21 / 38
邪神との戦い
しおりを挟む
ーー デオルダン国王内での騒ぎ
私は従魔達をデオルダン国王内に編み目の様に配置した、これからこの国に騒乱と不安が襲いかかるからだ。
この世界の民を傷つけることは本意ではないが、邪神に魂を捧げてしまった民については助けるべき手が出せない。
神の戦いとはそういうものなのだ。
ただしせめて子供達だけでも救いたいと私は思っているのだ、その為に私はこの手を限りなく大きく広げるのだ。
デオルダン国王に出入りする商隊を足止めし商品の流通を止める。
食料については、従魔のネズミに収納魔法のスキルを与え、1匹1トンの食料を確保する様に命じている。
この国に入ってきたネズミ型の従魔は1万匹、この国の民は1万トンの食料を奪われるのだ。
当然食料がないため他国に逃げ出すものもいよう、そのもの達には他国において温かく豊富な食料を女神の名で与えるつもりだ、兎に角邪神の信仰を減らして力を奪うのが今の最善の方法なのだ。
デオルダン国王軍が王都を出て2週間が経った、追加の食料を補給しにきた兵士たちは食料が底をつきかけていることに驚く。
このままでは戦争どころではない、皆今回の戦争について懐疑的になってきている、不幸なことが起こりすぎるのだ。
誰かが言う
「女神様の神罰ではないか。」
と。
デオルダン神を祀る教会には飢えや病を訴える信者でごった返していた。
「神父様、お願いです。子供だけでも食べ物をお恵みください。」
「シスター父の病を癒してください。」
と言うような者で外まで溢れた人が叫び泣いていた。
その後助けてもらえないと知った民達にやさしいこえが
「私は女神教のシスターです。獣人ですが私の元には食料も病を治すポーションもあります、女神教に入信していただければ施せます、如何ですか?」
と優しく声をかけている、始めは獣人なのか、と言う顔をしていたが飢えや病で苦しむ家族の顔を見るに
「俺は女神教に宗教替えする、だから助けてください。」
と1人の父親がグッタリした娘を腕にだきそう言うと
「どうぞこちらに」
と建物の中に招き入れる、その後10分ほどですっかり元気になった娘と歩いて出てきた男を見て、他の民が俺も俺もと押しかけ始める。
その後も途切れることなく女神教の教会には人が並んでいた。
ー 邪神デオルダン side
「どうしたのだ、我の力が少しずつ失われている。誰か!獣人王国に向かった将軍からの吉報はまだか!」
と怒鳴りつける邪神デオルダン。
何か予想もしていないことが起こっている気配がするが・・・分からない。
ー 国境にて
両国軍の対峙が始まり今日で3日目、獣人らは毎日宴のような酒盛りをして英気を養っている。
デオルダン国王軍は日毎に病人が出て立ってるのもやっとの兵ばかり、これでは戦争する前に敗れているようなもの。
将軍は焦りを感じていた、多分今頃は王都で国王が吉報を今か今かと待っているだろう。
せめてここにいる1000人の獣人だけでも蹴散らせなければ・・・帰れない。
ここにき時間はデオルダン国王軍には味方をしないことだけはハッキリしている、総攻撃で短期決戦をして一旦引き上げよう。
将軍はそう決意した。
「良いか明日早朝より、総攻撃をかける。今晩は兵士に英気を養うように命じろ、必要なら酒を出しても良い。」
と命じて明日に備えた。
その命令をそばで聞く影がいた。
女神の五指のメンバーだ。
「これで最後だな、今宵の酒にはたっぷりと薬を混ぜてやろう。」
と笑うとそっとその場を離れた。
ー 決着の朝
「何!兵士が皆倒れて動けないだと!」
怒りに似た感情を隠すこともなく将軍は、天幕の外に出た。
そこには呻き苦しむ兵の姿が目渡す限り見えていた
「もうダメだ。お終いだ。」
将軍は1人獣人王国側に進み、そこにいる獣人軍の1人にこう言った
「我はデオルダン国王軍最高司令官である、責任者に合わせてくれ。」
と。
現獣王が連れてこられた将軍を前に
「俺が獣王のタイガーだ。何かようか?それとも今から開戦か?」
と問うと
膝をつき頭を下げた将軍が力無く
「ワシらの負けだ、もう戦うどころか生きることも難しい。何故だ何故神は私らを見捨てたのだ。」
と涙を流すそれを見たタイガーは
「それはな、お前達が写真を信仰したからだよ。女神には配下の神などいない、いるのは使徒様だけだ。」
と答えると将軍は
「え!女神の配下にデオルダン神が存在しない、邪神だと?まさか!・・・申し訳ない、女神様我々を救いたまえ!」
と言うとそのまま意識を失った。
「全く戦いにもならぬとは、おいコイツを敵に送り返せ!」
と指示すると天幕のベットにふて寝し始めた。
ー デオルダン国王内 side
「おい聞いたか?デオルダン神という神はいないそうだ。邪神が神の名を名乗ってると女神が信託をおろしたということだぜ。」
至る所で同じような話が広がっていた、獣人国からのスパイが流しているが食糧難で病が広がってる今、それを嘘だと言い切れる民はいなかった。
「やっぱり女神に神罰という話は本当なのか?それなら早くここを出なけれ絵も生き残れないぞ。」
という話が流れた瞬間、王都の人々は恐怖に駆られヒステリックになり王都脱出を始めたのだ。
それが多くに人に広がり門をくぐるのに時間がかかり出すとさらに恐怖が増す。
検査を無視して逃げ出し王と民が続出し王都は騒乱状態になっていった。
その頃セシル達は、少しでも子供を助けようと身寄りのない子や助けを求められない子供達を中心に保護し始めていた。
最終的にその数は5000人にもなった。
「セシル様子供達の保護は問題なく心配ございません。」
シスターメイがそう言って胸を張った、成長途中の私には眩しい姿少し嫉妬が・・・。
「でも私も26歳なのに未だに14・5歳くらいの姿のまま、不老不死ていうのは老化が始まらないということよね、成長が止まることじゃないよね。」
誰に言うこともなく呟く私に温かい声をかける者はいなかった。(残念だよ~・・・。)
ー デオルダン国王の王城にて
邪神デオルダンは苛立っていた。
「何故こうもうまくいかないんだ、誰かが我の邪魔をしている、誰だ!」
周りを見回しながら多くの視線を感じる・・・。
「まさか・・・女神が気づいて手を打ってきたか。」
急がねば我が力が日毎に弱まっている。
今まで我の威光に頭を下げていたもの達が、目を逸らすように姿を消していった。
民の心を癒せる亜人を早くここに連れて来い。
邪神は見えない力に見られている苛立たしさに冷静な判断をすることができなくなっていた。
自分の姿を見て目を背ける者をその場で斬り捨てて回り出したのだ。
阿鼻叫喚の地獄絵図がそこの存在した。
その呪われた魂を糧に邪神はリッチを召喚した。
「召喚に応じました邪神様。ご用命を。」
膝をつきそう述べるリッチに満足げに頷く邪神は、
「我を信仰せぬ者を黄泉の世界へ連れて行け!」
「ははー、仰せのままに。」
そう答えたリッチは、煙にように消えると夜の闇にスケルトンを大量に召喚し
「王都を黄泉の世界に作り替えよ。」
と命じた、カクカクと音を立ててスケルトン軍団が王都の街の宵闇に消えていく、その後各地から悲鳴が聞こえるようになった。
ー 黄泉の軍団との対決
「セシル様、王都にスケルトン騎士が大量に現れました。数からしてリッチ辺りが指揮している可能性があります、いかがしましょうか?」
「それならタロウとクロに対処させましょう。私はリッチを探します。」
と言いながら女神の五指のメンバーには、子供達を守るように指示した。
スケルトンに殺された王都民はその後グールやゾンビとなりて、さらに王都民を襲う。
そこに現れたタロウ、
「不浄のものよ、我が炎で浄化せよ。」
と言うと真っ白いブレスを吐き出した。
一方クロは、
「竜魔法滅法を受けよ。」
と言うと半径200mの範囲に魔法陣が現れ、その中のスケルトンらが次々に消えていった。
私は王都内を覆うほどの魔力の網を広げた、これは私の従魔達がいるから簡単に成功しているが普通ならなかなか難しいことなのですよ。
「ん!見つけた。邪神とリッチね。先ずはリッチから倒しましょう。」
と言うと
「どこでも扉」
どこかで聞いたフレーズに似てるがオリジナルですよ。
と意味のない言い訳を言いながら私は、リッチの隠れるデオルダン神を祀る教会に移転した。
「お前は誰だ?・・・女神の犬か。」
と吐き捨てるように言うリッチに私は
「女神は関係ないわ、臭いものを処分しに来ただけよ。」
と言うと、リッチはイラついたのか
