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「フィリーネ。先日、ビアンカ・アイメルト子爵令嬢と出かけたと聞いたが?」
「はい、ビアンカ様のお誘いで観劇にと。今話題の『銀姫の微笑み』という劇でしたが、大変面白いものでしたわ。よろしければ、今度アルベルト様もご一緒に行きませんか?」
「どうせ色恋がメインのストーリーだろう?子供騙しだ。遠慮しておくよ。正直に言って、君にもそんな低俗な物を目に入れて欲しくないな」
皆様、ごきげんよう。
私はノルデン子爵家で侍女をしております、イルゼと申します。
目の前で悲しげに眼を伏せておられる麗しいご令嬢が私の仕える主、フィリーネ・ノルデン子爵令嬢。
そして偉そうにふんぞり返っているクソ野郎……失礼、頭の沸いた毛虫、じゃなくて殿方がお嬢様の婚約者、アルベルト・グラーツ伯爵令息でございます。
今日は婚約者同士の交流を目的としたお茶会です。
先ほどからフィリーネお嬢様は懸命に場を盛り上げようとなさっているのに、アルベルト様はばっさりと切り捨てるばかりで全く会話が繋がりません。交流する気あるんでしょうか、この男は。
「それにその髪飾り。色が派手すぎるな」
「はい……」
その髪飾りは、婚約者に会うからとお嬢様がわざわざ新調なさった物ですが?
そのいじらしいお心遣いも分からぬ愚物めが。お前の髪を失くしてやろうか。
などど私が心の中で罵倒の限りを尽くしていることも知らず、クソ男はふうと溜め息をついて立ち上がりました。
「俺は帰らせてもらうよ。今は新しい論文を書いている途中なんだ。これ以上、時間を無駄にしたくない。次に君と会うときは、もう少し有意義な時間を過ごさせてくれ」
「あ、お見送りを」
「不要だ」
不機嫌な顔で去っていくアルベルト様を見送りながら、私は後ろ手で中指を立てつつそっと呟きました。
悪魔のもとへお逝きあそばせ。
◇ ◇ ◇
私がフィリーネお嬢様に初めてお会いしたのは、お嬢様が8歳の時でございました。
私の実家は男爵家ではあるものの領地の無い、所謂名ばかり貴族です。家計はいつも火の車。弟妹の学費を捻出すべく、私は父の伝手でノルデン子爵家へ仕えることになりました。
「貴方が新しい侍女さん?わたしはフィリーネ。貴方、とっても優秀な人と伺ってるわ。これからよろしくね」
侍女見習いとしてご挨拶した私は、その天使のように輝く笑顔に心の臓を打ち抜かれました。
くりくりの瞳、輝く銀の髪。頑張って淑女らしいしゃべり方をなさっていますが、幼い容姿とのギャップがまた愛らしくて。
その後ほどなく、私はお嬢様の専属侍女になりました。
フィリーネ様が貴族学院に入学するまで、ほぼ一日中一緒にいたといっても過言ではございません。
いえ、もちろんお休みは頂けましたよ。ノルデン子爵家は使用人を休み無しで働かせるような、ブラックな職場ではありませんので。
当初は慣れぬ仕事に戸惑う事もありましたが、ちっとも辛くありませんでした。旦那様も奥様もお優しい方ですし、何よりお嬢様が可愛過ぎるのですもの!
年相応に我儘を仰ることもありましたが、それすら微笑ましく感じられたものです。お嬢様の元気なお姿を眺めているだけで心身が回復するよう……ポーション要らずですわ。
そこへ暗雲が立ち始めたのは……貴族学院へ通い始めたお嬢様の前にあの男、アルベルト様が現れてからでした。
「フィリーネ!君はフィリーネだよね?」
「あの、申し訳ございません。私、貴方様をご存じあげませんが……」
「俺だ、アルベルトだ。幼い頃、一緒に遊んだだろう?」
「えっ、アルベルト様なのですか!?」
「そうだよ。ああ、懐かしい。まさかこんなところで会えるなんて」
上級生との合同講習で突然話しかけてきた男子生徒。それが二歳年上のアルベルト・グラーツ伯爵令息でした。
お嬢様が幼い頃、ノルデン子爵一家は避暑の為、とある観光地を訪れたそうです。取引先の一つであるグラーツ伯爵一家も滞在されていたため、旦那様はご挨拶へと伺いました。そこでフィリーネ様は伯爵家の次男、アルベルト様とお会いになったのです。他に年の近い子供がいなかったせいかアルベルト様とフィリーネ様はすぐに仲良くなり、ひと夏を共にお過ごしになりました。
「どうして湖の色は朝と夕方で違うのかしら」
「光の加減によってそう見えるだけだよ。近くで見れば同じ色だ」
「綺麗!これは何というお花かしら」
「アケサだね。葉は煎じて薬草に使うこともあるんだ」
「すごい!アルベルト様はいろんな事を知ってるのですね!」
本好きのアルベルト様は子供にしては博識だったらしく、次々と知識を披露する彼にフィリーネ様はすっかり夢中になりました。夏が終わってからは会うこともなくなりましたが、フィリーネ様は彼を初恋の相手として、大切に思い出の中へと仕舞っておいたそうです。
アルベルト様と再会してすぐに、グラーツ伯爵家から婚約の申し込みがありました。
「アルベルトがフィリーネ嬢じゃなきゃ結婚しないと言いますもので」
「この子はね、王立の魔法研究所を目指しているのですよ。先生方もアルベルトの成績なら問題なく合格するだろうって」
ノルデン家を訪れたグラーツ伯爵夫妻は、ニコニコしながらそう仰いました。多少息子自慢が鼻につきますが、それは置いておくとして。
アルベルト様もフィリーネ様が初恋だったそうです。再会したフィリーネ様の美しさたおやかさに、この人しかいない!と思われたそうで。
それを聞いた私が鼻高々だったは言うまでもありません。
そうですとも。私のお嬢様は美しく優しく、気立てが良くて頭も良くてスタイルも良く……コホン、とにかく素晴らしい令嬢なのです。フィリーネ様が見初められるなんて当然のことですわ!と、思えば随分呑気に捉えておりました。
旦那様はすぐには返答せず、アルベルト様の身辺調査を行いました。貴族家当主として当然ですわね。
グラーツ伯爵家は堅実な事業経営で知られ、財政状況は良好、家庭環境も問題なし。アルベルト様自身にも瑕疵となるような事柄は無かったそうです。むしろ学生の身で何本も論文を発表するほど、成績優秀な方であるとのこと。
次男である彼はグラーツ家の当主にはなれません。従属爵位である子爵位を継承しますが、領地は無し。そのため王立魔法研究所の研究職を目指しているそうです。論文を書いているのも、実績があれば合格しやすいからとのことでした。
「僕は必ず研究所へ合格し、高名な研究者になる。フィリーネに苦労はさせないと誓う」と求婚なさったアルベルト様に、お嬢様は顔を赤らめ嬉しそうに頷かれました。
貴族ならば愛のない政略結婚が普通です。
双方に瑕疵もなく家柄のつり合いも取れており、さらに当人同士が想い合っているとなれば……理想的な結婚と言えるでしょう。こうして二人の婚約が結ばれたのでした。
「はい、ビアンカ様のお誘いで観劇にと。今話題の『銀姫の微笑み』という劇でしたが、大変面白いものでしたわ。よろしければ、今度アルベルト様もご一緒に行きませんか?」
「どうせ色恋がメインのストーリーだろう?子供騙しだ。遠慮しておくよ。正直に言って、君にもそんな低俗な物を目に入れて欲しくないな」
皆様、ごきげんよう。
私はノルデン子爵家で侍女をしております、イルゼと申します。
目の前で悲しげに眼を伏せておられる麗しいご令嬢が私の仕える主、フィリーネ・ノルデン子爵令嬢。
そして偉そうにふんぞり返っているクソ野郎……失礼、頭の沸いた毛虫、じゃなくて殿方がお嬢様の婚約者、アルベルト・グラーツ伯爵令息でございます。
今日は婚約者同士の交流を目的としたお茶会です。
先ほどからフィリーネお嬢様は懸命に場を盛り上げようとなさっているのに、アルベルト様はばっさりと切り捨てるばかりで全く会話が繋がりません。交流する気あるんでしょうか、この男は。
「それにその髪飾り。色が派手すぎるな」
「はい……」
その髪飾りは、婚約者に会うからとお嬢様がわざわざ新調なさった物ですが?
そのいじらしいお心遣いも分からぬ愚物めが。お前の髪を失くしてやろうか。
などど私が心の中で罵倒の限りを尽くしていることも知らず、クソ男はふうと溜め息をついて立ち上がりました。
「俺は帰らせてもらうよ。今は新しい論文を書いている途中なんだ。これ以上、時間を無駄にしたくない。次に君と会うときは、もう少し有意義な時間を過ごさせてくれ」
「あ、お見送りを」
「不要だ」
不機嫌な顔で去っていくアルベルト様を見送りながら、私は後ろ手で中指を立てつつそっと呟きました。
悪魔のもとへお逝きあそばせ。
◇ ◇ ◇
私がフィリーネお嬢様に初めてお会いしたのは、お嬢様が8歳の時でございました。
私の実家は男爵家ではあるものの領地の無い、所謂名ばかり貴族です。家計はいつも火の車。弟妹の学費を捻出すべく、私は父の伝手でノルデン子爵家へ仕えることになりました。
「貴方が新しい侍女さん?わたしはフィリーネ。貴方、とっても優秀な人と伺ってるわ。これからよろしくね」
侍女見習いとしてご挨拶した私は、その天使のように輝く笑顔に心の臓を打ち抜かれました。
くりくりの瞳、輝く銀の髪。頑張って淑女らしいしゃべり方をなさっていますが、幼い容姿とのギャップがまた愛らしくて。
その後ほどなく、私はお嬢様の専属侍女になりました。
フィリーネ様が貴族学院に入学するまで、ほぼ一日中一緒にいたといっても過言ではございません。
いえ、もちろんお休みは頂けましたよ。ノルデン子爵家は使用人を休み無しで働かせるような、ブラックな職場ではありませんので。
当初は慣れぬ仕事に戸惑う事もありましたが、ちっとも辛くありませんでした。旦那様も奥様もお優しい方ですし、何よりお嬢様が可愛過ぎるのですもの!
年相応に我儘を仰ることもありましたが、それすら微笑ましく感じられたものです。お嬢様の元気なお姿を眺めているだけで心身が回復するよう……ポーション要らずですわ。
そこへ暗雲が立ち始めたのは……貴族学院へ通い始めたお嬢様の前にあの男、アルベルト様が現れてからでした。
「フィリーネ!君はフィリーネだよね?」
「あの、申し訳ございません。私、貴方様をご存じあげませんが……」
「俺だ、アルベルトだ。幼い頃、一緒に遊んだだろう?」
「えっ、アルベルト様なのですか!?」
「そうだよ。ああ、懐かしい。まさかこんなところで会えるなんて」
上級生との合同講習で突然話しかけてきた男子生徒。それが二歳年上のアルベルト・グラーツ伯爵令息でした。
お嬢様が幼い頃、ノルデン子爵一家は避暑の為、とある観光地を訪れたそうです。取引先の一つであるグラーツ伯爵一家も滞在されていたため、旦那様はご挨拶へと伺いました。そこでフィリーネ様は伯爵家の次男、アルベルト様とお会いになったのです。他に年の近い子供がいなかったせいかアルベルト様とフィリーネ様はすぐに仲良くなり、ひと夏を共にお過ごしになりました。
「どうして湖の色は朝と夕方で違うのかしら」
「光の加減によってそう見えるだけだよ。近くで見れば同じ色だ」
「綺麗!これは何というお花かしら」
「アケサだね。葉は煎じて薬草に使うこともあるんだ」
「すごい!アルベルト様はいろんな事を知ってるのですね!」
本好きのアルベルト様は子供にしては博識だったらしく、次々と知識を披露する彼にフィリーネ様はすっかり夢中になりました。夏が終わってからは会うこともなくなりましたが、フィリーネ様は彼を初恋の相手として、大切に思い出の中へと仕舞っておいたそうです。
アルベルト様と再会してすぐに、グラーツ伯爵家から婚約の申し込みがありました。
「アルベルトがフィリーネ嬢じゃなきゃ結婚しないと言いますもので」
「この子はね、王立の魔法研究所を目指しているのですよ。先生方もアルベルトの成績なら問題なく合格するだろうって」
ノルデン家を訪れたグラーツ伯爵夫妻は、ニコニコしながらそう仰いました。多少息子自慢が鼻につきますが、それは置いておくとして。
アルベルト様もフィリーネ様が初恋だったそうです。再会したフィリーネ様の美しさたおやかさに、この人しかいない!と思われたそうで。
それを聞いた私が鼻高々だったは言うまでもありません。
そうですとも。私のお嬢様は美しく優しく、気立てが良くて頭も良くてスタイルも良く……コホン、とにかく素晴らしい令嬢なのです。フィリーネ様が見初められるなんて当然のことですわ!と、思えば随分呑気に捉えておりました。
旦那様はすぐには返答せず、アルベルト様の身辺調査を行いました。貴族家当主として当然ですわね。
グラーツ伯爵家は堅実な事業経営で知られ、財政状況は良好、家庭環境も問題なし。アルベルト様自身にも瑕疵となるような事柄は無かったそうです。むしろ学生の身で何本も論文を発表するほど、成績優秀な方であるとのこと。
次男である彼はグラーツ家の当主にはなれません。従属爵位である子爵位を継承しますが、領地は無し。そのため王立魔法研究所の研究職を目指しているそうです。論文を書いているのも、実績があれば合格しやすいからとのことでした。
「僕は必ず研究所へ合格し、高名な研究者になる。フィリーネに苦労はさせないと誓う」と求婚なさったアルベルト様に、お嬢様は顔を赤らめ嬉しそうに頷かれました。
貴族ならば愛のない政略結婚が普通です。
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