130 / 197
サンプリング
叶斗side独占の先は※
しおりを挟む
ホテルの部屋に入る前の廊下でがっつくとか、俺もヤキが回った。でもそれくらい岳と二人だけでこれから愛し合う事に浮かれていたし、正直嬉しかった。
岳が灰原さんと週末にデートするの本当にムカついたけど、実際今だって納得はしてない。けれど、こうやって岳が俺を取り成してくれる事に、特別扱いを受けている様で単純な俺は良い気分だ。
金持ちのアルファの家の息子、アルファである俺、そんな事はやっぱり岳と一緒に居ればちっぽけな事なんだ。岳が見ているのは俺そのものだから。
そうは言っても俺のフェロモンであっという間に蕩け出す岳を見てると、本当にアルファで良かったと思う。岳が変異Ωになったお陰で、俺は確実に岳にとってなくてはならない相手になれるんだ。
シャワーを浴びた時に少し濡れた襟足はいつもより少し伸びていた。俺はそれをなぞりながら、髪までΩ効果が出ているのかと、その手触りを楽しんだ。
ベッドに近づいて縋り付く岳をそっと寝かせると、物欲しげな眼差しで俺の身体を見つめた。そんな顔で、しかも少し開けた唇から舌を見せる岳に、俺の逸物はブルリと猛り切ってしまった。
ゆっくり鳴かせようかと思っていたけれど、取り敢えず今は岳を自分のものにして匂いを擦り付けたかった。俺は財布から錠剤を一粒取り出すと、少し開いた岳の舌の上に載せた。
「避妊薬。念のため、な。発情期じゃないから大丈夫だと思うけど、絶対じゃないだろ?」
そう言って部屋のミネラルウォーターを口に含んで、素直に俺を待つ岳に飲ませた。俺はおかしいくらい給餌行為がツボになってる。ベッドの時に岳が飲む水分は全部俺が与えたいし、ついでに口の中を弄りたい。執着なのか、愛着行為なのか…。
振り返ると、岳が自分の胸をそろりと撫でていて、俺は一気に熱くなった。俺は妙に意地悪な気分で、岳の前で自分の昂りを見せつけて扱いた。
「岳、我慢できなくて自分で弄っちゃったの?もう胸のそこ、すっかり硬くなって俺に舐めてもらいたがってるね。でもほら、俺のこれも岳に入りたがってビンビンなんだけど。どうする?舐めっこする?それとも見せ合いながら、自分で触ってる?」
俺は見てるだけなんて選択肢は無かったけど、泣きそうな顔の岳がもう待ちきれないのは、さっきシャワーで後ろが酷く濡れていた事からも十分に分かっていたんだ。
岳は声を掠れさせて、俺に頼んだ。
「かなと…、なめる。なめさせて。」
ああ、岳が可愛くて、可哀想で、俺、開けちゃいけない扉開けそうだよ。はぁ、最高。
岳が灰原さんと週末にデートするの本当にムカついたけど、実際今だって納得はしてない。けれど、こうやって岳が俺を取り成してくれる事に、特別扱いを受けている様で単純な俺は良い気分だ。
金持ちのアルファの家の息子、アルファである俺、そんな事はやっぱり岳と一緒に居ればちっぽけな事なんだ。岳が見ているのは俺そのものだから。
そうは言っても俺のフェロモンであっという間に蕩け出す岳を見てると、本当にアルファで良かったと思う。岳が変異Ωになったお陰で、俺は確実に岳にとってなくてはならない相手になれるんだ。
シャワーを浴びた時に少し濡れた襟足はいつもより少し伸びていた。俺はそれをなぞりながら、髪までΩ効果が出ているのかと、その手触りを楽しんだ。
ベッドに近づいて縋り付く岳をそっと寝かせると、物欲しげな眼差しで俺の身体を見つめた。そんな顔で、しかも少し開けた唇から舌を見せる岳に、俺の逸物はブルリと猛り切ってしまった。
ゆっくり鳴かせようかと思っていたけれど、取り敢えず今は岳を自分のものにして匂いを擦り付けたかった。俺は財布から錠剤を一粒取り出すと、少し開いた岳の舌の上に載せた。
「避妊薬。念のため、な。発情期じゃないから大丈夫だと思うけど、絶対じゃないだろ?」
そう言って部屋のミネラルウォーターを口に含んで、素直に俺を待つ岳に飲ませた。俺はおかしいくらい給餌行為がツボになってる。ベッドの時に岳が飲む水分は全部俺が与えたいし、ついでに口の中を弄りたい。執着なのか、愛着行為なのか…。
振り返ると、岳が自分の胸をそろりと撫でていて、俺は一気に熱くなった。俺は妙に意地悪な気分で、岳の前で自分の昂りを見せつけて扱いた。
「岳、我慢できなくて自分で弄っちゃったの?もう胸のそこ、すっかり硬くなって俺に舐めてもらいたがってるね。でもほら、俺のこれも岳に入りたがってビンビンなんだけど。どうする?舐めっこする?それとも見せ合いながら、自分で触ってる?」
俺は見てるだけなんて選択肢は無かったけど、泣きそうな顔の岳がもう待ちきれないのは、さっきシャワーで後ろが酷く濡れていた事からも十分に分かっていたんだ。
岳は声を掠れさせて、俺に頼んだ。
「かなと…、なめる。なめさせて。」
ああ、岳が可愛くて、可哀想で、俺、開けちゃいけない扉開けそうだよ。はぁ、最高。
46
あなたにおすすめの小説
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
欠陥αは運命を追う
豆ちよこ
BL
「宗次さんから番の匂いがします」
従兄弟の番からそう言われたアルファの宝条宗次は、全く心当たりの無いその言葉に微かな期待を抱く。忘れ去られた記憶の中に、自分の求める運命の人がいるかもしれないーー。
けれどその匂いは日に日に薄れていく。早く探し出さないと二度と会えなくなってしまう。匂いが消える時…それは、番の命が尽きる時。
※自己解釈・自己設定有り
※R指定はほぼ無し
※アルファ(攻め)視点
のほほんオメガは、同期アルファの執着に気付いていませんでした
こたま
BL
オメガの品川拓海(しながわ たくみ)は、現在祖母宅で祖母と飼い猫とのほほんと暮らしている社会人のオメガだ。雇用機会均等法以来門戸の開かれたオメガ枠で某企業に就職している。同期のアルファで営業の高輪響矢(たかなわ きょうや)とは彼の営業サポートとして共に働いている。同期社会人同士のオメガバース、ハッピーエンドです。両片想い、後両想い。攻の愛が重めです。
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」
借金のカタで二十歳上の実業家に嫁いだΩ。鳥かごで一年過ごすだけの契約だったのに、氷の帝王と呼ばれた彼に激しく愛され、唯一無二の番になる
水凪しおん
BL
名家の次男として生まれたΩ(オメガ)の青年、藍沢伊織。彼はある日突然、家の負債の肩代わりとして、二十歳も年上のα(アルファ)である実業家、久遠征四郎の屋敷へと送られる。事実上の政略結婚。しかし伊織を待ち受けていたのは、愛のない契約だった。
「一年間、俺の『鳥』としてこの屋敷で静かに暮らせ。そうすれば君の家族は救おう」
過去に愛する番を亡くし心を凍てつかせた「氷の帝王」こと征四郎。伊織はただ美しい置物として鳥かごの中で生きることを強いられる。しかしその瞳の奥に宿る深い孤独に触れるうち、伊織の心には反発とは違う感情が芽生え始める。
ひたむきな優しさは、氷の心を溶かす陽だまりとなるか。
孤独なαと健気なΩが、偽りの契約から真実の愛を見出すまでの、切なくも美しいシンデレラストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる