触覚

国沢柊青

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 すずめの鳴き声。
 櫻井は、ゆっくりと目を覚ました。
 二、三回瞬きをして、目を擦る。
 側にぬくもりを感じた。
 身体を起こす。
 櫻井は裸のまま、香倉の腕に抱かれ眠っていた。香倉もまた、素肌のままであった。
 夕べのことを思い起こし、櫻井は顔を赤くする。
 だが身体は汚れておらず、掛け布団を少しずらしてベッドサイドの床を見ると、汚れたシーツとタオルが丸めて置かれてあった。
 情事が終わった後、そのまま深い眠りに落ちた櫻井の身体を、どうやら香倉がきれいにしてくれたようだ。
 櫻井は、香倉を見た。
 珍しく彼は熟睡している。
 少し唇を透かした、穏やかな寝顔。
 いつも殆ど後ろに流している長めの前髪が全て額に降りて、少し若く見える。
 櫻井は少し身体を起こして、香倉の身体を見た。
 朝日の中で、もう一度ちゃんと彼の身体の刺青が見たかった。
 香港で入れたと言っていた刺青。
 色数が少ないのでシンプルだが、純粋にその細い線が美しい。静かな華やかさがある。ある意味、香倉らしい。
 櫻井がその刺青に触れると、「ん・・・・」とうめいて香倉が目を覚ました。
「・・・起きたか・・・」
 香倉が溜息をついて髪を掻き上げる。
「大丈夫か? 身体」
 下から香倉に見つめられ、櫻井は頷いた。
 顔が熱い。
 若干腰は重たかったが、耐えれないほどではない。元々丈夫な身体だ。
 香倉の手が、櫻井の髪を掻き乱す。 
「それで? 俺はお前をこの世に繋ぎとめられたか?」
 とおどけた口調で訊いてくる。
 櫻井は「多分。大丈夫です」と答えた。
「多分かよ」
 うわ~と声を上げながら、少年のような表情を見せ両手で頭を抱える香倉に、櫻井はハハハと笑った。
 その両頬を香倉の手が包む。
「そうやっていつも笑ってろ。きっと女によくモテるようになるぞ」
 櫻井が口を噤む。
 じっと香倉を見た。
「俺が女性にモテても平気ですか?」
「んな怖い顔をするな。冗談だ」
 櫻井は軽く息を吐くと、身体を落とし、香倉の胸に頬を押し付ける。
「香倉さんの冗談は、全然笑えない」 
「お前の方こそ。誰かの言った冗談で笑うことなんてあるのか」
 香倉にそう言われ、櫻井は少し考え込む。
「 ── そう言えば、あんまりない・・・」
「ほら。お前、身体は妙に敏感だけど、笑いのセンスは不感症なんだよ」
「やめてください、そんなこと言うのは」
 櫻井が顔を上げて抗議する。香倉は、そんな櫻井をからかうのが楽しくて仕方がないようだ。
 櫻井は、口を尖らせながら再び香倉の胸元に顔を埋め、しばらく香倉の心臓の音を聞いていた。
 ふいに思いつき、「香倉さん・・・」と話し掛ける。
「ん・・・? なんだ」
 起き抜けの眠たげな声で香倉が返事を返してきた。櫻井は香倉を見上げ、訊いた。
「香倉さんの本当の名前・・・訊いてもいいですか?」
「え?」
「ダメなら・・・いいです」
 再び目を伏せた櫻井に、香倉がはっきりとした声で言った。
「秀尋。 ── 小日向秀尋。冴えない名前だろ」
 櫻井が顔を上げる。
 香倉は苦笑いしていた。
「でも、その名前で呼ぶなよ。返事しねぇからな」
「今も?」
 櫻井が訊くと、んん・・・と香倉は考え込み、「今だけならな」と答えた。
「小日向さん」
 櫻井がそう呼びかけた瞬間に、二人で噴出した。
「やっぱりダメだな。本名なのに、全然慣れない」
「自分もです」
 一頻り笑った後、どちらからともなく軽い口付けを交わした。
「お兄さんって、本当のお兄さんなんですよね」
 香倉の身体の横に横たわりながら、櫻井は訊いた。
「よく似てますね・・・。驚きました」
「よく似てるか・・・。兄は、お前と俺がよく似ているって言ってたな」
「え? どうして・・・」
 香倉は、ちらりと櫻井を見て大きく息を吐くと、白い天井を見つめた。
「実はな、櫻井。俺も、お前みたいに肉親を刃物で傷つけたことがある」
「・・・えっ?」
 櫻井は目を見開いた。まじまじと香倉を見る。
 香倉の横顔は、台詞の内容とは違って、実に清々しい表情だった。
「中学生の頃、本当の両親を事故で亡くしてな。その事故の原因が兄だった。俺は兄を恨んで、彼をナイフで切りつけた。もちろん、大した傷ではなかったが、たった一人の兄弟に刃物を向けた事実には変わりない。その後俺達は、縁戚関係にあった双子の裕福な家庭に別々に貰われ、離れ離れになった。 俺は兄を傷つけた直後にすぐ後悔の念に駆られてな。兄に会いに行くことができなかった。俺が刃物を向けた時、兄は抵抗をしなくて・・・。兄は全てを受け入れるつもりだったんだ。俺の憎しみや悲しみ、己の罪、そんなもの全て。あの時の兄の目は今も忘れられない・・・」
「それが、どうして・・・」
 櫻井は夕べの兄弟の様子を思い起こしていた。夕べの二人の会話を思い起こすと、二人の間にそんな過去があっただなんてとても思えない。
「大学の頃かな・・・。なんとなく法学部に進学した俺は、自分の将来を掴めずにいた。昔の過ちにいつも捕らわれていて、いつも自分ひとりがこの世の不幸を背負い込んでると思い込んでいた。このまま行けば、貰われた先の親の跡を継いで、悪徳弁護士にでもなるかなぁ・・・なんて、いい加減に毎日を過ごしていた。金に困ることはなかったから、夜の街を遊び歩いててな。学生のくせにいきがって、チンピラと喧嘩になって。腹刺されて担ぎ込まれたのが、この病院さ。目が覚めたら、そこに兄がいた。正直驚いたよ。そのまま放っておけば、俺は死んでいた。例え故意に治療をしなかったとしても、あの有様なら兄を誰も責めなかっただろう。でも兄は必死になって俺を救ってくれた。輸血が足りなくなると、自分の血まで抜いて輸血してくれて。普通、医者はそんなことしないぜ。でも、兄はそうまでして俺の命を助けた。それが判った時、涙が止らなかったよ。俺は馬鹿だと思った。随分時間がかかったけど、それで仲直りさ。兄は、自分の両親を救えなかった念を心に抱え、少しでも人を救えたらと医者になった。そして俺は、この世の中から傷つく人が少しでもいなくなるようにと、警官になる道を選んだ。国家試験を受けた後、警察大学校で幹部候補生として教育された。研修終了間近の時期だったかな。榊のオヤジが現れて、公安へ引っ張られた。あのおっさんは、俺の学生時代の悪行を知ってたんだ。俺は学生時代から、ヤクザの下っ端連中とやりあってたからな。怖いもの知らずってやつだ。公安に配属されて、特務捜査員の任についた後も、それでかなり痛い目をみたよ」
 この人は、『乗り越える』ことができたんだ・・・。
 櫻井は、なんとも言えない気分になって香倉を見つめた。
 ── だからこそ、自分は香倉にあった時、あんなに感情を揺さぶられたのかもしれない・・・。
 香倉は、櫻井と視線を合わすと苦笑いした。
「・・・だからかな。お前の気持ち、少しくらいなら俺にもわかるつもりだ。俺も随分一人で戦ってきた。大切なものを失ったこともある。でも、それが俺の定めだと信じているんだ。いくら兄が許してくれたとしても、俺の罪は消えない。 ── この世には、罪を犯す人間とそれを赦す人間、そしてそれを赦せない人間が存在するって、お前言ったよな。俺はその、赦せない人間なんだ。・・・自分の罪をな」
 それを聞いて、櫻井は泣きそうになった。香倉がその表情を見て、櫻井の髪を再び掻き乱した。 
「馬鹿、そんな顔するヤツがあるか。お前、誤解するなよ。だからって言って、俺が下を向いていつも歩いてると思うか?」
 香倉が、微笑を浮かべる。
「例え自分に赦せない罪があったとして、だからって否定的な生き方をする必要がある訳じゃない。心に罪を抱えているからこそ、わかることがある。気づくこともある。人の痛み、悲しみ、苦しみ。自分が経験しているからこそ理解できる。同時に、人の命の大切さや尊さが身に染みてわかる。その奥の、もっと大切な感情も・・・。罪を抱えてていいじゃないか。それとともに生きていけることこそが、本当の人間の強さだと、俺は思う」
 櫻井の目から涙が零れた。
 ついに自分は巡り会えたんだと思った。自分の存在を本当に理解してくれる相手に。
 香倉が、黒子の上の涙を親指の腹で拭う。
「俺にできたんだ。お前にもできる。今は辛いだろうが、きっと乗り越えられる。そうだろ?」
「・・・はい・・・。はい・・・」
 櫻井が洟を啜り上げた時、病室のドアがドンドンと大げさにノックされた。二人同時に身体を起こす。 
「もう病院を閉めて帰りたいのだけれど」
 木製のドアの向こうで、香倉の兄の淡々とした声が聞こえた。
「悪い。すぐ起きる」
 慌ててベッドから飛び降りる櫻井と比べ、いつものまま落ち着いた声で香倉がそう言って、ベッドから抜け出た。二人で、床に落ちた服を拾い上げる。
 ふと、香倉の喪服のジャケットから携帯のベル音がした。
 香倉は手早く服を身につけると、ジャケットを羽織って、内ポケットから携帯を取り出した。
 電話に出ると、馴染みの声が聞こえてきた。
『もしもし? 私よ』
 井手だった。
「ああ。何だ」
 ズボンを履き終え、素肌にシャツを羽織る櫻井の背中を見ながら、香倉はベッドに腰掛ける。
『吉岡刑事の意識が回復したわ』
「本当か・・・! 頑張ったな」
 香倉がそう言うと、しばらくの沈黙の後に威勢のいい声が帰ってきた。
『当たり前よ。私を誰だと思ってるの? 私は、やると宣言したらやるわよ。そうでしょ?』 
「そうだったな」
 笑いながら香倉が答える。受話器の向こうから、少し洟を啜る音が聞こえる。
『嘘。本当はかなりやばかったのよ。大石が奥さんからエンゲージリングを借りてきてくれなかったら、きっとダメだった。吉岡刑事、奥さんのエンゲージリングに反応したのよ。結局は、愛情に勝るものなしね。実のところ、私もさっきようやく復活したの・・・。さっきまで院長のセラピーを受けてた。私も少しやばかったから。だから連絡が遅くなったの』 
「そうなのか・・・」
 香倉が呟くと、井手が笑い声を上げた。
『やぁね、もう大丈夫よ。余計な心配しないで。あんたらしくないから、気持ち悪い』
 その発言に、香倉も思わず笑みが零れる。と、井手の声の調子が変った。
『ねぇ、そうだ。あなた、櫻井君の居所知らない? 大石が吉岡刑事のこと、知らせてあげたいって連絡取ろうとしたらしいんだけど、彼、昨日特捜メンバーに復帰させてもらえないからって高橋さんに辞表を出しちゃったらしいのよ。おまけに待機所にも夕べ帰ってないらしいし・・・。現在完全に行方不明』
 香倉はそれを聞きながら、櫻井の後ろ姿を見た。
 ── 夕べ「自分は警官です」っつってたのに、この男は・・・。
 やれやれと香倉は溜息をついて頭を掻いた。
『何よ、その溜息』
「いや、櫻井なら、ここにいるけど」
『え。それって、どういうこと?』
 井手が怪訝そうな声を上げるのと同時に、櫻井が振り返る。
「井手」
 受話器からギャンギャンと井手の声がしているまま、携帯を櫻井に渡す。
 香倉から携帯を受け取った櫻井は、おずおずと耳に押し当てた。
「井手さん、おはようございます」
『櫻井君?』 
「あ、はい。櫻井です」
『吉岡刑事、意識戻った』
 櫻井の表情が、みるみる輝いた。
「本当ですか?!」
『本当。夕べ遅くに。もう大丈夫よ。これからが辛いだろうけど、彼ならきっと大丈夫。いつもの彼が、戻ってきてる。でもまだ、事件のことがあるから、関係者以外面会禁止だけど』
 櫻井は、ほっと溜息をついた。心底嬉しい知らせだった。
 朗らかな笑顔を浮かべた櫻井だったが、次の井手の言葉に固まった。 
『で、なんであなた、香倉なんかと一緒にいるの? こんな朝早くから』
「え?」
 咄嗟になんて答えていいか、櫻井はわからなかった。元来嘘をつくのは苦手である。
「な、なんでって・・・そのう・・・。あのう・・・」
 受話器の向こうの空気がみるみる変化していくのが何となくわかる。
『ちょっと、櫻井君、あなた・・・』
「ごめんなさい!」
 櫻井はなぜか無意味に謝ると、携帯を香倉に押し付けた。
「おいおい、なんだよ・・・」
 香倉が携帯を耳に押し付けると、
『櫻井君、あなた、貞操大丈夫?!』
 という井手の怒鳴り声が聞こえてきた。その大音量に、香倉は思わず携帯を耳から放し、耳をマッサージする。 
「うるせぇーなぁ、朝から」
『何よ、香倉! 櫻井君はどうしたの?! ごめんなさいってどういう意味?!』
「そんなにヒステリックになるな。老けるぞ」
『あんたに言われたかないわよ。櫻井君に何したの?!』
「何って、別にいいじゃないですか」
『あ。そのシラの切り方。わかった! わかったわよ!! あんた、ついに!』
 香倉が、恨めしそうに櫻井を見る。櫻井は、両手を顔の前で併せて頭を下げている。
「それより井手、大石は?」
 普段の香倉の口調に戻って香倉は言ったが、『話題を変えてしらばっくれたってダメよ』と井手は叫んでいる。 
「違う。真面目に言ってるんだ。大石、上に背いて吉岡を移送したんだろう?」
 受話器の向こうが急に静かになった。 
「どうなんだ、井手」
『今朝、本庁の幹部に呼び出し食らって病院を出たわ。その先は私も知らない』
 香倉は深い溜息をついた。
 状況は、かなりやばそうだ。だが、さすがの香倉にも、どうすることもできない。榊に掛け合ったとしても、状況が好転するとは限らない。 
『ねぇ、それでどうする? この分じゃ、潮ヶ丘署の特捜もどうなるかわからない。櫻井君は、手帳まで返上しちゃってるし、もうどこもかしこもボロボロよ』
「少し策を練る。ボロボロな状況なら、それはそれでやり方もある。時間をくれ」
『吉岡刑事の話だと、以前加賀見真実が住んでいたマンションの部屋で若い男に会ったらしいわ。大石もその情報を持って行ったけど、どうかしらね・・・。私達が吉岡刑事に対して行った方法は非合法だし、物証というにはあまりにも頼りないわ。頼みの綱は吉岡刑事の証言だけれど、本庁のお偉方がどう考えるかによって、吉岡刑事の証言も意味がなくなる。どちらにしても、今の私にはどうすることもできない。吉岡刑事は、本庁の捜査員に抑えられてしまったし・・・』
「なるほどな・・・」
 香倉はそう呟きながら、しばらく考え込んだ。
「なぁ、お前、これからこっちに来れるか? 兄の病院なんだが」
『小日向さんの? どうしてそんなところにいるの』
「話せば長くなる。その非合法な方法とやらをした時のことを詳しく聞きたい。吉岡を押えられないんじゃ、お前を押えるしかないだろう。本庁の奴らに監禁される前にとっとと抜け出して来い」 
『あんた、あたしの将来も潰す気?』
「望む所だろ? じゃ、来いよ、いいな」
 香倉はそう言って電話を切ろうとする。
『あ! ああ! 待って!』 
「なんだ」
『どうしても、あなたに言っておきたいことがあるの』
「なんだよ、改まって」
 香倉は怪訝そうな声を上げた。
 しばらくの間があって、井手の声がひそっと言った。
『亜沙子のこと・・・、ごめんね』
 香倉は目を見開いて、二回瞬きした。
「どうしたんだよ、突然」
『どうもしないわよ・・・。ただ、謝りたかったの。亜沙子のこと。彼女のことも傷つけたし、あなたものことも・・・。私は、彼女の気を惹き付けておいて、突き放した。その所為であの娘は・・・』 
 香倉は大きく溜息をついた。その顔は少し微笑んでいた。
「は? 亜沙子が自殺したのは、お前のせいじゃないって何度も言ってるだろ。彼女の両親の離婚が原因だって。それに、亜沙子は今でもピンピン生きてるじゃないか。お前のクリニックで受付嬢として働いてるし、来月には結婚するんじゃなかったか?」
『そうだけど! ── 謝りたかったのよ。ちゃんと。これから亜沙子にも謝りに行く』
 香倉はふっと噴出す。
「ああ、そうしろよ。それでお前の気がすむならな」
『そうする』
 勢いよく電話が切れた。
「変なヤツ」
 携帯を内ポケットに仕舞いこみながら香倉は呟く。
「香倉さん」
 ふいに櫻井に声を掛けられて、振り返った。
「亜沙子さんって、誰ですか?」
 神妙な顔をして訊いてくる。 
「ん? ああ。高校時代の俺の恋人。・・・気になるか?」
 いたずらっぽい顔つきで香倉に見上げられた櫻井は、口を真一文字に引き結んだ。
「別に」
 憮然とした表情で一言そう呟くと、窓の外に目をやる。香倉は、その仕草を見て肩を竦めた。
「まったく、どいつもこいつも素直じゃないんだから・・・」
 やれやれと香倉が溜息をついた時、今度は病室のドアが開いた。
「まだかね?」
 少し不機嫌そうな兄だった。
 その兄に、香倉は片目を瞑って謝ると、こう言った。
「すまん、兄さん。パソコン貸してくれ」
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