「力の差を思い知れ!」
と言いながら魔法攻撃を仕掛けてきた。
「どうしたのだ?私の魔法が全く効かない。」
リッチは混乱していた、それもそうだろうドラゴンの魔法すら無効にするスキルを持つ私にリッチ如きの魔法など届くことすらない。
私は驚くリッチに近づくと、
「浄化!」
と一言呟いた、リッチは聖の炎に包まれて声も上げられず消え去ったのだった、それと同時にリッチが召喚したスケルトン達もその姿を消すのだった。
「何!リッチの気配が消えた?何処にいる、ワシを狙う女神の犬は。」
半狂乱の邪神は力のほとんどを失っており、王城の王の間の椅子に座っていた。
そこに私が現れると
「お前が女神の犬か?」
という邪神だったもの。
すでに姿を保つことさえ難しいほど神力を失っており、このまま消滅するのを待ってもいいほどだったが。
「消えてもらうわよ、一切消滅!」
と唱えて聖魔法の最上級の浄化魔法を発動した。
邪神デオルダンは、少し笑ったような顔を見せた後霧のようのその存在を消したのだった。
これでデオルダン国王の邪神騒動の大元は退治されたが、後はこの国に正しい行いをするものが残っているかだが・・・これだけ女神の信者が増えたから、大丈夫よね。
ー 後始末
私は女神教の名を持って、回収していた食料やポーションを王都民に配給しながら復興の様子を見ていた。
今まで邪神の国王から隠れていたようにしていた貴族らが、兵を連れて王都に入場し、配給をしていた女神教のシスター達に混じって王都民の手助けをし始めた。
「これでもう大丈夫かしら。」
私はそう言うと獣王王国に向けて馬車を走らせた。
私は従魔達をデオルダン国王内に編み目の様に配置した、これからこの国に騒乱と不安が襲いかかるからだ。
この世界の民を傷つけることは本意ではないが、邪神に魂を捧げてしまった民については助けるべき手が出せない。
神の戦いとはそういうものなのだ。
ただしせめて子供達だけでも救いたいと私は思っているのだ、その為に私はこの手を限りなく大きく広げるのだ。
デオルダン国王に出入りする商隊を足止めし商品の流通を止める。
食料については、従魔のネズミに収納魔法のスキルを与え、1匹1トンの食料を確保する様に命じている。
この国に入ってきたネズミ型の従魔は1万匹、この国の民は1万トンの食料を奪われるのだ。
当然食料がないため他国に逃げ出すものもいよう、そのもの達には他国において温かく豊富な食料を女神の名で与えるつもりだ、兎に角邪神の信仰を減らして力を奪うのが今の最善の方法なのだ。
デオルダン国王軍が王都を出て2週間が経った、追加の食料を補給しにきた兵士たちは食料が底をつきかけていることに驚く。
このままでは戦争どころではない、皆今回の戦争について懐疑的になってきている、不幸なことが起こりすぎるのだ。
誰かが言う
「女神様の神罰ではないか。」
と。
デオルダン神を祀る教会には飢えや病を訴える信者でごった返していた。
「神父様、お願いです。子供だけでも食べ物をお恵みください。」
「シスター父の病を癒してください。」
と言うような者で外まで溢れた人が叫び泣いていた。
その後助けてもらえないと知った民達にやさしいこえが
「私は女神教のシスターです。獣人ですが私の元には食料も病を治すポーションもあります、女神教に入信していただければ施せます、如何ですか?」
と優しく声をかけている、始めは獣人なのか、と言う顔をしていたが飢えや病で苦しむ家族の顔を見るに
「俺は女神教に宗教替えする、だから助けてください。」
と1人の父親がグッタリした娘を腕にだきそう言うと
「どうぞこちらに」
と建物の中に招き入れる、その後10分ほどですっかり元気になった娘と歩いて出てきた男を見て、他の民が俺も俺もと押しかけ始める。
その後も途切れることなく女神教の教会には人が並んでいた。
ー 邪神デオルダン side
「どうしたのだ、我の力が少しずつ失われている。誰か!獣人王国に向かった将軍からの吉報はまだか!」
と怒鳴りつける邪神デオルダン。
何か予想もしていないことが起こっている気配がするが・・・分からない。
ー 国境にて
両国軍の対峙が始まり今日で3日目、獣人らは毎日宴のような酒盛りをして英気を養っている。
デオルダン国王軍は日毎に病人が出て立ってるのもやっとの兵ばかり、これでは戦争する前に敗れているようなもの。
将軍は焦りを感じていた、多分今頃は王都で国王が吉報を今か今かと待っているだろう。
せめてここにいる1000人の獣人だけでも蹴散らせなければ・・・帰れない。
ここにき時間はデオルダン国王軍には味方をしないことだけはハッキリしている、総攻撃で短期決戦をして一旦引き上げよう。
将軍はそう決意した。
「良いか明日早朝より、総攻撃をかける。今晩は兵士に英気を養うように命じろ、必要なら酒を出しても良い。」
と命じて明日に備えた。
その命令をそばで聞く影がいた。
女神の五指のメンバーだ。
「これで最後だな、今宵の酒にはたっぷりと薬を混ぜてやろう。」
と笑うとそっとその場を離れた。
ー 決着の朝
「何!兵士が皆倒れて動けないだと!」
怒りに似た感情を隠すこともなく将軍は、天幕の外に出た。
そこには呻き苦しむ兵の姿が目渡す限り見えていた
「もうダメだ。お終いだ。」
将軍は1人獣人王国側に進み、そこにいる獣人軍の1人にこう言った
「我はデオルダン国王軍最高司令官である、責任者に合わせてくれ。」
と。
現獣王が連れてこられた将軍を前に
「俺が獣王のタイガーだ。何かようか?それとも今から開戦か?」
と問うと
膝をつき頭を下げた将軍が力無く
「ワシらの負けだ、もう戦うどころか生きることも難しい。何故だ何故神は私らを見捨てたのだ。」
と涙を流すそれを見たタイガーは
「それはな、お前達が写真を信仰したからだよ。女神には配下の神などいない、いるのは使徒様だけだ。」
と答えると将軍は
「え!女神の配下にデオルダン神が存在しない、邪神だと?まさか!・・・申し訳ない、女神様我々を救いたまえ!」
と言うとそのまま意識を失った。
「全く戦いにもならぬとは、おいコイツを敵に送り返せ!」
と指示すると天幕のベットにふて寝し始めた。
ー デオルダン国王内 side
「おい聞いたか?デオルダン神という神はいないそうだ。邪神が神の名を名乗ってると女神が信託をおろしたということだぜ。」
至る所で同じような話が広がっていた、獣人国からのスパイが流しているが食糧難で病が広がってる今、それを嘘だと言い切れる民はいなかった。
「やっぱり女神に神罰という話は本当なのか?それなら早くここを出なけれ絵も生き残れないぞ。」
という話が流れた瞬間、王都の人々は恐怖に駆られヒステリックになり王都脱出を始めたのだ。
それが多くに人に広がり門をくぐるのに時間がかかり出すとさらに恐怖が増す。
検査を無視して逃げ出し王と民が続出し王都は騒乱状態になっていった。
その頃セシル達は、少しでも子供を助けようと身寄りのない子や助けを求められない子供達を中心に保護し始めていた。
最終的にその数は5000人にもなった。
「セシル様子供達の保護は問題なく心配ございません。」
シスターメイがそう言って胸を張った、成長途中の私には眩しい姿少し嫉妬が・・・。
「でも私も26歳なのに未だに14・5歳くらいの姿のまま、不老不死ていうのは老化が始まらないということよね、成長が止まることじゃないよね。」
誰に言うこともなく呟く私に温かい声をかける者はいなかった。(残念だよ~・・・。)
ー デオルダン国王の王城にて
邪神デオルダンは苛立っていた。
「何故こうもうまくいかないんだ、誰かが我の邪魔をしている、誰だ!」
周りを見回しながら多くの視線を感じる・・・。
「まさか・・・女神が気づいて手を打ってきたか。」
急がねば我が力が日毎に弱まっている。
今まで我の威光に頭を下げていたもの達が、目を逸らすように姿を消していった。
民の心を癒せる亜人を早くここに連れて来い。
邪神は見えない力に見られている苛立たしさに冷静な判断をすることができなくなっていた。
自分の姿を見て目を背ける者をその場で斬り捨てて回り出したのだ。
阿鼻叫喚の地獄絵図がそこの存在した。
その呪われた魂を糧に邪神はリッチを召喚した。
「召喚に応じました邪神様。ご用命を。」
膝をつきそう述べるリッチに満足げに頷く邪神は、
「我を信仰せぬ者を黄泉の世界へ連れて行け!」
「ははー、仰せのままに。」
そう答えたリッチは、煙にように消えると夜の闇にスケルトンを大量に召喚し
「王都を黄泉の世界に作り替えよ。」
と命じた、カクカクと音を立ててスケルトン軍団が王都の街の宵闇に消えていく、その後各地から悲鳴が聞こえるようになった。
ー 黄泉の軍団との対決
「セシル様、王都にスケルトン騎士が大量に現れました。数からしてリッチ辺りが指揮している可能性があります、いかがしましょうか?」
「それならタロウとクロに対処させましょう。私はリッチを探します。」
と言いながら女神の五指のメンバーには、子供達を守るように指示した。
スケルトンに殺された王都民はその後グールやゾンビとなりて、さらに王都民を襲う。
そこに現れたタロウ、
「不浄のものよ、我が炎で浄化せよ。」
と言うと真っ白いブレスを吐き出した。
一方クロは、
「竜魔法滅法を受けよ。」
と言うと半径200mの範囲に魔法陣が現れ、その中のスケルトンらが次々に消えていった。
私は王都内を覆うほどの魔力の網を広げた、これは私の従魔達がいるから簡単に成功しているが普通ならなかなか難しいことなのですよ。
「ん!見つけた。邪神とリッチね。先ずはリッチから倒しましょう。」
と言うと
「どこでも扉」
どこかで聞いたフレーズに似てるがオリジナルですよ。
と意味のない言い訳を言いながら私は、リッチの隠れるデオルダン神を祀る教会に移転した。
「お前は誰だ?・・・女神の犬か。」
と吐き捨てるように言うリッチに私は
「女神は関係ないわ、臭いものを処分しに来ただけよ。」
と言うと、リッチはイラついたのか
「力の差を思い知れ!」
と言いながら魔法攻撃を仕掛けてきた。
「どうしたのだ?私の魔法が全く効かない。」
リッチは混乱していた、それもそうだろうドラゴンの魔法すら無効にするスキルを持つ私にリッチ如きの魔法など届くことすらない。
私は驚くリッチに近づくと、
「浄化!」
と一言呟いた、リッチは聖の炎に包まれて声も上げられず消え去ったのだった、それと同時にリッチが召喚したスケルトン達もその姿を消すのだった。
「何!リッチの気配が消えた?何処にいる、ワシを狙う女神の犬は。」
半狂乱の邪神は力のほとんどを失っており、王城の王の間の椅子に座っていた。
そこに私が現れると
「お前が女神の犬か?」
という邪神だったもの。
すでに姿を保つことさえ難しいほど神力を失っており、このまま消滅するのを待ってもいいほどだったが。
「消えてもらうわよ、一切消滅!」
と唱えて聖魔法の最上級の浄化魔法を発動した。
邪神デオルダンは、少し笑ったような顔を見せた後霧のようのその存在を消したのだった。
これでデオルダン国王の邪神騒動の大元は退治されたが、後はこの国に正しい行いをするものが残っているかだが・・・これだけ女神の信者が増えたから、大丈夫よね。
ー 後始末
私は女神教の名を持って、回収していた食料やポーションを王都民に配給しながら復興の様子を見ていた。
今まで邪神の国王から隠れていたようにしていた貴族らが、兵を連れて王都に入場し、配給をしていた女神教のシスター達に混じって王都民の手助けをし始めた。
「これでもう大丈夫かしら。」
私はそう言うと獣王王国に向けて馬車を走らせた。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
俺、何しに異世界に来たんだっけ?
右足の指
ファンタジー
「目的?チートスキル?…なんだっけ。」
主人公は、転生の儀に見事に失敗し、爆散した。
気づいた時には見知らぬ部屋、見知らぬ空間。その中で佇む、美しい自称女神の女の子…。
「あなたに、お願いがあります。どうか…」
そして体は宙に浮き、見知らぬ方陣へと消え去っていく…かに思えたその瞬間、空間内をとてつもない警報音が鳴り響く。周りにいた羽の生えた天使さんが騒ぎたて、なんだかポカーンとしている自称女神、その中で突然と身体がグチャグチャになりながらゆっくり方陣に吸い込まれていく主人公…そして女神は確信し、呟いた。
「やべ…失敗した。」
女神から託された壮大な目的、授けられたチートスキルの数々…その全てを忘れた主人公の壮大な冒険(?)が今始まる…!
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる