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世界救済委員会
第221話 ゲーム開始
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都会の空白地帯。ごちゃごちゃとオフィスビルが建ち並び昼間は人で溢れるが、誰もここで羽を休ませない、通り過ぎるだけの狩り場。
深夜にでも成ればどんな田舎よりも人の気配は消える。
「すーうーーすうーー」
俺の足下では秋津が健やかな寝息を立てて寝ている。合コン自体は計画通りに進み、千賀地と秋津二人が潰れる結果になった。そして千賀地に関しては西野にそのまま家に送らせて二人にはご退場願った。そのまま西野が送り狼になったとしても俺は詮索をするほど野暮じゃ無い。精々このチャンス、俺からのボーナスと思ってを活かしてくれ。
ターゲットは秋津。大野が連れてきた連中が千賀地の方がいいとゴネはしたが、大野に責任を持って黙らせた。
さて、寒風が吹き抜ける路地裏に寝かされた秋津の周りには性欲を滾らせた獣達が取り囲んでいるが、この程度ではまだまだ危機感が足りないか臨場感が足りないか、ポニーテールの女からの接触は無い。これから三文芝居をする俺も馬鹿らしいが、三文芝居を見せられるポニーテールの女も大変だろうに、ここで表れてくれた方が互いにwin-winだというのに時間切れ、動き出さなければなるまい。
「よし、スマフォを確認しろ」
「ああ」
集まった全員はスマフォを見て、俺自作のリアルタイム双方向通信アプリが動くがチェックする。簡単に言えばスマフォをトランシーバーのように扱えるようになるアプリで一定の時間が過ぎれば証拠隠滅自己消滅する機能付きだ。人数が少ない分今回これで互いに連携を取って秋津を追い詰めていく。
「大丈夫のようなら、10分後に狩の開始とする。後は頼んだぞ大野」
ゲームを開始する口上と脅しは慣れている大野ともう一人に任せ、俺はこの追い駆けっこの要所の一つに移動する。大事なところを人任せなのは俺らしくないかも知れないが、見失ってはいけないのが俺にとって大事なのはゲームじゃ無くてポニーテールの女を捕まえられるかどうかだ。だから俺はゲームを一歩離れて俯瞰出来るポジションに移動する。
「任せておけ」
なんだかんだで大野自身もゲームを楽しんでいたようで、クールを気取っていても興奮しているのが覗える。
「分かっていると思うがこれは100%勝てるゲームじゃ無い。負ける可能性があり負けたら人生が終わるゲームだ。そこを肝に銘じておけよ」
「任せておけ。その方が興奮するってものよ」
いい気合いだ。
波柴の馬鹿息子が主催の時は人数を揃え、ほぼ勝ちが決まったゲームだったが、今回は人数が少なく穴もある。秋津に上手く立ち回れてしまえば逃げられる。万が一にでも警察に逃げられたら人生は終わる。いやでも大野が連れてきた三人の気合いが入り臨場感を上げてくれるだろう。
尤も俺としては逃げられたら逃げられたでいい。秋津が一体何処に向かうのか、警察なのか、それとももっと別の場所か、それはそれで面白い。
「大丈夫なようだな。
よし、作戦開始。各自散開」
「「「おうっ」」」
各人は打ち合わせで決めておいたポイントへと移動していく。
これでもしもだが秋津が全くポニーテールの女と関係なかったら、取り返しが付かないゲームが始まった。
深夜にでも成ればどんな田舎よりも人の気配は消える。
「すーうーーすうーー」
俺の足下では秋津が健やかな寝息を立てて寝ている。合コン自体は計画通りに進み、千賀地と秋津二人が潰れる結果になった。そして千賀地に関しては西野にそのまま家に送らせて二人にはご退場願った。そのまま西野が送り狼になったとしても俺は詮索をするほど野暮じゃ無い。精々このチャンス、俺からのボーナスと思ってを活かしてくれ。
ターゲットは秋津。大野が連れてきた連中が千賀地の方がいいとゴネはしたが、大野に責任を持って黙らせた。
さて、寒風が吹き抜ける路地裏に寝かされた秋津の周りには性欲を滾らせた獣達が取り囲んでいるが、この程度ではまだまだ危機感が足りないか臨場感が足りないか、ポニーテールの女からの接触は無い。これから三文芝居をする俺も馬鹿らしいが、三文芝居を見せられるポニーテールの女も大変だろうに、ここで表れてくれた方が互いにwin-winだというのに時間切れ、動き出さなければなるまい。
「よし、スマフォを確認しろ」
「ああ」
集まった全員はスマフォを見て、俺自作のリアルタイム双方向通信アプリが動くがチェックする。簡単に言えばスマフォをトランシーバーのように扱えるようになるアプリで一定の時間が過ぎれば証拠隠滅自己消滅する機能付きだ。人数が少ない分今回これで互いに連携を取って秋津を追い詰めていく。
「大丈夫のようなら、10分後に狩の開始とする。後は頼んだぞ大野」
ゲームを開始する口上と脅しは慣れている大野ともう一人に任せ、俺はこの追い駆けっこの要所の一つに移動する。大事なところを人任せなのは俺らしくないかも知れないが、見失ってはいけないのが俺にとって大事なのはゲームじゃ無くてポニーテールの女を捕まえられるかどうかだ。だから俺はゲームを一歩離れて俯瞰出来るポジションに移動する。
「任せておけ」
なんだかんだで大野自身もゲームを楽しんでいたようで、クールを気取っていても興奮しているのが覗える。
「分かっていると思うがこれは100%勝てるゲームじゃ無い。負ける可能性があり負けたら人生が終わるゲームだ。そこを肝に銘じておけよ」
「任せておけ。その方が興奮するってものよ」
いい気合いだ。
波柴の馬鹿息子が主催の時は人数を揃え、ほぼ勝ちが決まったゲームだったが、今回は人数が少なく穴もある。秋津に上手く立ち回れてしまえば逃げられる。万が一にでも警察に逃げられたら人生は終わる。いやでも大野が連れてきた三人の気合いが入り臨場感を上げてくれるだろう。
尤も俺としては逃げられたら逃げられたでいい。秋津が一体何処に向かうのか、警察なのか、それとももっと別の場所か、それはそれで面白い。
「大丈夫なようだな。
よし、作戦開始。各自散開」
「「「おうっ」」」
各人は打ち合わせで決めておいたポイントへと移動していく。
これでもしもだが秋津が全くポニーテールの女と関係なかったら、取り返しが付かないゲームが始まった。
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