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体育大会(6)
しおりを挟む運動場に戻ると親と昼食を摂っていた生徒が続々と戻ってきているようだった。
自分のクラスの席に向かうと、主人公ちゃんと留美ちゃんと加奈ちゃんが昼食を食べ終えたところだった。海里に一緒に食事を摂ろうと誘われたそうだが、学園長達と食べる勇気はなかったようで、ここに残り2人と一緒に食べたとのことであった。ほとんどのお金持ちの生徒は皆家族と食べるらしく、席を外しており、何かされることもなかったとのこと。
しかし、加奈ちゃんと留美ちゃんはこれから応援合戦に参加する。その為主人公ちゃん1人になってしまのでどうしようかと考えている所だったそうだ。
なので、私についてきてもらう事にした。昼食をとりに両親のいる席に行くので一緒に行く。迷惑がかかってしまうと拒否されたが、秘儀嘘泣き。をして、ついてきてもらった。
両親にあらかじめ席を聞いていた為向かう。お兄様と連夜様も昼食を食べていた。そこに私も入れてもらい一緒に食べる。主人公ちゃんは既に食べたと言うことだったので、果物やデザートを勧めた。
圭一のことを皆心配していた。意識は取り戻して念のため病院へ行ったことを伝えた。病院へ行くことはここにいた圭一の両親に聞いていたそうだが、意識を取り戻したことを聞いて皆安心しているようだった。
お兄様と連夜様はご飯を慌てて食べており、食べ終わり次第バタバタと次の応援合戦の準備へ向かった。
私と主人公ちゃんは既に旗作りで携わっているので、今日は出番がない。その為ゆっくりとしている。私は食後のデザートと紅茶を飲みながらお兄様の出番をまった。
競技の順番はくじ引き順なのだが、連夜様が見事1番を引き当てた為1組スタートなのである。
アナウンスが始まり1組の皆が出場してくる。
やっぱり、学ランで正解だったね!とお父様達はそっちのけで、女子で盛り上がる。普段のブレザーも捨てがたいけれど、やっぱり学ランで正解ねー。と生徒達からの歓声も凄いが、お母様方の受けも上場である。生徒席で見ていただけでは気付けなかっただろう。こちらでゆっくりしていたかいがあるというものです。
3年生がメインの組み立てであった為、隼人と海里も出場していたのだが、うっかりと見落としてしまっていた。お兄様が素敵過ぎるのが罪なのだ。
女子の先輩は意見が分かれたようだが、最終的にセーラー服になったようで、とっても可愛かった。
無事に1組の出番は終了した。次のクラスは5組のようだ。
次の種目のダンスは準備時間を設けるために、応援合戦と同じ順番なのだ。その為私と主人公ちゃんも準備へ向かう事にした。
行くことを伝えたのだが、お母様は最近の子はこういうのが好きなのね。と応援合戦の衣装や旗に夢中で気づいていないようだった。気づいたお父様が、
「頑張って。ここで応援しているからね。」
と笑顔で見送ってくれた。お母様が手直ししてくれていた服を持って控室へ向かう。
頑張れる気がします。
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