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第229話 取り残された者たち
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現在の統一ダニアはかつて本家と分家に分かれていた。
歴代のブリジット率いる本家は、主に公国内で定住地を持たずに移動しながら隊商などの略奪を生業とする移動民族だった。
一方、歴代のクローディアが率いる分家は王国に居住地を許され、属領として一定の自治を許されつつも王国の傀儡として存在してきた歴史がある。
先代のクローディアは前国王の妾となり、王の子であるチェルシーを産むことで王国との結び付きをより強くしてきた。
だが、ダニア本家と分家の統合によるダニアの一族の独立国家樹立を目指した当代のクローディアにより、ダニア分家は王国から離反した。
しかしその際、先代クローディアはチェルシーと共に王国に残り、また年老いていたり病気で体の弱い者たちも王国に残った。
謀反を起こした立場である分家だが、先代の国王は王国に残った分家の者たちに対しては一定の慈悲を見せ、そのまま王国内に留まる事を許したのだ。
そうした者たちの多くはこの十数年の間にすでに他界し、ほとんどが墓の下に眠っていた。
だが、今現在もわずかだが生き残っている者たちがいる。
それはかつてダニアの分家が暮らしていた集落のあった場所に今も残る修道院だ。
そこにいるのは数名の体の不自由な数名の女たちだった。
全員が赤毛の勇猛な戦士の血を引いているが、戦場に立つことは叶わなかった者たちだ。
今、その修道院を訪れているのは1人の黒髪の女だった。
「ああ。ショーナさんですか?」
そう言ってショーナを出迎えたのは、修道服をその身に纏った盲目の赤毛の女だ。
老人ばかりの中でただ1人の若い女だった。
ショーナはその女の手を取り、優しく握手を交わす。
「相変わらず勘がいいわね。ラモーナ。まるで黒髪術者みたい」
ラモーナと呼ばれたのはショーナよりわずかに若く見える赤毛の女で、年齢は24歳だった。
生まれつき目が見えないため、戦士として戦場に立つことが出来なかった彼女は、当代のクローディアが王国を出て行ってしまった後もこうしてここに残っている。
先代クローディアが存命だった頃は、先代自身がここを訪れて残っている者たちに食糧や必要物資などを分け与えていた。
先代亡き今、ここにいる者たちへの援助はチェルシーとショーナが私財で賄っている。
2人はそれぞれ将軍と黒帯隊の隊長という地位にあるため、少なくない給金を得ており、ここにいる者たちの生活を支えるくらいは問題なかった。
今日、ショーナがここを訪れたのは援助金を手渡す他に、もう一つ目的があるのだ。
「こちらへどうぞ。今、お茶を淹れますので」
「あ、私がやるわよ」
「いいえ。お気遣いなく。こちらでお待ち下さい」
そう言うとラモーナは慣れた歩調でショーナを連れて修道院の客間へと向かった。
そして台所で湯を沸かすと紅茶を淹れる。
ずっとここで暮らしているため、目が見えなくとも彼女の動きは一切の澱みは無く自由に建物内を行き来していた。
毎度のことながらその様子に感心しつつ、ショーナはラモーナが淹れてくれた紅茶を味わう。
そして持ってきた果物の籠と今月分の援助金、それから一通の手紙をラモーナに手渡した。
ラモーナはいつものようにショーナへ謝礼を述べつつ、手渡された一枚の紙の手触りに首を傾げる。
「……こちらは?」
「手紙よ。それをあなたの伯母様に送ってくれる?」
「伯母にですね。かしこまりました」
ラモーナは聡い女だ。
いつもと違う用件を言いつけられてもそれが何かを問うことはしない。
問われたらショーナは説明をしなければならないし、そうなればこれからショーナがやろうとしていることの責任がラモーナにもかかってしまう。
それはショーナがもっとも嫌がることだと知っているから、ラモーナは何も聞かずに言われた通りにするのだ。
そしてショーナはそんな彼女の配慮に感謝しつつ告げた。
「伯母様はもう戦士としてはご引退されているお年でしょう? 今はこういう状況だから戦に加わらずにご余生をお過ごしになって、と……そういう手紙よ」
ショーナの説明にラモーナは静かに頷く。
ラモーナの伯母はかつて当代のクローディアに付いて行き、今は統一ダニアの都に暮らしている。
ショーナも自身が幼い頃から面識はあった。
「お気遣いありがとうございます。ショーナ様。伯母もショーナ様のお心遣いに喜ぶことと思います」
それだけ言うとラモーナは手紙を懐に入れた。
彼女は目が見えないため手紙の中身を読むことは出来ないが、仮に彼女がこれを王国政府に密告したらショーナは厳しい罰を受けることとなるだろう。
それでもショーナはラモーナを信じてこの道を選んだ。
すべては……チェルシーのためだ。
「チェルシー様は最近ご様子いかがですか?」
そう尋ねるラモーナにショーナはわずかに表情を曇らせた。
「お忙しくしているわ。戦時だものね。今は公国で軍事作戦中よ」
「そうですか。チェルシー様の御心が真に安らかになる日が来るのをお祈りします」
生まれつきの盲目であるラモーナは戦士としての訓練を受けたことがなく、ダニアの女とは思えぬほど体も細い。
そしてその物腰も柔らかく、修道服に身を包んでいると生粋の修道女に見えた。
そんな彼女を見ているとショーナはつい色々と悩みを話してしまいたくなるのだ。
(チェルシー様のこと……話してしまいたい。ラモーナはきっと快く聞いてくれる)
だが、それをショーナは思い留まった。
余計な話をしてラモーナを不利な立場に追い込んでしまうわけにはいかない。
彼女はまだ若く、この先の人生は長い。
そして盲目ゆえに今後も不自由な暮らしを強いられるだろう。
余計な負担はかけたくなかった。
「そういえばショーナ様。ワタシ最近、懐かしい夢を見ました」
「夢? どんな?」
「ジュードの夢です」
そう言うラモーナに思わずショーナは言葉に詰まる。
ジュードとは先日、思わぬ再会を果たした。
その後、彼が今どこで何をしているのかは分かっていない。
「そう……懐かしいわね」
「彼のことだから今もどこかで元気にしているような気がします」
「そうね。彼はうまく立ち回っているでしょうね」
ジュードのことを思い浮かべた時、ショーナはふいに予感を覚えた。
近いうちに再び彼が自分の前に現れるのではないかという予感を。
ショーナは小さく息をつき、そんな自分の予感を内心で否定する。
(……そんなことはないほうがいい。彼が現れるなんてことは)
ショーナは二度目の溜息を飲み込むように紅茶を飲み干した。
そしてラモーナに目を向ける。
「ごちそうさま。ラモーナ。面倒をかけるけれど手紙の件、よろしくね」
「ええ。ちょうど今夜、モグラが来るので託しておきます。おそらく数日で伯母の手に渡るでしょう」
それからショーナはしばらくラモーナと談笑し、修道院を後にするのだった。
☆☆☆☆☆☆
「さてさて。そろそろ地上に出るかな」
土で汚れた外套を羽織るその男は、地上に出る前に黒いガラスの眼鏡をかける。
ずっと地下道を通り続けて来て、地上に出るのは丸一日ぶりだ。
外の明かりに目を傷めないための工夫だった。
モグラと呼ばれるその男は、大地の下に秘密裏に掘った狭い地下通路を移動し、国境間を自由に行き来している。
物資の密輸が彼の主な仕事だった。
今、モグラは王国の中で打ち捨てられた廃墟のような街に向かっている。
顧客である取り残された赤毛の女たちとの取引のために。
歴代のブリジット率いる本家は、主に公国内で定住地を持たずに移動しながら隊商などの略奪を生業とする移動民族だった。
一方、歴代のクローディアが率いる分家は王国に居住地を許され、属領として一定の自治を許されつつも王国の傀儡として存在してきた歴史がある。
先代のクローディアは前国王の妾となり、王の子であるチェルシーを産むことで王国との結び付きをより強くしてきた。
だが、ダニア本家と分家の統合によるダニアの一族の独立国家樹立を目指した当代のクローディアにより、ダニア分家は王国から離反した。
しかしその際、先代クローディアはチェルシーと共に王国に残り、また年老いていたり病気で体の弱い者たちも王国に残った。
謀反を起こした立場である分家だが、先代の国王は王国に残った分家の者たちに対しては一定の慈悲を見せ、そのまま王国内に留まる事を許したのだ。
そうした者たちの多くはこの十数年の間にすでに他界し、ほとんどが墓の下に眠っていた。
だが、今現在もわずかだが生き残っている者たちがいる。
それはかつてダニアの分家が暮らしていた集落のあった場所に今も残る修道院だ。
そこにいるのは数名の体の不自由な数名の女たちだった。
全員が赤毛の勇猛な戦士の血を引いているが、戦場に立つことは叶わなかった者たちだ。
今、その修道院を訪れているのは1人の黒髪の女だった。
「ああ。ショーナさんですか?」
そう言ってショーナを出迎えたのは、修道服をその身に纏った盲目の赤毛の女だ。
老人ばかりの中でただ1人の若い女だった。
ショーナはその女の手を取り、優しく握手を交わす。
「相変わらず勘がいいわね。ラモーナ。まるで黒髪術者みたい」
ラモーナと呼ばれたのはショーナよりわずかに若く見える赤毛の女で、年齢は24歳だった。
生まれつき目が見えないため、戦士として戦場に立つことが出来なかった彼女は、当代のクローディアが王国を出て行ってしまった後もこうしてここに残っている。
先代クローディアが存命だった頃は、先代自身がここを訪れて残っている者たちに食糧や必要物資などを分け与えていた。
先代亡き今、ここにいる者たちへの援助はチェルシーとショーナが私財で賄っている。
