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アフターストーリー【不定期更新】
福の神と免許証
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客先の担当さんが次回のミーティングはずらせないかと提案してきたので、こちらの都合を確認して問題ないことを伝えたところほっとした表情を見せた。なんでも、免許の更新が迫っているのに手続きの日時を予約する必要があって、空いていた日時がそこしかなかったそうだ。予約制なのはいいことだと思うけれど、枠が決まっているというのも少し窮屈に感じられる。
「おや、それはなんだい?」
「運転免許証ですよ。車を運転するための」
ふと、自分の次の更新日がいつ頃だったのかが気になって、家に帰ったタイミングで免許証を財布から引っ張り出したらまだ先だった。あまり出番がないから更新忘れそう。
私が財布にしまうと、彼は不思議そうな顔をした。
「弓弦ちゃんは車を持っていないよね? 梓くんは二輪と自動車と中型車を運転できるみたいだけど」
アニキの名前が出てきた。バイト先でよく顔を合わせているし、仕事で使っているのを見ているから知っているのだろう。
にしても、ちょっと詳しすぎやしないか?
「ええ、車は持っていないですよ。都内で会社員していると出番がないですから」
電車もバスも発達している都心部にいる限り、自分で運転する場面はない。移動は公共交通機関に頼ったほうが楽チンだからだ。
車を持つことも可能ではあるのだろうが、車庫の問題がある。駐車場の金額が定期券よりもずっと高くつくようなお値段なので、賃貸に住んでいる人は車は持たない選択をすることだろう。郊外であれば車なしは辛い状況もあるかもしれないものの、駅から比較的近い場所に住んでいる私が車を持つことはまずない。
彼が不思議そうな顔をした。
「じゃあ、どうして免許を持っているんだい?」
「就職のときに少しは役立つかなと思って。あと、実家に帰ったら必要な場面があるんですよ」
免許証が役に立ったと思えた場面は就職時にはさっぱりなかったが、実家では何度か助かっていた。父がトラブルに巻き込まれやすいため、自力での移動手段は多いに越したことはない。
「この前帰ったときは送り迎え付きだったじゃないか」
「いろいろあるんですよ。運転手がいなかったら詰むんです、あの辺り」
「僕は時空を飛び越えられるから、あまり気にしたことがなかったよ」
さすが自称神様な怪異である。発想と手段が人間とは次元が違う。
「それはそれとして、アニキの免許についてやたらと詳しかった気がするんですが、興味が?」
私が尋ねると、彼は首を横に振った。
「うん?」
「厨房だけじゃなくて配達も行ってくれたらなあって。ちょっと免許をとりにいかないかって提案されたんだよねえ」
「運転免許、取れるんですか?」
「さあ」
戸籍がないので無理じゃないかな、怪異なんだから。
彼は肩をすくめる。
「まあ、彼なりの冗談じゃないかな。店員が足りないのは、事実なんだけど」
「バイト、足りないんですか?」
「繁盛させすぎちゃったみたいで」
「ああ、そういう……」
難儀である。
小さなローカル店なので、キャパが足らないのだろう。彼がバイトをするようになってからは遠くからも立ち寄りたくなる話題のお店に昇格したらしいし、上手く回すにもいよいよ限界を迎えたに違いない。
「僕は楽しく仕事をしているからいいのだけど、まわりはそうでもないみたいだねえ」
「神様さん、すっかり福の神じゃないですか」
「僕が、じゃないよ。梓くんの腕がすごいのさ。店長は普通の人」
普通の人と言い切られた店長がちょっと不憫に思える。
アニキと店長があそこで店を開いて、地元に愛される憩いの場として育ててきた。他所からやってきた人間が店を構えてそこそこ繁盛していたのだから、店を根付かせた立役者ではあるはずだ。
「僕は良かれと思って手を貸していたつもりなんだけど、塩梅は難しいねえ。その加減が下手なあたり、ちゃんとした神様として扱ってもらえない原因なのかも」
「珍しくぼやきますね」
「泣き言くらいこぼすよ、完璧ではないから」
そう告げて、彼は私の顔を覗き込む。
「慰めてくれるかい?」
情熱的な視線を向けてくるが、今日の私は揺るがなかった。
「もっと建設的な議論をすべきじゃないかと」
「それは弓弦ちゃんとじゃなくて、梓くんとするからいいんだよ」
「でも、冗談をいうのはアニキっぽくないんですよ。過労で倒れる前に手を打つべきじゃないかと」
「むむ……」
私がやんわりと拒んだので、神様さんは小さく膨れた。
「それに、神様さんが福の神じゃないとするなら、ほかの怪異の仕業かもしれないですよ? その土地にいるモノとかあるんですし」
「ああ……なるほどなるほど。繁盛させて店を大きくする必要を作り、移転名目で追い出す方法もある、か」
何か思い当たる節でもあったようだ。彼は腕を組んで頷いた。
「梓くんには怪異を視る目も退ける力もないけど、ひとたび認識できた怪異をねじ伏せる力はあるみたいだからね。いいように仕向けて遠ざけようとするモノの気配は、うんうん、確かにあるねえ」
あるんだ。
私にはそっちの方が驚きだが。
「店が繁盛するのはいいことだと思っていたけど、このままでは共倒れになりかねない。探りを入れて、二人に店の今後について聞いてみるよ」
「ええ、それがいいと思います」
これで問題がいくらか解決すればいいけど。アニキも私に愚痴を言うようなタイプじゃないからなあ。
やれやれと思っていると、彼に肩をポンポンと叩かれた。
「はい?」
「方針も決まったことだし、慰めてほしいな」
「え、今から、ですか?」
「晩酌の準備も済んでいることだし、一緒にお風呂はどうかな」
なんとなく圧を感じる。拒否権はなさそうだ。
まあ、たまにはいいか。
私は立ち上がると彼をぎゅっと抱きしめた。
「じゃあ、そうしましょう」
「ふふ。僕から甘えてみるのもいいねえ」
「誘うのはいつも神様さんのほうからじゃないですか……」
私たちは仲良く脱衣所に向かうのだった。
《終わり》
「おや、それはなんだい?」
「運転免許証ですよ。車を運転するための」
ふと、自分の次の更新日がいつ頃だったのかが気になって、家に帰ったタイミングで免許証を財布から引っ張り出したらまだ先だった。あまり出番がないから更新忘れそう。
私が財布にしまうと、彼は不思議そうな顔をした。
「弓弦ちゃんは車を持っていないよね? 梓くんは二輪と自動車と中型車を運転できるみたいだけど」
アニキの名前が出てきた。バイト先でよく顔を合わせているし、仕事で使っているのを見ているから知っているのだろう。
にしても、ちょっと詳しすぎやしないか?
「ええ、車は持っていないですよ。都内で会社員していると出番がないですから」
電車もバスも発達している都心部にいる限り、自分で運転する場面はない。移動は公共交通機関に頼ったほうが楽チンだからだ。
車を持つことも可能ではあるのだろうが、車庫の問題がある。駐車場の金額が定期券よりもずっと高くつくようなお値段なので、賃貸に住んでいる人は車は持たない選択をすることだろう。郊外であれば車なしは辛い状況もあるかもしれないものの、駅から比較的近い場所に住んでいる私が車を持つことはまずない。
彼が不思議そうな顔をした。
「じゃあ、どうして免許を持っているんだい?」
「就職のときに少しは役立つかなと思って。あと、実家に帰ったら必要な場面があるんですよ」
免許証が役に立ったと思えた場面は就職時にはさっぱりなかったが、実家では何度か助かっていた。父がトラブルに巻き込まれやすいため、自力での移動手段は多いに越したことはない。
「この前帰ったときは送り迎え付きだったじゃないか」
「いろいろあるんですよ。運転手がいなかったら詰むんです、あの辺り」
「僕は時空を飛び越えられるから、あまり気にしたことがなかったよ」
さすが自称神様な怪異である。発想と手段が人間とは次元が違う。
「それはそれとして、アニキの免許についてやたらと詳しかった気がするんですが、興味が?」
私が尋ねると、彼は首を横に振った。
「うん?」
「厨房だけじゃなくて配達も行ってくれたらなあって。ちょっと免許をとりにいかないかって提案されたんだよねえ」
「運転免許、取れるんですか?」
「さあ」
戸籍がないので無理じゃないかな、怪異なんだから。
彼は肩をすくめる。
「まあ、彼なりの冗談じゃないかな。店員が足りないのは、事実なんだけど」
「バイト、足りないんですか?」
「繁盛させすぎちゃったみたいで」
「ああ、そういう……」
難儀である。
小さなローカル店なので、キャパが足らないのだろう。彼がバイトをするようになってからは遠くからも立ち寄りたくなる話題のお店に昇格したらしいし、上手く回すにもいよいよ限界を迎えたに違いない。
「僕は楽しく仕事をしているからいいのだけど、まわりはそうでもないみたいだねえ」
「神様さん、すっかり福の神じゃないですか」
「僕が、じゃないよ。梓くんの腕がすごいのさ。店長は普通の人」
普通の人と言い切られた店長がちょっと不憫に思える。
アニキと店長があそこで店を開いて、地元に愛される憩いの場として育ててきた。他所からやってきた人間が店を構えてそこそこ繁盛していたのだから、店を根付かせた立役者ではあるはずだ。
「僕は良かれと思って手を貸していたつもりなんだけど、塩梅は難しいねえ。その加減が下手なあたり、ちゃんとした神様として扱ってもらえない原因なのかも」
「珍しくぼやきますね」
「泣き言くらいこぼすよ、完璧ではないから」
そう告げて、彼は私の顔を覗き込む。
「慰めてくれるかい?」
情熱的な視線を向けてくるが、今日の私は揺るがなかった。
「もっと建設的な議論をすべきじゃないかと」
「それは弓弦ちゃんとじゃなくて、梓くんとするからいいんだよ」
「でも、冗談をいうのはアニキっぽくないんですよ。過労で倒れる前に手を打つべきじゃないかと」
「むむ……」
私がやんわりと拒んだので、神様さんは小さく膨れた。
「それに、神様さんが福の神じゃないとするなら、ほかの怪異の仕業かもしれないですよ? その土地にいるモノとかあるんですし」
「ああ……なるほどなるほど。繁盛させて店を大きくする必要を作り、移転名目で追い出す方法もある、か」
何か思い当たる節でもあったようだ。彼は腕を組んで頷いた。
「梓くんには怪異を視る目も退ける力もないけど、ひとたび認識できた怪異をねじ伏せる力はあるみたいだからね。いいように仕向けて遠ざけようとするモノの気配は、うんうん、確かにあるねえ」
あるんだ。
私にはそっちの方が驚きだが。
「店が繁盛するのはいいことだと思っていたけど、このままでは共倒れになりかねない。探りを入れて、二人に店の今後について聞いてみるよ」
「ええ、それがいいと思います」
これで問題がいくらか解決すればいいけど。アニキも私に愚痴を言うようなタイプじゃないからなあ。
やれやれと思っていると、彼に肩をポンポンと叩かれた。
「はい?」
「方針も決まったことだし、慰めてほしいな」
「え、今から、ですか?」
「晩酌の準備も済んでいることだし、一緒にお風呂はどうかな」
なんとなく圧を感じる。拒否権はなさそうだ。
まあ、たまにはいいか。
私は立ち上がると彼をぎゅっと抱きしめた。
「じゃあ、そうしましょう」
「ふふ。僕から甘えてみるのもいいねえ」
「誘うのはいつも神様さんのほうからじゃないですか……」
私たちは仲良く脱衣所に向かうのだった。
《終わり》
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