断罪なんて嘘でしょ!?

あい

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パーティーに向けて両親は仕事を片付けなくてはいけないらしく、次の日から更に多忙となり見かけなくなった。


寂しくはあるが2人とも仕事が楽しいのだろう、活き活きしている。もし、私が断罪される事になれば家族も影響は受けてしまうだろう。そう思うと、2人の会社には少しでも成長してもらいたい。その為に、私に出来ることは協力していこうと思っている。


お兄様も今年から中等部になり、学期末試験があるそうで、勉強に力を注いでいる。

初等部は単元事に確認テストはあるものの難しい事はない。なので、余っている時間を語学学習と家事スキルアップに使う事にしたのだ。

去年は隼人にほとんどかかりっきりだった為、今年はパーティーを楽しませてもらおうと思っている。

隼人の誕生日パーティーには人が集まらないとはいっても、去年の半分であったとしても、相当の人数である。その中には外国の方も多くおり、自分の語学力を試す良い機会なのだ。

隼人と海里は普段から英語を使う機会が多いのか、英語の授業ではそれを発揮している。小学生の教材はとても簡単なのだが、2人はそれを使用せずに外国人講師と談笑して過ごしているのだ。なんとも羨ましい。私も頑張ってはいるものの、教師がテンションが上がり、早口になった時やジョークにはまだついていけないのである。

断罪された時には国外追放という情報はあるものの何処の地域で暮らす等の情報は描かれていなかった。そのため、使用人口の多い中国語、英語、スペイン語を中心に勉強している。

今回はその3つを使用している人達に話しかけたいと思っている。他の言語はまだ挨拶程度なので、談笑は難しいだろうと思うためだ。しかし、子供である特権をいかし、機会があればガンガン話しかけようと思っている。

そして、今年の隼人へのプレゼントである。隼人の強い希望で手作りのお菓子である事は決まっているのだが、それを何にしようかに迷っていた。私が持って行ったお菓子は全て絶賛するので、逆に何が好きなのかがわからないである。

人前で、俺様ぶりたい隼人ではあるが、私の手作りお菓子にだけはどんな時でも手放しに褒めてくれるのである。

とんだツンデレである。それに気分をよくして、頻繁に手作りお菓子を持っていく私は単純なのだろう。

考えてもわからないし、月曜日にでも海里に相談してみよう。


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