニーガールの格好をして具現化されて出て来た。
「ギルドラビットってそういう事なんだ」
具現化されたギルドの受付のレビさんが口を開く。
「これから1時間の間、状態異常が無効になります。残り時間はスマホの方から確認できます。それでは頑張ってくださいね、ファイティン」
そう言うとギルドの受付のレビさんは見えなくなってしまった。
ギルドの受付の時はわからなかったがレビさんの胸は大きく、意識しないようにしていても勝手に目がいってしまうほどの大きさ。
「レビさんのバニーガールの格好すごかったな」
そんなボクの心の声は無意識のうちに口に出てしまっていた。
「男の人はああいうのがいいんですね」
明らかに不機嫌そうになるチヅルさん。チヅルさんの胸はお世辞にも大きいとは言えないほどの大きさ。
「あ、あ、えーと、見るだけなら大きい方がいいけど、付き合うとかってなると大きさなんて関係ないよ」
「ふーん、そうですか」
ボクは一体何を言ってるだろう。そもそもボクは誰とも付き合った事はない。
「じょ、状態異常無効の効果が切れちゃうから早く行かないと」
「はい、はい、わかりました」
不機嫌な感じは収まる事なく移動開始。
だけど山登りが始まるとチヅルさんはそんな態度でいられなくなるほど、息が上がりハァハァと苦しそうになりながら登る。
「もう少しゆっくりのペースでも時間的には大丈夫だから、もう少しペースを落として行こう」
「ハァハァ、私は大丈夫です。ハヤトさんに迷惑をかけるわけにはいかないので、先に行ってくれても構いません」
ダイヤ鉱山はもう半分くらい登っていてノックバックが必要なモンスターはもう出てこない。
だけどボクはあのクランの人達とは違う。チヅルさんを置いていくような事はしない。
いくらチヅルさんが大丈夫といってもモンスターが出る場所には違いないところ。1人で登るのは不安だし大変だと思う。
「一時的にとはいえパーティーを組んでいる人を置いていくわけないじゃん。ここまで来たならゆっくり行っても大丈夫だよ」
「すみません、ありがとうございます」
その後はチヅルさんの息を整えながらゆっくりと登り始める。
「着いたー」
無事にダイヤモンドを採取出来る場所に到着。無事に到着と言ったものの、実は少し前に状態異常無効の効果は切れていた。
運良くモンスターに合わなかったから良かったものの実は危なかったのだ。
「せっかくここまで来た事だし、検証の前にダイヤモンドはきちんと採取して行こうか」
「ハァハァ、は、はい、そうですね」
「ボクの検証は急いで検証する事でもないからゆっくりといこうよ」
「ハァハァ、はい」
ボクはこれからダイヤモンドの採取を始める。
このゲームでの鉱石採取はサーチモードというモードにしないと採取が出来ないようになっている。
しかも鉱石採取はクラブのマークの人とダイヤのマークの人しか採取出来ない。
スペードのマークの人とハートのマークの人はその代わりにサーチモードで敵の弱点が見えるようになっている。
スペードやハートのマークの人が見つけた弱点はクラブやダイヤのマークの人がそこを叩いてもダメージ増加の効果は得られないようになっている。
「よし、始めるか。サーチモード発動」
サーチモードを発動すると辺りにある岩場のあちこちが光り出す。
光った部分に手を当てるとスマホからピコンという音。
スマホを確認するとダイヤモンド(小)を入手しましたの文字。
「小だとあまりお金にならないんだなぁ」
ボクは再び光り輝く部分からダイヤモンドを採取していくと、チヅルさんも元気になったようでチヅルさんも採取を始める。
「そろそろ終わりにしてダイヤモンドタートルの方に行きましょう」
1時間ほど採取して、ある程度ダイヤモンドも溜まったので、ダイヤモンドタートルのところに向かう事にした。
「ボクも初めて使うスキルだからちょっと待っててね」
ボクはスマホを取り出してエクスペリエンススロットの使い方を確認。
「エクスペリエンススロット発動」
ボクの目の前に新聞紙と同じくらいの大きさのスロット台が具現化された。
「これは現実世界のパチスロと同じくらいの大きさなんだな。メダルを入れるところやレバー、3つのボタンなども現実世界のパチスロと同じ感じ。で、どうやって経験値をメダルに変えるんだろ?」
エクスペリエンススロットの右側を見てみるとスマホをセット出来そうな機械がある。
自分のスマホをその部分にセットする。
するとスマホの画面には『1兆の経験値を消費してメダル1枚に変換出来ます』と出て来たので1枚を選択してオッケーボタンをタップすると、その機械からメダルが1枚スロット台の方に流れてきた。
メダルを見てみると女神アテナの顔が刻印されている。たしか古代のお金で似たような硬貨があったはずだ。
「このメダルを投入してスロットを回すんだな」
と言ってもスロットのリールはウサギの絵の図柄ばかりが並んでいる。
「エクスペリエンストランプを用意出来るまではこの感じなんだな」
ボクはメダル1枚をメダル投入口に入れてレバーを下に押し込むとスロットのリールが回り出す。
リールの回る速度は現実世界と同じ速度。きちんと目押し出来れば揃えるのは簡単そうだ。
まぁ今は全部同じ図柄だから目押しする必要もない。
3つのボタンを押すとウサギの図柄が揃ってリールは停止。
スロットのリール部分が光ると、ギルドの受付の人がバニーガールの格好をして具現化されて出て来た。
「ギルドラビットってそういう事なんだ」
具現化されたギルドの受付のレビさんが口を開く。
「これから1時間の間、状態異常が無効になります。残り時間はスマホの方から確認できます。それでは頑張ってくださいね、ファイティン」
そう言うとギルドの受付のレビさんは見えなくなってしまった。
ギルドの受付の時はわからなかったがレビさんの胸は大きく、意識しないようにしていても勝手に目がいってしまうほどの大きさ。
「レビさんのバニーガールの格好すごかったな」
そんなボクの心の声は無意識のうちに口に出てしまっていた。
「男の人はああいうのがいいんですね」
明らかに不機嫌そうになるチヅルさん。チヅルさんの胸はお世辞にも大きいとは言えないほどの大きさ。
「あ、あ、えーと、見るだけなら大きい方がいいけど、付き合うとかってなると大きさなんて関係ないよ」
「ふーん、そうですか」
ボクは一体何を言ってるだろう。そもそもボクは誰とも付き合った事はない。
「じょ、状態異常無効の効果が切れちゃうから早く行かないと」
「はい、はい、わかりました」
不機嫌な感じは収まる事なく移動開始。
だけど山登りが始まるとチヅルさんはそんな態度でいられなくなるほど、息が上がりハァハァと苦しそうになりながら登る。
「もう少しゆっくりのペースでも時間的には大丈夫だから、もう少しペースを落として行こう」
「ハァハァ、私は大丈夫です。ハヤトさんに迷惑をかけるわけにはいかないので、先に行ってくれても構いません」
ダイヤ鉱山はもう半分くらい登っていてノックバックが必要なモンスターはもう出てこない。
だけどボクはあのクランの人達とは違う。チヅルさんを置いていくような事はしない。
いくらチヅルさんが大丈夫といってもモンスターが出る場所には違いないところ。1人で登るのは不安だし大変だと思う。
「一時的にとはいえパーティーを組んでいる人を置いていくわけないじゃん。ここまで来たならゆっくり行っても大丈夫だよ」
「すみません、ありがとうございます」
その後はチヅルさんの息を整えながらゆっくりと登り始める。
「着いたー」
無事にダイヤモンドを採取出来る場所に到着。無事に到着と言ったものの、実は少し前に状態異常無効の効果は切れていた。
運良くモンスターに合わなかったから良かったものの実は危なかったのだ。
「せっかくここまで来た事だし、検証の前にダイヤモンドはきちんと採取して行こうか」
「ハァハァ、は、はい、そうですね」
「ボクの検証は急いで検証する事でもないからゆっくりといこうよ」
「ハァハァ、はい」
ボクはこれからダイヤモンドの採取を始める。
このゲームでの鉱石採取はサーチモードというモードにしないと採取が出来ないようになっている。
しかも鉱石採取はクラブのマークの人とダイヤのマークの人しか採取出来ない。
スペードのマークの人とハートのマークの人はその代わりにサーチモードで敵の弱点が見えるようになっている。
スペードやハートのマークの人が見つけた弱点はクラブやダイヤのマークの人がそこを叩いてもダメージ増加の効果は得られないようになっている。
「よし、始めるか。サーチモード発動」
サーチモードを発動すると辺りにある岩場のあちこちが光り出す。
光った部分に手を当てるとスマホからピコンという音。
スマホを確認するとダイヤモンド(小)を入手しましたの文字。
「小だとあまりお金にならないんだなぁ」
ボクは再び光り輝く部分からダイヤモンドを採取していくと、チヅルさんも元気になったようでチヅルさんも採取を始める。
「そろそろ終わりにしてダイヤモンドタートルの方に行きましょう」
1時間ほど採取して、ある程度ダイヤモンドも溜まったので、ダイヤモンドタートルのところに向かう事にした。
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