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15章 聖王国 前編
221、時間はまだある
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謁見を終えた4人は神妙な面持ちで出入り口を目指す。
「まさかここまでのことが起ころうとは……」
ヴァイザーとの邂逅にショックを受けるハワード。エイブラハムも口を固く結び、考えを巡らせている。
アリーシャほどの知覚能力を持ち合わせていなくても分かる圧倒的な力。フィアゼスも1対1では勝てないことを察している。
(しかしアリーシャが私に力を貸してくれるなら……この力量差をひっくり返して見せる。その暁には、いつも恥ずかしがっているアリーシャも私を迎える気持ちの準備が整うことだろう……)
フィアゼスは神妙な顔をしながらも心の中はアリーシャでいっぱいだった。
3人を余所にグルガンは1つ頷いたあと口を開く。
「……時間はまだある」
その言葉に全員の目がグルガンに向かう。
「先の言葉を思い出すが良い。ガブリエルが放ったあのセリフを」
3人の脳裏に浮かぶのは先ほどの光景。高笑いするヴァイザーと付き従うガブリエル。
──ガブリエルはヴァイザーの気持ちの良いことばかりを伝えて気分を害さないように必死な様子だった。だが1つだけ、ヴァイザーの意思に反するものがあった。
「ヴァイザー様。先ほどお話になられた名称の変更ですが、少々待っていただいてもよろしいでしょうか?」
「なんじゃと? この儂の名に不服でもあるというのか?」
「そうではございません。私はヴァイザー教に賛成でございます。しかしながら、これほど素晴らしい提案を平日に行っては民も疑問に思いましょう。出来ますれば、明日明後日などと言わずに記念日に変更されてはいかがでしょうか?」
「ぬっ? 記念日とな?」
記念日という言葉にヴァイザーの心は揺れる。
「じゃが記念日と言っても様々あろう。近くある記念日はなんじゃ?」
「丁度今より1ヶ月先ではございますが、我が国の独立記念日にございます」
「ほぅっ! そうかっ! それは良いっ!」
この提案にヴァイザーは膝を打つ。1ヶ月先は少々長くも感じるが、これ以上ない記念日に沸き立つ。
「出来ますればヴァイザー様には今後教えを広めるための経典を授けていただければと思います。短い期間なので完成までには至らないかと思いますが、せめて草案だけでも頂けたらと……」
「その必要はない。ほれっ」
そう言って手渡してきたのは分厚い本。表紙には簡易的に描かれた後光が差すヴァイザーの絵と謎の文字が印刷されていた。
「これは……経典? なのですか?」
「見れば分かるじゃろう? 不足があるとしたらこの世界の文字ではないといったところかのう。誰かこの手の解読に適した人材はおらんのか?」
「も、申し訳ございません。すぐに探して参ります」
「あぁ良い良い。1ヶ月もあるなら良い暇つぶしになるわい。儂がなんとかしよう」
「っ!?……ありがとうございます。今後この様なことがない様、徹底して人員の確保に勤しみます」
「期待しておるぞガブリエル」
「はぁぁ……。ありがたき幸せっ!」
ガブリエルは両膝をついて手を組み、目と鼻の先にいるヴァイザーに祈る様に感謝を捧げた──。
その一部始終を思い出していた3人は苦い顔をしながらグルガンを見る。
「いつでも反故に出来そうな口約束程度の時間ではないか。ああは言っていたがもし明日にでもヴァイザー教などという正気ではない宣言をされたら、国民全員が混乱して暴徒が出てくるぞ。無駄な犠牲が増えるばかりだ」
「確かに内乱が起こっても仕方がない出来事ではあるが、1日2日などという直近で事は起こさん。奴は独立記念日という絶好のタイミングに食いついていた。デザイアの部下である前に為政者だ。国の支配を目論むなら、この日を不意にするほど愚かではない」
グルガンの言葉には何故だか不思議な説得力があった。まるで何年もヴァイザーを観察して来たかの様な物言いに半分納得させられた。
「しかし、なんとも運が良い。聖王国の未来に暗雲が立ち込めたかと思えば、我々に時間をお与えになるとは……。最高神エデン様もさぞお怒りのことでしょう」
「そうか? そのまま天罰とやらを全デザイア軍に与えるならエデンの存在も信じるが、これはただ運が良かっただけだ」
「その運も神の思し召しと何故分からないのですか? 穿った考えをやめれば理解出来るはずでしょうに……」
「都合の良い事は神の思し召し。都合が悪い事は神の試練か。宗教なんてどこも変わらんな」
「なっ……!?」
フィアゼスの説教をグルガンは一蹴する。フィアゼスは頭に来て怒りをぶつけようとしたが、それよりも先に固く口を閉ざしていたエイブラハムが堪らず口を挟んだ。
「宗教を軽んじられるな。教えを説くことにより救われる者や魂がある。心の支えになり、人と人が繋がり、助け合い、平和が訪れる。そうして出来たのがこの聖王国だ。我らの根幹を侮辱するなら、我らの助けは今後期待出来ないことを覚えておくことだ」
「……失敬。口が過ぎた様だ。申し訳なかった」
グルガンは謝罪する。勢いで本音が出てしまった。
「……いや、こちらこそすまない。これは脅しではないのだ。助け合おうというのに貶すのは間違っていると考えてのこと。逆鱗というものがあるだろう? そこに触れれば誰もが怒りに震えるものよ。……しかし、そうまで宗教を毛嫌いする理由はなんなのだ?」
「あぁいや、毛嫌いとかでは……。ただ神という存在が気に食わないだけでな。我は神という存在に悩まされた過去があるのだ」
グルガンは遠い目で女神ミルレースを思い出す。ハワードは眉間にシワを寄せて鼻で笑った。
「もどきを引き合いに出してエデン様を叩くとはなぁ……。癪だがエイブラハムの言う通り。発言には気を付けてもらわねば……」
これにはエイブラハム も「お前もだぞハワード」と釘を刺し、「他人に口出し出来るほど協調性はないだろう」とグルガンはダメ押しした。
2人に責められたハワードは怒りにまみれ、言い返そうと必死に頭を捻るが口から言葉が出る前に背後から呼び止められる。
「こんにちわーっ! って、えぇっ!? てっきりエイブラハムさんだけかと思ってたのに、お2人が揃うなんて珍しいっ!」
元気よくあいさつしたティオ。グルガンは訝しそうに彼女を見た。
「まさかここまでのことが起ころうとは……」
ヴァイザーとの邂逅にショックを受けるハワード。エイブラハムも口を固く結び、考えを巡らせている。
アリーシャほどの知覚能力を持ち合わせていなくても分かる圧倒的な力。フィアゼスも1対1では勝てないことを察している。
(しかしアリーシャが私に力を貸してくれるなら……この力量差をひっくり返して見せる。その暁には、いつも恥ずかしがっているアリーシャも私を迎える気持ちの準備が整うことだろう……)
フィアゼスは神妙な顔をしながらも心の中はアリーシャでいっぱいだった。
3人を余所にグルガンは1つ頷いたあと口を開く。
「……時間はまだある」
その言葉に全員の目がグルガンに向かう。
「先の言葉を思い出すが良い。ガブリエルが放ったあのセリフを」
3人の脳裏に浮かぶのは先ほどの光景。高笑いするヴァイザーと付き従うガブリエル。
──ガブリエルはヴァイザーの気持ちの良いことばかりを伝えて気分を害さないように必死な様子だった。だが1つだけ、ヴァイザーの意思に反するものがあった。
「ヴァイザー様。先ほどお話になられた名称の変更ですが、少々待っていただいてもよろしいでしょうか?」
「なんじゃと? この儂の名に不服でもあるというのか?」
「そうではございません。私はヴァイザー教に賛成でございます。しかしながら、これほど素晴らしい提案を平日に行っては民も疑問に思いましょう。出来ますれば、明日明後日などと言わずに記念日に変更されてはいかがでしょうか?」
「ぬっ? 記念日とな?」
記念日という言葉にヴァイザーの心は揺れる。
「じゃが記念日と言っても様々あろう。近くある記念日はなんじゃ?」
「丁度今より1ヶ月先ではございますが、我が国の独立記念日にございます」
「ほぅっ! そうかっ! それは良いっ!」
この提案にヴァイザーは膝を打つ。1ヶ月先は少々長くも感じるが、これ以上ない記念日に沸き立つ。
「出来ますればヴァイザー様には今後教えを広めるための経典を授けていただければと思います。短い期間なので完成までには至らないかと思いますが、せめて草案だけでも頂けたらと……」
「その必要はない。ほれっ」
そう言って手渡してきたのは分厚い本。表紙には簡易的に描かれた後光が差すヴァイザーの絵と謎の文字が印刷されていた。
「これは……経典? なのですか?」
「見れば分かるじゃろう? 不足があるとしたらこの世界の文字ではないといったところかのう。誰かこの手の解読に適した人材はおらんのか?」
「も、申し訳ございません。すぐに探して参ります」
「あぁ良い良い。1ヶ月もあるなら良い暇つぶしになるわい。儂がなんとかしよう」
「っ!?……ありがとうございます。今後この様なことがない様、徹底して人員の確保に勤しみます」
「期待しておるぞガブリエル」
「はぁぁ……。ありがたき幸せっ!」
ガブリエルは両膝をついて手を組み、目と鼻の先にいるヴァイザーに祈る様に感謝を捧げた──。
その一部始終を思い出していた3人は苦い顔をしながらグルガンを見る。
「いつでも反故に出来そうな口約束程度の時間ではないか。ああは言っていたがもし明日にでもヴァイザー教などという正気ではない宣言をされたら、国民全員が混乱して暴徒が出てくるぞ。無駄な犠牲が増えるばかりだ」
「確かに内乱が起こっても仕方がない出来事ではあるが、1日2日などという直近で事は起こさん。奴は独立記念日という絶好のタイミングに食いついていた。デザイアの部下である前に為政者だ。国の支配を目論むなら、この日を不意にするほど愚かではない」
グルガンの言葉には何故だか不思議な説得力があった。まるで何年もヴァイザーを観察して来たかの様な物言いに半分納得させられた。
「しかし、なんとも運が良い。聖王国の未来に暗雲が立ち込めたかと思えば、我々に時間をお与えになるとは……。最高神エデン様もさぞお怒りのことでしょう」
「そうか? そのまま天罰とやらを全デザイア軍に与えるならエデンの存在も信じるが、これはただ運が良かっただけだ」
「その運も神の思し召しと何故分からないのですか? 穿った考えをやめれば理解出来るはずでしょうに……」
「都合の良い事は神の思し召し。都合が悪い事は神の試練か。宗教なんてどこも変わらんな」
「なっ……!?」
フィアゼスの説教をグルガンは一蹴する。フィアゼスは頭に来て怒りをぶつけようとしたが、それよりも先に固く口を閉ざしていたエイブラハムが堪らず口を挟んだ。
「宗教を軽んじられるな。教えを説くことにより救われる者や魂がある。心の支えになり、人と人が繋がり、助け合い、平和が訪れる。そうして出来たのがこの聖王国だ。我らの根幹を侮辱するなら、我らの助けは今後期待出来ないことを覚えておくことだ」
「……失敬。口が過ぎた様だ。申し訳なかった」
グルガンは謝罪する。勢いで本音が出てしまった。
「……いや、こちらこそすまない。これは脅しではないのだ。助け合おうというのに貶すのは間違っていると考えてのこと。逆鱗というものがあるだろう? そこに触れれば誰もが怒りに震えるものよ。……しかし、そうまで宗教を毛嫌いする理由はなんなのだ?」
「あぁいや、毛嫌いとかでは……。ただ神という存在が気に食わないだけでな。我は神という存在に悩まされた過去があるのだ」
グルガンは遠い目で女神ミルレースを思い出す。ハワードは眉間にシワを寄せて鼻で笑った。
「もどきを引き合いに出してエデン様を叩くとはなぁ……。癪だがエイブラハムの言う通り。発言には気を付けてもらわねば……」
これにはエイブラハム も「お前もだぞハワード」と釘を刺し、「他人に口出し出来るほど協調性はないだろう」とグルガンはダメ押しした。
2人に責められたハワードは怒りにまみれ、言い返そうと必死に頭を捻るが口から言葉が出る前に背後から呼び止められる。
「こんにちわーっ! って、えぇっ!? てっきりエイブラハムさんだけかと思ってたのに、お2人が揃うなんて珍しいっ!」
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