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変異Ω
ここがそうなのか
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入り口を入ると、タッチパネルにいくつかの部屋の画像が光っていた。新は俺に、どの部屋が良いか聞いてきたけれど、よく分からないのでお任せした。こうして眺めると、値段によって微妙な違いは有りそうだった。
新がひとつ選んで指先で部屋番号に触れると、画像が暗くなって、俺は初めて他の暗くなっている画像の部屋が使用中なんだって気が付いたんだ。使用中の方が多いとか、どんだけお盛んなんだ。平日のまだ14時だぞ?
それからエレベーターに乗り込むと、ブラックライトに照らされてイルカが踊っていた。俺が物珍しげにキョロキョロしていると、新がクスッと笑って俺を抱き寄せた。
「可愛いな、岳。初々しいよ。やっぱり初めてだろう?ラブホテル。」
俺は新の良い匂いにドキドキし始めながら、尋ねた。
「…何で、急にホテルに来ようとか思った訳?だって、別に、その、家とかでも出来るだろ?あー、何で俺がしたい感じになってんの!?」
俺の叫びはエレベーターの到着音と共に、ひと気の無い廊下に吸い込まれた。部屋番号のライトがチカチカ点滅していて、そこ目指して新が俺を引っ張っていく。
そう言う俺も好奇心の塊になって、新と部屋に入って行った。思いの外広い部屋はソファコーナーの奥に大きなベッドが鎮座していて、ベッドの正面の壁には大画面の画像が設置されていた。
これから本気でえっちするとか、それを考えなければ綺麗で案外居心地の良さそうな場所だと思った。新はくるりと俺に振り返って、にっこり笑って言った。
「さてと。これから楽しいえっちを満喫しような?二時間じゃ足りなければ延長有りで。分かった?」
俺はドキドキして、顔を両手で覆って呻いた。
「どうしたら良いんだよ…。」
俺の両手をそっと引き剥がした新は、さっきまでの明るい調子を引っ込めて、真剣な顔で囁いた。
「まったく。岳はそうやって可愛すぎる反応するんだから…。俺、こんな気持ちになったの、正直言って岳が初めてなんだ。…岳が好きだ。」
そう言って俺を抱き寄せて、でも自分からはそれ以上何もしようとしない。結局俺は、ゴクリと喉を鳴らして、自分から顔を寄せて新の甘い唇に吸い付いた。
途端に新は感情を溢れさせる様に、舌で俺の口の中を弄って、ドキドキさせる様な何かを俺に伝えてくる。ああ、もっと欲しい。俺は新の多分アルファの強いフェロモンに当てられて、全てを投げ出したくなって縋る様にしがみつく事しか出来なかった。
「…あらた、もっと。もっと欲しい…。」
俺の訴えにハッと気づいた新は、少し動揺した表情を見せて囁いた。
「…ほんと、油断してるとこれだ。急に貪欲になるとか、俺を殺したいのか?」
新がひとつ選んで指先で部屋番号に触れると、画像が暗くなって、俺は初めて他の暗くなっている画像の部屋が使用中なんだって気が付いたんだ。使用中の方が多いとか、どんだけお盛んなんだ。平日のまだ14時だぞ?
それからエレベーターに乗り込むと、ブラックライトに照らされてイルカが踊っていた。俺が物珍しげにキョロキョロしていると、新がクスッと笑って俺を抱き寄せた。
「可愛いな、岳。初々しいよ。やっぱり初めてだろう?ラブホテル。」
俺は新の良い匂いにドキドキし始めながら、尋ねた。
「…何で、急にホテルに来ようとか思った訳?だって、別に、その、家とかでも出来るだろ?あー、何で俺がしたい感じになってんの!?」
俺の叫びはエレベーターの到着音と共に、ひと気の無い廊下に吸い込まれた。部屋番号のライトがチカチカ点滅していて、そこ目指して新が俺を引っ張っていく。
そう言う俺も好奇心の塊になって、新と部屋に入って行った。思いの外広い部屋はソファコーナーの奥に大きなベッドが鎮座していて、ベッドの正面の壁には大画面の画像が設置されていた。
これから本気でえっちするとか、それを考えなければ綺麗で案外居心地の良さそうな場所だと思った。新はくるりと俺に振り返って、にっこり笑って言った。
「さてと。これから楽しいえっちを満喫しような?二時間じゃ足りなければ延長有りで。分かった?」
俺はドキドキして、顔を両手で覆って呻いた。
「どうしたら良いんだよ…。」
俺の両手をそっと引き剥がした新は、さっきまでの明るい調子を引っ込めて、真剣な顔で囁いた。
「まったく。岳はそうやって可愛すぎる反応するんだから…。俺、こんな気持ちになったの、正直言って岳が初めてなんだ。…岳が好きだ。」
そう言って俺を抱き寄せて、でも自分からはそれ以上何もしようとしない。結局俺は、ゴクリと喉を鳴らして、自分から顔を寄せて新の甘い唇に吸い付いた。
途端に新は感情を溢れさせる様に、舌で俺の口の中を弄って、ドキドキさせる様な何かを俺に伝えてくる。ああ、もっと欲しい。俺は新の多分アルファの強いフェロモンに当てられて、全てを投げ出したくなって縋る様にしがみつく事しか出来なかった。
「…あらた、もっと。もっと欲しい…。」
俺の訴えにハッと気づいた新は、少し動揺した表情を見せて囁いた。
「…ほんと、油断してるとこれだ。急に貪欲になるとか、俺を殺したいのか?」
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