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1章
8、囚われの女神
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「逃げろぉっ!!」
デーモンたちは一目散に逃げて行く。ダンベルクの死などお構いなしに一心不乱に逃げて行く。
その様子を静観していたレッドは(え?あっ……別に報復とかはしないんだ)と肩透かしをくらいつつ、30階層に1人ぽつんと取り残された。
結局死ねなかった。
いや、仲間が出来ないことで自暴自棄になろうとも、死なないように抵抗したのは自分。本当は死にたくなかったのだ。自暴自棄になろうと、自ら危険に飛び込もうとも、全力で抵抗して全力で生き残った結果が全てを物語っている。
死ぬ覚悟も決まっていない自分を心で卑下しながら足を動かし始めた。焼失していくダンベルクとその辺に転がるデーモンたちの亡骸。それ以外に何かないかとキョロキョロし始める。
思えばここは30階層。各階層にも未開封の宝箱や素材が落ちていたりするのだろうが、最下層ともなれば伝説の何かがあっても不思議ではない。くだらない物でも良いのだ。せっかくここまで降りてきたのだし、何かあればと願いを込める。
あの手の支配者が宝物を隠す時、レアなものほど近くに置くだろうことは想像に難くない。取り敢えず玉座が怪しいと近付いてみる。爪刃にて切った真っ二つの玉座が寂しく佇む。
「ん?」
玉座の背後の床に何やら意味深な模様が彫られているのを見つけた。見たこともない文字のような形の羅列に宝のニオイを嗅ぎ取ったレッドはそこを調べる。
ボロボロと崩れる瓦礫を丁寧に取り除くとキラキラと光る真珠のような綺麗な欠片を見つけた。
(しまった。爪刃で欠けちゃったか?)
しかし他に欠けたような宝石の輝きは見当たらない。最初から埋まっているのはこの欠片だけらしい。
「これは……何かの原石か?」
裏返したり玉座の間を照らす壁に埋め込まれたような魔法の光に透かしてみたりと弄っていると、石の欠片が突然自ら光り始めた。
「うおっ!」
眩しさから石の欠片を取り落としてしまう。鉄琴のような甲高い音を鳴らしながら床を転がった石の欠片を目で追うと、眩い光は一点に収束して女性の虚像を模った。
『あぁ……勇者さま。よくぞ救い出してくださいました。この時を首を長くして……』
特に何の説明もなく話し始める女性にレッドは慌てて手をかざした。
「ちょっちょっちょっ……ちょっと待った。勇者だって?俺はただの剣士で勇者なんかじゃない」
まだ女性が話している最中だったが、レッドは誤解されるわけにはいかないとすぐさま遮り否定する。
女性はきょとんとした顔でレッドをしばらく見つめ、眉をハの字に曲げた。
『……これは大変失礼いたしました。私は女神ミルレースと申します』
ミルレースと名乗った女性。いきなり過ぎて気にしていなかったが、よく見れば女神と呼称するだけあって美しい。
ブロンドのウェーブ掛かった髪は腰を覆うほど長く、日に焼けたことがないだろう肌はシルクのように滑らかで白い。ヒラヒラのドレスは繋ぎ目が一つもなく、サイズも身体に沿って張り付くようにピッタリだ。
まつげが長く、大きい目にサファイア色の瞳。かと思えば片方はルビーのように真っ赤なオッドアイ。
装飾は簡素なもので、頭を飾るサークレット。耳を飾る小粒のピアスに首元に光る何かのシンボルを模ったネックレス。
人とは思えぬ圧倒的存在感は神を名乗るに足ると個人的に感じた。
「女神様?本物?」
『えっと……あなた様のお名前をお教えくださいませ』
呆けっとしていた。レッドは襟を正してミルレースに向き直る。
「……こちらこそ失礼してすみません。俺はレッド。レッド=カーマインです。えっと……よろしくです」
女神ミルレースはレッドを見て10回は瞬きを繰り返す。聞いたこともない名前にあまり強そうに思えない見た目。どう見ても女神である自分を封印した魔物連中に勝てるような雰囲気ではない。
『え?本当に誰?誰なの?』
「いや、誰って……」
レッドは急に普通の女の子みたいになる女神に困惑して言葉に詰まる。
ミルレースはふとレッドから視線を外して周りを見渡す。壮絶な戦いの痕跡はいくつか見られるが、とてもじゃないがレッドの功績とは思えない。
『ああっ!そうか!そういうことですね?』
何かを納得したように大きく頷く。
この魔物の居城は別のものが攻略し、今目の前にいる男はたまたま封印場所を突き止めて救い出してくれたのだ。それくらいしか考えられない。
女神は自分の中で絞り出した答えを最良のものとしレッドに向き直った。
「?」
説明もせずにただ納得するミルレースに対し、レッドは疑問符を浮かべる。両手を広げてお手上げのポーズを見せるレッドに微笑みを送る。
『ともかく助かりました!あなた様が居なければあとどのくらい先まで眠っていたことでしょう……全く検討もつきません。感謝致します』
両手を組んで祈るように跪く。レッドは慌てふためいて両手を振り、何でか分からないが正座をした。ミルレースと目線を合わせようとしたのだろうが、その絵面は間抜けそのもの。
「お、俺はそんな大層なことはしてないけど……感謝は謹んでお受けしますから、どうぞお立ちください」
『これは……どうも困らせてしまいましたね。それでは……』
レッドの困惑を感じ取ってミルレースは立ち上がる。レッドがほっと一息ついたところを見てくすくすと笑った。
『どんな方にお救いいただいたのかと思っておりましたが、人柄の良さそうな方で安心しました。私は運が良いですね』
「はぁ、それはどうも……」
頭を掻いて照れるレッド。女神は静かに様子を見て意を決したように口を開いた。
『レッド様。あなた様を見込んでお願いしたいことがございます』
急な切り出しにレッドは顔を上げる。ミルレースはレッドの目をじっと見つめて続きを話す。
『私は魔物により封印されてしまいました。良ければ復活の手伝いをお願いしたいのですが……』
「封印?というかこの欠片だけでは不十分なのか?」
『はい。私の力の源を一つの宝玉に封印し、それを砕くことで事態を悪化させたのでしょう。欠片だけでは私は何も出来ません。どうか……』
「いいですよ」
『それが無理だとおっしゃられるなら、せめてあなた様が知る最高の人物を紹介していただけたら……え?』
「全然いいですよ。今丁度ひまだし、何なら最高の冒険者も紹介しましょうか?」
『?……?……ね、願ったり叶ったりです。あなた様に拾っていただけて本当に良かったと心から思います』
玉座の間で出会ったレッドと女神ミルレース。2人の冒険が始まろうとしていた。
デーモンたちは一目散に逃げて行く。ダンベルクの死などお構いなしに一心不乱に逃げて行く。
その様子を静観していたレッドは(え?あっ……別に報復とかはしないんだ)と肩透かしをくらいつつ、30階層に1人ぽつんと取り残された。
結局死ねなかった。
いや、仲間が出来ないことで自暴自棄になろうとも、死なないように抵抗したのは自分。本当は死にたくなかったのだ。自暴自棄になろうと、自ら危険に飛び込もうとも、全力で抵抗して全力で生き残った結果が全てを物語っている。
死ぬ覚悟も決まっていない自分を心で卑下しながら足を動かし始めた。焼失していくダンベルクとその辺に転がるデーモンたちの亡骸。それ以外に何かないかとキョロキョロし始める。
思えばここは30階層。各階層にも未開封の宝箱や素材が落ちていたりするのだろうが、最下層ともなれば伝説の何かがあっても不思議ではない。くだらない物でも良いのだ。せっかくここまで降りてきたのだし、何かあればと願いを込める。
あの手の支配者が宝物を隠す時、レアなものほど近くに置くだろうことは想像に難くない。取り敢えず玉座が怪しいと近付いてみる。爪刃にて切った真っ二つの玉座が寂しく佇む。
「ん?」
玉座の背後の床に何やら意味深な模様が彫られているのを見つけた。見たこともない文字のような形の羅列に宝のニオイを嗅ぎ取ったレッドはそこを調べる。
ボロボロと崩れる瓦礫を丁寧に取り除くとキラキラと光る真珠のような綺麗な欠片を見つけた。
(しまった。爪刃で欠けちゃったか?)
しかし他に欠けたような宝石の輝きは見当たらない。最初から埋まっているのはこの欠片だけらしい。
「これは……何かの原石か?」
裏返したり玉座の間を照らす壁に埋め込まれたような魔法の光に透かしてみたりと弄っていると、石の欠片が突然自ら光り始めた。
「うおっ!」
眩しさから石の欠片を取り落としてしまう。鉄琴のような甲高い音を鳴らしながら床を転がった石の欠片を目で追うと、眩い光は一点に収束して女性の虚像を模った。
『あぁ……勇者さま。よくぞ救い出してくださいました。この時を首を長くして……』
特に何の説明もなく話し始める女性にレッドは慌てて手をかざした。
「ちょっちょっちょっ……ちょっと待った。勇者だって?俺はただの剣士で勇者なんかじゃない」
まだ女性が話している最中だったが、レッドは誤解されるわけにはいかないとすぐさま遮り否定する。
女性はきょとんとした顔でレッドをしばらく見つめ、眉をハの字に曲げた。
『……これは大変失礼いたしました。私は女神ミルレースと申します』
ミルレースと名乗った女性。いきなり過ぎて気にしていなかったが、よく見れば女神と呼称するだけあって美しい。
ブロンドのウェーブ掛かった髪は腰を覆うほど長く、日に焼けたことがないだろう肌はシルクのように滑らかで白い。ヒラヒラのドレスは繋ぎ目が一つもなく、サイズも身体に沿って張り付くようにピッタリだ。
まつげが長く、大きい目にサファイア色の瞳。かと思えば片方はルビーのように真っ赤なオッドアイ。
装飾は簡素なもので、頭を飾るサークレット。耳を飾る小粒のピアスに首元に光る何かのシンボルを模ったネックレス。
人とは思えぬ圧倒的存在感は神を名乗るに足ると個人的に感じた。
「女神様?本物?」
『えっと……あなた様のお名前をお教えくださいませ』
呆けっとしていた。レッドは襟を正してミルレースに向き直る。
「……こちらこそ失礼してすみません。俺はレッド。レッド=カーマインです。えっと……よろしくです」
女神ミルレースはレッドを見て10回は瞬きを繰り返す。聞いたこともない名前にあまり強そうに思えない見た目。どう見ても女神である自分を封印した魔物連中に勝てるような雰囲気ではない。
『え?本当に誰?誰なの?』
「いや、誰って……」
レッドは急に普通の女の子みたいになる女神に困惑して言葉に詰まる。
ミルレースはふとレッドから視線を外して周りを見渡す。壮絶な戦いの痕跡はいくつか見られるが、とてもじゃないがレッドの功績とは思えない。
『ああっ!そうか!そういうことですね?』
何かを納得したように大きく頷く。
この魔物の居城は別のものが攻略し、今目の前にいる男はたまたま封印場所を突き止めて救い出してくれたのだ。それくらいしか考えられない。
女神は自分の中で絞り出した答えを最良のものとしレッドに向き直った。
「?」
説明もせずにただ納得するミルレースに対し、レッドは疑問符を浮かべる。両手を広げてお手上げのポーズを見せるレッドに微笑みを送る。
『ともかく助かりました!あなた様が居なければあとどのくらい先まで眠っていたことでしょう……全く検討もつきません。感謝致します』
両手を組んで祈るように跪く。レッドは慌てふためいて両手を振り、何でか分からないが正座をした。ミルレースと目線を合わせようとしたのだろうが、その絵面は間抜けそのもの。
「お、俺はそんな大層なことはしてないけど……感謝は謹んでお受けしますから、どうぞお立ちください」
『これは……どうも困らせてしまいましたね。それでは……』
レッドの困惑を感じ取ってミルレースは立ち上がる。レッドがほっと一息ついたところを見てくすくすと笑った。
『どんな方にお救いいただいたのかと思っておりましたが、人柄の良さそうな方で安心しました。私は運が良いですね』
「はぁ、それはどうも……」
頭を掻いて照れるレッド。女神は静かに様子を見て意を決したように口を開いた。
『レッド様。あなた様を見込んでお願いしたいことがございます』
急な切り出しにレッドは顔を上げる。ミルレースはレッドの目をじっと見つめて続きを話す。
『私は魔物により封印されてしまいました。良ければ復活の手伝いをお願いしたいのですが……』
「封印?というかこの欠片だけでは不十分なのか?」
『はい。私の力の源を一つの宝玉に封印し、それを砕くことで事態を悪化させたのでしょう。欠片だけでは私は何も出来ません。どうか……』
「いいですよ」
『それが無理だとおっしゃられるなら、せめてあなた様が知る最高の人物を紹介していただけたら……え?』
「全然いいですよ。今丁度ひまだし、何なら最高の冒険者も紹介しましょうか?」
『?……?……ね、願ったり叶ったりです。あなた様に拾っていただけて本当に良かったと心から思います』
玉座の間で出会ったレッドと女神ミルレース。2人の冒険が始まろうとしていた。
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