2人はそれぞれ将軍と黒帯隊の隊長という地位にあるため、少なくない給金を得ており、ここにいる者たちの生活を支えるくらいは問題なかった。
今日、ショーナがここを訪れたのは援助金を手渡す他に、もう一つ目的があるのだ。
「こちらへどうぞ。今、お茶を淹れますので」
「あ、私がやるわよ」
「いいえ。お気遣いなく。こちらでお待ち下さい」
そう言うとラモーナは慣れた歩調でショーナを連れて修道院の客間へと向かった。
そして台所で湯を沸かすと紅茶を淹れる。
ずっとここで暮らしているため、目が見えなくとも彼女の動きは一切の澱みは無く自由に建物内を行き来していた。
毎度のことながらその様子に感心しつつ、ショーナはラモーナが淹れてくれた紅茶を味わう。
そして持ってきた果物の籠と今月分の援助金、それから一通の手紙をラモーナに手渡した。
ラモーナはいつものようにショーナへ謝礼を述べつつ、手渡された一枚の紙の手触りに首を傾げる。
「……こちらは?」
「手紙よ。それをあなたの伯母様に送ってくれる?」
「伯母にですね。かしこまりました」
ラモーナは聡い女だ。
いつもと違う用件を言いつけられてもそれが何かを問うことはしない。
問われたらショーナは説明をしなければならないし、そうなればこれからショーナがやろうとしていることの責任がラモーナにもかかってしまう。
それはショーナがもっとも嫌がることだと知っているから、ラモーナは何も聞かずに言われた通りにするのだ。
そしてショーナはそんな彼女の配慮に感謝しつつ告げた。
「伯母様はもう戦士としてはご引退されているお年でしょう? 今はこういう状況だから戦に加わらずにご余生をお過ごしになって、と……そういう手紙よ」
ショーナの説明にラモーナは静かに頷く。
ラモーナの伯母はかつて当代のクローディアに付いて行き、今は統一ダニアの都に暮らしている。
ショーナも自身が幼い頃から面識はあった。
「お気遣いありがとうございます。ショーナ様。伯母もショーナ様のお心遣いに喜ぶことと思います」
それだけ言うとラモーナは手紙を懐に入れた。
彼女は目が見えないため手紙の中身を読むことは出来ないが、仮に彼女がこれを王国政府に密告したらショーナは厳しい罰を受けることとなるだろう。
それでもショーナはラモーナを信じてこの道を選んだ。
すべては……チェルシーのためだ。
「チェルシー様は最近ご様子いかがですか?」
そう尋ねるラモーナにショーナはわずかに表情を曇らせた。
「お忙しくしているわ。戦時だものね。今は公国で軍事作戦中よ」
「そうですか。チェルシー様の御心が真に安らかになる日が来るのをお祈りします」
生まれつきの盲目であるラモーナは戦士としての訓練を受けたことがなく、ダニアの女とは思えぬほど体も細い。
そしてその物腰も柔らかく、修道服に身を包んでいると生粋の修道女に見えた。
そんな彼女を見ているとショーナはつい色々と悩みを話してしまいたくなるのだ。
(チェルシー様のこと……話してしまいたい。ラモーナはきっと快く聞いてくれる)
だが、それをショーナは思い留まった。
余計な話をしてラモーナを不利な立場に追い込んでしまうわけにはいかない。
彼女はまだ若く、この先の人生は長い。
そして盲目ゆえに今後も不自由な暮らしを強いられるだろう。
余計な負担はかけたくなかった。
「そういえばショーナ様。ワタシ最近、懐かしい夢を見ました」
「夢? どんな?」
「ジュードの夢です」
そう言うラモーナに思わずショーナは言葉に詰まる。
ジュードとは先日、思わぬ再会を果たした。
その後、彼が今どこで何をしているのかは分かっていない。
「そう……懐かしいわね」
「彼のことだから今もどこかで元気にしているような気がします」
「そうね。彼はうまく立ち回っているでしょうね」
ジュードのことを思い浮かべた時、ショーナはふいに予感を覚えた。
近いうちに再び彼が自分の前に現れるのではないかという予感を。
ショーナは小さく息をつき、そんな自分の予感を内心で否定する。
(……そんなことはないほうがいい。彼が現れるなんてことは)
ショーナは二度目の溜息を飲み込むように紅茶を飲み干した。
そしてラモーナに目を向ける。
「ごちそうさま。ラモーナ。面倒をかけるけれど手紙の件、よろしくね」
「ええ。ちょうど今夜、モグラが来るので託しておきます。おそらく数日で伯母の手に渡るでしょう」
それからショーナはしばらくラモーナと談笑し、修道院を後にするのだった。
☆☆☆☆☆☆
「さてさて。そろそろ地上に出るかな」
土で汚れた外套を羽織るその男は、地上に出る前に黒いガラスの眼鏡をかける。
ずっと地下道を通り続けて来て、地上に出るのは丸一日ぶりだ。
外の明かりに目を傷めないための工夫だった。
モグラと呼ばれるその男は、大地の下に秘密裏に掘った狭い地下通路を移動し、国境間を自由に行き来している。
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