487 / 718
第十二章 協議
第四十六話 昇華
しおりを挟む
「良イカ ジュリア。”疾風怒濤”ハ我等モンクノ技ヲ限界マデ引キ出シタ時、ヨウヤクソノ真価ヲ発揮スル。謂ワバ奥義ト言ッテ過言デハ無イ」
兄ジャックスとの稽古の最中、家族なのだから技を教えて欲しいと懇願した時に出た言葉だった。要約すると「お前にはまだ早い」だ。
「基本ガ大事ダ。聞イタ事無イカ?心、技、体ノ融合。精神ヲ鍛エ、技ヲ磨キ、肉体ヲ作ル。ジュリア、オ前ハ何デモ急ギ過ギル。コレハ持論ダガ、成果ッテ奴ハ足ガ遅イ。追イ付クノニ何年ッテ期間ヲ要スル事ガアルンダ。エット……ツマリハ、今出来ル技ヲ極メロ。ソレガ例エ鈍重ナ一歩デモ、諦メズニ前ニ進メ。成果ハ後カラ追イツイテ来ル」
兄は笑うことのない顔を無理やり歪めて笑顔を作った。
「俺ハイツデモ応援シテイルカラ」
兄のぎこちない笑顔は怖くて見ていられなかったが、兄の出来る精一杯の鼓舞だと思えば受け入れられた。
(成果ハ足ガ遅イ?フフッ……クサイヨ、兄サン……)
フッと笑顔を見せる。親を早くに亡くしたジュリアにとって兄は親代わりであった。自分も辛いだろうにそれをジュリアには見せることなく、体も心も強く育てられた。もし両親が、片親だけでも生きていたら、ここまでの力は手に入れられなかったかもしれない。
兄妹の絆と逆境が生んだ奇跡だ。それが役に立っているかは別にして。
今は故郷も失くしてラルフたちと放浪の旅。正直、この旅に加わったとてジュリアに出来ることは少なかった。相手が悪すぎる。ジュリアの立ち位置はどこまで行っても中級魔族止まりであり、魔王と戦えるかと言われれば首を横に振る。自分でも情けないとは思い、密かに鍛えていた。能力を十全に出し切るこの時のために……。
「ふむ……見た目によらず技がある。単調な攻撃では効果がなさそうじゃのぅ」
トドットは警戒レベルを一段階上げる。遊んでいては勝てない。
バッと手を広げ、ジュリアと違う方向に手を翳した。その方向の先に杖が転がっていて、トドットの行動と共に飛ぶ。まるで磁石に惹きつけられた金属のように杖がサッと手に収まると、ブンッと杖を振り回した。
(!?……シマッタ!)
魔法の増幅装置と言われる魔法の杖。魔法使いは素手でも魔法を使うことが出来るが、杖を用いた魔法は強大である。単純な魔法強化、冷却時間の短縮、杖自体に込められた魔法と自分の魔法発動による連続攻撃など攻撃の幅が広がる。接近戦しかないジュリアにとってはトドットの更なる強化は好ましくない。
「ふははっ血の気が引いたか?だがおぬしの想像以上の危機が迫っていることを認識すべきじゃな。様子見なんぞせずに一気に決めねばならんということじゃて」
杖をジュリアに向ける。
「等活よ「反転」させよ」
キィンッ……
杖の先端についている宝石が光り輝く。だが特に何かが起こったわけではない。拍子抜けと言える状況だったが、トドットが別の魔法を唱え始めた時に先の魔法の意味を知る。
ジュリアがトドットの魔法を止めるために走ろうと右手を振り上げた。
「……エ?」
ジュリアは確かに左足で踏み出したはずだった。でも動いたのは右手。他にも全身の動きに違和感がある。自分が動かそうとする部位全てが逆というか、頭が混乱して動くことが出来ない。
等活。この杖は魔法の強化はもちろん、それ以外の能力で認識や感覚を狂わせる力を持っている。この力は範囲魔法であり、大人数でこそ本領を発揮する。敵味方関係なく魔法を解除するまで効果は続く。故にチームの面々から苦情が殺到し、腐らせていた。
単体に使うのは気が乗らなかったが、ジュリアの一筋縄ではいかない空気感がトドットのやる気を引っ張り出した。
「これで終わりじゃ、ファイアーボール」
それはバスケットボールくらいの火球。発射されて当たるまで時間がかかるあまり速くないこの攻撃は、ジュリアにとっては鼻で笑う程度の魔法。但し、通常の感覚を用いた場合の想定であり、今の状態では如何しようもない。
ボッ
飛んできた魔法に為す術なし。隠れる場所、避ける空間、弾く力、どれもあってどれも無い。
ジュリアは覚悟を決めたように目を閉じる。
(諦めたのぅ……)
トドットに残念な気持ちが湧き上がる。最後まで争う姿勢を見せて考え抜いた末に食らって欲しい。無様に動いてどうしようもない苦しみに苛まれ、最後に間に合わずに当たる姿こそ望んでいる理想の形だ。早々に諦められてはつまらない。
火球が迫り来る。トドットは冷ややかな目で見守り、ジュリアはピタッと止まって動けない。もう1mも無い。
クワッ
ジュリアは目を見開いて火球に当たる直前に屈むことに成功する。
「ぬっ!?避けおっただと!!」
ありえない。いや、屈む程度なら時間をかければどこを動かせば良いかに気づけるだろうが、ここまで切羽詰まった現状で見抜くなどありえない。偶々力が入らなくなって避けられたという強運の持ち主かもしれないが、それにしてはその眼光は強すぎた。まるで全てを理解したかのような煌めきはトドットをして恐怖足らしめる。
『ソレガ例エ鈍重ナ一歩デモ、諦メズニ前ニ進メ。成果ハ後カラ追イツイテ来ル』
(ウン……ヤット追イツイタヨ。兄サン)
心、技、体。
仲間が死に、兄が死んで心が壊れかけた。常に冷静を意識して慌てないことを心に誓い、モンクの精神安定を可能とするスキル”不屈”を鍛えて”心頭滅却”の頂に立つ。技を磨き、基本の型を完全習得し、自分なりに応用できるレベルにまで昇華させた。どんな時でも何を考えていても完璧に体勢を整える術を独自に編み出し、体の扱い方を学んだ。
ジュリアは人知れず達人の領域にまで自身を強化させている。その成長は著しいものの、自分ではあまり変わっていないと落ち込んだりしていた。しかしここにきて確信する。ジュリアは遂に兄の領域に足を踏み入れたのだと。
「チッ……油断してしもうたのぅ。じゃが!!」
杖を前に構えて次なる魔法を放つ。
「全てを巻き込め”ブロークン・テンペスト”」
ゴォッ
凄まじい突風がジュリアに吹き荒ぶ。大気を巻き込んだ風の渦がまるで突撃槍のような形を持ってジュリアを貫こうと襲う。巻き込まれれば挽肉は免れない。
向かい風の中、ジュリアは走る。猛烈な風に抵抗する獣。その姿は荒々しくも美しかった。
「電光石火ッ!!」
シュンッ
ジュリアの体は消えるほど早く動く。兄が生きていた時は下位の”疾風”しか使えなかったが、ここ数ヶ月のうちに飛躍的に成長していた。風の刃を回り込み、トドットに近く。強力な魔法を用いたためか、冷却時間がトドットの体を鈍らせる。これが感覚を狂わされた者の動きだというのだから驚異的という他ない。
「なっ!?」
魔法一つ一つは確かに強力だ。だがトドットは所詮魔法使い。攻撃魔法を避けられ、接近戦を許す事態となれば不利になるのは当然の理。本来格下のはずのジュリアにここまで追い詰められた事態に混乱する。彼の肉体が強化に次ぐ強化を行われていなかったらここで終わっていた。
ジュリアの接近に後方ジャンプで距離を取る。仕切り直しとまではいかないが、魔法が使えるようになるまでの時間稼ぎにはなった。もし感覚を狂わせていなかったらどうなっていたことか。
二人は拮抗している。この均衡が崩れる時、どちらかが死に、どちらかが生き残る。
二人の勝負の世界に引き分けはありえない。
兄ジャックスとの稽古の最中、家族なのだから技を教えて欲しいと懇願した時に出た言葉だった。要約すると「お前にはまだ早い」だ。
「基本ガ大事ダ。聞イタ事無イカ?心、技、体ノ融合。精神ヲ鍛エ、技ヲ磨キ、肉体ヲ作ル。ジュリア、オ前ハ何デモ急ギ過ギル。コレハ持論ダガ、成果ッテ奴ハ足ガ遅イ。追イ付クノニ何年ッテ期間ヲ要スル事ガアルンダ。エット……ツマリハ、今出来ル技ヲ極メロ。ソレガ例エ鈍重ナ一歩デモ、諦メズニ前ニ進メ。成果ハ後カラ追イツイテ来ル」
兄は笑うことのない顔を無理やり歪めて笑顔を作った。
「俺ハイツデモ応援シテイルカラ」
兄のぎこちない笑顔は怖くて見ていられなかったが、兄の出来る精一杯の鼓舞だと思えば受け入れられた。
(成果ハ足ガ遅イ?フフッ……クサイヨ、兄サン……)
フッと笑顔を見せる。親を早くに亡くしたジュリアにとって兄は親代わりであった。自分も辛いだろうにそれをジュリアには見せることなく、体も心も強く育てられた。もし両親が、片親だけでも生きていたら、ここまでの力は手に入れられなかったかもしれない。
兄妹の絆と逆境が生んだ奇跡だ。それが役に立っているかは別にして。
今は故郷も失くしてラルフたちと放浪の旅。正直、この旅に加わったとてジュリアに出来ることは少なかった。相手が悪すぎる。ジュリアの立ち位置はどこまで行っても中級魔族止まりであり、魔王と戦えるかと言われれば首を横に振る。自分でも情けないとは思い、密かに鍛えていた。能力を十全に出し切るこの時のために……。
「ふむ……見た目によらず技がある。単調な攻撃では効果がなさそうじゃのぅ」
トドットは警戒レベルを一段階上げる。遊んでいては勝てない。
バッと手を広げ、ジュリアと違う方向に手を翳した。その方向の先に杖が転がっていて、トドットの行動と共に飛ぶ。まるで磁石に惹きつけられた金属のように杖がサッと手に収まると、ブンッと杖を振り回した。
(!?……シマッタ!)
魔法の増幅装置と言われる魔法の杖。魔法使いは素手でも魔法を使うことが出来るが、杖を用いた魔法は強大である。単純な魔法強化、冷却時間の短縮、杖自体に込められた魔法と自分の魔法発動による連続攻撃など攻撃の幅が広がる。接近戦しかないジュリアにとってはトドットの更なる強化は好ましくない。
「ふははっ血の気が引いたか?だがおぬしの想像以上の危機が迫っていることを認識すべきじゃな。様子見なんぞせずに一気に決めねばならんということじゃて」
杖をジュリアに向ける。
「等活よ「反転」させよ」
キィンッ……
杖の先端についている宝石が光り輝く。だが特に何かが起こったわけではない。拍子抜けと言える状況だったが、トドットが別の魔法を唱え始めた時に先の魔法の意味を知る。
ジュリアがトドットの魔法を止めるために走ろうと右手を振り上げた。
「……エ?」
ジュリアは確かに左足で踏み出したはずだった。でも動いたのは右手。他にも全身の動きに違和感がある。自分が動かそうとする部位全てが逆というか、頭が混乱して動くことが出来ない。
等活。この杖は魔法の強化はもちろん、それ以外の能力で認識や感覚を狂わせる力を持っている。この力は範囲魔法であり、大人数でこそ本領を発揮する。敵味方関係なく魔法を解除するまで効果は続く。故にチームの面々から苦情が殺到し、腐らせていた。
単体に使うのは気が乗らなかったが、ジュリアの一筋縄ではいかない空気感がトドットのやる気を引っ張り出した。
「これで終わりじゃ、ファイアーボール」
それはバスケットボールくらいの火球。発射されて当たるまで時間がかかるあまり速くないこの攻撃は、ジュリアにとっては鼻で笑う程度の魔法。但し、通常の感覚を用いた場合の想定であり、今の状態では如何しようもない。
ボッ
飛んできた魔法に為す術なし。隠れる場所、避ける空間、弾く力、どれもあってどれも無い。
ジュリアは覚悟を決めたように目を閉じる。
(諦めたのぅ……)
トドットに残念な気持ちが湧き上がる。最後まで争う姿勢を見せて考え抜いた末に食らって欲しい。無様に動いてどうしようもない苦しみに苛まれ、最後に間に合わずに当たる姿こそ望んでいる理想の形だ。早々に諦められてはつまらない。
火球が迫り来る。トドットは冷ややかな目で見守り、ジュリアはピタッと止まって動けない。もう1mも無い。
クワッ
ジュリアは目を見開いて火球に当たる直前に屈むことに成功する。
「ぬっ!?避けおっただと!!」
ありえない。いや、屈む程度なら時間をかければどこを動かせば良いかに気づけるだろうが、ここまで切羽詰まった現状で見抜くなどありえない。偶々力が入らなくなって避けられたという強運の持ち主かもしれないが、それにしてはその眼光は強すぎた。まるで全てを理解したかのような煌めきはトドットをして恐怖足らしめる。
『ソレガ例エ鈍重ナ一歩デモ、諦メズニ前ニ進メ。成果ハ後カラ追イツイテ来ル』
(ウン……ヤット追イツイタヨ。兄サン)
心、技、体。
仲間が死に、兄が死んで心が壊れかけた。常に冷静を意識して慌てないことを心に誓い、モンクの精神安定を可能とするスキル”不屈”を鍛えて”心頭滅却”の頂に立つ。技を磨き、基本の型を完全習得し、自分なりに応用できるレベルにまで昇華させた。どんな時でも何を考えていても完璧に体勢を整える術を独自に編み出し、体の扱い方を学んだ。
ジュリアは人知れず達人の領域にまで自身を強化させている。その成長は著しいものの、自分ではあまり変わっていないと落ち込んだりしていた。しかしここにきて確信する。ジュリアは遂に兄の領域に足を踏み入れたのだと。
「チッ……油断してしもうたのぅ。じゃが!!」
杖を前に構えて次なる魔法を放つ。
「全てを巻き込め”ブロークン・テンペスト”」
ゴォッ
凄まじい突風がジュリアに吹き荒ぶ。大気を巻き込んだ風の渦がまるで突撃槍のような形を持ってジュリアを貫こうと襲う。巻き込まれれば挽肉は免れない。
向かい風の中、ジュリアは走る。猛烈な風に抵抗する獣。その姿は荒々しくも美しかった。
「電光石火ッ!!」
シュンッ
ジュリアの体は消えるほど早く動く。兄が生きていた時は下位の”疾風”しか使えなかったが、ここ数ヶ月のうちに飛躍的に成長していた。風の刃を回り込み、トドットに近く。強力な魔法を用いたためか、冷却時間がトドットの体を鈍らせる。これが感覚を狂わされた者の動きだというのだから驚異的という他ない。
「なっ!?」
魔法一つ一つは確かに強力だ。だがトドットは所詮魔法使い。攻撃魔法を避けられ、接近戦を許す事態となれば不利になるのは当然の理。本来格下のはずのジュリアにここまで追い詰められた事態に混乱する。彼の肉体が強化に次ぐ強化を行われていなかったらここで終わっていた。
ジュリアの接近に後方ジャンプで距離を取る。仕切り直しとまではいかないが、魔法が使えるようになるまでの時間稼ぎにはなった。もし感覚を狂わせていなかったらどうなっていたことか。
二人は拮抗している。この均衡が崩れる時、どちらかが死に、どちらかが生き残る。
二人の勝負の世界に引き分けはありえない。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ザコ魔法使いの僕がダンジョンで1人ぼっち!魔獣に襲われても石化した僕は無敵状態!経験値が溜まり続けて気づいた時には最強魔導士に!?
さかいおさむ
ファンタジー
戦士は【スキル】と呼ばれる能力を持っている。
僕はスキルレベル1のザコ魔法使いだ。
そんな僕がある日、ダンジョン攻略に向かう戦士団に入ることに……
パーティに置いていかれ僕は1人ダンジョンに取り残される。
全身ケガだらけでもう助からないだろう……
諦めたその時、手に入れた宝を装備すると無敵の石化状態に!?
頑張って攻撃してくる魔獣には申し訳ないがダメージは皆無。経験値だけが溜まっていく。
気づけば全魔法がレベル100!?
そろそろ反撃開始してもいいですか?
内気な最強魔法使いの僕が美女たちと冒険しながら人助け!
荷物持ちを追放したら、酷い目にあった件について。
しばたろう
ファンタジー
無能だと思い込み、荷物持ちのレンジャーを追放した戦士アレクス。
しかし――
彼が切り捨てた仲間こそが、
実はパーティを陰で支えていたレアスキル持ちだった。
事実に気づいた時にはもう遅い。
道に迷い、魔獣に襲われ、些細な任務すらまともにこなせない。
“荷物持ちがいなくなった瞬間”から、
アレクスの日常は静かに崩壊していく。
短絡的な判断で、かけがえのない存在を手放した戦士。
そんな彼と再び肩を並べることになったのは――
美しいのに中二が暴走する魔法使い
ノー天気で鈍感な僧侶
そして天性の才を秘めた愛くるしい弟子レンジャー
かつての仲間たちと共に、アレクスはもう一度歩き出す。
自らの愚かさと向き合い、後悔し、懺悔し、それでも進むために。
これは、
“間違いを犯した男が、仲間と共に再び立ち上がる”
再生の物語である。
《小説家になろうにも投稿しています》
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
無能な勇者はいらないと辺境へ追放されたのでチートアイテム【ミストルティン】を使って辺境をゆるりと開拓しようと思います
長尾 隆生
ファンタジー
仕事帰りに怪しげな占い師に『この先不幸に見舞われるが、これを持っていれば幸せになれる』と、小枝を500円で押し売りされた直後、異世界へ召喚されてしまうリュウジ。
しかし勇者として召喚されたのに、彼にはチート能力も何もないことが鑑定によって判明する。
途端に手のひらを返され『無能勇者』というレッテルを貼られずさんな扱いを受けた上に、一方的にリュウジは凶悪な魔物が住む地へ追放されてしまう。
しかしリュウジは知る。あの胡散臭い占い師に押し売りされた小枝が【ミストルティン】という様々なアイテムを吸収し、その力を自由自在に振るうことが可能で、更に経験を積めばレベルアップしてさらなる強力な能力を手に入れることが出来るチートアイテムだったことに。
「ミストルティン。アブソープション!」
『了解しましたマスター。レベルアップして新しいスキルを覚えました』
「やった! これでまた便利になるな」
これはワンコインで押し売りされた小枝を手に異世界へ突然召喚され無能とレッテルを貼られた男が幸せを掴む物語。
~ワンコインで買った万能アイテムで幸せな人生を目指します~
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
固有スキルガチャで最底辺からの大逆転だモ~モンスターのスキルを使えるようになった俺のお気楽ダンジョンライフ~
うみ
ファンタジー
恵まれない固有スキルを持って生まれたクラウディオだったが、一人、ダンジョンの一階層で宝箱を漁ることで生計を立てていた。
いつものように一階層を探索していたところ、弱い癖に探索者を続けている彼の態度が気に入らない探索者によって深層に飛ばされてしまう。
モンスターに襲われ絶体絶命のピンチに機転を利かせて切り抜けるも、ただの雑魚モンスター一匹を倒したに過ぎなかった。
そこで、クラウディオは固有スキルを入れ替えるアイテムを手に入れ、大逆転。
モンスターの力を吸収できるようになった彼は深層から無事帰還することができた。
その後、彼と同じように深層に転移した探索者の手助けをしたり、彼を深層に飛ばした探索者にお灸をすえたり、と彼の生活が一変する。
稼いだ金で郊外で隠居生活を送ることを目標に今日もまたダンジョンに挑むクラウディオなのであった。
『箱を開けるモ』
「餌は待てと言ってるだろうに」
とあるイベントでくっついてくることになった生意気なマーモットと共に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる