断罪なんて嘘でしょ!?

あい

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退院

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 携帯や勉強道具など欲しい物も私が自分で起き上がれるようになるまでは持ってきてくれないと言うことになっており、退屈で押しつぶされそうだった。そのため、きてくれるメイドや看護師さんに話し相手になってもらった。年末には酸素も外れており、点滴も抗生物質を1日2回してもらうだけになっていた。

 そこまでくるとやっと許可を出してくれ、勉強道具や携帯を持ってきてくれることとなった。

 家族に隼人の事を聞いたが、皆微妙な顔をして

 あのクリスマスイブの日隼人は早めに集合場所に着き待ってくれていたそうだ。しかし家から妹の愛由美ちゃんが高熱を出し入院したと聞いて、私にそれを伝えて帰ろうとしたそうだ。しかし私が現れず連絡を入れ妹の病院に向かったと言う話をしてくれた。

 隼人に何もなくて良かったと安心した。妹の愛由美ちゃんは直ぐに熱も下がり退院もしたたのことだった。

 しかし、皆の反応がいつもと違い違和感を覚えていた。そのため自分で隼人に連絡を取ろうと考えていたのだ。

 早速持ってきてもらった携帯で隼人に連絡を送ったのだが隼人から連絡が来ることなく新しい年を迎えてしまったのだった。

 
 新年だけでも家に帰りたいとお願いをしたが、両親は今回のことで心配をしているようでお医者様が完治したと言うまでは本当に家に帰らせてくれなかった。

 病院でお正月の特番番組を見たり、課題をこなしたり退屈な日々をやり過ごした。

 学校が始まる時になっても完治をしていなかった。やっと退院できたのは次の週の土曜日だった。

 入院中は圭一も気まずかったのか?忙しかったのか?一度も病院には現れず、隼人も来てくれることはなかった。家族以外の他の人達には内緒にしていたのだが、学校が始まったことで学校の人達にはバレてしまい、連絡がひっきりなしにきた。

 全てに返事をすることは早々に無理だと諦め、学校で会う人達の返信は後回しにさせてもらった。


 退院の日は家族総出で迎えにきてくれ、家でもたくさんの従業員の人達が出迎えてくれた。

 病院は個室だったし、シャワーやトイレも部屋に付いていて快適に過ごせたのだが、やはり家が一番だ。

 こんなに家の事が好きだったとは自分でも驚いた。家のよさを実感し、家での生活を満喫した。


 月曜日になり、状態も良かったため学校に復帰した。いやー。長かった。


 お兄様と一緒に登校し教室まで送り届けてくれた。本当に素敵なお兄様だ。クリスマスイブに病院に運ばれたため歌恋との時間を邪魔してしまったのではないかと思うと罪悪感で一杯だ。お兄様と歌恋が私に報告してきてくれる時がきたら精一杯お祝いをしようと思っています。

 教室に着くとクラスメイトやファンクラブの方達に周りを囲まれた。デジャブ?そういえば文化祭の時に男の人から叩かれた時と状況が似ているのだろうと気づいた。・・・。もしかして厄年?いや、16歳出し違うだろう。でも待てよ、前世と現世の年齢を足すと厄年かそれに近い年齢な気がしてきた。いや、気のせいだろう。深く考えるのはやめておこう・・・。
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