111 / 133
ビル火災
しおりを挟む1月19日午前7時33分に港区の89階まで建設途中の超高層ビルの56階から出火。
駆けつけた消防車は、なす術がなかった。はしご車が15階までしか届かない。
通報者の話だと爆発音を聞いたらしい。
なのでパトカーや警察関係の車両も来ている。
「野次馬達をもっと下がらせろ!」
「隊長、現場監督に連絡が取れました」
「スプリンクラーは、やはり設置してないのか・・・」
「現場監督の話だと30階までしか設置できてないと言ってます。海上保安庁が所有している救護艇に頼むのは・・・」
「やむを得ないな・・・連絡してみるか・・・」
8時40分に連絡を受けた海上保安庁は、出動を許可。
第三管区海上保安本部に連絡が来たのは、8時50分に出動命令を下した。
「急げ!東京港区へ緊急出動だ!高層ビルが燃えてるらしいぞ」
「それは大変だ」
「ナビに登録完了!いつでも飛べます」
「高度1万8000メートルで出航しろ!」
海面から浮上する救護艇ゆうつき。
9時20分には、現地に到着。
「こりゃ~ひどいな・・・」
「探索ビームでは、1階から89階まで人はいません」
「放水はじめろ!」
放水口から一気に放水がはじまる。
「ビルから落下する物は全て回収しろ」
「了解しました」
重力けん引ビームが発射されて、落ちかけの鉄筋が回収。
「それでは行ってきます」
「炎に注意して探してこい。危ないと思ったら引き返せ」
「分かってます」
コントローラを使って浮かび上がる隊員達。その数6人。
防護メットと防火服を着込んで背中には、酸素ボンベを背負っての行動。
消火された窓から、そのままビルに突入。浮いたまま移動を続ける。
モニターにもその画像が送られる。
「タキ、5メートル先で右だ」
「OK」
「爆破部品を発見したぞ!こののまま回収しても良いのか?」
「もうこのビルは崩壊するだろう。証拠の紛失は避けたい回収してくれ」
「了解」
時間がないので無造作にケースの中へ・・・
「全員退避だ!」
全員がビル外に退避した瞬間に、ビルが56階からポキリッと落下。
それを阻止したのは、重力けん引ビーム。
工事現場へゆっくりと下ろす。
見ていた群集から拍手が沸いた。
そのニュースは生配信されてトップニュースとなった。
もう東京消防庁からKAMISU社へ消防重力機の製造依頼が舞い込んだぞ。
全長:約7,500mm
全幅:約2,330mm
全高:約3,050mm
車両総重量:約13,000kg(乗員6名)
放水口は2つで、1つは通常の水を放水。
もう1つは、石油タンクなどの火災に対応するために、2,000リットルの消火剤で最大毎分1200リットルもの泡放射が可能。
3名の重力浮遊ベルトも完備。
「社長、消防重力機の値段は、小型化と量産化する事でコストダウンが出来たので原価率と利益率から考えて2億5千万円が妥当な値段だと思いますが・・・」
「田中研究員は、誰かに相談したのか・・・」
「西村専務と相談しました」
「そうか・・・国土交通省はなんて言っている・・・」
「しぶしぶですが消防重力機を承認しましたよ」
「人命救助だからな承認も早いな・・・」
「それだけではありませんよ。もっと大量に買うべきだとニュースにもなってます」
ちなみに高層ビル爆破犯の逮捕の見出しもニュースになっていた。
麻布警察署に10時に爆破予告の手紙があった事が確認。
犯人逮捕の決め手は、起爆装置の1つの指紋で起爆装置の誤動作で早く爆発が発生した事も確認された。
32歳の男は逮捕された時に「あんなに早く爆発するなんて、写真も撮れなかった」と証言。
動機ついては拒否してるもよう。
10
あなたにおすすめの小説
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
神々に見捨てられし者、自力で最強へ
九頭七尾
ファンタジー
三大貴族の一角、アルベール家の長子として生まれた少年、ライズ。だが「祝福の儀」で何の天職も授かることができなかった彼は、『神々に見捨てられた者』と蔑まれ、一族を追放されてしまう。
「天職なし。最高じゃないか」
しかし彼は逆にこの状況を喜んだ。というのも、実はこの世界は、前世で彼がやり込んでいたゲーム【グランドワールド】にそっくりだったのだ。
天職を取得せずにゲームを始める「超ハードモード」こそが最強になれる道だと知るライズは、前世の知識を活かして成り上がっていく。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
不遇な死を迎えた召喚勇者、二度目の人生では魔王退治をスルーして、元の世界で気ままに生きる
六志麻あさ
ファンタジー
異世界に召喚され、魔王を倒して世界を救った少年、夏瀬彼方(なつせ・かなた)。
強大な力を持つ彼方を恐れた異世界の人々は、彼を追い立てる。彼方は不遇のうちに数十年を過ごし、老人となって死のうとしていた。
死の直前、現れた女神によって、彼方は二度目の人生を与えられる。異世界で得たチートはそのままに、現実世界の高校生として人生をやり直す彼方。
再び魔王に襲われる異世界を見捨て、彼方は勇者としてのチート能力を存分に使い、快適な生活を始める──。
※小説家になろうからの転載です。なろう版の方が先行しています。
※HOTランキング最高4位まで上がりました。ありがとうございます!
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
男爵家の厄介者は賢者と呼ばれる
暇野無学
ファンタジー
魔法もスキルも授からなかったが、他人の魔法は俺のもの。な~んちゃって。
授けの儀で授かったのは魔法やスキルじゃなかった。神父様には読めなかったが、俺には馴染みの文字だが魔法とは違う。転移した世界は優しくない世界、殺される前に授かったものを利用して逃げ出す算段をする。魔法でないものを利用して魔法を使い熟し、やがては無敵の魔法使いになる。
Shining Rhapsody 〜神に転生した料理人〜
橘 霞月
ファンタジー
異世界へと転生した有名料理人は、この世界では最強でした。しかし自分の事を理解していない為、自重無しの生活はトラブルだらけ。しかも、いつの間にかハーレムを築いてます。平穏無事に、夢を叶える事は出来るのか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる