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第1章 始まりの街『グリィト』
第27話 ギルドが大騒然!
しおりを挟むグリィトの街に帰還したわたしは、さっそく冒険者ギルドに向かった。
モッフィは今は小動物サイズに小さくなっている。
街の中だと通常サイズのモッフィは幅を取るからね。
わたしは冒険者ギルドの扉を開け、中に入る。
「ただいま戻りましたー」
ギルド内は、まばらに人がいるくらいで、広々としていた。
わたしの姿を見た受付のお姉さんが、ニコリと笑う。
「あら、アイリちゃん! おかえりなさい!」
「ど、どうも」
わたしは会釈をして、受付カウンターに向かった。
人が少ないので、並ぶ必要もない。
「アイリちゃんが受けていたクエストは……ああ、薬草採取ね? どうだった? 薬草は見つかったかな?」
「はい! これがクエストにあった、薬草です!」
わたしはマジックバッグを漁り、採ってきた薬草を背伸びをしながら受付カウンターに置いた。
ペロナ草が十本と、ヒールフラワーが三輪。
クエストに記載されていた薬草を本数通りに納品する。
「まあ、すごい! 本当にちゃんと薬草採取を達成できたのね!」
受付嬢さんはわたしが差し出した薬草を丁寧に手に取り、軽く品質をチェックしていく。
「――うん、完璧! ちゃんとクエスト通りの薬草を採取できているわ! 初クエスト達成、おめでとう!」
「ありがとうございます!」
真っ直ぐ褒められて照れと嬉しさが半々でくる。
思えば、こんな風に純粋に人に褒められたことって今までほとんど無かったな。
じーん、と心が温かくなる。
「クエストには、もし余分な薬草も採ってきていたら別途買取可能、って書いてあるけど、他の薬草も採ってきた?」
「あ、はい! たくさん採ってきました! 全部出した方が良いですか?」
「薬草に関してはギルドでも買取はできるけど、クエストの内容的にまずは依頼主のネモさんに見せるのが良いかもしれないわね。この書き方だと、多分ギルドに売るよりもちょっとだけおまけしてくれるかもしれないし」
そうなのか!
なら、残りの薬草もとい大量の『魔草』たちは、まずは商人のネモさんに見せてみよう。
ネモさんは冒険者になり立てだったわたしに初クエストを依頼してくれた人だしね!
わたしは一旦他の魔草たちはマジックバッグにしまったままにし、ギルドカードを提出した。
そうして、正式に薬草採取のクエスト完了となる。
人生初クエスト達成に喜びつつ、わたしはギルド内を軽く見た。
やっぱりギルドの人気が少な過ぎる気がしたので、受付嬢さんに聞いてみる。
「あの、今ってなんか人が少なくないですか? 皆さん、クエストに行かれてるんでしょうか?」
「あー、実はね。ついさっき山あいの集落から猟師の方がこのギルドにいらっしゃったのよ。冒険者登録も済ませている方で、毎月このギルドに魔物の素材を売りに来る顔見知りの方なんだけど……今回はちょっと特殊な『情報』を教えてくれて」
「情報、ですか?」
受付嬢さんが、耳寄り情報というようにわたしに顔を近づけ、告げた。
「何でも、このグリィトの街に来る道中で、巨大なクマの魔物を発見したらしいのよ。到底一人じゃ対処できないサイズだったそうだわ」
「ん、巨大なクマ……?」
「ええ。特徴からして、『レイジグリズリー』っていう魔物なんじゃないかと騒然になってね。『レイジグリズリー』はAランクの魔物で、パーティ数人がかりじゃないと太刀打ちできないくらい強い魔物なの。だけどその分、倒せたらかなりお金になる魔物なのよ。素材はどの部分も高値がつくし、冒険者としての名声も上げられるし、お肉も美味しいらしいしね!」
「なに!? あの熊、食ったら美味いのか!?」
わたしの足元であくびをしていたモッフィが突然目の色を変えて吠えた。
食べ物のことにはほんとすぐ反応するね。
でも、まさか受付嬢さんの方からレイジグリズリーの話が飛んでくるとは。
受付嬢さんはアハハと笑う。
「だから、ギルドにたむろしていた冒険者たちはみ~んなレイジグリズリー討伐に駆け出して行っちゃったわ。もし討伐できたら一攫千金の大物だからね。あ、でも安心してねアイリちゃん! レイジグリズリーは縄張り意識がすごく強い魔物で、まず自分の縄張りから出ることはないわ。それに発見されたのはこの街から結構な距離がある山の一角だから、薬草採取を行うくらいのエリアにはレイジグリズリーはいないし! アイリちゃんが受けるようなクエストには何の影響もないからね!」
受付嬢さんはニコリと優しい笑みを浮かべた。
うーん、わたしのことを気遣ってくれるのは嬉しいいんだけど……。
(『レイジグリズリー』は、わたしが倒しちゃいました~、って言ったらどうなるんだろうか……?)
一抹の不安はよぎりつつ、でも黙ったままにしてもおけないので、わたしは意を決して言った。
「あの! わたし、レイジグリズリー、倒しました!」
「ふふふ、そうなの? だけど、レイジグリズリーってアイリちゃんの何倍も大きな魔物なのよ?」
「ほ、本当ですよ!」
「アイリちゃんが倒しちゃったなら、ベルドさんたちも骨折り損ね~!」
受付嬢さんはニコニコ笑顔で聞き流している。
わたしの言葉を信じていないみたいだ。
すると、ギルドの奥の扉がガチャリと開いた。
「……お、アイリじゃないか」
「ザレックさん!」
現れたのは、イケオジことザレックさん。
この冒険者ギルドのギルドマスターさんだ。
「どうしたんだ受付カウンターで。何か揉めてんのか?」
ザレックさんが冗談めかして言った。
受付嬢さんが笑顔で応える。
「もぉ~、そうなんですよ。アイリちゃんが、あのレイジグリズリーを倒した~って」
「……レイジグリズリーを?」
ザレックさんは驚きの表情を浮かべ、わたしの足元のモッフィに視線を流す。
少し考えるような素振りをした後、わたしに向き直った。
「アイリ。レイジグリズリーを倒したそうだが、死体は回収してきたか? 一部でも良いんだが」
「ありますよ! 一部どころか、一頭まるまる? 全部あります!」
「コラ~、アイリちゃん? 私ならまだしも、ギルドマスターをからかったら怒られちゃうわよ?」
「まあ良いじゃねぇか。アイリだって立派な冒険者なんだ。変な色眼鏡で見ず、他の冒険者の奴らと同じ扱いをするべきだろう」
わたしの言葉を信じていない受付嬢さんを手で制し、ザレックさんがくいっと背後へのジェスチャーをした。
「レイジグリズリーの死体をまるまる回収してきたなら、この受付じゃ手狭だ。奥に大型魔物を解体する専用部屋がある。そっちに移動して、倒してきたレイジグリズリーを見せてもらってもいいか?」
「はい、分かりました!」
「我はどうでも良いが、クマ肉だけは寄越すのじゃぞ」
ザレックさんはクスリと笑い、ギルド奥に向かって歩いていく。
わたしはモッフィと一緒に、ザレックさんの背中を追いかけるのだった。
■ ■ ■
ザレックさんに解体部屋に連れてこられてから、しばらくの時間が経過した。
巨大な空間が、絶叫に包まれる。
「「「――な、なんじゃこりゃああああああああああああああああっ!!?」」」
集められた数十人の冒険者たち。
彼らの前には大きな台座に乗せられた、巨大なレイジグリズリーの死体があった。
全長は四、五メートルほど。
黒と赤の荒々しい毛並みと大量の筋肉と脂肪で膨らんだ巨体が、ドンッと見る者を圧倒する。
ザレックさんが、パンッと手を叩いた。
「――と、いうわけで、レイジグリズリーはアイリが倒したそうだ。コイツは数が少ないから、恐らく昼間に猟師が教えてくれた個体で間違いないだろう!」
わたしは、ザレックさんの隣に立って冒険者たちの注目を集める。
ザレックさんがわたしの頭にポンと手を乗せ、煽るように言った。
「お前らもレイジグリズリー討伐に向かって行ったそうだが、無駄骨だったな! レイジグリズリーを討伐したという勲章は、このアイリが手にすることになった! お前らも幼女だからって甘く見ず、ちゃんと一人前の冒険者として接するようにしろよ!!」
ザレックさんが笑いながら言う。
その言葉に、冒険者の人たちの目付きが変わる。
驚愕、困惑、疑問、色々な感情が渦巻いているようだけど、みんなアンビリーバボーな顔で固まっていた。
いきなり冒険者を集めて何をするのかと思っていたけど、もしかして皆にわたしの強さを証明するためにザレックさんが気遣ってくれたのかな?
幼女が冒険者ギルドに出入りしているってだけで場違い感ハンパないし、血の気が多い冒険者たちに舐められることがないよう取り計らってくれたのかもしれない。
(これで少しはわたしの実力を冒険者ギルド全体に周知することができたかな?)
あんぐりと口を開けて、絶句する冒険者たち。
フリーズしてザレックさんの話を聞いていた冒険者たちは、一斉にわたしに詰めよってきた。
「すげぇな、嬢ちゃん!!」
「本当にレイジグリズリーを倒したのか!?」
「どうやって倒したんだ!? そんな体じゃまともに武器も振るえねぇだろう!?」
「レイジグリズリー討伐に息巻いてたんだが、まさか幼女に先を越されちまうとはなぁ!!」
「こいつぁ、とんでもねぇ超新星が現れたもんだぜ!」
「弟子にしてくだせぇ!!」
わらわらとわたしの周りに集まってくる冒険者たち。
大男たちに押し潰されないかとヒヤヒヤしていると、鋭い女性の声が響いた。
「ちょっとアンタたち! そんなに詰め寄ったらアイリちゃんが怖がっちゃうでしょう!!」
言いながら、わたしに集まる冒険者の人波を強引に引き裂いてズンズン進んでくる女性。
その顔を見て、わたしはハッと声をあげた。
「ジェシーさん!」
「大丈夫だった、アイリちゃーん!?」
女魔法使いのジェシーさんがわたしを抱きしめた。
そして、キッと周囲の冒険者を睨みつけてシッシッと手を払う。
おかげで、群がっていた冒険者たちが少し後退してわたしの周りにスペースができる。
「よう、アイリ。これはまた、とてつもないことをしでかしたみたいだな」
「ギルドが騒がしいから何事かと思えば、まさかレイジグリズリーを倒すとは……」
ジェシーさんが引き裂いた人波の道から、二人の冒険者が現れる。
わたしはジェシーさんにハグをされつつ、その二人の名前も呼んだ。
「ベルドさんに、マーレスさんも!」
ベルドさん、ジェシーさん、マーレスさんは三人組の冒険者パーティだ。
だから、ジェシーさんが現れた時点で残り二人も一緒にいるであろうことは推測できる。
ベルドさんが乾いた笑みを浮かべながら言った。
「アイリが受けたのは薬草採取のクエストだと思っていたんだが、何がどう転んだらレイジグリズリー討伐だなんて偉業を成し遂げられるんだ?」
マーレスさんも頷く。
「……しかも、アイリは俺たちのようにパーティを組んでいるわけでもないしな」
「でも、アイリちゃんにはモッフィがいるもんね! ああ~、アイリちゃんもモッフィも可愛いわぁ~!」
ベルドさんたちはわたしとモッフィの強さを知っているからか、すぐに納得してくれた。
それでもレイジグリズリー討伐はかなり驚いているみたいだけど。
あとジェシーさん、わたしに頬擦りするのは止めてください。
「はいはい、お前ら。もうそれくらいにしとけ」
ザレックさんがぶっきらぼうに言った。
「今からレイジグリズリーの解体を行う。久しぶりの大物だから職員の奴らも気合いが入ってるからな。見学する分には勝手だが、俺たちの邪魔すんじゃねぇぞ」
ザレックさんが言うと、扉がガチャリと開けられ何人ものギルド職員さんが入ってきた。
手には大きな包丁やナイフ、工具箱のようなケースをたくさん抱えていた。
あれがレイジグリズリーを解体する時に使う道具かな。
「それじゃあアイリ、今から迅速に解体を行わせてもらう。できる限り手早く済ますつもりではあるが、何せこれだけの巨体だ。多少時間がかかるかもしれないが、構わないか?」
「はい、大丈夫です!」
「ありがとよ。適当にギルドで暇潰しでもするか、外に出て遊んでくれててもいいぞ。二時間後くらいにまた来てくれ」
え、このレイジグリズリー、二時間で解体できるの!?
何人ものギルド職員さんが参戦しているとはいえ、その解体速度には驚きだ。
さすがベテランは仕事の速さが違う。
「分かりました。じゃあ、ちょっとギルドで休憩でもしてますね」
今日はなかなかに激動の一日だった。
魔力も消耗して疲労もあるし、ギルドの端っこで一休みでもしようかと思ったんだけど――
「嬢ちゃん、暇なのか!?」
「どうやってレイジグリズリーを倒したのか教えてくれよ!!」
「こんなチビッ子が冒険者だなんて何の冗談かと思ったが、ギルマスお墨付きなのも納得だぜ! ちっとギルドで飯でも食わねぇか!?」
「奢るぜ、嬢ちゃん!」
「酒……はまだ飲めねぇから、オレンジジュースでいいか!」
「弟子にしてくだせぇ!!」
わたしに時間ができたと知るやいなや、再び群がってくる冒険者たち。
どうやら、静かに平穏な休憩は取れないらしい。
てか、執拗にわたしに弟子入りを希望している大男がいるけど、絶対に弟子なんて許可しないからね!?
ムキムキ大男を弟子に従えるなんて嫌すぎる!
「なんじゃ。これほど担ぎ上げられておるというのに、浮かない顔をしておるのぅ」
「こんなにむさ苦しい大男たちに囲まれるの初めてだからね……!」
冒険者として認めてくれたのは嬉しいけど、尊敬され過ぎるのも考えものらしい。
わたしはそんなことを痛感しながら、歩みを進める。冒険者たちもわたしの歩みに合わせて着かず離れず近くに群がっていた。
四方八方から話しかけられまくるけど、わたしはムッと口を閉じて足だけを動かした。
さながら大量のSPに守られる重鎮のような構図で、わたしは大勢の冒険者たちに囲まれながら解体部屋を後にするのだった。
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