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体育大会準備(1)
しおりを挟む海里にはあの後スケットは誰なのかと尋ねられたが、了承を得れていないので本人の了承が得られたら顔合わせにはついていってあげる事を約束する。いつからになるのかわからないので、早速明日から体操服でも良いが動きやすい服装を持ってくるように指示をした。
生徒会の方も体育大会実行委員会の方達と協力して準備を進めているが、最近本格的に忙しくなってきている。
一緒にいる時間が長くなってきているからこそ気づき始めたことがある。
それは生徒会執行部のメンバーのことです。
そうそれは、執行部の先輩である方達の恋愛模様である。
気付いたのは、可愛い男の娘な凛先輩の私への態度と、里見先輩との態度の違いからであった。凛先輩は基本誰にでもフレンドリーな感じでスキンシップも激しい人なのだが、里見先輩には一切しないのである。そして、里見先輩の事をとても観察しているようで、里見先輩が困っている時には誰よりも早く駆けつけ、さりげなくフォローしているのを見かける。
しかし、しかしなのである・・・。里見先輩の目線の先にはいつもお兄様がいるのだ。そして熱い眼差しで見つめている。間違いないと思う。だが、里見先輩は凛先輩のフォローに勿論気付いており、同級生や良い友としては良い関係を気づけているようだ。
お兄様は学校の生徒には興味は無いようなのだが、お兄様の事を狙っている人が多いようで、勘違いされないように誰にでも当たり障りのない感じだ。女子部門で一番心を開いているのは私で間違いないと思う。妹なので嫉妬の対象になる事はないものの、お兄様と仲良くなりたい先輩方が近づいてこようとしているのがわかるのだが、大体私の隣には隼人が常備されているので、近づけないようである。隼人と目があったためお礼を言ったが、何についてお礼を言われているのかわからないようで困惑している。
隼人とはあれから変わらずの関係を過ごしている。なんなら悩みを話し、気を許したのか以前よりも話すようになった気がする。以前は無口なイメージだったのだが、最近はよく喋る。
最後に連夜様だが彼は、皆をみて優しく微笑む女神的存在だ。連夜様の恋愛は全くと言っていいほどわからない。沢山の好意を向けられているのは見ていてわかるのだが、それに答えている様子は見られない。誰にでも優しい女神様であるがmそれ以上の事を言わさない力がある気がする。第2のお兄様、女神的存在の人と恋愛トークをする勇気はなく、観察しているだけで終わってしまっている。
そうそう、海里のお手伝いをしてくれるスケットというのは主人公ちゃんの事でした。
心配していたので、海里はどうしても体育大会でリレーに出場したいのだが、それを不安に思って悩んでいたらしいと伝えた。そのついでに明日から1人で放課後練習するらしい。手伝ってあげたい気持ちは山々なのだが、私は生徒会の仕事で手伝えないし、どうしたものか考えていると伝えた。すると、主人公ちゃんから私が手伝うと申し出てくれた。そのためお願いしたのだ。誘導したように見えるが主人公ちゃんの意思でだ。私が嫌がらせのためにしたのでは無い事をゲームの設定には知って欲しいと思う。
しかし、顔合わせの時は面白かった。
顔合わせの時のあの海里のあの口をぽかんとした顔を思い出すだけで吹き出しそうになってしまう。主人公ちゃんと一緒に練習できて嬉しいようで顔を赤くしたり、格好悪いところを見せてしまったらと不安に思ったのか顔を青くしたり。顔を赤青に変えて口をパクパクして、とても忙しくそうだったので、後の事は若者に任せて退散してきたのだった。
いい事をした日は気持ちがいいですね(笑)
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