219 / 328
世界救済委員会
第二百十八話 ロマンポルノのような
しおりを挟む
ピンポーン
アパートの呼び鈴を大原が鳴らす。
ピンポーン
もう一度呼び鈴を鳴らす。
ドアの向こうに微かに人が動いている気配がする。覗き窓で此方を伺っているのだろう。
覗き窓の正面にはタイトにスーツを纏った大原。その凜々しい顔と服装はある程度の信頼感を相手に与える。
ガチャッ
「どちらさまですか」
ドアチェーンが掛けられたドアが少し開いて小動物のように警戒する少女が尋ねてくる。
きちんとしたように見えても宗教訪問販売と呼びもしないのに来るのは大抵碌なもんじゃ無い。この少女の対応は実に正しい。
「すいません、警察の方から来ました大原といいます。
少しお話ししてもいいでしょうか?」
「けっ警察が何の用ですか?」
少女は怯えるように言う。普通の人間にとって警察なんてこんなものだろう。
「×月○日に貴方が何をしていたか伺いたいのです」
「その日って」
何か思い当たるのか少女の顔が曇る。
「どうしましたか?」
「その日は何もありません。大学も講義が無かったですし、一日部屋にいました」
講義がその日に無かったのは裏が取れている。多分部屋の掃除でもして、うきうきの気分だったんだろうな。
「誰かそれを証明出来る人は居ますか?」
「いません」
ここまでの対応は実に教科書通り、市民の協力を要請する警察の鏡のように終始穏やかな対応に徹している。
もしかして素人に見えないと言われたことを気にして笑顔の訓練をしていたのかも知れない。冗談で無くこういうことを真面目にやるのが大原の侮れないところ。
「しかし変ですね。貴方はその日合コンに出席したことになっているのですが。
嘘をつくと為になりませんよ」
「えっ」
落差激しい大原の鋭さに顔が真っ青になった少女の名は浜部 真木、合コンでポニーテールの女に入れ替えられた少女だ。楽しみにしていた合コンに参加出来なくて不幸だったのか、あんな合コンに参加しなくて幸せだったのか。合コンに出席した他のメンバーには既に話を聞いたところ、合コンは料理も良かったし送ってくれるしで楽しかったと概ね好評のようだった。波柴達も次に繋げるために合コン自体は楽しんで貰えるように気を遣っていたようだ。
意外だろうが、俺達はポニーテールの女を誘き出す合コンまで横綱相撲で何もしないでどんと待ち構えているということは無く、地道にまるで警察の様に聞き込みを行っている。
可能性は低いが、この女がポニーテールの女と共謀していた可能性だってある。波柴に対する働いているアリバイ作りでやっているわけじゃ無い。
「なんで警察が合コンの事なんて。
貴方本当に警察ですか?」
締められようとするドア、大原がさっと足を滑らせ、ドアの影から飛び出した俺がドアの縁を掴む。
俺が真正面から行っては居留守を使われる可能性が高いことが数々の訪問の経験から分かったので、俺はドア影に隠れて対応を大原に任せていた。
「えっちょっと」
浜部は必死に抵抗するが普通の少女では俺と大原の二人掛かりに敵わない。俺は片手でドアを抑えつつ片手でチェーンを外してしまう。
こうなれば浜部に地の利は全くなくなってしまう、あっさりとドアは全開で開けられ俺と大原は玄関に飛び込む。
「けっ警察を呼びますよ」
玄関先で腰を付いしまった浜部が怯えた顔で此方を見上げてくるのを見ると押し込み強盗をしている気分になる。
普通の警察だったらまずい対応だったか、いや公務執行妨害と言えば許される範囲のはずだ。あまり水戸黄門の印籠たる退魔官特権に頼ってばかりいると歪みが生まれる。蓄積された歪みによってどんな揺り戻しが俺に襲い掛かってくるか、あまり想像したくない。
「だから正真正銘警察だ。
ほれ」
俺は表の身分として支給されている警察手帳を見せる。
「本当に警察!?」
「何なら後日確認するがいい」
俺は大原と違って本当に警察だ。まだ疑っているようなので駄目押しをしておいた。ここまですれば信じるだろ。
「それでは今度は正直に話して貰えますね」
俺は優しくでも怒るでも無く冷たく事務的に言い放つ。
「なっなんで合コンのことなんか」
「波柴さんのご子息がその合コンで何者かに襲われて意識不明の重体なんですよ。
その日合コンが何事も無く終わって、波柴さんのご子息は紳士的に女性を家まで車で送っていったそうなんです。そして、貴方以外のメンバーを無事送ったところまでは確認出来ているのです。最後に貴方を家に送って何者かに襲われた。
波柴さんのご子息に送られたときに何があったのか教えてくれませんか?」
「わっ私は関係ありません」
浜部は必死に抗弁する。
「それを決めるのは此方の仕事なんですよ。貴方は正直に全てを話せばいい」
「そもそも私合コンに出席していません」
「我々警察を舐めて貰っては困ります。合コンは一人の欠席も無く人数が揃っていたことは確認しているのですよ。
ちゃんと出席していた他のメンバーに確認を取っていますので間違いありません」
嘘は一言も言ってない。
「つまり貴方は出席していることになる」
以上の前提から導き出せる推論の一つを俺は言っているに過ぎない。
俺は何一つ虚偽は言ってないというのに背後に立つ大原の良くも口が回るという視線が冷たい。まあ、それはそれで自分に向けられたと勘違いした浜部への威嚇になっているからいいのだが。
「私その日出掛けようとアパートを出たんですけど、何か途中の記憶が無くて気が付いたら部屋のベットで寝ていたんです」
下膳から聞いた話と同じだな。だからといってそれが真実だとは限らない。二人が共謀して口裏を合わせれば済むこと。下膳が白だとしても浜部がポニーテールの女を合コンに潜り込ませるための共犯者だという可能性だってまだある。
疑えば底無く沈んでいくことが出来る。
「ふう~そんな今時の推理小説でも使わないようなことを言われて、はいそうですかと信じると思っているんですか? 警察舐めてます」
深い溜息をついても怒ること無く淡々と話しつつ腰を下ろしていく。気付けばヤンキー座りをして浜部の顔にガン垂れている。
「嘘じゃ無いです。本当なんです」
浜部の目に涙がにじんでいるのが見える。まあ浜部自身信じて貰えるとは思ってなかったから嘘をついたと考えれば可笑しいところはない。小心者の小市民らしい保身術と思えば微笑ましい。だがここで微笑んでいては商売にならない。
「では合コンに出席した他のメンバー全員が嘘をついていると言うのですね」
「そっそんなことは、でも私合コンには出席してないのです」
合コンの人数は揃っていた。でも浜部は出席していない。その両方を満たすロジックなんて思い付きそうだが、意外と出てこない。推理小説とか読まない普通の人はこんなものなのか、追い詰めすぎて頭が回ってないのか。折角対策を練って論破する気満々だったのに少し拍子抜けだ。
「話しになりませんな。残念ですが私は貴方一人を信じて他のメンバー全員を疑うほど貴方を信じる根拠はありませんですし」
「私に抱かせろってことですか」
何か蚊の泣くような声が聞こえてきた。
「信じて欲しければ抱かせろってことですかっ」
少女の怒りが爆発したように怒鳴られた。
そんなつもりは全くないのだが、今の話の流れからそうなるのか? 多少ワルっぽく演技していたとは俺はそんなにも悪徳刑事に見えるのか?
確かに悪徳刑事が容疑者に黙っていてやるから分かっているなと弱みに付け込むのはロマンポルノの定番かも知れない。浜部の思考は反証を通り越してこっちに行き着いちゃったのか。脅しすぎた? でも一対一なら兎も角、後ろに真面目そうな女刑事役の大原がいるんだぞ。俺が大原のような美人と少女の二人を同時に弄べるような好色の大物悪徳刑事に見えるのか?見えたんだろうな。
この流れは想定していなかったというか想定出来なかった。現実は俺の想像なんか軽く超えてくる。
どうする? ここは乗っておくべきか?
「初心かと思えば意外と世渡りを知っている」
アドリブで乗ってみた。俺はそれっぽくネクタイを緩めたりしてみる。
「大人しく付いてきて貰いましょうか?」
何となくこのままホテルに連れて行くような雰囲気を出す俺が立ち上がるが浜部は黙ったまま座っている。
「今度は黙りですか。
仕方ありませんが正式に逮捕状を取りましょうか?
任意で来て貰った方が貴方の経歴に傷が付かなくていいと思った思いやりなのですがね」
何となくお前の人生潰してやろうかという雰囲気を演出してみる。
背後にいる大原がドン引きしているのが見なくても分かる。それでも台無しにはしないのはギリギリの所で俺を信頼しているからか?
「分かりました。少し準備させて下さい」
「余計な真似はするなよ」
逃走を試みることもなく数分後、人生を諦め切ったような浜部は大人しく付いてきて外に駐めておいた車に乗る。
ここまでの一連の流れを見れば、波柴の息の掛かった悪徳刑事が少女を脅して連行していったように見える。この後少女が悪徳刑事達に弄ばれるロマンポルノのような展開が待っているのが容易に想像される。
自分の所為で浜部が捕まったぞ、どうするポニーテールの女?
この挑発に今夜の合コンでどう答える?
そして浜部が全くの無実だった場合にはどうやって埋め合わせをしよう。土下座でもすれば許してくれるんだろうか?
アパートの呼び鈴を大原が鳴らす。
ピンポーン
もう一度呼び鈴を鳴らす。
ドアの向こうに微かに人が動いている気配がする。覗き窓で此方を伺っているのだろう。
覗き窓の正面にはタイトにスーツを纏った大原。その凜々しい顔と服装はある程度の信頼感を相手に与える。
ガチャッ
「どちらさまですか」
ドアチェーンが掛けられたドアが少し開いて小動物のように警戒する少女が尋ねてくる。
きちんとしたように見えても宗教訪問販売と呼びもしないのに来るのは大抵碌なもんじゃ無い。この少女の対応は実に正しい。
「すいません、警察の方から来ました大原といいます。
少しお話ししてもいいでしょうか?」
「けっ警察が何の用ですか?」
少女は怯えるように言う。普通の人間にとって警察なんてこんなものだろう。
「×月○日に貴方が何をしていたか伺いたいのです」
「その日って」
何か思い当たるのか少女の顔が曇る。
「どうしましたか?」
「その日は何もありません。大学も講義が無かったですし、一日部屋にいました」
講義がその日に無かったのは裏が取れている。多分部屋の掃除でもして、うきうきの気分だったんだろうな。
「誰かそれを証明出来る人は居ますか?」
「いません」
ここまでの対応は実に教科書通り、市民の協力を要請する警察の鏡のように終始穏やかな対応に徹している。
もしかして素人に見えないと言われたことを気にして笑顔の訓練をしていたのかも知れない。冗談で無くこういうことを真面目にやるのが大原の侮れないところ。
「しかし変ですね。貴方はその日合コンに出席したことになっているのですが。
嘘をつくと為になりませんよ」
「えっ」
落差激しい大原の鋭さに顔が真っ青になった少女の名は浜部 真木、合コンでポニーテールの女に入れ替えられた少女だ。楽しみにしていた合コンに参加出来なくて不幸だったのか、あんな合コンに参加しなくて幸せだったのか。合コンに出席した他のメンバーには既に話を聞いたところ、合コンは料理も良かったし送ってくれるしで楽しかったと概ね好評のようだった。波柴達も次に繋げるために合コン自体は楽しんで貰えるように気を遣っていたようだ。
意外だろうが、俺達はポニーテールの女を誘き出す合コンまで横綱相撲で何もしないでどんと待ち構えているということは無く、地道にまるで警察の様に聞き込みを行っている。
可能性は低いが、この女がポニーテールの女と共謀していた可能性だってある。波柴に対する働いているアリバイ作りでやっているわけじゃ無い。
「なんで警察が合コンの事なんて。
貴方本当に警察ですか?」
締められようとするドア、大原がさっと足を滑らせ、ドアの影から飛び出した俺がドアの縁を掴む。
俺が真正面から行っては居留守を使われる可能性が高いことが数々の訪問の経験から分かったので、俺はドア影に隠れて対応を大原に任せていた。
「えっちょっと」
浜部は必死に抵抗するが普通の少女では俺と大原の二人掛かりに敵わない。俺は片手でドアを抑えつつ片手でチェーンを外してしまう。
こうなれば浜部に地の利は全くなくなってしまう、あっさりとドアは全開で開けられ俺と大原は玄関に飛び込む。
「けっ警察を呼びますよ」
玄関先で腰を付いしまった浜部が怯えた顔で此方を見上げてくるのを見ると押し込み強盗をしている気分になる。
普通の警察だったらまずい対応だったか、いや公務執行妨害と言えば許される範囲のはずだ。あまり水戸黄門の印籠たる退魔官特権に頼ってばかりいると歪みが生まれる。蓄積された歪みによってどんな揺り戻しが俺に襲い掛かってくるか、あまり想像したくない。
「だから正真正銘警察だ。
ほれ」
俺は表の身分として支給されている警察手帳を見せる。
「本当に警察!?」
「何なら後日確認するがいい」
俺は大原と違って本当に警察だ。まだ疑っているようなので駄目押しをしておいた。ここまですれば信じるだろ。
「それでは今度は正直に話して貰えますね」
俺は優しくでも怒るでも無く冷たく事務的に言い放つ。
「なっなんで合コンのことなんか」
「波柴さんのご子息がその合コンで何者かに襲われて意識不明の重体なんですよ。
その日合コンが何事も無く終わって、波柴さんのご子息は紳士的に女性を家まで車で送っていったそうなんです。そして、貴方以外のメンバーを無事送ったところまでは確認出来ているのです。最後に貴方を家に送って何者かに襲われた。
波柴さんのご子息に送られたときに何があったのか教えてくれませんか?」
「わっ私は関係ありません」
浜部は必死に抗弁する。
「それを決めるのは此方の仕事なんですよ。貴方は正直に全てを話せばいい」
「そもそも私合コンに出席していません」
「我々警察を舐めて貰っては困ります。合コンは一人の欠席も無く人数が揃っていたことは確認しているのですよ。
ちゃんと出席していた他のメンバーに確認を取っていますので間違いありません」
嘘は一言も言ってない。
「つまり貴方は出席していることになる」
以上の前提から導き出せる推論の一つを俺は言っているに過ぎない。
俺は何一つ虚偽は言ってないというのに背後に立つ大原の良くも口が回るという視線が冷たい。まあ、それはそれで自分に向けられたと勘違いした浜部への威嚇になっているからいいのだが。
「私その日出掛けようとアパートを出たんですけど、何か途中の記憶が無くて気が付いたら部屋のベットで寝ていたんです」
下膳から聞いた話と同じだな。だからといってそれが真実だとは限らない。二人が共謀して口裏を合わせれば済むこと。下膳が白だとしても浜部がポニーテールの女を合コンに潜り込ませるための共犯者だという可能性だってまだある。
疑えば底無く沈んでいくことが出来る。
「ふう~そんな今時の推理小説でも使わないようなことを言われて、はいそうですかと信じると思っているんですか? 警察舐めてます」
深い溜息をついても怒ること無く淡々と話しつつ腰を下ろしていく。気付けばヤンキー座りをして浜部の顔にガン垂れている。
「嘘じゃ無いです。本当なんです」
浜部の目に涙がにじんでいるのが見える。まあ浜部自身信じて貰えるとは思ってなかったから嘘をついたと考えれば可笑しいところはない。小心者の小市民らしい保身術と思えば微笑ましい。だがここで微笑んでいては商売にならない。
「では合コンに出席した他のメンバー全員が嘘をついていると言うのですね」
「そっそんなことは、でも私合コンには出席してないのです」
合コンの人数は揃っていた。でも浜部は出席していない。その両方を満たすロジックなんて思い付きそうだが、意外と出てこない。推理小説とか読まない普通の人はこんなものなのか、追い詰めすぎて頭が回ってないのか。折角対策を練って論破する気満々だったのに少し拍子抜けだ。
「話しになりませんな。残念ですが私は貴方一人を信じて他のメンバー全員を疑うほど貴方を信じる根拠はありませんですし」
「私に抱かせろってことですか」
何か蚊の泣くような声が聞こえてきた。
「信じて欲しければ抱かせろってことですかっ」
少女の怒りが爆発したように怒鳴られた。
そんなつもりは全くないのだが、今の話の流れからそうなるのか? 多少ワルっぽく演技していたとは俺はそんなにも悪徳刑事に見えるのか?
確かに悪徳刑事が容疑者に黙っていてやるから分かっているなと弱みに付け込むのはロマンポルノの定番かも知れない。浜部の思考は反証を通り越してこっちに行き着いちゃったのか。脅しすぎた? でも一対一なら兎も角、後ろに真面目そうな女刑事役の大原がいるんだぞ。俺が大原のような美人と少女の二人を同時に弄べるような好色の大物悪徳刑事に見えるのか?見えたんだろうな。
この流れは想定していなかったというか想定出来なかった。現実は俺の想像なんか軽く超えてくる。
どうする? ここは乗っておくべきか?
「初心かと思えば意外と世渡りを知っている」
アドリブで乗ってみた。俺はそれっぽくネクタイを緩めたりしてみる。
「大人しく付いてきて貰いましょうか?」
何となくこのままホテルに連れて行くような雰囲気を出す俺が立ち上がるが浜部は黙ったまま座っている。
「今度は黙りですか。
仕方ありませんが正式に逮捕状を取りましょうか?
任意で来て貰った方が貴方の経歴に傷が付かなくていいと思った思いやりなのですがね」
何となくお前の人生潰してやろうかという雰囲気を演出してみる。
背後にいる大原がドン引きしているのが見なくても分かる。それでも台無しにはしないのはギリギリの所で俺を信頼しているからか?
「分かりました。少し準備させて下さい」
「余計な真似はするなよ」
逃走を試みることもなく数分後、人生を諦め切ったような浜部は大人しく付いてきて外に駐めておいた車に乗る。
ここまでの一連の流れを見れば、波柴の息の掛かった悪徳刑事が少女を脅して連行していったように見える。この後少女が悪徳刑事達に弄ばれるロマンポルノのような展開が待っているのが容易に想像される。
自分の所為で浜部が捕まったぞ、どうするポニーテールの女?
この挑発に今夜の合コンでどう答える?
そして浜部が全くの無実だった場合にはどうやって埋め合わせをしよう。土下座でもすれば許してくれるんだろうか?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
GATEKEEPERS 四神奇譚
碧
ホラー
時に牙を向く天災の存在でもあり、時には生物を助け生かし守る恵みの天候のような、そんな理を超えたモノが世界の中に、直ぐ触れられる程近くに確かに存在している。もしも、天候に意志があるとしたら、天災も恵みも意思の元に与えられるのだとしたら、この世界はどうなるのだろう。ある限られた人にはそれは運命として与えられ、時に残酷なまでに冷淡な仕打ちであり時に恩恵となり語り継がれる事となる。
ゲートキーパーって知ってる?
少女が問いかける言葉に耳を傾けると、その先には非日常への扉が音もなく口を開けて待っている。
【電子書籍化】ホラー短編集・ある怖い話の記録~旧 2ch 洒落にならない怖い話風 現代ホラー~
榊シロ
ホラー
【1~4話で完結する、語り口調の短編ホラー集】
ジャパニーズホラー、じわ怖、身近にありそうな怖い話など。
八尺様 や リアルなど、2chの 傑作ホラー の雰囲気を目指しています。現在 150話 越え。
===
エブリスタ・小説家になろう・カクヨムに同時掲載中
【総文字数 800,000字 超え 文庫本 約8冊分 のボリュームです】
【怖さレベル】
★☆☆ 微ホラー・ほんのり程度
★★☆ ふつうに怖い話
★★★ 旧2ch 洒落怖くらいの話
※8/2 Kindleにて電子書籍化しました
『9/27 名称変更→旧:ある雑誌記者の記録』
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
都市街下奇譚
碧
ホラー
とある都市。
人の溢れる街の下で起こる不可思議で、時に忌まわしい時に幸いな出来事の数々。
多くの人間が無意識に避けて通る筈の出来事に、間違って足を踏み入れてしまった時、その人間はどうするのだろうか?
多くの人間が気がつかずに過ぎる出来事に、気がついた時人間はどうするのだろうか?それが、どうしても避けられない時何が起こったのか。
忌憚は忌み嫌い避けて通る事。
奇譚は奇妙な出来事を綴ると言う事。
そんな話がとある喫茶店のマスターの元に集まるという。客足がフッと途絶えた時に居合わせると、彼は思い出したように口を開く。それは忌憚を語る奇譚の始まりだった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
感染
宇宙人
ホラー
福岡県北九州市の観光スポットである皿倉山に航空機が墜落した事件から全てが始まった。
生者を狙い動き回る死者、隔離され狭まった脱出ルート、絡みあう人間関係
そして、事件の裏にある悲しき真実とは……
ゾンビものです。
かなざくらの古屋敷
中岡いち
ホラー
『 99.9%幽霊なんか信じていない。だからこそ見える真実がある。 』
幼い頃から霊感体質だった萌江は、その力に人生を翻弄されて生きてきた。その結果として辿り着いた考えは、同じ霊感体質でパートナーの咲恵を驚かせる。
総てを心霊現象で片付けるのを嫌う萌江は、山の中の古い家に一人で暮らしながら、咲恵と共に裏の仕事として「心霊相談」を解決していく。
やがて心霊現象や呪いと思われていた現象の裏に潜む歴史の流れが、萌江の持つ水晶〝火の玉〟に導かれるように二人の過去に絡みつき、真実を紐解いていく。それは二人にしか出来ない解決の仕方だった。
しかしその歴史に触れることが正しい事なのか間違っている事なのかも分からないまま、しだいに二人も苦しんでいく。
やがて辿り着くのは、萌江の血筋に関係する歴史だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる