100 / 197
東京遠征
新side目の前のエロス※
しおりを挟む
俺たちが東京で大学見学をする目的は、暗黙の了解で、岳とのイチャイチャも含まれていた。外的要因を感じないでエロに集中できるのは、期待で胸も股間も熱くなる。実際、俺は旅行前にラブホテルでの岳とのあれこれを思い出して、何度自分を慰めたか分からない。
東京では、気が向けば誰か相手を見つけて欲を発散していた事を考えると、こっちでの生活は修行僧のように清廉だ。かと言って、岳以外の相手と交わる気にもならないのは不思議な程だった。
だから目の前で叶斗に攻め立てられている岳の甘やかな声を聞いているだけで、俺の昂りはダラダラとよだれを垂らして、慰めを必要としていた。俺は岳にバレないようにスマホをセットして録画を始めると、自分の猛り切った昂りを手で弄りながらなだめた。
チラッと叶斗が俺を見て、スマホで撮っている事も、二人を見ながら一人でしてる事にも気づいて意味深に笑うと、急に岳に意地悪な事を言い出した。四つん這いになった岳が本当に誘惑するのかと、固唾を呑んで見ていると、さすがに無理だったか、泣きそうな顔をした。
俺は岳のあの顔にたまらなくゾクゾクさせられるんだ。びっくりするほど俺の股間が張り詰めて、思わず根元を握った。荒い息を吐きながら、気持ち良さげに岳の中へ入る叶斗を羨ましく思いながら、犯される岳の甘い声を聞いていた。
それから俺は目の前のいやらしい二人の睦ごとを眺めながら、のぼり詰めないように一人楽しんだ。気持ち良さげに乱れる岳が可愛いやら、エロいやらで、気づけば岳が絶頂を迎える時に、俺もまた手の中に白濁を吐き出していた。
それでも終わらない二人に少し呆れたのは、俺が賢者の時間だったせいだろうか。俺は立ち上がると部屋を出て、洗面所で手を洗ってから、冷蔵庫から冷えた水を三本取り出すと部屋に戻った。
ぐったりした岳を抱きしめて、嬉しそうな顔をデレつかせている叶斗に合図すると、叶斗は俺から水を受け取って、岳に口移しで水を飲ませていた。こいつ、どれだけ溺愛してるんだと呆れたけれど、もし俺がそこに居たのなら、同じ事をしたかもしれないな。
多分俺も、ここまで誰かにのめり込んだ事なんて無い。欲をぶつける相手に水を給餌するなんて行為は、そもそも独占欲や支配欲の表れだ。今まで俺が寝て来た相手に、そんな付け込まれる行為などとんでもなかった。付き合っていた相手にだってした事はない。
結局、俺たちは岳に付け込まれたいのに、隙あらば逃げ出してしまいそうな岳に溺れていて、どうしようもないんだ。俺は満たされない渇きは水分じゃなくて、岳からの気持ちなんだろうかと考えながら、水をゴクゴクと飲むとベッドに近づいて、立ち上がった叶斗にニヤリと笑うと、岳に聞こえないように囁いた。
『撮ってるのバレるなよ。』
東京では、気が向けば誰か相手を見つけて欲を発散していた事を考えると、こっちでの生活は修行僧のように清廉だ。かと言って、岳以外の相手と交わる気にもならないのは不思議な程だった。
だから目の前で叶斗に攻め立てられている岳の甘やかな声を聞いているだけで、俺の昂りはダラダラとよだれを垂らして、慰めを必要としていた。俺は岳にバレないようにスマホをセットして録画を始めると、自分の猛り切った昂りを手で弄りながらなだめた。
チラッと叶斗が俺を見て、スマホで撮っている事も、二人を見ながら一人でしてる事にも気づいて意味深に笑うと、急に岳に意地悪な事を言い出した。四つん這いになった岳が本当に誘惑するのかと、固唾を呑んで見ていると、さすがに無理だったか、泣きそうな顔をした。
俺は岳のあの顔にたまらなくゾクゾクさせられるんだ。びっくりするほど俺の股間が張り詰めて、思わず根元を握った。荒い息を吐きながら、気持ち良さげに岳の中へ入る叶斗を羨ましく思いながら、犯される岳の甘い声を聞いていた。
それから俺は目の前のいやらしい二人の睦ごとを眺めながら、のぼり詰めないように一人楽しんだ。気持ち良さげに乱れる岳が可愛いやら、エロいやらで、気づけば岳が絶頂を迎える時に、俺もまた手の中に白濁を吐き出していた。
それでも終わらない二人に少し呆れたのは、俺が賢者の時間だったせいだろうか。俺は立ち上がると部屋を出て、洗面所で手を洗ってから、冷蔵庫から冷えた水を三本取り出すと部屋に戻った。
ぐったりした岳を抱きしめて、嬉しそうな顔をデレつかせている叶斗に合図すると、叶斗は俺から水を受け取って、岳に口移しで水を飲ませていた。こいつ、どれだけ溺愛してるんだと呆れたけれど、もし俺がそこに居たのなら、同じ事をしたかもしれないな。
多分俺も、ここまで誰かにのめり込んだ事なんて無い。欲をぶつける相手に水を給餌するなんて行為は、そもそも独占欲や支配欲の表れだ。今まで俺が寝て来た相手に、そんな付け込まれる行為などとんでもなかった。付き合っていた相手にだってした事はない。
結局、俺たちは岳に付け込まれたいのに、隙あらば逃げ出してしまいそうな岳に溺れていて、どうしようもないんだ。俺は満たされない渇きは水分じゃなくて、岳からの気持ちなんだろうかと考えながら、水をゴクゴクと飲むとベッドに近づいて、立ち上がった叶斗にニヤリと笑うと、岳に聞こえないように囁いた。
『撮ってるのバレるなよ。』
37
あなたにおすすめの小説
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
過労死転生した悪役令息Ωは、冷徹な隣国皇帝陛下の運命の番でした~婚約破棄と断罪からのざまぁ、そして始まる激甘な溺愛生活~
水凪しおん
BL
過労死した平凡な会社員が目を覚ますと、そこは愛読していたBL小説の世界。よりにもよって、義理の家族に虐げられ、最後は婚約者に断罪される「悪役令息」リオンに転生してしまった!
「出来損ないのΩ」と罵られ、食事もろくに与えられない絶望的な日々。破滅フラグしかない運命に抗うため、前世の知識を頼りに生き延びる決意をするリオン。
そんな彼の前に現れたのは、隣国から訪れた「冷徹皇帝」カイゼル。誰もが恐れる圧倒的カリスマを持つ彼に、なぜかリオンは助けられてしまう。カイゼルに触れられた瞬間、走る甘い痺れ。それは、αとΩを引き合わせる「運命の番」の兆しだった。
「お前がいいんだ、リオン」――まっすぐな求婚、惜しみない溺愛。
孤独だった悪役令息が、運命の番である皇帝に見出され、破滅の運命を覆していく。巧妙な罠、仕組まれた断罪劇、そして華麗なるざまぁ。絶望の淵から始まる、極上の逆転シンデレラストーリー!
ベータですが、運命の番だと迫られています
モト
BL
ベータの三栗七生は、ひょんなことから弁護士の八乙女梓に“運命の番”認定を受ける。
運命の番だと言われても三栗はベータで、八乙女はアルファ。
執着されまくる話。アルファの運命の番は果たしてベータなのか?
ベータがオメガになることはありません。
“運命の番”は、別名“魂の番”と呼ばれています。独自設定あり
※ムーンライトノベルズでも投稿しております
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」
借金のカタで二十歳上の実業家に嫁いだΩ。鳥かごで一年過ごすだけの契約だったのに、氷の帝王と呼ばれた彼に激しく愛され、唯一無二の番になる
水凪しおん
BL
名家の次男として生まれたΩ(オメガ)の青年、藍沢伊織。彼はある日突然、家の負債の肩代わりとして、二十歳も年上のα(アルファ)である実業家、久遠征四郎の屋敷へと送られる。事実上の政略結婚。しかし伊織を待ち受けていたのは、愛のない契約だった。
「一年間、俺の『鳥』としてこの屋敷で静かに暮らせ。そうすれば君の家族は救おう」
過去に愛する番を亡くし心を凍てつかせた「氷の帝王」こと征四郎。伊織はただ美しい置物として鳥かごの中で生きることを強いられる。しかしその瞳の奥に宿る深い孤独に触れるうち、伊織の心には反発とは違う感情が芽生え始める。
ひたむきな優しさは、氷の心を溶かす陽だまりとなるか。
孤独なαと健気なΩが、偽りの契約から真実の愛を見出すまでの、切なくも美しいシンデレラストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる