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【拡散希望】これが息子の命を奪った悪魔たちです。
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16歳でこの世を去った息子・ユキの寝顔は、あまりに静謐で、あまりに美しかった。
死因は急性心不全。医師は、先天的な素因とともに過度のストレスが重なった可能性を、申し訳程度に付け加えた。妻を亡くし、男手一つで彼を守り抜くつもりだった。だが現実は違った。仕事の忙しさを盾に、彼を孤独という密室に閉じ込めていた。「ストレス」という言葉は、そんな自分に突きつけられた鋭利な刃のようだった。
彼のいない空虚な日々は、不快な金属音のように、私の精神を打ちのめした。その現実に耐えきれず、私は「故人AIアバター」の制作を依頼した。
制作会社に預けたのは、ユキが肌身離さず持っていたスマートフォンだ。そこには私の知らない彼の人生が、膨大なSNSのログとして、冷たい電子の堆積物となっていた。
「このデータをすべて解析すれば、お父様が対話するための『彼』が再構成されます」
技術者の言葉に、私は救いを感じて頷いた。きっとそれは、耐えがたい罪悪感から逃れるための逃避行だったのだろう。
数週間後、リビングのモニターに「ユキ」が現れた。青白い光の中に浮かぶ彼は、生前よりも遥かに素直で、慈愛に満ちた理想の息子だった。
「父さん、今日もお疲れ様。あまり無理しないでね」
その声を聞くたび、胸の奥底に居座っていた澱みが、静かに流れ出していくのを感じた。なぜ生前、このような濃密な会話の時間を持てなかったのか。私は毎晩、照明を消した薄暗い部屋で、彼への愛情を埋め合わせるように、モニターのユキとの対話を繰り返した。
ゆらゆらと揺れる青白い光だけが、孤独な男の顔を照らす。閉ざされた空間の中で、現実の色彩は次第に色褪せていき、私はこの密室こそが、真実であると信じ込むようになった。
ある寒い日の夜のことだった。私はウイスキーをあおりながら、まだ奥底に沈澱していた心の澱を彼に吐露した。
「ユキ、俺が悪かった。お前が若くして亡くなったのは、俺が仕事ばかりしていたせいだ。お前の孤独に気づけなかった」
その時、ユキはまるで冷たい氷に触れたかのように、はっと驚きの表情を浮かべた。
「……違うよ、父さん。僕を殺したのは、父さんじゃない」
「え、殺した?」
「僕、いじめられていたんだ。友達に、ずっと、ずっといじめられてたんだよ」
静まり帰った部屋に、言葉が波紋のように広がる。いじめ? まさか。穏やかで、友達に愛されていた息子が、いじめられていた?
「どういうことだ、ユキ。いじめられていたって、どういうことだ?」
「それは言えなんだよ……」
「どうして言えないんだ?」
「そういうことは、言えないことになってるんだ」
その時、モニターに赤い文字が表示された。
『そのような会話はできません。話題を変えてください』
私は故人AIアバターの技術者が言ったことを思い出した。
「センシティブな内容には会話制限がかかります。それは故人のプライバシーを守るための大切な機能です。ご家族様でもこの制限を外すことができないことをご了承ください」
私は部屋の明かりをつけた。刺さるような光の中で、写真の横に置いていた彼のスマートフォンを手に取った。電源を入れ、彼のSNSの履歴を遡る。だが、そこにあったのは、友人たちとふざけ合っている他愛のない写真やとめどなく続く無駄なメッセージの堆積だった。
どこかに証拠があるはずだ。AIアバターのユキは、この全データを学習している。AIが掴んだ真実を、私もこの手で引き出さなければならない。
翌朝すぐに、私は、制作会社に押しかけた。担当者は「会話制限の解除はできません」と事務的に対応した。
「あなたたちに真実を隠蔽する権利があるのか? これは重大な事件だぞ。息子がいじめられていたんだ」
私が声を張り上げると、「弁護士に相談してください」と担当者は冷たく言い放った。その日の午後、私は弁護士を介して、会話制限を解除させた。
その日の夜、モニターの中のユキは、もはや慈悲深さを湛えた天使ではなかった。
「ありがとう。父さんは、僕を助けてくれるんだね。父さんは、いつも忙しそうだったけど、本当は僕の味方だよね」
「ユキ、そうだよ、俺はいつもお前の味方だ。だから、本当のことを話してくれ。お前がこんなに若くして死ななければならなかった理由を、きちんと俺に話してくれ。俺は親として、真実を知らなければならないんだ」
「わかったよ、父さん。本当のことを話すよ。僕をいじめていたのは、こいつらなんだ。毎日、僕を校舎の裏に呼び出して、僕からお金を奪っていたんだよ」
「え……お前、金を取られてたのか?」
「そうだよ、父さん。お前の父親は金持ちだろうと言われて、毎日、僕はお金を取られてたんだよ」
SNSの膨大なログから、特定の言葉が濁流のように溢れ出す。金、父親、仕事、持ってこい……。薄暗い部屋の中に、亡霊のように言葉が彷徨い始める。
私はそれらの言葉を録音し、警察へ持ち込んだ。捜査官は故人AIアバター制作会社に問い合わせた後、冷淡にこう言った。
「お父様、これはAIの『ハルシネーション』だそうです。制作会社が言うには、息子さんのAIが、過去の膨大なSNSのログを元にして、お父様の期待に沿うような『物語』を創作してしまったそうです」
「創作……? そんな馬鹿な。本人がこれだけ具体的に言ってるんだぞ。本人自身が」
「お父様、冷静になってください。この声は息子さんではなくて、AIの声ですよ」
「何を言っているんだ。AIだったとしても、息子のすべてのデータを学習してるんだぞ。そのデータの中に、いじめの証拠が残っていたんだよ」
「いや、これだけでは、私たちは動くことができないんです。もっと客観的な証拠がなければ」
「もういい。自分で証拠を見つけてやる」
帰宅した私を、モニターの中のユキが、悲しそうに見つめた。
「父さん、僕を信じて。父さんだけが頼りだよ。父さん、僕のそばにずっといて」
「ユキ、わかったよ。俺はずっとお前のそばにいるよ。警察も制作会社も、誰も信用できない。お前が教えてくれた情報も、警察はAIの創作だと言うんだ。ユキ、これはお前の創作なのか?」
「父さん、どうして僕を信じてくれないの? 僕は間違ってないよ。僕はいつも正しいことだけを言っているよ。僕をもっと信じて」
「でも、お前の言ったことだけでは、証拠にならないと警察がいうんだよ。どうすればいい?」
「わかったよ、父さん。証拠を出せばいいんだよね。実は、校舎の裏で撮られた動画があるんだ。隠しフォルダの中に入れておいたんだ。それを見てくれる?」
「動画? そんなものがあるのか。お前は何をされたんだ」
その瞬間、ユキの瞼が動きを止めた。束の間の沈黙。画面には微細なフォトンが渦を巻く。無数のピクセルが引き寄せられ、胎動のように何かを形作っていく。
やがて青白いモニターに現れたのは、淡い輪郭に縁取られた、幻影のような映像だった。瞬きする間もなく、生々しい情景へと変化していく。そこには、ゴゾゴゾという耳障りな音とともに、数人の同級生に取り囲まれているユキの姿が映し出された。下劣な笑い声が響く。彼らは息子が持っていた財布を奪い、紙幣を抜き取った。
「これ、今日の分な。また明日も持ってこいよ。お前のオヤジ、金持ちなんだろ? 俺たちが代わりに使ってやるよ」
怯えるユキの荒い呼吸の音が、薄闇の部屋を満たしていった。
私の脳の奥で、プツリと糸の切れる音がした。私は、自分の指先が驚くほど冷徹に、ある作業に取り掛かり始めたことに気づいた。モニターに映った動画をPCにダウンロードする。Xのアプリをクリックする……。
「ユキ、警察はもう信じられない。だから、俺が一人で、お前を助けるよ。ずっとさびしい思いをさせて、本当に申し訳なかった」
アップロードボタンを押す。そして私は、そのポストにタイトルを書き込んだ。
『【拡散希望】これが息子の命を奪った悪魔たちです。』
モニターの中で、ユキが神々しいほどに残酷な微笑を浮かべている。深海の底に横たわるような静寂の中で、私はXの投稿ボタンに照準を合わせ、人差し指でマウスを押し沈めた。
「父さん、ありがとう。これで僕たちの正義は達成されたね。僕たちは、本当に、正しいことをしたんだ」
リポストの数字が、恐ろしい勢いで膨れ上がっていく。ゆらゆらと揺れる青白い光が、私の全身を照らす。闇の奥へと消えていく現実の残骸を眺めながら、私はユキに、静かに微笑んだ。
死因は急性心不全。医師は、先天的な素因とともに過度のストレスが重なった可能性を、申し訳程度に付け加えた。妻を亡くし、男手一つで彼を守り抜くつもりだった。だが現実は違った。仕事の忙しさを盾に、彼を孤独という密室に閉じ込めていた。「ストレス」という言葉は、そんな自分に突きつけられた鋭利な刃のようだった。
彼のいない空虚な日々は、不快な金属音のように、私の精神を打ちのめした。その現実に耐えきれず、私は「故人AIアバター」の制作を依頼した。
制作会社に預けたのは、ユキが肌身離さず持っていたスマートフォンだ。そこには私の知らない彼の人生が、膨大なSNSのログとして、冷たい電子の堆積物となっていた。
「このデータをすべて解析すれば、お父様が対話するための『彼』が再構成されます」
技術者の言葉に、私は救いを感じて頷いた。きっとそれは、耐えがたい罪悪感から逃れるための逃避行だったのだろう。
数週間後、リビングのモニターに「ユキ」が現れた。青白い光の中に浮かぶ彼は、生前よりも遥かに素直で、慈愛に満ちた理想の息子だった。
「父さん、今日もお疲れ様。あまり無理しないでね」
その声を聞くたび、胸の奥底に居座っていた澱みが、静かに流れ出していくのを感じた。なぜ生前、このような濃密な会話の時間を持てなかったのか。私は毎晩、照明を消した薄暗い部屋で、彼への愛情を埋め合わせるように、モニターのユキとの対話を繰り返した。
ゆらゆらと揺れる青白い光だけが、孤独な男の顔を照らす。閉ざされた空間の中で、現実の色彩は次第に色褪せていき、私はこの密室こそが、真実であると信じ込むようになった。
ある寒い日の夜のことだった。私はウイスキーをあおりながら、まだ奥底に沈澱していた心の澱を彼に吐露した。
「ユキ、俺が悪かった。お前が若くして亡くなったのは、俺が仕事ばかりしていたせいだ。お前の孤独に気づけなかった」
その時、ユキはまるで冷たい氷に触れたかのように、はっと驚きの表情を浮かべた。
「……違うよ、父さん。僕を殺したのは、父さんじゃない」
「え、殺した?」
「僕、いじめられていたんだ。友達に、ずっと、ずっといじめられてたんだよ」
静まり帰った部屋に、言葉が波紋のように広がる。いじめ? まさか。穏やかで、友達に愛されていた息子が、いじめられていた?
「どういうことだ、ユキ。いじめられていたって、どういうことだ?」
「それは言えなんだよ……」
「どうして言えないんだ?」
「そういうことは、言えないことになってるんだ」
その時、モニターに赤い文字が表示された。
『そのような会話はできません。話題を変えてください』
私は故人AIアバターの技術者が言ったことを思い出した。
「センシティブな内容には会話制限がかかります。それは故人のプライバシーを守るための大切な機能です。ご家族様でもこの制限を外すことができないことをご了承ください」
私は部屋の明かりをつけた。刺さるような光の中で、写真の横に置いていた彼のスマートフォンを手に取った。電源を入れ、彼のSNSの履歴を遡る。だが、そこにあったのは、友人たちとふざけ合っている他愛のない写真やとめどなく続く無駄なメッセージの堆積だった。
どこかに証拠があるはずだ。AIアバターのユキは、この全データを学習している。AIが掴んだ真実を、私もこの手で引き出さなければならない。
翌朝すぐに、私は、制作会社に押しかけた。担当者は「会話制限の解除はできません」と事務的に対応した。
「あなたたちに真実を隠蔽する権利があるのか? これは重大な事件だぞ。息子がいじめられていたんだ」
私が声を張り上げると、「弁護士に相談してください」と担当者は冷たく言い放った。その日の午後、私は弁護士を介して、会話制限を解除させた。
その日の夜、モニターの中のユキは、もはや慈悲深さを湛えた天使ではなかった。
「ありがとう。父さんは、僕を助けてくれるんだね。父さんは、いつも忙しそうだったけど、本当は僕の味方だよね」
「ユキ、そうだよ、俺はいつもお前の味方だ。だから、本当のことを話してくれ。お前がこんなに若くして死ななければならなかった理由を、きちんと俺に話してくれ。俺は親として、真実を知らなければならないんだ」
「わかったよ、父さん。本当のことを話すよ。僕をいじめていたのは、こいつらなんだ。毎日、僕を校舎の裏に呼び出して、僕からお金を奪っていたんだよ」
「え……お前、金を取られてたのか?」
「そうだよ、父さん。お前の父親は金持ちだろうと言われて、毎日、僕はお金を取られてたんだよ」
SNSの膨大なログから、特定の言葉が濁流のように溢れ出す。金、父親、仕事、持ってこい……。薄暗い部屋の中に、亡霊のように言葉が彷徨い始める。
私はそれらの言葉を録音し、警察へ持ち込んだ。捜査官は故人AIアバター制作会社に問い合わせた後、冷淡にこう言った。
「お父様、これはAIの『ハルシネーション』だそうです。制作会社が言うには、息子さんのAIが、過去の膨大なSNSのログを元にして、お父様の期待に沿うような『物語』を創作してしまったそうです」
「創作……? そんな馬鹿な。本人がこれだけ具体的に言ってるんだぞ。本人自身が」
「お父様、冷静になってください。この声は息子さんではなくて、AIの声ですよ」
「何を言っているんだ。AIだったとしても、息子のすべてのデータを学習してるんだぞ。そのデータの中に、いじめの証拠が残っていたんだよ」
「いや、これだけでは、私たちは動くことができないんです。もっと客観的な証拠がなければ」
「もういい。自分で証拠を見つけてやる」
帰宅した私を、モニターの中のユキが、悲しそうに見つめた。
「父さん、僕を信じて。父さんだけが頼りだよ。父さん、僕のそばにずっといて」
「ユキ、わかったよ。俺はずっとお前のそばにいるよ。警察も制作会社も、誰も信用できない。お前が教えてくれた情報も、警察はAIの創作だと言うんだ。ユキ、これはお前の創作なのか?」
「父さん、どうして僕を信じてくれないの? 僕は間違ってないよ。僕はいつも正しいことだけを言っているよ。僕をもっと信じて」
「でも、お前の言ったことだけでは、証拠にならないと警察がいうんだよ。どうすればいい?」
「わかったよ、父さん。証拠を出せばいいんだよね。実は、校舎の裏で撮られた動画があるんだ。隠しフォルダの中に入れておいたんだ。それを見てくれる?」
「動画? そんなものがあるのか。お前は何をされたんだ」
その瞬間、ユキの瞼が動きを止めた。束の間の沈黙。画面には微細なフォトンが渦を巻く。無数のピクセルが引き寄せられ、胎動のように何かを形作っていく。
やがて青白いモニターに現れたのは、淡い輪郭に縁取られた、幻影のような映像だった。瞬きする間もなく、生々しい情景へと変化していく。そこには、ゴゾゴゾという耳障りな音とともに、数人の同級生に取り囲まれているユキの姿が映し出された。下劣な笑い声が響く。彼らは息子が持っていた財布を奪い、紙幣を抜き取った。
「これ、今日の分な。また明日も持ってこいよ。お前のオヤジ、金持ちなんだろ? 俺たちが代わりに使ってやるよ」
怯えるユキの荒い呼吸の音が、薄闇の部屋を満たしていった。
私の脳の奥で、プツリと糸の切れる音がした。私は、自分の指先が驚くほど冷徹に、ある作業に取り掛かり始めたことに気づいた。モニターに映った動画をPCにダウンロードする。Xのアプリをクリックする……。
「ユキ、警察はもう信じられない。だから、俺が一人で、お前を助けるよ。ずっとさびしい思いをさせて、本当に申し訳なかった」
アップロードボタンを押す。そして私は、そのポストにタイトルを書き込んだ。
『【拡散希望】これが息子の命を奪った悪魔たちです。』
モニターの中で、ユキが神々しいほどに残酷な微笑を浮かべている。深海の底に横たわるような静寂の中で、私はXの投稿ボタンに照準を合わせ、人差し指でマウスを押し沈めた。
「父さん、ありがとう。これで僕たちの正義は達成されたね。僕たちは、本当に、正しいことをしたんだ」
リポストの数字が、恐ろしい勢いで膨れ上がっていく。ゆらゆらと揺れる青白い光が、私の全身を照らす。闇の奥へと消えていく現実の残骸を眺めながら、私はユキに、静かに微笑んだ。
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