断罪なんて嘘でしょ!?

あい

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そんな大きなイベント隼人の誕生日パーティーがあったものの、たまに幼馴染の圭一が来てくれて遊んだりするぐらいで、特に何事もなく夏休みは過ぎ去っていっているのだ。

毎年夏休みには家族で海外旅行に行っていたのだが、あのパーティーの後、両親の会社は大反響で、2人は忙しく旅行に行ける時間の余裕もなかったのだ。

小学4年生の宿題。前世の記憶のある有紗には簡単過ぎるもので、8月に入る前には既に終わっていたのだ。

暇な時間を埋める為に、断罪された時の為にと続けている家事スキルアップも日々頑張っていた。

そして今はまっているのは、シェフやパティシエといっしょに父親の会社の売りになる料理を考える事だ。

そして、考えついたのがである。
具体的にいうと、高級日本料亭で好まれるのは、お味噌汁よりお吸い物なのかもしれないが、それをあえて準備しておくというものだ。お金持ちの家系の人向けというよりも、1代でのし上がった人向けになるのかもしれない。が、海外に行った時に落ち着くのは、緑茶と味噌汁である。それも考慮した上で、提供のしやすさやコストなども考えるとなかなかいい線をいっているのではないかと思う。

ちなみにこの発想は、パーティーの時に隼人が自分の為に作ってくれた物だから嬉しいと言っていたのを思い出したのだ。

母親の料理は懐かしさもあるが、栄養等も考えた上で自分の為に作ってくれる料理ということもあり、人気なのではないかと考えたからであった。

そう、最高の料理人達による、最高のおふくろの味を売りにする事にしたのだ。これが上手くいけば、次々とおふくろの味を増やしていこうと思っている。


そして、今考えているのはスイーツやデザートについてである。和菓子は勿論既にあるし美味しい。果物も絶品なのだが、家族で来た時に小さな子供が好んで食べれるスイーツがないのだ。シャーベットはどうだろうか…。これが売りになるとは思えないがとりあえずお父様にメールを送っておく。
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