306 / 354
17章 龍球王国 前編
306、知恵比べ
しおりを挟む
ゴゴゴ……ギギギィィィッ
ゲンム家の大門が開かれた。そこから駕籠がスイッスイッと順番に出て行く。
その数11。
右に5つ左に6つと別れて進み、角を見つけては1台ずつ離れていった。
「ぬぅっ!? 儂らの尾行に気付き、判別出来ぬように分かれおったかっ!……ぐふふっ……ぐわっはっははっ! 浅い浅いっ! なんてバカな連中じゃっ! 貴様らの行く先などお見通しよっ! どうせあのおぼこのところじゃろうてっ! コウカク家の眼前にでも陣取れば追う必要性など有りはせんよっ!!」
シュウザは高笑いして無駄な努力と嘲笑う。
しかし、駕籠を追っていた部下たちから送られてくる映像にはコウカク家から遠ざかるルートを選んでいる駕籠が散見され、最終的に全ての駕籠が別の場所を求めて進んでいることに気付いた。
「な、なんじゃ? 狙いはニシキへの謁見ではないのか?……もしや駕籠のすべてが空っぽかっ!?……ふっ……だからなんだというのじゃ。そうやって儂らを煙に巻こうとしても意味はないっ! こちらはコウカクの庭から動かぬだけじゃてっ!」
シズクの策略を破ろうとするシュウザはニヤニヤと笑いながらその時を待つ。
何故ここまで執着するのかは唯一つ。四臣創王のコウカク家独占のスキャンダルである。
キジン家が再三に渡りニシキへの謁見を求めたにも拘らず、ゲンム家が壁となってすべて却下していた。
書状がニシキまで届いていないという噂まであり、龍球王国の柱であり、尊ぶべき御方を私物化しているのではという憶測が流れた。
合うか合わないはニシキが決めることであり、ゲンム家が勝手に拒否して良いものではない。
このことについてゲンム家の現当主であるシズクに説明を求めたが、シズクは臆面もなく言い放つ。
「事実無根でございます」
彼女の話をまとめると、書状を精査してからニシキに届けているということだ。
危険物がないかどうか確認し、文言に非礼がないかを校正し、書状を書き写してから渡す。
この工程を無視することも、書状を捨てることもないとのこと。
「……お疑いになるのであれば、それも構いませんよ。よろしければヨリマロ様からの書状の原本をお返しいたしましょうか?……ああ、ニシキ様がお会い出来ないのは催事や神事、政に関する事柄でお時間を取れないのが有力かと存じます。時間が取れ次第、必要であればお会いになるのではないでしょうか?」
ニシキ自身の自由を奪っている噂をも全面的に否定した。
四臣創王は飽くまでニシキの側に仕える武家であり、蔑ろにしたり、傀儡にしたりなどしていないと公言したことになる。
ここまでハッキリと物申され、さらに書状まで突っ返されては堪ったものではない。結局これ以上は悪魔の証明にしかならず、疑惑は深まったとして留めるしかなかった。
だが今回、アキマサが連れ込んだ異国の民がキジン家のように書状を出すこともなくニシキに謁見ということになれば話は変わってくる。ニシキに謁見を許された者をゲンム家が選んだ唯一の証拠となるからだ。
これは言わば背信行為。国家反逆罪と言っても過言ではないのだ。
公の場で『事実無根』と吐いた唾を飲み込むことは出来ない。
(あの小娘を処刑出来れば今度こそヨリマロが……いや、儂らが天下を取れるっ! チッ……ムネヤスめ。ヨリマロの相談役に就くだけならまだしも、この儂を使いっ走りにしよってっ! あの天狗が命令せずとも儂にはこのくらいの構想はあったんじゃっ! リクゴウのへなちょこもゲンムの売女も儂が少し考えを巡らせば罠を仕掛けるくらいなんでもないわいっ!)
シュウザは銅板を見つめながら苛立ちを見せる。そして移り変わる景色に何やら違和感を覚えた。
「……んっ? これは『狛掘』の大松ではないか? こっちは耳欠け地蔵……? 何故に……はっ?! 今すぐに全員撤収しろっ!!」
『殿? いかがされました?』
「急げというのが分からんのかっ!!」
『しょ、承知いたしましたっ』
コウカク家の領土で待ち伏せしていた部下たちとライトたちを見張っていた部下たちは、それぞれ困惑しながら撤収する。それを確認したシュウザはガタガタと銅板を倒しながら立ち上がる。
暗室をこじ開けてどたどたと走り出し、縁側で聞き耳を立てた。
テンクウの本家は『狛掘』と呼ばれる領地にある。部下が駕籠を追って映し出された風景から察するに、目指していた目的地はシュウザが住まうこの場所ではないだろうか。
それを裏付けるかのようにヒュンッヒュンッと独特の音で次々と駕籠がやってくるのが聞こえる。
「ええいっ! どういうことじゃっ!? どういうことじゃっ!!?」
シュウザは急いで着物を着替え、体裁を保つと玄関まで汗を流しながら辿り着いた。
門番が慌ててシュウザの元に走り、外の状況を説明する。
「やはり亀鎧かっ!? あの売女めぇっ!!」
龍球王国アマツカグラで憲兵のような役割を持つ組織、警備機動部隊『亀鎧』。
国の法と秩序を守るためにコウカク家がゲンム家に任命した大役。それを実行するための警察機構である。
門の前では駕籠から降りて整列する男たちの姿があった。
ヘルメット型の兜を装着し、防刃服を着込み、腕章を付けた男たちがぞろぞろと駕籠から降りて隊列を組んでいる。
その中で隊長と思われる男が一歩前に出た。
「シュウザ殿ぉっ! シュウザ=テンクウ殿ぉっ!! 居らんのですかぁっ?!」
かすれたような大声でシュウザの名を呼び始める男。特徴的な声を聞いてシュウザは震え上がった。
「こ、この声はタダウチ……タダウチ=ネズっ!」
タダウチ=ネズ。ゲンム家に仕える家臣であり、恐ろしく有能な男。
警備機動部隊『亀鎧』が捕まえた犯罪者を収容する刑務所の所長をしており、本来なら実動部隊に配属されることはない。しかしその実力は凄まじく、対立を避けるべき存在として、しばしば強者の間で語られることが多い。
「ちょっとぉ話があるのですがっ! 出て来てくれないですかねぇっ?! それとも今はお留守ですかなぁっ?!」
門番はシュウザの顔を見て「旦那様。あ、ああ言ってますが……」と不安そうな顔を向けた。その目を見て即座にブンブン首を横に振る。
(ふざけろっ! なんで儂があの男と話し合わんといかんのじゃっ!? 部下が出払っとる時にしれっと現れおってからにっ!!)
眉間にシワを寄せて嫌という気持ちを前面に出す。遭いたくなかった状況に憎悪すら湧くが、自分の判断は正しかったと心の中で慰める。タダウチという戦力を前に無防備のまま対処することはないのだ。
自分の領地に駕籠が侵入した時の映像が頭の中にフラッシュバックする。あの時、背筋に感じた氷で撫でられたような鋭い寒気に咄嗟に口に出た「全員撤収」。直感に従ったが故の言葉は称賛に値する。
「……良いか? 先ほど出払っている部下を呼び戻した。あやつらが戻るまでこの門をくぐらせてはならんぞっ」
「か、かしこまりました……」
消え入る声で承諾するが、絶対に無理である。現状でタダウチに本気で仕掛けられれば本家は3分で壊滅する。
相手は到着した駕籠の数分居ると考えて11人。荒くれ者たちを沈める力を持つ実力者10人と桁違いの怪物1人を前にして命の保証はない。
だが、当のタダウチは攻めようなどとは考えていない。乗ってきた駕籠から小さな折りたたみ椅子を取り出して門の前に座り込む。まるで出てくるまで耐久しようと考えているようだった。
防刃服は風通しが良くないので蒸れるのか、懐からハンカチを取り出して顔の汗を拭う。
(ふーっまったく……シズク様は人遣いが荒い。何故この私がこんなところまでわざわざ来る必要があったのかっ?……いや、分かりますよ? 例えヨリマロ様であろうとも私の肩書を知れば捕まるのではないかと怯えることくらい想像はつきます。怯えた顔が目の裏にも浮かんできますとも。だからこそあえて私を呼び出したんでしょうけど。……はぁっ……先代の方が職業や役職で括ってくれた分、今にして思えば楽したと自分でも思いますよ? でもその揺り戻しがコレでは割りに合わないでしょっ!)
部下が帰るのを待つシュウザと、有名で相手を警戒させてヘイトを稼ぐタダウチ。
両者の『待つ』意味は違えど、結局はシズクたちの思い通りに事が運ぶ。
ゲンム家の大門が開かれた。そこから駕籠がスイッスイッと順番に出て行く。
その数11。
右に5つ左に6つと別れて進み、角を見つけては1台ずつ離れていった。
「ぬぅっ!? 儂らの尾行に気付き、判別出来ぬように分かれおったかっ!……ぐふふっ……ぐわっはっははっ! 浅い浅いっ! なんてバカな連中じゃっ! 貴様らの行く先などお見通しよっ! どうせあのおぼこのところじゃろうてっ! コウカク家の眼前にでも陣取れば追う必要性など有りはせんよっ!!」
シュウザは高笑いして無駄な努力と嘲笑う。
しかし、駕籠を追っていた部下たちから送られてくる映像にはコウカク家から遠ざかるルートを選んでいる駕籠が散見され、最終的に全ての駕籠が別の場所を求めて進んでいることに気付いた。
「な、なんじゃ? 狙いはニシキへの謁見ではないのか?……もしや駕籠のすべてが空っぽかっ!?……ふっ……だからなんだというのじゃ。そうやって儂らを煙に巻こうとしても意味はないっ! こちらはコウカクの庭から動かぬだけじゃてっ!」
シズクの策略を破ろうとするシュウザはニヤニヤと笑いながらその時を待つ。
何故ここまで執着するのかは唯一つ。四臣創王のコウカク家独占のスキャンダルである。
キジン家が再三に渡りニシキへの謁見を求めたにも拘らず、ゲンム家が壁となってすべて却下していた。
書状がニシキまで届いていないという噂まであり、龍球王国の柱であり、尊ぶべき御方を私物化しているのではという憶測が流れた。
合うか合わないはニシキが決めることであり、ゲンム家が勝手に拒否して良いものではない。
このことについてゲンム家の現当主であるシズクに説明を求めたが、シズクは臆面もなく言い放つ。
「事実無根でございます」
彼女の話をまとめると、書状を精査してからニシキに届けているということだ。
危険物がないかどうか確認し、文言に非礼がないかを校正し、書状を書き写してから渡す。
この工程を無視することも、書状を捨てることもないとのこと。
「……お疑いになるのであれば、それも構いませんよ。よろしければヨリマロ様からの書状の原本をお返しいたしましょうか?……ああ、ニシキ様がお会い出来ないのは催事や神事、政に関する事柄でお時間を取れないのが有力かと存じます。時間が取れ次第、必要であればお会いになるのではないでしょうか?」
ニシキ自身の自由を奪っている噂をも全面的に否定した。
四臣創王は飽くまでニシキの側に仕える武家であり、蔑ろにしたり、傀儡にしたりなどしていないと公言したことになる。
ここまでハッキリと物申され、さらに書状まで突っ返されては堪ったものではない。結局これ以上は悪魔の証明にしかならず、疑惑は深まったとして留めるしかなかった。
だが今回、アキマサが連れ込んだ異国の民がキジン家のように書状を出すこともなくニシキに謁見ということになれば話は変わってくる。ニシキに謁見を許された者をゲンム家が選んだ唯一の証拠となるからだ。
これは言わば背信行為。国家反逆罪と言っても過言ではないのだ。
公の場で『事実無根』と吐いた唾を飲み込むことは出来ない。
(あの小娘を処刑出来れば今度こそヨリマロが……いや、儂らが天下を取れるっ! チッ……ムネヤスめ。ヨリマロの相談役に就くだけならまだしも、この儂を使いっ走りにしよってっ! あの天狗が命令せずとも儂にはこのくらいの構想はあったんじゃっ! リクゴウのへなちょこもゲンムの売女も儂が少し考えを巡らせば罠を仕掛けるくらいなんでもないわいっ!)
シュウザは銅板を見つめながら苛立ちを見せる。そして移り変わる景色に何やら違和感を覚えた。
「……んっ? これは『狛掘』の大松ではないか? こっちは耳欠け地蔵……? 何故に……はっ?! 今すぐに全員撤収しろっ!!」
『殿? いかがされました?』
「急げというのが分からんのかっ!!」
『しょ、承知いたしましたっ』
コウカク家の領土で待ち伏せしていた部下たちとライトたちを見張っていた部下たちは、それぞれ困惑しながら撤収する。それを確認したシュウザはガタガタと銅板を倒しながら立ち上がる。
暗室をこじ開けてどたどたと走り出し、縁側で聞き耳を立てた。
テンクウの本家は『狛掘』と呼ばれる領地にある。部下が駕籠を追って映し出された風景から察するに、目指していた目的地はシュウザが住まうこの場所ではないだろうか。
それを裏付けるかのようにヒュンッヒュンッと独特の音で次々と駕籠がやってくるのが聞こえる。
「ええいっ! どういうことじゃっ!? どういうことじゃっ!!?」
シュウザは急いで着物を着替え、体裁を保つと玄関まで汗を流しながら辿り着いた。
門番が慌ててシュウザの元に走り、外の状況を説明する。
「やはり亀鎧かっ!? あの売女めぇっ!!」
龍球王国アマツカグラで憲兵のような役割を持つ組織、警備機動部隊『亀鎧』。
国の法と秩序を守るためにコウカク家がゲンム家に任命した大役。それを実行するための警察機構である。
門の前では駕籠から降りて整列する男たちの姿があった。
ヘルメット型の兜を装着し、防刃服を着込み、腕章を付けた男たちがぞろぞろと駕籠から降りて隊列を組んでいる。
その中で隊長と思われる男が一歩前に出た。
「シュウザ殿ぉっ! シュウザ=テンクウ殿ぉっ!! 居らんのですかぁっ?!」
かすれたような大声でシュウザの名を呼び始める男。特徴的な声を聞いてシュウザは震え上がった。
「こ、この声はタダウチ……タダウチ=ネズっ!」
タダウチ=ネズ。ゲンム家に仕える家臣であり、恐ろしく有能な男。
警備機動部隊『亀鎧』が捕まえた犯罪者を収容する刑務所の所長をしており、本来なら実動部隊に配属されることはない。しかしその実力は凄まじく、対立を避けるべき存在として、しばしば強者の間で語られることが多い。
「ちょっとぉ話があるのですがっ! 出て来てくれないですかねぇっ?! それとも今はお留守ですかなぁっ?!」
門番はシュウザの顔を見て「旦那様。あ、ああ言ってますが……」と不安そうな顔を向けた。その目を見て即座にブンブン首を横に振る。
(ふざけろっ! なんで儂があの男と話し合わんといかんのじゃっ!? 部下が出払っとる時にしれっと現れおってからにっ!!)
眉間にシワを寄せて嫌という気持ちを前面に出す。遭いたくなかった状況に憎悪すら湧くが、自分の判断は正しかったと心の中で慰める。タダウチという戦力を前に無防備のまま対処することはないのだ。
自分の領地に駕籠が侵入した時の映像が頭の中にフラッシュバックする。あの時、背筋に感じた氷で撫でられたような鋭い寒気に咄嗟に口に出た「全員撤収」。直感に従ったが故の言葉は称賛に値する。
「……良いか? 先ほど出払っている部下を呼び戻した。あやつらが戻るまでこの門をくぐらせてはならんぞっ」
「か、かしこまりました……」
消え入る声で承諾するが、絶対に無理である。現状でタダウチに本気で仕掛けられれば本家は3分で壊滅する。
相手は到着した駕籠の数分居ると考えて11人。荒くれ者たちを沈める力を持つ実力者10人と桁違いの怪物1人を前にして命の保証はない。
だが、当のタダウチは攻めようなどとは考えていない。乗ってきた駕籠から小さな折りたたみ椅子を取り出して門の前に座り込む。まるで出てくるまで耐久しようと考えているようだった。
防刃服は風通しが良くないので蒸れるのか、懐からハンカチを取り出して顔の汗を拭う。
(ふーっまったく……シズク様は人遣いが荒い。何故この私がこんなところまでわざわざ来る必要があったのかっ?……いや、分かりますよ? 例えヨリマロ様であろうとも私の肩書を知れば捕まるのではないかと怯えることくらい想像はつきます。怯えた顔が目の裏にも浮かんできますとも。だからこそあえて私を呼び出したんでしょうけど。……はぁっ……先代の方が職業や役職で括ってくれた分、今にして思えば楽したと自分でも思いますよ? でもその揺り戻しがコレでは割りに合わないでしょっ!)
部下が帰るのを待つシュウザと、有名で相手を警戒させてヘイトを稼ぐタダウチ。
両者の『待つ』意味は違えど、結局はシズクたちの思い通りに事が運ぶ。
10
あなたにおすすめの小説
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
悪役貴族に転生したから破滅しないように努力するけど上手くいかない!~努力が足りない?なら足りるまで努力する~
蜂谷
ファンタジー
社畜の俺は気が付いたら知らない男の子になっていた。
情報をまとめるとどうやら子供の頃に見たアニメ、ロイヤルヒーローの序盤で出てきた悪役、レオス・ヴィダールの幼少期に転生してしまったようだ。
アニメ自体は子供の頃だったのでよく覚えていないが、なぜかこいつのことはよく覚えている。
物語の序盤で悪魔を召喚させ、学園をめちゃくちゃにする。
それを主人公たちが倒し、レオスは学園を追放される。
その後領地で幽閉に近い謹慎を受けていたのだが、悪魔教に目を付けられ攫われる。
そしてその体を魔改造されて終盤のボスとして主人公に立ちふさがる。
それもヒロインの聖魔法によって倒され、彼の人生の幕は閉じる。
これが、悪役転生ってことか。
特に描写はなかったけど、こいつも怠惰で堕落した生活を送っていたに違いない。
あの肥満体だ、運動もろくにしていないだろう。
これは努力すれば眠れる才能が開花し、死亡フラグを回避できるのでは?
そう考えた俺は執事のカモールに頼み込み訓練を開始する。
偏った考えで領地を無駄に統治してる親を説得し、健全で善人な人生を歩もう。
一つ一つ努力していけば、きっと開かれる未来は輝いているに違いない。
そう思っていたんだけど、俺、弱くない?
希少属性である闇魔法に目覚めたのはよかったけど、攻撃力に乏しい。
剣術もそこそこ程度、全然達人のようにうまくならない。
おまけに俺はなにもしてないのに悪魔が召喚がされている!?
俺の前途多難な転生人生が始まったのだった。
※カクヨム、なろうでも掲載しています。
お帰り転生―素質だけは世界最高の素人魔術師、前々世の復讐をする。
永礼 経
ファンタジー
特性「本の虫」を選んで転生し、3度目の人生を歩むことになったキール・ヴァイス。
17歳を迎えた彼は王立大学へ進学。
その書庫「王立大学書庫」で、一冊の不思議な本と出会う。
その本こそ、『真魔術式総覧』。
かつて、大魔導士ロバート・エルダー・ボウンが記した書であった。
伝説の大魔導士の手による書物を手にしたキールは、現在では失われたボウン独自の魔術式を身に付けていくとともに、
自身の生前の記憶や前々世の自分との邂逅を果たしながら、仲間たちと共に、様々な試練を乗り越えてゆく。
彼の周囲に続々と集まってくる様々な人々との関わり合いを経て、ただの素人魔術師は伝説の大魔導士への道を歩む。
魔法戦あり、恋愛要素?ありの冒険譚です。
【本作品はカクヨムさまで掲載しているものの転載です】
リヴァイヴ・ヒーロー ~異世界転生に侵略された世界に、英雄は再び現れる~
灰色キャット
ファンタジー
「君に今の時代に生まれ変わって欲しいんだ」
魔物の王を討伐した古き英雄グレリア・ファルトは死後、突然白い世界に呼び出され、神にそう言われてしまった。
彼は生まれ変わるという言葉に孫の言葉を思い出し、新しい人生を生きることを決意した。
遥か昔に生きていた世界がどう変わっているか、発展しているか期待をしながら700年後の時代に転生した彼を待ち受けていたのは……『英雄召喚』と呼ばれる魔法でやってきた異世界人の手によって破壊され発展した――変貌した世界だった。
歴史すら捻じ曲げられた世界で、グレリアは何を求め、知り……世界を生きるのだろうか?
己の心のままに生き、今を知るために、彼は再び歴史を紡ぐ。
そして……主人公はもう一人――『勇者』、『英雄』の定義すら薄くなった世界でそれらに憧れ、近づきたいと願う少年、セイル・シルドニアは学園での入学試験で一人の男と出会う。
そのことをきっかけにしてセイルは本当の意味で『勇者』というものを考え、『英雄』と呼ばれる存在になるためにもがき、苦しむことになるだろう。
例えどんな困難な道であっても、光が照らす道へと……己の力で進むと誓った、その限りを尽くして。
過去の英雄と現代の英雄(の卵)が交差し、歴史を作る!
異世界転生型アンチ異世界転生ファンタジー、ここに開幕!
――なろう・カクヨムでも連載中――
風魔法を誤解していませんか? 〜混ぜるな危険!見向きもされない風魔法は、無限の可能性を秘めていました〜
大沢ピヨ氏
ファンタジー
地味で不遇な風魔法──でも、使い方しだいで!?
どこにでもいる男子高校生が、意識高い系お嬢様に巻き込まれ、毎日ダンジョン通いで魔法検証&お小遣い稼ぎ! 目指せ収入UP。 検証と実験で、風と火が火花を散らす!? 青春と魔法と通帳残高、ぜんぶ大事。 風魔法、実は“混ぜるな危険…
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる