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第272話 王国内の混乱
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「裏切者。見~つけた」
オニユリは嬉々とした表情で銃口を標的に向け、引き金を引いた。
銃弾を眉間に浴びて倒れたのは、絹織物の商売を手がける中年の商人だ。
彼が内通者として共和国に協力しているという密告が入り、腹違いの姉であるシャクナゲの命令を受けたオニユリが始末に向かったのだ。
ここのところオニユリはこうした暗殺の任務に従事していた。
王国軍はこれまでこうした内通者らを捕らえて取り調べを行ってきたが、共和国との交戦状態となり人手が足りなくなってきたため、情報を得るよりも脅威を排除することを優先することにしたのだ。
今、王国内では国民が謎の失踪を遂げる事件が多発していた。
それらは全てオニユリのような立場の人間が行ったことだ。
暗殺した後、痕跡を残さずに遺体を運び去り秘密裏に処理しているのだ。
今もオニユリが射殺した相手の遺体を、彼女の部下たちが麻袋に入れて隠している。
床の血痕も即座に洗浄剤で消し去る徹底ぶりだ。
周囲から見れば完全なる失踪であり、決して見つかることはない。
こうしたことが多発しているため、王国内では国民の不安が高まっていた。
だがオニユリにはそんなことは関係ない。
シャクナゲはオニユリが任務を果たす度に彼女に褒美をくれた。
オニユリの館には夜な夜な新たな少年が生贄のように差し出されるのだ。
「最近、お仕事が楽しくて仕方がないわ」
そう言うオニユリは商人を撃ち殺した館の部屋でふいに物音を聞いた。
奥からガタッという音が確かに聞こえてきたのだ。
オニユリは銃を構えたまま慎重にそちらに近付く。
そして隣の部屋の洋服棚に目を付けた。
オニユリは銃口を向けたままその洋服棚の扉を開く。
するとその中では30代くらいの女と、その息子と思しき幼い男児が抱き合いながら震えていた。
オニユリはニヤリと笑う。
「あの男の妻と息子ね。彼が裏で何をしていたか知らないとは言わせないわよ」
女は息子を抱きしめ、ガタガタ震えながら命乞いをする。
「ど、どうか……どうか助けて下さい。お金ならすべて差し上げますので」
「お金? お金なんていらないわよ。私が欲しいのは……その坊や」
そう言うとオニユリは拳銃の引き金を引き、母親を容赦なく撃ち殺した。
途端に幼い息子が悲鳴を上げる。
「う……うわああああ! お母さん! お母さん!」
すでに母親は頭部に銃弾を受けて動かなくなっており、息子がいくら呼びかけても応じることはなかった。
母親の流した血を浴びて泣き叫ぶ幼い男児の手をオニユリは握り、彼を母の元から強引に引き離す。
「あらあら坊や。お母さんが死んじゃってかわいそうね。慰めてあげようかしら。その前に体が血で汚れちゃったから、お風呂で綺麗にしないとね」
「うわああああ! 嫌だぁぁぁぁぁぁ!」
泣き叫んで抵抗する男児だが、オニユリの力の前には成す術なく引きずられていく。
その様子を見てもオニユリの部下たちは顔色ひとつ変えなかった。
彼らにとってはもう見慣れたものなのだ。
オニユリはそんな彼らに声をかける。
「仕事を増やして悪いけれど、もう一つ死体が増えたから片付けておいてね」
そう言うとオニユリは男児の体を洗うべく、主のいなくなったこの家の浴室に向かおうとした。
その時、新たに駆け込んで来た白髪の部下がオニユリを呼び止める。
「オニユリ様。シャクナゲ様がお呼びです。至急王城へお越し下さい」
思わずオニユリは不機嫌そうに舌打ちをした。
「すぐに行かないとダメかしら?」
「ハッ。シャクナゲ様はこの後、晩餐会があるそうで、お時間が取れないらしく……」
オニユリは嘆息した。
シャクナゲは今や王城内で絶大な権力を誇っている。
腹違いの妹であるオニユリとて、その言葉に従わないわけにはいかない。
「分かったわ。この坊やを私の館に連れて行ってちょうだい。目立たないように工夫してね」
そう言うとオニユリは床の上に倒れ込んで泣き伏している男児の背中を優しく撫でた。
「ごめんなさいね。坊や。夜にはお迎えに行くから、それまでいい子で待っていて」
そう言うとオニユリは立ち上がり、急いでその場を後にするのだった。
☆☆☆☆☆☆
「シャクナゲ姉様。オニユリです」
「入ってちょうだい」
姉であるシャクナゲの声を聞き、オニユリは姉の執務室に入った。
そこは元々、先代クローディアの私室だった場所だ。
先代が亡くなってからはしばらくの間、故人の私物置き場となっており黒帯隊の隊長ショーナが管理していた。
今はその部屋をシャクナゲが使っている。
「オニユリ。忙しいところ悪いわね」
シャクナゲはそう言うと笑顔で妹と抱擁を交わし、椅子を勧めた。
たっぷりと羽毛の詰まった柔らかな椅子に腰を沈めるとオニユリは、シャクナゲが手ずから淹れてくれた紅茶を飲む。
「姉様。今日も裏切者を1人始末しましてよ」
「まあ。すごいわオニユリ。あなたの働きぶりには感謝しているの」
「ですが姉様。これほど裏切者が多いなんて……この国は大丈夫ですの?」
言葉とは裏腹にその深刻そうな顔すら芝居ががって見えるオニユリに、シャクナゲはその顔に憂いの色を滲ませるが、やはりその表情もどこか芝居がかっていた。
「ええ。心配よね。軍の中にも内通者が出ているという情報もあるの。そのことで今日はあなたに来てもらったのよ。オニユリ」
そう言うとシャクナゲは座っているオニユリの側にしゃがみ込んでその手を握る。
「この王都周辺を警備している兵の中に裏切者がいて、彼らが内通者を王都内へ招き入れているという話もあるの」
それを聞いたオニユリは思わず不満げな表情を見せた。
「王都の外まで出るのは嫌ですわ。面倒だし、埃っぽくて汚れるし」
そう言うオニユリにシャクナゲは柔和な笑みを浮かべたまま言う。
「そう言わずにお願いよ。あなたの腕を見込んで言ってるの。もちろんまたご褒美は弾むから」
そう言うシャクナゲだが、オニユリはわざとらしくため息をついて見せた。
「いつもご褒美をいただいているのはありがたいのですけれど、そろそろ館も坊やたちでいっぱいになってきてしまって……今回は別のご褒美をいただきたいですわ」
「別の? 何でも言ってみて。かわいい妹の頼みですもの。出来る限り叶えてあげたいわ」
そう言うシャクナゲにオニユリは恥ずかしそうに耳打ちする。
それを聞いたシャクナゲは一瞬驚いたが、わずかに考え込み、それから頷いた。
「いいわよ。今夜、30分だけなら衛兵を人払いさせて、あの子も眠らせ、牢の鍵も開けておいてあげる。でも……本当に30分だけよ? それから絶対にあの子の体に傷をつけないこと。あなた、興奮してやり過ぎるから。その約束を守れるなら私の権限で何とかしてあげるわ」
そう言うシャクナゲにオニユリはヒシと抱きついた。
「持つべきものは素敵な姉ですわ。お約束は必ず守ります。ありがとう。大好きよ。シャクナゲ姉様」
そう言うとオニユリは上機嫌で内通者の情報についてのシャクナゲの説明を聞くのだった。
☆☆☆☆☆☆
日が西へと沈んでいき、空が夕闇に包まれ始めていた。
プリシラは緊張の面持ちで馬車に揺られ続けている。
もうすでに数時間は馬車で走り続けてきた。
途中で幾度か馬を休憩させたが、おそらくは王都のすぐ近くまで迫っているはずだ。
ここまで検問などを受けずに済んでいるのは、検問役の王国兵にも内通者がいるからだとガイから説明を受けていた。
「このまま城門へ?」
隣に座るガイにプリシラがそう尋ねると、ガイの代わりに案内役の王国兵が首を横に振った。
「さすがに城門の検問は突破できん。最近、内通者狩りが激化していて、先日も城門を通ろうとした内通者の偽装がバレてその場で銃殺された」
その話にプリシラは息を飲む。
捕らえずにいきなり銃殺ということは、おそらくそれだけ内通者の数が多く、牢獄はすでにそうした逮捕者たちでいっぱいなのだろう。
王国側も相当に神経質になっていることが窺える。
「内通者には共和国の手の者の他に、公国の復権を狙う者もいる。東側諸国からも人が派遣されているはずだ」
ガイの言葉に、戦時の都というものはこれほどまでに混沌とした状況に陥るのだとプリシラは痛感した。
そんな彼女に案内役の王国兵が言う。
「あんたたちを城壁のすぐ外にある警備兵の詰め所へ案内する。そこから夜の闇に紛れて城壁を乗り越えて内部に侵入するんだ。だが俺たちが手助けしてやれるのはそこまでだ」
「大丈夫。中にさえ入れれば後はガイが情報を知っているから」
プリシラの言葉にガイは頷いた。
彼の頭の中には事前情報で得たエミルのいる天空牢までの道のりが記憶されている。
「城壁を乗り越えるのに最適な場所を教えてくれ。衛兵の少ない場所や時間帯などを」
それからガイはとプリシラは案内役の男らと短い打ち合わせをして、それが終わる頃に馬車は城壁近くの警備兵の詰め所へと到着したのだった。
オニユリは嬉々とした表情で銃口を標的に向け、引き金を引いた。
銃弾を眉間に浴びて倒れたのは、絹織物の商売を手がける中年の商人だ。
彼が内通者として共和国に協力しているという密告が入り、腹違いの姉であるシャクナゲの命令を受けたオニユリが始末に向かったのだ。
ここのところオニユリはこうした暗殺の任務に従事していた。
王国軍はこれまでこうした内通者らを捕らえて取り調べを行ってきたが、共和国との交戦状態となり人手が足りなくなってきたため、情報を得るよりも脅威を排除することを優先することにしたのだ。
今、王国内では国民が謎の失踪を遂げる事件が多発していた。
それらは全てオニユリのような立場の人間が行ったことだ。
暗殺した後、痕跡を残さずに遺体を運び去り秘密裏に処理しているのだ。
今もオニユリが射殺した相手の遺体を、彼女の部下たちが麻袋に入れて隠している。
床の血痕も即座に洗浄剤で消し去る徹底ぶりだ。
周囲から見れば完全なる失踪であり、決して見つかることはない。
こうしたことが多発しているため、王国内では国民の不安が高まっていた。
だがオニユリにはそんなことは関係ない。
シャクナゲはオニユリが任務を果たす度に彼女に褒美をくれた。
オニユリの館には夜な夜な新たな少年が生贄のように差し出されるのだ。
「最近、お仕事が楽しくて仕方がないわ」
そう言うオニユリは商人を撃ち殺した館の部屋でふいに物音を聞いた。
奥からガタッという音が確かに聞こえてきたのだ。
オニユリは銃を構えたまま慎重にそちらに近付く。
そして隣の部屋の洋服棚に目を付けた。
オニユリは銃口を向けたままその洋服棚の扉を開く。
するとその中では30代くらいの女と、その息子と思しき幼い男児が抱き合いながら震えていた。
オニユリはニヤリと笑う。
「あの男の妻と息子ね。彼が裏で何をしていたか知らないとは言わせないわよ」
女は息子を抱きしめ、ガタガタ震えながら命乞いをする。
「ど、どうか……どうか助けて下さい。お金ならすべて差し上げますので」
「お金? お金なんていらないわよ。私が欲しいのは……その坊や」
そう言うとオニユリは拳銃の引き金を引き、母親を容赦なく撃ち殺した。
途端に幼い息子が悲鳴を上げる。
「う……うわああああ! お母さん! お母さん!」
すでに母親は頭部に銃弾を受けて動かなくなっており、息子がいくら呼びかけても応じることはなかった。
母親の流した血を浴びて泣き叫ぶ幼い男児の手をオニユリは握り、彼を母の元から強引に引き離す。
「あらあら坊や。お母さんが死んじゃってかわいそうね。慰めてあげようかしら。その前に体が血で汚れちゃったから、お風呂で綺麗にしないとね」
「うわああああ! 嫌だぁぁぁぁぁぁ!」
泣き叫んで抵抗する男児だが、オニユリの力の前には成す術なく引きずられていく。
その様子を見てもオニユリの部下たちは顔色ひとつ変えなかった。
彼らにとってはもう見慣れたものなのだ。
オニユリはそんな彼らに声をかける。
「仕事を増やして悪いけれど、もう一つ死体が増えたから片付けておいてね」
そう言うとオニユリは男児の体を洗うべく、主のいなくなったこの家の浴室に向かおうとした。
その時、新たに駆け込んで来た白髪の部下がオニユリを呼び止める。
「オニユリ様。シャクナゲ様がお呼びです。至急王城へお越し下さい」
思わずオニユリは不機嫌そうに舌打ちをした。
「すぐに行かないとダメかしら?」
「ハッ。シャクナゲ様はこの後、晩餐会があるそうで、お時間が取れないらしく……」
オニユリは嘆息した。
シャクナゲは今や王城内で絶大な権力を誇っている。
腹違いの妹であるオニユリとて、その言葉に従わないわけにはいかない。
「分かったわ。この坊やを私の館に連れて行ってちょうだい。目立たないように工夫してね」
そう言うとオニユリは床の上に倒れ込んで泣き伏している男児の背中を優しく撫でた。
「ごめんなさいね。坊や。夜にはお迎えに行くから、それまでいい子で待っていて」
そう言うとオニユリは立ち上がり、急いでその場を後にするのだった。
☆☆☆☆☆☆
「シャクナゲ姉様。オニユリです」
「入ってちょうだい」
姉であるシャクナゲの声を聞き、オニユリは姉の執務室に入った。
そこは元々、先代クローディアの私室だった場所だ。
先代が亡くなってからはしばらくの間、故人の私物置き場となっており黒帯隊の隊長ショーナが管理していた。
今はその部屋をシャクナゲが使っている。
「オニユリ。忙しいところ悪いわね」
シャクナゲはそう言うと笑顔で妹と抱擁を交わし、椅子を勧めた。
たっぷりと羽毛の詰まった柔らかな椅子に腰を沈めるとオニユリは、シャクナゲが手ずから淹れてくれた紅茶を飲む。
「姉様。今日も裏切者を1人始末しましてよ」
「まあ。すごいわオニユリ。あなたの働きぶりには感謝しているの」
「ですが姉様。これほど裏切者が多いなんて……この国は大丈夫ですの?」
言葉とは裏腹にその深刻そうな顔すら芝居ががって見えるオニユリに、シャクナゲはその顔に憂いの色を滲ませるが、やはりその表情もどこか芝居がかっていた。
「ええ。心配よね。軍の中にも内通者が出ているという情報もあるの。そのことで今日はあなたに来てもらったのよ。オニユリ」
そう言うとシャクナゲは座っているオニユリの側にしゃがみ込んでその手を握る。
「この王都周辺を警備している兵の中に裏切者がいて、彼らが内通者を王都内へ招き入れているという話もあるの」
それを聞いたオニユリは思わず不満げな表情を見せた。
「王都の外まで出るのは嫌ですわ。面倒だし、埃っぽくて汚れるし」
そう言うオニユリにシャクナゲは柔和な笑みを浮かべたまま言う。
「そう言わずにお願いよ。あなたの腕を見込んで言ってるの。もちろんまたご褒美は弾むから」
そう言うシャクナゲだが、オニユリはわざとらしくため息をついて見せた。
「いつもご褒美をいただいているのはありがたいのですけれど、そろそろ館も坊やたちでいっぱいになってきてしまって……今回は別のご褒美をいただきたいですわ」
「別の? 何でも言ってみて。かわいい妹の頼みですもの。出来る限り叶えてあげたいわ」
そう言うシャクナゲにオニユリは恥ずかしそうに耳打ちする。
それを聞いたシャクナゲは一瞬驚いたが、わずかに考え込み、それから頷いた。
「いいわよ。今夜、30分だけなら衛兵を人払いさせて、あの子も眠らせ、牢の鍵も開けておいてあげる。でも……本当に30分だけよ? それから絶対にあの子の体に傷をつけないこと。あなた、興奮してやり過ぎるから。その約束を守れるなら私の権限で何とかしてあげるわ」
そう言うシャクナゲにオニユリはヒシと抱きついた。
「持つべきものは素敵な姉ですわ。お約束は必ず守ります。ありがとう。大好きよ。シャクナゲ姉様」
そう言うとオニユリは上機嫌で内通者の情報についてのシャクナゲの説明を聞くのだった。
☆☆☆☆☆☆
日が西へと沈んでいき、空が夕闇に包まれ始めていた。
プリシラは緊張の面持ちで馬車に揺られ続けている。
もうすでに数時間は馬車で走り続けてきた。
途中で幾度か馬を休憩させたが、おそらくは王都のすぐ近くまで迫っているはずだ。
ここまで検問などを受けずに済んでいるのは、検問役の王国兵にも内通者がいるからだとガイから説明を受けていた。
「このまま城門へ?」
隣に座るガイにプリシラがそう尋ねると、ガイの代わりに案内役の王国兵が首を横に振った。
「さすがに城門の検問は突破できん。最近、内通者狩りが激化していて、先日も城門を通ろうとした内通者の偽装がバレてその場で銃殺された」
その話にプリシラは息を飲む。
捕らえずにいきなり銃殺ということは、おそらくそれだけ内通者の数が多く、牢獄はすでにそうした逮捕者たちでいっぱいなのだろう。
王国側も相当に神経質になっていることが窺える。
「内通者には共和国の手の者の他に、公国の復権を狙う者もいる。東側諸国からも人が派遣されているはずだ」
ガイの言葉に、戦時の都というものはこれほどまでに混沌とした状況に陥るのだとプリシラは痛感した。
そんな彼女に案内役の王国兵が言う。
「あんたたちを城壁のすぐ外にある警備兵の詰め所へ案内する。そこから夜の闇に紛れて城壁を乗り越えて内部に侵入するんだ。だが俺たちが手助けしてやれるのはそこまでだ」
「大丈夫。中にさえ入れれば後はガイが情報を知っているから」
プリシラの言葉にガイは頷いた。
彼の頭の中には事前情報で得たエミルのいる天空牢までの道のりが記憶されている。
「城壁を乗り越えるのに最適な場所を教えてくれ。衛兵の少ない場所や時間帯などを」
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