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15章 聖王国 前編
223、あり得ない事態
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ティオとリディアは後悔した。
城から出て団体で泊まっている宿か大広間の一室、または食事処などの店を貸し切って密会するのかと推測していた。だが蓋を開ければ諸教派の街『ソルブライト』に行こうというのだ。そんなにも時間を掛ければ流石に誰か怪しむ者も出てくる。
断ろうとも考えたが「移動に時間は取らせない」と豪語するグルガンの言葉に興味が湧いて同行することに決めた。
「何かあったら引き返すだけだよ」
ティオは前向きに考えてリディアを鼓舞する。2人の心配を余所にグルガンはいつも通り魔剣の能力を引き出す。
魔剣レガリア。その能力は瞬間転移。
持ち主が行ったことのある土地や場所に魔力の残滓を残し、それを頼りに瞬時に移動を可能にする優れもの。
気づいた時にはソルブライトの建物の中にいた。
「え? えっ!?」
瞬きの間に変わった景色に頭が追いつかず、ティオとリディアは急いで窓から外を眺める。
「嘘……本当にソルブライトなの? 幻術とかじゃなく……?」
「──ええ。その様ですね。素晴らしい剣をお持ちの様です」
何度も経験しているレッドに驚きはないが、これを初めて経験する者にとってはまるで夢でも見ているのではないかと錯覚させる。確かに時間は取らなかったが、ソルブライトまでの距離が秒単位なのは流石に予想外だ。
「おいっ! こんなものがあるならどうして魔動車を使わせた! 意味ないではないか!」
「いや、意味はある。行ったことのない場所には飛べないからな。運転手には先に戻るように伝えたのだろう?」
ハワードはバツが悪そうに睨みつけて来た。グルガンは小さくため息をついて肩を竦める。
「……仕方がない。エイブラハム。貴公が彼女らを彼に合わせてくれ。我は一旦首都に戻る」
「分かった。……すまないなハワードが……」
「いや、この男の警戒心を考慮していなかった我にも落ち度はある。それじゃ行こうかハワード」
「おいっ! 何でお前が謝っているんだ! 私の上に立ったつもりか!? ふざけるなエイブラハム!」
ハワードは態度を改めることなくグルガンと共に転移していった。
「あ、あはは。エイブラハムさんも大変ですね」
「なに、大変なのはお互い様さ。それじゃ先に戻ったことをローディウス卿に伝えてこよう。いきなり連れて来たとなると驚くだろうからな。ちょっとここで待っていてくれ」
「はい、わかりました。……は?」
エイブラハムはさっさと部屋から退室し、ローディウスを呼びに行った。転移のショックでまだ混乱しているが故の聞き間違いかそれとも虚言か。ティオはレッドに詰め寄った。
「い、今ローディウス卿って……言いましたよね?」
「え?……はい。そうですけど?」
「枢機卿のイアン=ローディウス卿で間違いありませんか?」
「ですね」
レッドは何でもなく答える。しかしあり得ない。同じ七元徳のランドルフとクラウディアから死亡報告があったからだ。死んでいるはずのローディウスがここにいるはずはない。
「いえいえ。そんなに難しく考えずともあり得ない事はないのでは? 聖王国の首都『サンクトモーゼ』からここ『ソルブライト』間を瞬時に移動可能な存在が連れて来たのなら尚更、ね」
先ほどいつまでもうだうだ言っていたとは思えないほど冷めてネッチョリとしたフィアゼスに忌避感を覚えたが、確かに言われてみればグルガンの無茶苦茶な能力を目の当たりにすれば違和感はないのかもしれないと考え直す。
アリーシャがいる以上騙す様なことをするはずはないと分かっていても、偽物が出てくる可能性も踏まえてティオとリディアは腹の底にグッと力を込める。
──ガチャリッ
ドアノブを捻って現れたのは他でもないローディウス卿であった。見た目も醸し出す空気もすべてがその人で間違いない。
魔物に連れ去られ、巣で保存食かおやつになっているかの2択と思われたローディウス卿は、死の淵を掻い潜って諸教派に身を寄せていた様だ。
「……七元徳と聞いた時はよもやと思ったがまさか本当に居るとは……。前に一度だけあったな。あれは確か猊下が部隊を編成し直した時だったか?」
2人はローディウスの声を聴くなりピッと背筋を伸ばした。
「は、はい!」
「お久しぶりですローディウス卿!」
「そう固くならなくて良い。ティオ=フラムベルク。そしてリディア=ハルバート。息災であったか?」
「「はいっ!」」
「よく来てくれた。楽にしてくれ」
2人を安心させようと微笑みながら話すも、元がかなり厳しい顔ゆえに何か企んでそうな顔に見えなくもない。ガブリエルのお気に入りだから枢機卿内で憎まれていると噂されていたが、初対面でこの笑顔を振りまかれたら印象は最悪である。
「この部屋では何ですからもう少し広い部屋に移動しますか?」
ローディウスの背後からヒョコッと顔を出したエイブラハムに促され、机と椅子が用意された大広間に移動した。全員が席についたのを見計らってローディウスが話し始める。
「さて……こうして諸教派の代表と正教の私が会合を開くのは私の覚えている限りでも十数年振りのことだ。この様に歴史的な事は多くの場合緊急事態にのみ適応される。前に行われた会合は聖王国の最南端に位置する異教徒『神選五党』の処遇についてだったな……」
「邪教だよローディウス卿。奴らなど邪教で十分だ」
入り口から聞こえた声に視線を移すとハワードが立っていた。グルガンもその背後から入ってくる。
「……これで全員揃ったか?」
「間違いない」
「それではグルガン殿。今ここで元の姿に戻ってくれ。彼女たちに誤解ないよう先に済ませたい」
ローディウスの指摘にグルガンは自分の体をチラッと見る。
「確かに……このままだと誠意が足りないな。良いだろう」
そういうと体に影がまとわりつく様に真っ黒に染め、同時に体がひと回り大きくなった。霧が晴れる様に影が霧散すると、そこには獅子の顔を持つ巨大な魔族が姿を現した。
そこでティオとリディアが椅子から立ち上がる。
「そんな……全く気付かなかった。い、いったいどうやって……?」
「人間社会に溶け込むため情報を集め、長年の勘と経験から魔族の放つオーラ、臭い、気配を極力排除し、人の所作や習慣を観察した。具現魔法による変身で人となり、魔力は体の奥深くに仕舞い込む事で一般冒険者程度まで下げる。毎日人里に降りては擬態能力を鍛え上げ、変身を何度も繰り返す事で違和感を徐々に減らし、創意工夫の果てたどり着いた境地を10年こなせば馴染む。そして我の変身歴は100年前後。見破れる方が珍しい」
レッドも聞いたことのなかった変身能力の真実。何らかの特殊能力かと思ったが、そうではなかった様だ。フィアゼスやアリーシャもレッドと同じ様に考えていたために複合的な技能だったことに驚きを隠せない。
「努力の……結晶……?」
「そういう事だ」
「けど何故そこまで……人間社会に溶け込む事で何を得ようと?」
「何を、か……始まりは単なる『興味』だ。人の気持ちや人の社会が知りたいと思っただけで特別なことなど何もない。……喋りすぎたな。この話は終わりだ」
グルガンは獅子の風貌のまま椅子に座る。みんながポカーンと口を開けてグルガンに注目する中、ローディウスは咳払いして仕切り直す。
「少し刺激が強かった様だが、話を戻そう。前の会合は結局喧嘩別れとなったが、今回はそういうわけには行くまい。聖王国すべてが標的となった今では……な」
ローディウスの言葉にハワードがふんぞり返って鼻を鳴らす。
「前回は貴様らが礼儀を欠いたのが原因だぞ。猊下どころか貴様ら枢機卿すら参加しない会合に何の意味があるのか教えて欲しいものだが……まぁ良い。それこそ後の祭りと言うものだからな」
「なら言う必要はなかっただろうハワード!……申し訳ない。声を荒げてしまって……」
エイブラハムの謝罪にローディウスは手を挙げて答える。
「いや、構わない。今こそはエデン教が一丸となり戦う時なのだ。些事は捨て置こう」
「些事だと? いちいち癇に障る」
「問題はヴァイザーだ。我々がバラければ各個撃破されるだけだと思わないか? 自尊心が高いのは結構なことだが、こういった話し合いを長引かせるべきではない。効率的かつスマートに終結させよう」
「チッ……」
ローディウスはハワードとの小競り合いを無理にでも終わらせてティオたちを見る。
「……私が城を開けている間に何が起こったのか。先に情報の共有から頼む」
城から出て団体で泊まっている宿か大広間の一室、または食事処などの店を貸し切って密会するのかと推測していた。だが蓋を開ければ諸教派の街『ソルブライト』に行こうというのだ。そんなにも時間を掛ければ流石に誰か怪しむ者も出てくる。
断ろうとも考えたが「移動に時間は取らせない」と豪語するグルガンの言葉に興味が湧いて同行することに決めた。
「何かあったら引き返すだけだよ」
ティオは前向きに考えてリディアを鼓舞する。2人の心配を余所にグルガンはいつも通り魔剣の能力を引き出す。
魔剣レガリア。その能力は瞬間転移。
持ち主が行ったことのある土地や場所に魔力の残滓を残し、それを頼りに瞬時に移動を可能にする優れもの。
気づいた時にはソルブライトの建物の中にいた。
「え? えっ!?」
瞬きの間に変わった景色に頭が追いつかず、ティオとリディアは急いで窓から外を眺める。
「嘘……本当にソルブライトなの? 幻術とかじゃなく……?」
「──ええ。その様ですね。素晴らしい剣をお持ちの様です」
何度も経験しているレッドに驚きはないが、これを初めて経験する者にとってはまるで夢でも見ているのではないかと錯覚させる。確かに時間は取らなかったが、ソルブライトまでの距離が秒単位なのは流石に予想外だ。
「おいっ! こんなものがあるならどうして魔動車を使わせた! 意味ないではないか!」
「いや、意味はある。行ったことのない場所には飛べないからな。運転手には先に戻るように伝えたのだろう?」
ハワードはバツが悪そうに睨みつけて来た。グルガンは小さくため息をついて肩を竦める。
「……仕方がない。エイブラハム。貴公が彼女らを彼に合わせてくれ。我は一旦首都に戻る」
「分かった。……すまないなハワードが……」
「いや、この男の警戒心を考慮していなかった我にも落ち度はある。それじゃ行こうかハワード」
「おいっ! 何でお前が謝っているんだ! 私の上に立ったつもりか!? ふざけるなエイブラハム!」
ハワードは態度を改めることなくグルガンと共に転移していった。
「あ、あはは。エイブラハムさんも大変ですね」
「なに、大変なのはお互い様さ。それじゃ先に戻ったことをローディウス卿に伝えてこよう。いきなり連れて来たとなると驚くだろうからな。ちょっとここで待っていてくれ」
「はい、わかりました。……は?」
エイブラハムはさっさと部屋から退室し、ローディウスを呼びに行った。転移のショックでまだ混乱しているが故の聞き間違いかそれとも虚言か。ティオはレッドに詰め寄った。
「い、今ローディウス卿って……言いましたよね?」
「え?……はい。そうですけど?」
「枢機卿のイアン=ローディウス卿で間違いありませんか?」
「ですね」
レッドは何でもなく答える。しかしあり得ない。同じ七元徳のランドルフとクラウディアから死亡報告があったからだ。死んでいるはずのローディウスがここにいるはずはない。
「いえいえ。そんなに難しく考えずともあり得ない事はないのでは? 聖王国の首都『サンクトモーゼ』からここ『ソルブライト』間を瞬時に移動可能な存在が連れて来たのなら尚更、ね」
先ほどいつまでもうだうだ言っていたとは思えないほど冷めてネッチョリとしたフィアゼスに忌避感を覚えたが、確かに言われてみればグルガンの無茶苦茶な能力を目の当たりにすれば違和感はないのかもしれないと考え直す。
アリーシャがいる以上騙す様なことをするはずはないと分かっていても、偽物が出てくる可能性も踏まえてティオとリディアは腹の底にグッと力を込める。
──ガチャリッ
ドアノブを捻って現れたのは他でもないローディウス卿であった。見た目も醸し出す空気もすべてがその人で間違いない。
魔物に連れ去られ、巣で保存食かおやつになっているかの2択と思われたローディウス卿は、死の淵を掻い潜って諸教派に身を寄せていた様だ。
「……七元徳と聞いた時はよもやと思ったがまさか本当に居るとは……。前に一度だけあったな。あれは確か猊下が部隊を編成し直した時だったか?」
2人はローディウスの声を聴くなりピッと背筋を伸ばした。
「は、はい!」
「お久しぶりですローディウス卿!」
「そう固くならなくて良い。ティオ=フラムベルク。そしてリディア=ハルバート。息災であったか?」
「「はいっ!」」
「よく来てくれた。楽にしてくれ」
2人を安心させようと微笑みながら話すも、元がかなり厳しい顔ゆえに何か企んでそうな顔に見えなくもない。ガブリエルのお気に入りだから枢機卿内で憎まれていると噂されていたが、初対面でこの笑顔を振りまかれたら印象は最悪である。
「この部屋では何ですからもう少し広い部屋に移動しますか?」
ローディウスの背後からヒョコッと顔を出したエイブラハムに促され、机と椅子が用意された大広間に移動した。全員が席についたのを見計らってローディウスが話し始める。
「さて……こうして諸教派の代表と正教の私が会合を開くのは私の覚えている限りでも十数年振りのことだ。この様に歴史的な事は多くの場合緊急事態にのみ適応される。前に行われた会合は聖王国の最南端に位置する異教徒『神選五党』の処遇についてだったな……」
「邪教だよローディウス卿。奴らなど邪教で十分だ」
入り口から聞こえた声に視線を移すとハワードが立っていた。グルガンもその背後から入ってくる。
「……これで全員揃ったか?」
「間違いない」
「それではグルガン殿。今ここで元の姿に戻ってくれ。彼女たちに誤解ないよう先に済ませたい」
ローディウスの指摘にグルガンは自分の体をチラッと見る。
「確かに……このままだと誠意が足りないな。良いだろう」
そういうと体に影がまとわりつく様に真っ黒に染め、同時に体がひと回り大きくなった。霧が晴れる様に影が霧散すると、そこには獅子の顔を持つ巨大な魔族が姿を現した。
そこでティオとリディアが椅子から立ち上がる。
「そんな……全く気付かなかった。い、いったいどうやって……?」
「人間社会に溶け込むため情報を集め、長年の勘と経験から魔族の放つオーラ、臭い、気配を極力排除し、人の所作や習慣を観察した。具現魔法による変身で人となり、魔力は体の奥深くに仕舞い込む事で一般冒険者程度まで下げる。毎日人里に降りては擬態能力を鍛え上げ、変身を何度も繰り返す事で違和感を徐々に減らし、創意工夫の果てたどり着いた境地を10年こなせば馴染む。そして我の変身歴は100年前後。見破れる方が珍しい」
レッドも聞いたことのなかった変身能力の真実。何らかの特殊能力かと思ったが、そうではなかった様だ。フィアゼスやアリーシャもレッドと同じ様に考えていたために複合的な技能だったことに驚きを隠せない。
「努力の……結晶……?」
「そういう事だ」
「けど何故そこまで……人間社会に溶け込む事で何を得ようと?」
「何を、か……始まりは単なる『興味』だ。人の気持ちや人の社会が知りたいと思っただけで特別なことなど何もない。……喋りすぎたな。この話は終わりだ」
グルガンは獅子の風貌のまま椅子に座る。みんながポカーンと口を開けてグルガンに注目する中、ローディウスは咳払いして仕切り直す。
「少し刺激が強かった様だが、話を戻そう。前の会合は結局喧嘩別れとなったが、今回はそういうわけには行くまい。聖王国すべてが標的となった今では……な」
ローディウスの言葉にハワードがふんぞり返って鼻を鳴らす。
「前回は貴様らが礼儀を欠いたのが原因だぞ。猊下どころか貴様ら枢機卿すら参加しない会合に何の意味があるのか教えて欲しいものだが……まぁ良い。それこそ後の祭りと言うものだからな」
「なら言う必要はなかっただろうハワード!……申し訳ない。声を荒げてしまって……」
エイブラハムの謝罪にローディウスは手を挙げて答える。
「いや、構わない。今こそはエデン教が一丸となり戦う時なのだ。些事は捨て置こう」
「些事だと? いちいち癇に障る」
「問題はヴァイザーだ。我々がバラければ各個撃破されるだけだと思わないか? 自尊心が高いのは結構なことだが、こういった話し合いを長引かせるべきではない。効率的かつスマートに終結させよう」
「チッ……」
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