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学生の本分
引っ越し
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「とりあえずこの荷物を運べば良いんだな?」
そうダグラスが言って、家の中を見回した。今日はブレーベルに拠点を移すべく必要なものだけ見繕って荷物を積み上げた。月に二回は週末に戻ってこようとパーカスと話をしているので、最低限持っていかなくちゃいけないものだけだ。
「新しい家の家財道具は全部揃ってる筈だ。俺もバタバタしてて見てないが、ブレーベルの街の知り合いにちゃんとやってくれる様に頼んでおいた。それにブレート殿が手を回してくれてるだろうからな。
ハハハ、流石にブレーベルの騎士団顧問の引っ越しを放っては置けないだろうからな?しかしテディがもうあのおチビさんに戻らないとか、残念でしょうがない。俺の子供の遊び相手になって貰おうと思ってたのになぁ。」
僕はダグラスをジト目で見つめながら呟いた。
「…戻らないかどうかは、実際は分からないから。僕が必要無いと思っている限り戻らないとは思うけどね。流石にこの身体じゃ辺境の学校へは通えないし。…ダグラスは辺境の町から若者が出ていって嫌じゃないの?領主としては困らない?」
辺境の町には獣人の15歳迄通える学校はあるものの、それ以上になるともっと大きな街の学校で、寮生活をしながら生活するために皆出ていくんだ。
ダグラスはニヤリと笑った。
「まったく、テディは何も見えていないんだな?王国のこっち側の人気のミルは何印だ?それにダダ鳥の俺のエリアは広いぞ?辺境でも仕事なんていくらでもあるんだ。勉強を終えた奴らが戻ってきてるじゃないか。
それにうちの町の暮らしやすさったら無いぜ?領主様が有能だからな。そう思うだろう?」
確かに辺境の町の人達は、皆幸せそうな顔で歩いている。贅沢品は売ってないけれど、辺境の割には手に入らなくて困る様な物もないらしいし。
僕は肩をすくめて言った。
「そーですねー。領主様が有能ですもんねー。でもよく考えたら僕も貢献してる気がするな…。」
ダグラスは急に揉み手をして僕にニンマリして言った。
「テディお坊ちゃんにはいつもお世話になってますねぇ。困ったことがあったらダグラス商会に是非ご相談下さいねぇ。」
僕たちがそんな事を言い合っていると、パーカスが呆れた様に僕らを見て言った。
「ほれ、そろそろ出立しないと暗くなるんじゃ無いのかのう。ダグラス、世話になったの。もうここは良いからシャルの側についててやんなさい。」
以前会ったことのあるダグラス農園の牛獣人のブルさんが助っ人として荷物の管理をしてくれている。今日はこれから三人と四頭のダダ鳥で、ブレーベルの街までお引っ越しなんだ。
僕らは途中でダグラスと別れると、一路ブレーベルの街目指した。
「隠者様、辺境の町にもたまには顔を出して下さいね。しかしあの可愛い子が王都に行ってしまったなんて残念ですね。隠者様も騎士団のお仕事が復活してお忙しいからしょうがないですけど。
…それにしてもご親戚は、あの子とご兄弟の様に見えますね。」
そうブルさんが僕らに話しかけてくるので、僕は訳もなく微笑んだ。ここは笑って誤魔化すしか無いからね!しかしダダ鳥に乗りながら舌を噛まずに話が出来るなんて、ブルさんは只者じゃ無いな。
「ブルさんはブレーベルの街でやっぱり寮生活したんですか?」
ブルさんは嬉しげに僕を見て言った。
「…そんな俺に丁寧に話さなくて良いですよ。俺は親戚が居たので、そこから通いました。卒業したらダグラス様のところで働きたかったので、技能の訓練を受けてから戻ったんです。
ダグラス様のお陰で、あの町は今や若者に人気なんです。仕事は面白いし、最近は忙しくて手が回らないくらいですから。俺も王都へ何度かミルの納品に出向いたんですよ。」
へー、まったくあんな適当な感じなのにダグラスは本当やり手だよね。シャルが赤ちゃんを産んだら、ますます張り切りそう。僕がそんな事を思いながらブルさんの興味深い話を聞いていると、パーカスが言った。
「シャルの予定日はいつぐらいじゃったかの?」
ブルさんは少し考えて、二ヶ月ぐらい先だと言った。僕はダグラス家の新しい家族の誕生にワクワクして来た。するとパーカスが僕に少し厳しい顔を向けて呟いた。
「シャルは男だからのう。出産はかなり難しいのじゃよ。まして初産じゃ。その頃には助っ人で行かれる様に調整しておこうと思ってのう。」
ん?パーカスがお産婆さんするのかな?僕の困惑が分かった様で、パーカスが少し笑いながら言った。
「私が出来るのはいざという時の魔力の提供じゃの。流石にお産婆は無理じゃ。楽になる様に補助するぐらいは出来るじゃろうて。」
なるほど。じゃあその時は僕も一緒に立ち会えるって事なのかな。僕は俄然楽しみになってきた。きっとあの二人の赤ちゃんなら随分と可愛らしいだろう。その時僕は獣人の赤ん坊が獣化している事を思い出した。
「…あの二人の赤ん坊だと、どっちの種族が生まれるのかな。それともミックス?」
僕がそう尋ねると、パーカスが目をぱちくりして聞き返した。
「ミックスとはなんじゃ?母方か父方、どちらかじゃろうな。熊獣人か、猟豹獣人か。もし熊獣人の赤子だとすると、骨格の細い猟豹獣人から産むのは難産になりやすいからのう。ダグラスもそこを心配しておるのじゃろうの。」
再びのなるほどだ。母方と父方の種族の体格に差がありすぎるとそう言う問題が起きるのか。まぁ人間でもビックベビーの時は帝王切開になったりするって聞いたことがあるな。…この世界に帝王切開なんてあるんだろうか。何だか細身のチーター族であるシャルが心配になってきたよ。
少し休憩を挟みながら僕らは時間を掛けてブレーベルの街に到着した。流石に荷物と一緒なので急げなかったとは言え、もうすっかり夕方になろうとしていた。
「ほれ、家の前に誰か待っておるぞ?」
僕ら一団が通りを進むと突き当たりの美しい家から数人の獣人が顔を出した。ブレート様のところの従者達と侍女だ。お手伝いに来てくれているみたいだ。
「お疲れ様です。荷解きは我々に任せて、お茶でも飲んで下さい。」
僕たちは有り難く任せると、家の庭に用意されたテーブルセットで人心地ついた。木々の奥に見える湖が夕陽に染まってとても綺麗だった。
「素晴らしい場所にある家ですね。あの辺境の家より大きいですし、居心地良さそうです。」
ブルが周囲を見回して感心した様に言った。それからさっさとお茶とお菓子を平らげると、いそいそと手伝いに向かった。僕とパーカスは顔を見合わせて、初めてこの家を見に来た時のことを思い出してクスクス笑った。
「テディも今のブルとまるで同じ反応じゃったのう。」
僕は白い塗り壁の家を見上げて頷いた。
「うん。ひと目で気に入っちゃったんだ。やっぱりこの場所が良いよね。湖に続いているなんて贅沢だよ。ブレート様が用意してくれたんでしょう?」
「ああ。王都からの特別な客人用に幾つか所有しているらしいからの。ひとつ借りる事にしたのじゃよ。」
なるほど社宅というやつか。それにしてはリッチだけどね。一息ついた僕らは家の中に入って自分達の荷物を部屋に運び入れるのを手伝ってもらった。僕の部屋には気持ちの良い湖からの風が吹き抜けてくる。
「どうじゃ、片付けはまぁゆっくりやるとして、必要な物を街に買いに行かぬか?」
ここの街でダグラスに頼まれた商用をすると言って別れたブルさんを見送ってから、荷解きを終えたブレート家の使用人達にお礼を言って、皆で出てきた。
「…どなたか管理人を置く方がいいんですがね。お二人だけで本当に大丈夫なんですか?」
従者にそう言われたパーカスは、僕の方を見て微笑んだ。
「ああ、あの辺境でも二人暮らしだったからのう。大丈夫じゃろうて。」
僕もパーカスの顔を見上げて頷いた。
「うん、大丈夫!僕お料理も出来るよ?」
従者の心配ももっともだったのかもしれない。だって辺境では僕らは何もする事がなかったんだ。だから生活自体がちょっとしたイベントだったんだ。けれどもこの街では僕は学生で、パーカスは騎士団の顧問だ。僕らがそのことに気づくのは早かったよ…。
そうダグラスが言って、家の中を見回した。今日はブレーベルに拠点を移すべく必要なものだけ見繕って荷物を積み上げた。月に二回は週末に戻ってこようとパーカスと話をしているので、最低限持っていかなくちゃいけないものだけだ。
「新しい家の家財道具は全部揃ってる筈だ。俺もバタバタしてて見てないが、ブレーベルの街の知り合いにちゃんとやってくれる様に頼んでおいた。それにブレート殿が手を回してくれてるだろうからな。
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僕はダグラスをジト目で見つめながら呟いた。
「…戻らないかどうかは、実際は分からないから。僕が必要無いと思っている限り戻らないとは思うけどね。流石にこの身体じゃ辺境の学校へは通えないし。…ダグラスは辺境の町から若者が出ていって嫌じゃないの?領主としては困らない?」
辺境の町には獣人の15歳迄通える学校はあるものの、それ以上になるともっと大きな街の学校で、寮生活をしながら生活するために皆出ていくんだ。
ダグラスはニヤリと笑った。
「まったく、テディは何も見えていないんだな?王国のこっち側の人気のミルは何印だ?それにダダ鳥の俺のエリアは広いぞ?辺境でも仕事なんていくらでもあるんだ。勉強を終えた奴らが戻ってきてるじゃないか。
それにうちの町の暮らしやすさったら無いぜ?領主様が有能だからな。そう思うだろう?」
確かに辺境の町の人達は、皆幸せそうな顔で歩いている。贅沢品は売ってないけれど、辺境の割には手に入らなくて困る様な物もないらしいし。
僕は肩をすくめて言った。
「そーですねー。領主様が有能ですもんねー。でもよく考えたら僕も貢献してる気がするな…。」
ダグラスは急に揉み手をして僕にニンマリして言った。
「テディお坊ちゃんにはいつもお世話になってますねぇ。困ったことがあったらダグラス商会に是非ご相談下さいねぇ。」
僕たちがそんな事を言い合っていると、パーカスが呆れた様に僕らを見て言った。
「ほれ、そろそろ出立しないと暗くなるんじゃ無いのかのう。ダグラス、世話になったの。もうここは良いからシャルの側についててやんなさい。」
以前会ったことのあるダグラス農園の牛獣人のブルさんが助っ人として荷物の管理をしてくれている。今日はこれから三人と四頭のダダ鳥で、ブレーベルの街までお引っ越しなんだ。
僕らは途中でダグラスと別れると、一路ブレーベルの街目指した。
「隠者様、辺境の町にもたまには顔を出して下さいね。しかしあの可愛い子が王都に行ってしまったなんて残念ですね。隠者様も騎士団のお仕事が復活してお忙しいからしょうがないですけど。
…それにしてもご親戚は、あの子とご兄弟の様に見えますね。」
そうブルさんが僕らに話しかけてくるので、僕は訳もなく微笑んだ。ここは笑って誤魔化すしか無いからね!しかしダダ鳥に乗りながら舌を噛まずに話が出来るなんて、ブルさんは只者じゃ無いな。
「ブルさんはブレーベルの街でやっぱり寮生活したんですか?」
ブルさんは嬉しげに僕を見て言った。
「…そんな俺に丁寧に話さなくて良いですよ。俺は親戚が居たので、そこから通いました。卒業したらダグラス様のところで働きたかったので、技能の訓練を受けてから戻ったんです。
ダグラス様のお陰で、あの町は今や若者に人気なんです。仕事は面白いし、最近は忙しくて手が回らないくらいですから。俺も王都へ何度かミルの納品に出向いたんですよ。」
へー、まったくあんな適当な感じなのにダグラスは本当やり手だよね。シャルが赤ちゃんを産んだら、ますます張り切りそう。僕がそんな事を思いながらブルさんの興味深い話を聞いていると、パーカスが言った。
「シャルの予定日はいつぐらいじゃったかの?」
ブルさんは少し考えて、二ヶ月ぐらい先だと言った。僕はダグラス家の新しい家族の誕生にワクワクして来た。するとパーカスが僕に少し厳しい顔を向けて呟いた。
「シャルは男だからのう。出産はかなり難しいのじゃよ。まして初産じゃ。その頃には助っ人で行かれる様に調整しておこうと思ってのう。」
ん?パーカスがお産婆さんするのかな?僕の困惑が分かった様で、パーカスが少し笑いながら言った。
「私が出来るのはいざという時の魔力の提供じゃの。流石にお産婆は無理じゃ。楽になる様に補助するぐらいは出来るじゃろうて。」
なるほど。じゃあその時は僕も一緒に立ち会えるって事なのかな。僕は俄然楽しみになってきた。きっとあの二人の赤ちゃんなら随分と可愛らしいだろう。その時僕は獣人の赤ん坊が獣化している事を思い出した。
「…あの二人の赤ん坊だと、どっちの種族が生まれるのかな。それともミックス?」
僕がそう尋ねると、パーカスが目をぱちくりして聞き返した。
「ミックスとはなんじゃ?母方か父方、どちらかじゃろうな。熊獣人か、猟豹獣人か。もし熊獣人の赤子だとすると、骨格の細い猟豹獣人から産むのは難産になりやすいからのう。ダグラスもそこを心配しておるのじゃろうの。」
再びのなるほどだ。母方と父方の種族の体格に差がありすぎるとそう言う問題が起きるのか。まぁ人間でもビックベビーの時は帝王切開になったりするって聞いたことがあるな。…この世界に帝王切開なんてあるんだろうか。何だか細身のチーター族であるシャルが心配になってきたよ。
少し休憩を挟みながら僕らは時間を掛けてブレーベルの街に到着した。流石に荷物と一緒なので急げなかったとは言え、もうすっかり夕方になろうとしていた。
「ほれ、家の前に誰か待っておるぞ?」
僕ら一団が通りを進むと突き当たりの美しい家から数人の獣人が顔を出した。ブレート様のところの従者達と侍女だ。お手伝いに来てくれているみたいだ。
「お疲れ様です。荷解きは我々に任せて、お茶でも飲んで下さい。」
僕たちは有り難く任せると、家の庭に用意されたテーブルセットで人心地ついた。木々の奥に見える湖が夕陽に染まってとても綺麗だった。
「素晴らしい場所にある家ですね。あの辺境の家より大きいですし、居心地良さそうです。」
ブルが周囲を見回して感心した様に言った。それからさっさとお茶とお菓子を平らげると、いそいそと手伝いに向かった。僕とパーカスは顔を見合わせて、初めてこの家を見に来た時のことを思い出してクスクス笑った。
「テディも今のブルとまるで同じ反応じゃったのう。」
僕は白い塗り壁の家を見上げて頷いた。
「うん。ひと目で気に入っちゃったんだ。やっぱりこの場所が良いよね。湖に続いているなんて贅沢だよ。ブレート様が用意してくれたんでしょう?」
「ああ。王都からの特別な客人用に幾つか所有しているらしいからの。ひとつ借りる事にしたのじゃよ。」
なるほど社宅というやつか。それにしてはリッチだけどね。一息ついた僕らは家の中に入って自分達の荷物を部屋に運び入れるのを手伝ってもらった。僕の部屋には気持ちの良い湖からの風が吹き抜けてくる。
「どうじゃ、片付けはまぁゆっくりやるとして、必要な物を街に買いに行かぬか?」
ここの街でダグラスに頼まれた商用をすると言って別れたブルさんを見送ってから、荷解きを終えたブレート家の使用人達にお礼を言って、皆で出てきた。
「…どなたか管理人を置く方がいいんですがね。お二人だけで本当に大丈夫なんですか?」
従者にそう言われたパーカスは、僕の方を見て微笑んだ。
「ああ、あの辺境でも二人暮らしだったからのう。大丈夫じゃろうて。」
僕もパーカスの顔を見上げて頷いた。
「うん、大丈夫!僕お料理も出来るよ?」
従者の心配ももっともだったのかもしれない。だって辺境では僕らは何もする事がなかったんだ。だから生活自体がちょっとしたイベントだったんだ。けれどもこの街では僕は学生で、パーカスは騎士団の顧問だ。僕らがそのことに気づくのは早かったよ…。
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