77 / 197
帰ってきた日常
Ωだからしょうがない※
しおりを挟む
ドキドキしながら手の中のそれを撫で回すと、さっきよりもギラついた顔で新が俺に貪る様なキスをしてきた。口の中いっぱいに押し込まれた大きな舌で撫で回されると、征服される気がして、それは何だか凄くエロい気がして興奮してしまった。
「うわ…、岳凄い事になってる。まったく、新のキスで蕩けてるのが気に入らないけどな。ほら、岳、こっちにも集中して?」
そう言って馬鹿みたいに俺の中の指を震わせて、俺の中の馬鹿みたいになっちゃう場所を押し込むから堪らない。俺はビクビクと呻きながら仰反る羽目になった。卑猥な水音が部屋に響いて、それが自分の興奮した音だというのがどうしても受け止められなかった。
「い、いや、ああっ、かなとっ、もう、やだ…。」
ズルリと俺の中から出ていくのを感じて、俺はぶるりと身体を震わせた。
「まだ、岳は色々恥ずかしいのかな。もっと鳴かせたいけど、そんな顔されたら、ちょっとかわいそうかな。」
そう言って俺を覗き込んでうっそりと微笑む叶斗はお喋りすぎて、羞恥心が増すんだけど…。けれども、俺にそんな余裕があったのはほんの一瞬だった。新が俺を後ろから抱き込んで、俺は気がつけばベッドにうつ伏せになっていた。
これからされる事の予感に気恥ずかしさと、それを上回る期待に、俺は肩越しに後ろを振り返った。新が俺に覆いかぶさりながら、俺のネックガードの上にキスすると、ゾワゾワと怖い様ななんとも言えない感覚が襲って、俺はブルリと震えた。それから新は俺の肩に甘く啄むようなキスを落として、ゆっくりと俺を征服してきた。
重量感と圧迫感に苦しい気がしたのは最初だけで、すぐに甘い快感が俺を支配して、馬鹿みたいに出したことのない喘ぎ声を喉から溢れ出した。自分のこんな声はいつ聞いても慣れないけれど、直ぐにそれに構っていられ無くなった。
新の動きが生み出す、引き絞られる様な快感に俺は夢中になって、シーツを握りしめた。何処かに縋り付いていないと自分を保っていられない。すると叶斗が俺を抱き起こして、自分の腿の上に俺を抱えた。
目の前に猛り切った叶斗のそれが濡れそぼっている。俺はその甘い匂いに惹かれて、思わず手にして唇を寄せた。後から考えるといやらしいにも程があったけれど、その時は只々甘い誘惑に引き寄せられていたんだ。
後ろから新に突かれるスピードが速まると、俺はもう舌で愛撫する余裕もなくて、ただ新のもたらす動きと一緒に掴んだ手が揺さぶられた。新の腿が俺に叩きつけられて、痛いほどの音を鳴らす頃には、俺はチカチカする様な絶頂に飛ばされて、新の名前を細く叫んでいた。
時間差で、俺の握った叶斗のそれからビュクビュクと飛び出す、甘さを感じる青臭い匂いが俺に飛び散って初めて、我に返った俺は叶斗を見上げて呻いた。
「あぁ、酷い…。これって顔射…だよな。んっ、俺もした事ないのに…。」
すると叶斗はニンマリ笑って、俺の唇につるりとした先端を擦り付けて言った。
「今度岳にもやらせてやるから。楽しみにしてな。その時は俺の名前も呼んでね。」
「うわ…、岳凄い事になってる。まったく、新のキスで蕩けてるのが気に入らないけどな。ほら、岳、こっちにも集中して?」
そう言って馬鹿みたいに俺の中の指を震わせて、俺の中の馬鹿みたいになっちゃう場所を押し込むから堪らない。俺はビクビクと呻きながら仰反る羽目になった。卑猥な水音が部屋に響いて、それが自分の興奮した音だというのがどうしても受け止められなかった。
「い、いや、ああっ、かなとっ、もう、やだ…。」
ズルリと俺の中から出ていくのを感じて、俺はぶるりと身体を震わせた。
「まだ、岳は色々恥ずかしいのかな。もっと鳴かせたいけど、そんな顔されたら、ちょっとかわいそうかな。」
そう言って俺を覗き込んでうっそりと微笑む叶斗はお喋りすぎて、羞恥心が増すんだけど…。けれども、俺にそんな余裕があったのはほんの一瞬だった。新が俺を後ろから抱き込んで、俺は気がつけばベッドにうつ伏せになっていた。
これからされる事の予感に気恥ずかしさと、それを上回る期待に、俺は肩越しに後ろを振り返った。新が俺に覆いかぶさりながら、俺のネックガードの上にキスすると、ゾワゾワと怖い様ななんとも言えない感覚が襲って、俺はブルリと震えた。それから新は俺の肩に甘く啄むようなキスを落として、ゆっくりと俺を征服してきた。
重量感と圧迫感に苦しい気がしたのは最初だけで、すぐに甘い快感が俺を支配して、馬鹿みたいに出したことのない喘ぎ声を喉から溢れ出した。自分のこんな声はいつ聞いても慣れないけれど、直ぐにそれに構っていられ無くなった。
新の動きが生み出す、引き絞られる様な快感に俺は夢中になって、シーツを握りしめた。何処かに縋り付いていないと自分を保っていられない。すると叶斗が俺を抱き起こして、自分の腿の上に俺を抱えた。
目の前に猛り切った叶斗のそれが濡れそぼっている。俺はその甘い匂いに惹かれて、思わず手にして唇を寄せた。後から考えるといやらしいにも程があったけれど、その時は只々甘い誘惑に引き寄せられていたんだ。
後ろから新に突かれるスピードが速まると、俺はもう舌で愛撫する余裕もなくて、ただ新のもたらす動きと一緒に掴んだ手が揺さぶられた。新の腿が俺に叩きつけられて、痛いほどの音を鳴らす頃には、俺はチカチカする様な絶頂に飛ばされて、新の名前を細く叫んでいた。
時間差で、俺の握った叶斗のそれからビュクビュクと飛び出す、甘さを感じる青臭い匂いが俺に飛び散って初めて、我に返った俺は叶斗を見上げて呻いた。
「あぁ、酷い…。これって顔射…だよな。んっ、俺もした事ないのに…。」
すると叶斗はニンマリ笑って、俺の唇につるりとした先端を擦り付けて言った。
「今度岳にもやらせてやるから。楽しみにしてな。その時は俺の名前も呼んでね。」
38
あなたにおすすめの小説
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
真空ベータの最強執事は辞職したい~フェロモン無効体質でアルファの王子様たちの精神安定剤になってしまった結果、執着溺愛されています~
水凪しおん
BL
フェロモンの影響を受けない「ベータ」の執事ルシアンは、前世の記憶を持つ転生者。
アルファ至上主義の荒れた王城で、彼はその特異な「無臭」体質ゆえに、フェロモン過多で情緒不安定な三人の王子たちにとって唯一の「精神安定剤」となってしまう。
氷の第一王子、野獣の第二王子、知略の第三王子――最強のアルファ兄弟から、匂いを嗅がれ、抱きつかれ、執着される日々。
「私はただの執事です。平穏に仕事をさせてください」
辞表を出せば即却下、他国へ逃げれば奪還作戦。
これは、無自覚に王子たちを癒やしてしまった最強執事が、国ぐるみで溺愛され、外堀を埋められていくお仕事&逆ハーレムBLファンタジー!
運命よりも先に、愛してしまった
AzureHaru
BL
幼馴染で番同士の受けと攻め。2人は運命の番ではなかったが、相思相愛だった。そんな時、攻めに運命の番が現れる。それを知った受けは身籠もっていたが、運命の番同士の子供の方が優秀な者が生まれることも知っており、身を引く事を決め姿を消す。
しかし、攻めと運命の番の相手にはそれぞれに別の愛する人がいる事をしり、
2人は運命の番としてではなく、友人として付き合っていけたらと話し合ってわかれた。
その後、攻めは受けが勘違いしていなくなってしまったことを両親達から聞かされるのであった。
完結・オメガバース・虐げられオメガ側妃が敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン王から溺愛されました
美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!
アルファのアイツが勃起不全だって言ったの誰だよ!?
モト
BL
中学の頃から一緒のアルファが勃起不全だと噂が流れた。おいおい。それって本当かよ。あんな完璧なアルファが勃起不全とかありえねぇって。
平凡モブのオメガが油断して美味しくいただかれる話。ラブコメ。
ムーンライトノベルズにも掲載しております。
いい加減観念して結婚してください
彩根梨愛
BL
平凡なオメガが成り行きで決まった婚約解消予定のアルファに結婚を迫られる話
元々ショートショートでしたが、続編を書きましたので短編になりました。
2025/05/05時点でBL18位ありがとうございます。
作者自身驚いていますが、お楽しみ頂き光栄です。
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる