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忘れ物
しおりを挟む「いやーすまんすまん、すっかり忘れとったよ!」
ギリムとアリーゼと、歩哨の兵士・・・彼はあの後自分の部隊異動が決まった。
「隊長!みんなが見るんですよ!ジロジロと・・・あんなのひどいですよ!」
「それ以前に何か申し開きはないのか?特にアリーゼ!」
「そっそれは・・・」
「それなら最初にギリム!報告いてくれ」
「ハッ!
隊長の命令でアリーゼを探し、気配を感じたので付近に行くと・・・落ちてきました」
「報告は正確に!どういうことだ?」
「気配の重なる地点で上からアリーゼが落ちてきたんです!そして俺は意識を失い、今に至るわけです」
「アリーゼ・・・ショートカットで飛び降りた先にギリムがいて、そのまま二人で仲良く寝てたということか・・・」
「「それ誤解を招く言い方!」」
「違うのか?二人折重なる様に寝てたんだろう?他の師団長や団員もワザワザみに行ってたらしいぞ?」
「ぃゃぁぁぁぁぁぁ!」
「だが、そのおかげで中々有意義な訓練となったのは確かだし、いい情報も手に入った。これらは生徒達と詳しく精査して、この国にも取り入れようと思っている。明日からの訓練でも使っていくから、しっかり覚えろよ?」
「何があったんですか?俺等が仲良く寝てる間に」
「そこ!ギリムだって嫌でしょ?私なんかとそんな噂になったりしたら・・・」
「別に構わんぞ?アリーゼはタイプだし」
「ちょ!」
「ほーらそこの二人、いちゃついとらんで明日に備えろよ?明日遅刻したらそれこそ減給・・・いや一ヶ月無休で無給もありうるからな!」
「それではお先に失礼します!」
「あ!、ちょっと待てコラぁ!」
「仲良いなぁォィほんと」
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