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神さま(?)拾いました【本編完結】
17.神様は冗談を言わない
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆
神様さんが本を持って部屋を出てからスマホゲームを始めたのだが、日課をこなしてすぐに終わらせた。
ごめんな、甘崎くん。気が乗らないわ……
アニキからの返信待ちにちょうどいいかと思ったものの、三十分もかからない日課のイベントをこなす間に返事はなかった。既読にもならないあたり、仕事が忙しいのかも知れない。
それか、何かの作業中で手が離せないか……何をしているんだろう。
十一時をすぎたばかりで昼食にするにはまだ早いが、別段何をするわけでもない。ちょっと彼の様子を窺ってみよう。
スマホを充電器に繋いで、私は部屋を出る。
ダイニングテーブルに神様さんはいた。本を読んでいる。
「おや、げぇむはもういいのかい?」
私が見ていることにすぐに気づいて、彼は本をパタンと閉じてこちらを見た。
「限定イベントは走り切っているので、そんなに時間は要らないんですよ。それに、長時間連続でプレイしないといけないような設計にはもともとなっていないんです。こういうゲームは毎日ちょっとずつ飽きずに続けられる工夫が大事なので」
「ふぅん」
彼はにんまりしている。なんだろう。
「……どうかしました?」
「甘崎くんよりも僕のほうに興味が向いているみたいに感じられたから、嬉しいなあって」
「やきもち焼いたのはそっちなのに、そういう言い方しますかっ?」
彼の指摘はなんか小っ恥ずかしい。一般的な意味合いなら間違いなくゲームよりも彼に興味が向いている状態だが、親密になりたくて様子を見に戻ったつもりはないのだ。
私があわあわしていると、彼は頬を小さく膨らませる。
「やっぱりやましいげぇむじゃないか」
「恋愛ゲームじゃないですってば」
いつまでもくだらないやり取りをしているのは不毛だ。私は咳払いをして切り替えることにする。
「その本、面白いですか?」
「物語としては面白いと思ってるよ」
「そうなんですか」
なんとなく意外だった。暇つぶしで目を通しているのだと思っていたので、内容をちゃんと理解しようとしているとは考えなかったのだ。
「弓弦ちゃんも好きなんでしょう、このお話」
私の反応を見て、彼は首を傾げた。
「まあ、好きではありますね。ひとり暮らしをするときに一緒に持ってきたんですから」
「憧れた?」
「まさか」
私は肩をすくめる。
「彼らにとってはそれが幸せなのでしょうし、物語としてはハッピーエンドだと思いますよ。でも、私は人間以外と結ばれることは望まない。大変なのが分かりきっているんですよ。物語としてドラマチックで胸が躍る展開が待ち受けていると捉えることはできますが……作劇の都合だなあって考えちゃうんですよねえ」
私の返答に、彼は頬杖をついた。
「君はいつだって安全圏にいたいんだね。退屈じゃないのかい?」
「毎日が忙しすぎるからこそ、安全圏で心落ち着けたいんですよ」
日常を普通にこなすのに精一杯なのだ。これ以上の厄介ごとは御免である。
やれやれといった様子で返せば、彼はふっと優しく笑った。
「じゃあ、これから先は安泰でいいねえ」
「どういう意味です?」
「僕が君を一生守るからだよ」
一生?
私は笑顔を引き攣らせた。
「いやいや、冗談」
「神様は冗談を言わないんじゃないかな」
「あなたは自称じゃないですか」
「あはは、それはそうかもしれないね。僕自身の名前も忘れてしまっているくらいだし」
そう笑い飛ばすが、じっと見つめてくる視線が熱っぽくて、なんとなく甘い。胸がドキドキする。
「そうだ。僕に名前をつけてみるかい?」
私は瞬時に首と手を横に振った。
「不用意に怪異に名前をつけてはいけないって教わっているので」
危ない危ない。勢いで名付けをするところだった。
怪異というものは名前をつけるなどの定義を行うと強力になる。きちんと命名を行えば対策をしやすくなるものだが、私のような専門家でもない人間が不用意に行えば碌なことにならない――父がそう口を酸っぱく言っていたのを思い出す。
惜しかったなあとボソリと告げて、彼は明るく笑った。
「便宜的に神様さんって君は呼んでくれるけど、それは問題ないのかな?」
「広義的にはよろしくないでしょうけれど、あなた自身が神様だと名乗ったのでギリギリ?」
「なるほどなるほど」
うんうんと頷く。その様子に、私は疑問を抱いた。
「そういえば、繰り返し言葉は平気なんですね」
「申す申す、とか?」
「電話でやる『もしもし』ですね」
相手が人間であることを確認するために繰り返し言葉を使う例として電話口での「もしもし」がある。妖怪の類いは繰り返しを含む言葉を言えないそうだ。
「ふふ。その辺はなんてことないかな」
どういう系統の存在なんだろう。やはり神様に近い何かなのだろうか。私のおかげで顕現したとか言っていたけど。
「僕について知りたいことがあったらなんでも聞いてくれていいよ。といっても、僕自身の存在は曖昧だから答えられることは少ないと思うけどね」
上機嫌にニコニコしながら彼は告げる。ゲームをしないで構ってくれることがよほど嬉しいらしい。
「そうですね……って、急に話を振られても、何を聞いたらいいのかなんてすぐには思い浮かばないんですが」
「ふむ……じゃあ、僕が君に質問してもいいかい?」
少々がっかりした様子で話を振られる。私は肩をすくめた。
「あまり自分のことをベラベラ喋るのは得策だと思えないんですよねえ……」
なお、神様さんが本気を出すと私の思考は読み放題なわけで、隠すも何もないのだけど。
すると彼はニコニコと友好的な表情を見せた。
「警戒心が強いのはいいことだけど、僕と君は契りを交わした仲なのだし、もう少し気を緩めてもいいんじゃないかな」
「これ以上深い仲にはなりたくないんですよ」
「一晩限りの仲でいいって?」
「まあ、そういうことですね」
眉間に皺が寄っている自信がある。平凡な日常を愛しているのであって非日常は遠慮願いたい。彼と関わり合うのはこれっきりで結構だ。
真面目に返すと、ショックを受けたという顔をされた。でも、どこか演技っぽい。
神様さんが本を持って部屋を出てからスマホゲームを始めたのだが、日課をこなしてすぐに終わらせた。
ごめんな、甘崎くん。気が乗らないわ……
アニキからの返信待ちにちょうどいいかと思ったものの、三十分もかからない日課のイベントをこなす間に返事はなかった。既読にもならないあたり、仕事が忙しいのかも知れない。
それか、何かの作業中で手が離せないか……何をしているんだろう。
十一時をすぎたばかりで昼食にするにはまだ早いが、別段何をするわけでもない。ちょっと彼の様子を窺ってみよう。
スマホを充電器に繋いで、私は部屋を出る。
ダイニングテーブルに神様さんはいた。本を読んでいる。
「おや、げぇむはもういいのかい?」
私が見ていることにすぐに気づいて、彼は本をパタンと閉じてこちらを見た。
「限定イベントは走り切っているので、そんなに時間は要らないんですよ。それに、長時間連続でプレイしないといけないような設計にはもともとなっていないんです。こういうゲームは毎日ちょっとずつ飽きずに続けられる工夫が大事なので」
「ふぅん」
彼はにんまりしている。なんだろう。
「……どうかしました?」
「甘崎くんよりも僕のほうに興味が向いているみたいに感じられたから、嬉しいなあって」
「やきもち焼いたのはそっちなのに、そういう言い方しますかっ?」
彼の指摘はなんか小っ恥ずかしい。一般的な意味合いなら間違いなくゲームよりも彼に興味が向いている状態だが、親密になりたくて様子を見に戻ったつもりはないのだ。
私があわあわしていると、彼は頬を小さく膨らませる。
「やっぱりやましいげぇむじゃないか」
「恋愛ゲームじゃないですってば」
いつまでもくだらないやり取りをしているのは不毛だ。私は咳払いをして切り替えることにする。
「その本、面白いですか?」
「物語としては面白いと思ってるよ」
「そうなんですか」
なんとなく意外だった。暇つぶしで目を通しているのだと思っていたので、内容をちゃんと理解しようとしているとは考えなかったのだ。
「弓弦ちゃんも好きなんでしょう、このお話」
私の反応を見て、彼は首を傾げた。
「まあ、好きではありますね。ひとり暮らしをするときに一緒に持ってきたんですから」
「憧れた?」
「まさか」
私は肩をすくめる。
「彼らにとってはそれが幸せなのでしょうし、物語としてはハッピーエンドだと思いますよ。でも、私は人間以外と結ばれることは望まない。大変なのが分かりきっているんですよ。物語としてドラマチックで胸が躍る展開が待ち受けていると捉えることはできますが……作劇の都合だなあって考えちゃうんですよねえ」
私の返答に、彼は頬杖をついた。
「君はいつだって安全圏にいたいんだね。退屈じゃないのかい?」
「毎日が忙しすぎるからこそ、安全圏で心落ち着けたいんですよ」
日常を普通にこなすのに精一杯なのだ。これ以上の厄介ごとは御免である。
やれやれといった様子で返せば、彼はふっと優しく笑った。
「じゃあ、これから先は安泰でいいねえ」
「どういう意味です?」
「僕が君を一生守るからだよ」
一生?
私は笑顔を引き攣らせた。
「いやいや、冗談」
「神様は冗談を言わないんじゃないかな」
「あなたは自称じゃないですか」
「あはは、それはそうかもしれないね。僕自身の名前も忘れてしまっているくらいだし」
そう笑い飛ばすが、じっと見つめてくる視線が熱っぽくて、なんとなく甘い。胸がドキドキする。
「そうだ。僕に名前をつけてみるかい?」
私は瞬時に首と手を横に振った。
「不用意に怪異に名前をつけてはいけないって教わっているので」
危ない危ない。勢いで名付けをするところだった。
怪異というものは名前をつけるなどの定義を行うと強力になる。きちんと命名を行えば対策をしやすくなるものだが、私のような専門家でもない人間が不用意に行えば碌なことにならない――父がそう口を酸っぱく言っていたのを思い出す。
惜しかったなあとボソリと告げて、彼は明るく笑った。
「便宜的に神様さんって君は呼んでくれるけど、それは問題ないのかな?」
「広義的にはよろしくないでしょうけれど、あなた自身が神様だと名乗ったのでギリギリ?」
「なるほどなるほど」
うんうんと頷く。その様子に、私は疑問を抱いた。
「そういえば、繰り返し言葉は平気なんですね」
「申す申す、とか?」
「電話でやる『もしもし』ですね」
相手が人間であることを確認するために繰り返し言葉を使う例として電話口での「もしもし」がある。妖怪の類いは繰り返しを含む言葉を言えないそうだ。
「ふふ。その辺はなんてことないかな」
どういう系統の存在なんだろう。やはり神様に近い何かなのだろうか。私のおかげで顕現したとか言っていたけど。
「僕について知りたいことがあったらなんでも聞いてくれていいよ。といっても、僕自身の存在は曖昧だから答えられることは少ないと思うけどね」
上機嫌にニコニコしながら彼は告げる。ゲームをしないで構ってくれることがよほど嬉しいらしい。
「そうですね……って、急に話を振られても、何を聞いたらいいのかなんてすぐには思い浮かばないんですが」
「ふむ……じゃあ、僕が君に質問してもいいかい?」
少々がっかりした様子で話を振られる。私は肩をすくめた。
「あまり自分のことをベラベラ喋るのは得策だと思えないんですよねえ……」
なお、神様さんが本気を出すと私の思考は読み放題なわけで、隠すも何もないのだけど。
すると彼はニコニコと友好的な表情を見せた。
「警戒心が強いのはいいことだけど、僕と君は契りを交わした仲なのだし、もう少し気を緩めてもいいんじゃないかな」
「これ以上深い仲にはなりたくないんですよ」
「一晩限りの仲でいいって?」
「まあ、そういうことですね」
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