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2019年
空想の世界
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あなたへ
例えば、
洗濯物を干しに、ベランダに出た時
ゴミを出しに出た時
駐車場へ向かう時
信号待ちをしている間
仕事の休憩時間
私は必ず、無意識に空を見上げます。
先日、いつものように空を見上げていたら、
あなたは、空色の龍なのかも知れないな
なんて、ふと、そんなことを考えました。
あの日、龍になったあなた。
濃い青色の龍になって、
空高くへと昇って行くあなたを想像していたけれど、
本当は、この空の色に溶け込むような色をしていてね、
私が見上げる空には、あなたがいて、
実は毎日、目が合っているのかも知れない。
空に溶け込んだ色のあなたに、私は気付くことが出来ないまま、
空を眺めては、あなたを想い、小さなため息を吐いて、
また現実へと視線を戻してしまうの。
空色に溶け込んだまま、そんな私を見ていたあなたは、
私の真似をして、わざとらしくため息を吐いていたりしてね。
あなたが吐いたため息は、
現実へと視線を戻した私の髪を優しく揺らす、風なのかも知れない。
龍は、架空の生き物とされているけれど、
本当は、空の色に溶け込んでいて、見えないだけなのかも知れない なんて、
長い間、ぼんやりと空を見上げながら、そんなことを考えました。
朝陽や夕陽に染まる空と同じ色の龍がいたり、
曇り空の色に溶け込むような、クールな色の龍もいるのかも知れない。
空の色によって、飛べる龍の色が決まっていて、
今日みたいな青空が広がった日には、
あなたみたいに青い空色の龍の出番。
夕方の赤い色に染まった空を飛べるのは、
赤い空色の龍の出番。
空の色が変わる頃に、交代の時間になって、
これからですか?
俺はそろそろ帰りますんで
なんて、この大空のどこかで、
あなたは、そちら側で出来た龍仲間と、
挨拶を交わしていたりしてね。
これは、空を眺めながら考えた、私の空想の世界。
なんだか、辻褄が合わないけれど、
特に合わせようとも思っていないから、これでいい。
空を見上げながら、あなたのことを想う時は、
悲しい気持ちの時ばかりじゃないよ。
時々こうして、楽しいことも考えてみる。
あなたが今いる世界は、私には想像もつかない世界だから、
出来るだけ、不思議で、可笑しな世界を描いて、
楽しそうにしているあなたを想像してみる。
空を見上げて、こんなふうに、楽しい気持ちになりながら、
現実へと、視線を戻す時もあるんだよ。
他の誰にも言えないような、こんな私の空想だけれど、
もしも、あなたにだけ、こっそりと話すことが出来たのなら、
あなたは、きっと、笑わずに聞いてくれる。
だって、あなたは、時々、変な人だったから。
いえ、「柔軟」と言った方が聞こえがいいのかな。
他の人なら、きっと聞き流すような、私の変な発想も、
あなたは、楽しんで、
そして、真剣に返事をしてくれる人だった。
あなたのそんなところも、大好き。
そう、
私は、あなたのそんなところも大好きなの。
空を見上げ、ひとりで空想の世界に浸りながら、
またひとつ、あなたの好きなところを見つけたよ。
あなたが側にいてくれた頃は、
あなたのどこが好きかなんて、こんなに真剣に考えたこともなかった。
あなたが、あなただから好き。
あの頃の私は、
いつも当たり前に側にいてくれるあなた全体を指したそんな表現をするだけで、
満足していたのかも知れない。
あなたは、本当に、魅力的な人。
どんなに遠くに離れていても、
あなたを想えば想うほどに、
こうして、あなたの素敵なところを見つけることが出来るもの。
私がこの人生を生きる間に、
あと幾つ、具体的にあなたの素敵なところを、こうして伝えることが出来るかな。
俺のどんなところが好き?
いつかのあなたの問いに、
あの頃は、上手く答えることが出来なかった私だけれど、
これから、この一生をかけて、あなたの問いに答えていくよ。
2019.01.21
例えば、
洗濯物を干しに、ベランダに出た時
ゴミを出しに出た時
駐車場へ向かう時
信号待ちをしている間
仕事の休憩時間
私は必ず、無意識に空を見上げます。
先日、いつものように空を見上げていたら、
あなたは、空色の龍なのかも知れないな
なんて、ふと、そんなことを考えました。
あの日、龍になったあなた。
濃い青色の龍になって、
空高くへと昇って行くあなたを想像していたけれど、
本当は、この空の色に溶け込むような色をしていてね、
私が見上げる空には、あなたがいて、
実は毎日、目が合っているのかも知れない。
空に溶け込んだ色のあなたに、私は気付くことが出来ないまま、
空を眺めては、あなたを想い、小さなため息を吐いて、
また現実へと視線を戻してしまうの。
空色に溶け込んだまま、そんな私を見ていたあなたは、
私の真似をして、わざとらしくため息を吐いていたりしてね。
あなたが吐いたため息は、
現実へと視線を戻した私の髪を優しく揺らす、風なのかも知れない。
龍は、架空の生き物とされているけれど、
本当は、空の色に溶け込んでいて、見えないだけなのかも知れない なんて、
長い間、ぼんやりと空を見上げながら、そんなことを考えました。
朝陽や夕陽に染まる空と同じ色の龍がいたり、
曇り空の色に溶け込むような、クールな色の龍もいるのかも知れない。
空の色によって、飛べる龍の色が決まっていて、
今日みたいな青空が広がった日には、
あなたみたいに青い空色の龍の出番。
夕方の赤い色に染まった空を飛べるのは、
赤い空色の龍の出番。
空の色が変わる頃に、交代の時間になって、
これからですか?
俺はそろそろ帰りますんで
なんて、この大空のどこかで、
あなたは、そちら側で出来た龍仲間と、
挨拶を交わしていたりしてね。
これは、空を眺めながら考えた、私の空想の世界。
なんだか、辻褄が合わないけれど、
特に合わせようとも思っていないから、これでいい。
空を見上げながら、あなたのことを想う時は、
悲しい気持ちの時ばかりじゃないよ。
時々こうして、楽しいことも考えてみる。
あなたが今いる世界は、私には想像もつかない世界だから、
出来るだけ、不思議で、可笑しな世界を描いて、
楽しそうにしているあなたを想像してみる。
空を見上げて、こんなふうに、楽しい気持ちになりながら、
現実へと、視線を戻す時もあるんだよ。
他の誰にも言えないような、こんな私の空想だけれど、
もしも、あなたにだけ、こっそりと話すことが出来たのなら、
あなたは、きっと、笑わずに聞いてくれる。
だって、あなたは、時々、変な人だったから。
いえ、「柔軟」と言った方が聞こえがいいのかな。
他の人なら、きっと聞き流すような、私の変な発想も、
あなたは、楽しんで、
そして、真剣に返事をしてくれる人だった。
あなたのそんなところも、大好き。
そう、
私は、あなたのそんなところも大好きなの。
空を見上げ、ひとりで空想の世界に浸りながら、
またひとつ、あなたの好きなところを見つけたよ。
あなたが側にいてくれた頃は、
あなたのどこが好きかなんて、こんなに真剣に考えたこともなかった。
あなたが、あなただから好き。
あの頃の私は、
いつも当たり前に側にいてくれるあなた全体を指したそんな表現をするだけで、
満足していたのかも知れない。
あなたは、本当に、魅力的な人。
どんなに遠くに離れていても、
あなたを想えば想うほどに、
こうして、あなたの素敵なところを見つけることが出来るもの。
私がこの人生を生きる間に、
あと幾つ、具体的にあなたの素敵なところを、こうして伝えることが出来るかな。
俺のどんなところが好き?
いつかのあなたの問いに、
あの頃は、上手く答えることが出来なかった私だけれど、
これから、この一生をかけて、あなたの問いに答えていくよ。
2019.01.21
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