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恋人編~同棲始めました~
春香の結婚式~若い二人にあてられて~
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ジューンブライド、春香ちゃんの結婚式です。
野田専務再登場(笑)
でも、あんまり出番なし?かも
********************************************
春香の結婚式~若い二人にあてられて~
6月最後の土曜日。
いつもの乗馬クラブではなく、横浜のチャペルにいます。
何故なら、相楽さんの結婚式だから。
そしてどういう訳か、親族でもないのに私は花嫁の控室にいます。
「あの、やっぱり、私、場違いだと思うんですが…。」
「いや、いずれ『親族』になるんだからちょうどいい。」
そう言って満面の笑顔をたたえるのは先日から同棲を始めた我が社の常務で恋人の雅之さん。
確かにね、花嫁の相楽さんはあなたの姪っ子さんですよ。
でも、だからって花嫁の控室で私を紹介するってどうなのよ。
と、文句を言いたくて睨み付けてもどこ吹く風。
まさに『糠に釘』『暖簾に腕押し』状態なのです。
「良かった~~~。」
「春香?」
「伯父さんと課長がくっついてくれなかったら、危うく『竜巻』に飲み込まれるところでしたよ。」
「「は?」」
あ、雅之さんとハモちゃったよ。
それよりも、相楽さんの発言が気になる。
それは雅之さんも同じようで…。
「おい、それ、どういうことだ?」
「私が兄さんの結婚相手を探してくるように命じたんです。」
「登紀子?」
突然、後ろから声がかかった。
振り返ると、アラフィフ女性が立っていました。
目が合ってニッコリほほ笑まれ、私は軽く会釈する。
「申し遅れました。
私、春香の母で相楽登紀子と申します。」
差し出された名刺を受けとりながら、登紀子さんの顔を見る。
噂通りのキャリアウーマンのようで、覆わず背筋が伸びてしまいました。
そして、私もバックから急いで名刺を出して差し出す。
「一之瀬佳織です。
本日はおめでとうございます。」
「ありがとうございます。
ああ、あなたが春香の上司ですか。」
「は、はい。 彼女にはたびたび助けられてます。」
社交辞令っぽい挨拶を交わしていると、雅之さんが割り込んでくる。
「登紀子、さっきの話はどういうことだ?」
「だって、いきなり離婚なんてありえないでしょ!
子作りすらできてないのに…。」
「…………。」
「兄さんは期待をかけられて梶原に養子に出されたんですよ。
それなのに40過ぎても独り身。
だから、私が紹介してあげたのに5年で離婚って。」
「そ、それは…。」
「だから、春香に調べさせたのよ。
そしたら、いい感じの女性が側にいるっていうじゃないの。
だから、再婚相手として捕まえるように厳命したのよ。」
そこまで聞いて私は固まった。
ってことはこないだの旅行って仕組まれたものなのか?
相楽さんの方を見ると申し訳なさそうに俯いてる。
ああ、やっぱりそうなのね。
通りで都合よく雅之さんと出会えたわけだ。
「登紀子、お前は!!」
「二人ともよさないか!!」
兄弟喧嘩勃発を防いだのは雅之さんによく似た男性だった。
「兄貴…。」
「崇兄…。」
あら、二人して意気消沈です。
長兄の力て凄いなぁ。
と、本気で感心してしまいました。
「弟妹が失礼しました。 兄の大江崇之です。」
そう言って差し出された名刺には『O.T.C.ホールディング(株)代表取締役社長』との肩書が…。
あれ?でもなんで雅之さんは三浦商事にいるんだ?
普通ならお兄さんと一緒に会社を支える立場では?
その疑問は顔に出ていたようで、お兄さんは肩を竦めながら苦笑する。
「本来なら雅之にはうちで私の補佐をしてもらうつもりだったんですがねぇ。」
「はぁ…。」
「でも、今はこれでよかったと思ってます。」
「それはどういうことでしょう?」
「雅之は何度も失敗を繰り返しましたが、あなたという『番』を得ることができたのですから。」
「番…。」
「ですから、どうか雅之の側にいてやってください。」
「そのつもりです。」
「そうですか。 それを聞いて安心しました。」
お兄さんはホッとしたような顔をする。
納得いかない部分はあるけどそれは置いといて…。
雅之さんの家族には歓迎されているようなので、今はそれで良しとしよう。
うん、あとで相楽さんを〆とけばいいか。
なんだかんだと話しているうちに時間は過ぎ、皆控室から出ていく。
私は去り際に相楽さんに耳打ちしてやる。
「分かってると思うけど…。 お土産期待してるから。」
「は、はい!!」
相楽さんがピンと背筋を伸ばして答えたので私は笑みを浮かべてその場を後にする。
「佳織…。」
「何ですか?」
「その…。」
「気にしてませんよ。」
「だ、だが…。」
「その代わり、これから目一杯幸せにしてくださいね。」
「も、勿論だ!!」
「なら、それでチャラです。」
そう言ったら雅之さんは心底安堵したようだった。
結婚式は和やかに進み、ブーケトスでは相楽さんの同期の女子たちが我も我もと飛びついたのを微笑ましく眺めた。
が、何の因果か跳ねに跳ねたそのブーケが私の手の中にさも当然の如く収まったのにはその場が一瞬で氷河期のように冷たい風が吹き抜けた。
****************************************************************
――――――――披露宴会場――――――――
チャペルに併設されている庭にテーブルを並べての立食パーティー形式。
そこで私は面倒な相手と再会することになる。
「やぁ、梶原君。」
「ああ、野田専務。」
「相変わらず固いなぁ。」
「申し訳ありません。」
「折角の祝いの席だ。 今日はもっと楽しみたまえ。」
「そうですね。 姪の晴れ舞台ですし。」
雅之さんが仲人ののかたとお話している。
私は見つからないようにそうっとフェイドアウトしようとしたのだけど…。
「あら? 佳織ちゃんじゃないの?」
「え?」
「ああ、やっぱり佳織ちゃんだわ。」
「あ、えっと…。」
私は慌てた。
まさかここでこの人に捕まるなんて!!
「あなた! あなたってば!」
「なんだ? 騒々しい!!」
あぁ! 呼ばなくていいのに!!
目の前の女性は嬉々としてご主人である野田専務を呼んでしまう。
正直、戦々恐々です。
背中を冷たいものが流れていきます。
祝いの席でなぜこんなことに…。
「あなた、ほら、佳織ちゃんよ!」
「ゴ、ゴブサタシテマス。」
えっと、片言になってるのは許してほしい。
だって、なるべく関係のない会社を選んで就職して顔を合わさないようにしてたのだから。
「かお…、一之瀬?」
あ、雅之さん、今のわざとですか?
今、名前で呼ぼうとしましたよね?
もしかして、この御仁と私の関係知ってるの?
いろんな思いで頭の中がグルグルと混乱していると目の前の御仁が見事に爆弾を落としてくれた。
「佳織じゃないか! 元気だったか?」
「あ、はい…。」
「野田専務は彼女をご存じなのですか?」
「知ってるもなにも姪ですよ。」
「えぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
あぁ、はいはい、そうなりますよねぇ。
この目の前の御仁。中川物産の野田専務は母の末の弟。
つまり、私の叔父です。
「いやぁ、まさか三浦商事にいたとは…。」
嘘つけ、その辺筒抜けなのは知ってますよ。
それはそれは優秀な執事・畠山さんがいらっしゃるでしょ。
私は一つため息をつくと、背筋を伸ばし腹を括る。
「親や親族のコネを使いたくなかっただけです。
何より今の会社は女性の能力をきちんと評価してくれますから。」
「あ、ああ、なるほど。 そういうことか…。」
私が毅然とした態度で答えたものだから叔父は口ごもるしかなかったようだ。
「失礼します。
今日の主役はあくまでも新郎新婦ですので…。」
私は踵を返し、その場を後にする。
相楽さんには悪いけど、中座させてもらおう。
そう思い、私は新婦に挨拶をしようとしたのだが姿が見えない。
「あ、春香ならお手洗いにってさっき中へ入っていきましたよ。」
受付の子に聞くとそう教えてくれた。
で、早速探しに中に入ったまではよかったのだけど…。
「あんっ…、だ、ダメよ…。」
「大丈夫だって…。 みんな外だし。」
「幸久さん、やっ、そんなとこ触っちゃ…。」
「蜜が零れて染みになっちゃう?」
「やん! い、言わないで!!」
「春香、可愛い…。 今夜はたっぷり可愛がってやるから。
でも、その前にちょっとだけつまみ食いさせて。」
マジかぁ…。
新郎新婦がまさかの控室で盛っとりますがな。
あんたら、こんなとこで盛らんでも夜になったいくらでもできるでしょうが!!
などと、ツッコミたくなるのを堪えてその場を立ち去ろうと振り返ったら、まさかの雅之さん登場。
プチパニックですわ。
「佳織?」
「あ、えっと、相楽さんに挨拶しようと思ったんですが、お邪魔みたいなので…。」
私は俯いてその場を走り去ろうとしたんだけど、すれ違いざまに腕を掴まれちゃいました。
で、思いっきり抱き寄せられちゃいましたよ。
「ま、雅之さん?」
「春香、中で何してた?」
耳元でそんなことを囁かないでください。
ゾクゾクしちゃいます。
私は答えられなくて挙動不審になってると、中から相楽さんの喘ぎ声が…。
「「…………。」」
はい、そうなりますよね。
二人して無言になりました。
まさか、新郎新婦が招待客そっちのけで盛ってるなんて普通はあり得ないもの。
「佳織…。」
「はい。」
「帰ろうか…。」
「そう、ですね…。」
で、結局私たちは披露宴をを中座して帰宅することにしました。
はぁ、雅之さんが車出してくれてよかった。
正直、あのまま電車でとかありえん。
ホントは正直どこかのホテルに連れ込まれるんじゃないかとも思いましかけどね。
真っ直ぐ、一直線に自宅に戻ってきましたよ。
そして、そのあとは言わずもがなの展開です。
「佳織…。」
「あんっ! ま、雅之、さん…。」
帰宅するとリビングで後ろから抱きしめられて、着ていたドレスをさっさと脱がされ下着姿に。
悔しいから私も雅之さんのスーツ脱がしてボクサーパンツ1枚にしたけど。
「今日の佳織、いつにも増してエロイな…。」
「そう?」
「ああ、ガーターベルトにレースのショーツ…。
おまけにこのショーツ、横が紐になってる。」
「あっ、あぁぁぁっ!!」
雅之さんがその長くて節くれだった指がお尻御撫でて、そのままショーツの中に入れて秘裂を上下に優しくなぞる。
そこはすでに蜜で潤っているので簡単に指が入ってしまう。
「折角だから紐解いてやるよ。」
「え?」
雅之さんはショーツの再度お紐を片方だけ解く。
そして、私の秘所が露わになる。
すると何の躊躇もなく、猛った熱杭を押し込んでくる。
私はあまりの衝撃に雅之さんのしがみつく。
「佳織、そのまま首に腕回して。」
「うん…。」
言われる通りに腕を回すと、すぐに浮遊感に見舞われる。
雅之さんが臀部を鷲掴みにし、持ち上げたのだ。
所謂、駅弁スタイルの完成です。
体格にものの言わせて激しく腰を打ち付けてくる雅之さん。
私は深く抉られ、与えられる快感を拾い上げるので精いっぱいです。
「はぁんっ、だ、ダメ、そん、なに、激しく、しないでぇ!!」
「はっ! そんな、こと、言って…。
佳織の中、もっとって強請って、るぞ!」
「そ、そん、な、こと…。」
そこから先は言葉が続けられす、ただただ啼かされる。
リビングには肉のぶつかる音と卑猥な水音が響き渡る。
そして、時折耳元で囁かれる淫猥な言葉。
私は聴覚と触覚で犯されるているようだった。
私の中はそのたびに蠢き、無意識に雅之さんの熱杭を締め上げた。
「か、佳織。 そろそろイくぞ。」
「あ、はぁん、あぁぁぁ!!」
雅之さんが更に腰を激しく打ち付ける。
私たちはあっという間に達した。
だが、私たちの淫らな宴は終わらない。
雅之さんは繋がったままベッドルームに連れていく。
そして、ベッドへ押し倒し、私の膝をわざと立てて、再び抽挿が始まる。
最初はゆるゆると、円を描くように…。
やがて、その動きは前後に激しく揺さぶる。
私は何も考えられなくなり、ただただ嬌声を上げ続け、快感を逃がすようにシーツに手を這わす。
「佳織!」
「あぁぁ、まさ、ゆき、さん…。」
雅之さんが私に覆い被さり、結合を深くする。
そして、濃厚な口付けを交わし、互いの唾液を交換し合う。
私の手を捕らえ、強く握りあう。
やがて再び迎える絶頂。
重なり合った体を起こすことなく息を整える。
私の中彼はビクビクと震えて子種の詰まった白濁を子宮の中へと吐き出している。
「佳織、まだいけるか?」
「うん…。」
息の整ったころ、雅之さんは私にそう囁く。
どうも、相楽さんたちに当てられたらしく、私も欲情が収まっていない。
雅之さんは体を起こすと、そのまま私も抱き起した。
そのまま抱きしめ、対面座位となる。
「これが一番深いな…。」
雅之さんはそう囁き、唇の端を上げて、目を細める。
私はそれに対して体で答える。
私の中が怪しく蠢くのがわかる。
彼の熱杭を絡めとり、その中の白濁をすべて搾り取るためにきつく締め上げている。
「あぁぁ、 イイ、イイのぉぉぉ。」
私は背をの仰け反らせ、腰を震わせる。
なおも雅之さんは激しく私の中を穿つ。
既に何度達したかわからない私はいつも以上に早く達した。
それは雅之さんも同じだったようで眉間に皺を寄せうめき声とともに爆ぜた。
「雅之さん…。」
私は自ら強請って口付け、そのまま彼を後ろに押し倒した。
「佳織?」
「ごめんね。 私、まだ、まだ満足してないの。」
「うっ、ちょ、ちょっと待て!!」
「ダメ! 待てない!!」
そう言って私は間髪入れずに上下に腰を激しく振り始める。
初日にやったようにあそこを締めたり緩めたりしながら…。
「あぁぁぁ!! イイ、イイ!!
雅之さんのおっきくて、硬くて、気持ちいい!!」
「か、佳織! だ、ダメだ、そんなに激しくしたら、俺…。」
「いいよ、雅之さん。 いっぱい中に頂戴!!」
「グハッ! も、もう、む、無理ぃぃぃ。」
雅之さんはうめき声を上げて再び爆ぜた。
『ドクンっ、ドクンっ』と私の中に白濁が流し込まれるのがわかる。
私はそれを恍惚とした表情で受け止め、満足し、彼の上に倒れ込んだのだ。
****************************************************************
それからどのくらいたった。
寒さで目が覚めた。
「くしゅんっ。」
「う、うん…。 佳織?」
「あ、雅之さん。」
「どうした、大丈夫か?」
「ちょっと寒かっただけみたい。」
「ああ、そうか一杯汗かいたまま気を失ったから。」
「冷えちゃったのかな?」
「だな。」
「お風呂、入りましょうか…。」
「じゃ、一緒に入ろう。」
「うん…。」
二人で起き上がると、私の中から彼の力を失った熱杭がズルリと抜け出る。
「あん…。」
私は名残惜しげに声を上げてしまった。
すると、私の秘所からは収まりきらなかった白濁が漏れ出す。
「スマン…。 ちょっとやり過ぎた。」
「いいですよ。
途中から、私が強請っちゃいましたから。」
「佳織って性欲強いんだな。」
「こんな女は嫌ですか?」
「いや、むしろ大歓迎だ。
やっと俺についてこれる女に出会えた。」
「それなら良かった。」
私たちはお互い笑いあいながらバスルームへ向かった。
勿論、ゆっくりお風呂に浸かるだけではなくて、美味しく頂かれ、こっち御美味しく頂いたのは言うまでもない。
結局、翌日はただただ惰眠を貪り二人ともベッドを出ることはなかった。
************************************************
うん、佳織と雅之さんはどちらも性欲大魔神の鬼畜仕様です。
雅之さん、お年の割に抜かずの3発でさらにバスルームでもやってます。
まぁ、最後は綺麗に佳織に頂かれたようです。
子作りミッション達成間近?(笑)
野田専務再登場(笑)
でも、あんまり出番なし?かも
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春香の結婚式~若い二人にあてられて~
6月最後の土曜日。
いつもの乗馬クラブではなく、横浜のチャペルにいます。
何故なら、相楽さんの結婚式だから。
そしてどういう訳か、親族でもないのに私は花嫁の控室にいます。
「あの、やっぱり、私、場違いだと思うんですが…。」
「いや、いずれ『親族』になるんだからちょうどいい。」
そう言って満面の笑顔をたたえるのは先日から同棲を始めた我が社の常務で恋人の雅之さん。
確かにね、花嫁の相楽さんはあなたの姪っ子さんですよ。
でも、だからって花嫁の控室で私を紹介するってどうなのよ。
と、文句を言いたくて睨み付けてもどこ吹く風。
まさに『糠に釘』『暖簾に腕押し』状態なのです。
「良かった~~~。」
「春香?」
「伯父さんと課長がくっついてくれなかったら、危うく『竜巻』に飲み込まれるところでしたよ。」
「「は?」」
あ、雅之さんとハモちゃったよ。
それよりも、相楽さんの発言が気になる。
それは雅之さんも同じようで…。
「おい、それ、どういうことだ?」
「私が兄さんの結婚相手を探してくるように命じたんです。」
「登紀子?」
突然、後ろから声がかかった。
振り返ると、アラフィフ女性が立っていました。
目が合ってニッコリほほ笑まれ、私は軽く会釈する。
「申し遅れました。
私、春香の母で相楽登紀子と申します。」
差し出された名刺を受けとりながら、登紀子さんの顔を見る。
噂通りのキャリアウーマンのようで、覆わず背筋が伸びてしまいました。
そして、私もバックから急いで名刺を出して差し出す。
「一之瀬佳織です。
本日はおめでとうございます。」
「ありがとうございます。
ああ、あなたが春香の上司ですか。」
「は、はい。 彼女にはたびたび助けられてます。」
社交辞令っぽい挨拶を交わしていると、雅之さんが割り込んでくる。
「登紀子、さっきの話はどういうことだ?」
「だって、いきなり離婚なんてありえないでしょ!
子作りすらできてないのに…。」
「…………。」
「兄さんは期待をかけられて梶原に養子に出されたんですよ。
それなのに40過ぎても独り身。
だから、私が紹介してあげたのに5年で離婚って。」
「そ、それは…。」
「だから、春香に調べさせたのよ。
そしたら、いい感じの女性が側にいるっていうじゃないの。
だから、再婚相手として捕まえるように厳命したのよ。」
そこまで聞いて私は固まった。
ってことはこないだの旅行って仕組まれたものなのか?
相楽さんの方を見ると申し訳なさそうに俯いてる。
ああ、やっぱりそうなのね。
通りで都合よく雅之さんと出会えたわけだ。
「登紀子、お前は!!」
「二人ともよさないか!!」
兄弟喧嘩勃発を防いだのは雅之さんによく似た男性だった。
「兄貴…。」
「崇兄…。」
あら、二人して意気消沈です。
長兄の力て凄いなぁ。
と、本気で感心してしまいました。
「弟妹が失礼しました。 兄の大江崇之です。」
そう言って差し出された名刺には『O.T.C.ホールディング(株)代表取締役社長』との肩書が…。
あれ?でもなんで雅之さんは三浦商事にいるんだ?
普通ならお兄さんと一緒に会社を支える立場では?
その疑問は顔に出ていたようで、お兄さんは肩を竦めながら苦笑する。
「本来なら雅之にはうちで私の補佐をしてもらうつもりだったんですがねぇ。」
「はぁ…。」
「でも、今はこれでよかったと思ってます。」
「それはどういうことでしょう?」
「雅之は何度も失敗を繰り返しましたが、あなたという『番』を得ることができたのですから。」
「番…。」
「ですから、どうか雅之の側にいてやってください。」
「そのつもりです。」
「そうですか。 それを聞いて安心しました。」
お兄さんはホッとしたような顔をする。
納得いかない部分はあるけどそれは置いといて…。
雅之さんの家族には歓迎されているようなので、今はそれで良しとしよう。
うん、あとで相楽さんを〆とけばいいか。
なんだかんだと話しているうちに時間は過ぎ、皆控室から出ていく。
私は去り際に相楽さんに耳打ちしてやる。
「分かってると思うけど…。 お土産期待してるから。」
「は、はい!!」
相楽さんがピンと背筋を伸ばして答えたので私は笑みを浮かべてその場を後にする。
「佳織…。」
「何ですか?」
「その…。」
「気にしてませんよ。」
「だ、だが…。」
「その代わり、これから目一杯幸せにしてくださいね。」
「も、勿論だ!!」
「なら、それでチャラです。」
そう言ったら雅之さんは心底安堵したようだった。
結婚式は和やかに進み、ブーケトスでは相楽さんの同期の女子たちが我も我もと飛びついたのを微笑ましく眺めた。
が、何の因果か跳ねに跳ねたそのブーケが私の手の中にさも当然の如く収まったのにはその場が一瞬で氷河期のように冷たい風が吹き抜けた。
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――――――――披露宴会場――――――――
チャペルに併設されている庭にテーブルを並べての立食パーティー形式。
そこで私は面倒な相手と再会することになる。
「やぁ、梶原君。」
「ああ、野田専務。」
「相変わらず固いなぁ。」
「申し訳ありません。」
「折角の祝いの席だ。 今日はもっと楽しみたまえ。」
「そうですね。 姪の晴れ舞台ですし。」
雅之さんが仲人ののかたとお話している。
私は見つからないようにそうっとフェイドアウトしようとしたのだけど…。
「あら? 佳織ちゃんじゃないの?」
「え?」
「ああ、やっぱり佳織ちゃんだわ。」
「あ、えっと…。」
私は慌てた。
まさかここでこの人に捕まるなんて!!
「あなた! あなたってば!」
「なんだ? 騒々しい!!」
あぁ! 呼ばなくていいのに!!
目の前の女性は嬉々としてご主人である野田専務を呼んでしまう。
正直、戦々恐々です。
背中を冷たいものが流れていきます。
祝いの席でなぜこんなことに…。
「あなた、ほら、佳織ちゃんよ!」
「ゴ、ゴブサタシテマス。」
えっと、片言になってるのは許してほしい。
だって、なるべく関係のない会社を選んで就職して顔を合わさないようにしてたのだから。
「かお…、一之瀬?」
あ、雅之さん、今のわざとですか?
今、名前で呼ぼうとしましたよね?
もしかして、この御仁と私の関係知ってるの?
いろんな思いで頭の中がグルグルと混乱していると目の前の御仁が見事に爆弾を落としてくれた。
「佳織じゃないか! 元気だったか?」
「あ、はい…。」
「野田専務は彼女をご存じなのですか?」
「知ってるもなにも姪ですよ。」
「えぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
あぁ、はいはい、そうなりますよねぇ。
この目の前の御仁。中川物産の野田専務は母の末の弟。
つまり、私の叔父です。
「いやぁ、まさか三浦商事にいたとは…。」
嘘つけ、その辺筒抜けなのは知ってますよ。
それはそれは優秀な執事・畠山さんがいらっしゃるでしょ。
私は一つため息をつくと、背筋を伸ばし腹を括る。
「親や親族のコネを使いたくなかっただけです。
何より今の会社は女性の能力をきちんと評価してくれますから。」
「あ、ああ、なるほど。 そういうことか…。」
私が毅然とした態度で答えたものだから叔父は口ごもるしかなかったようだ。
「失礼します。
今日の主役はあくまでも新郎新婦ですので…。」
私は踵を返し、その場を後にする。
相楽さんには悪いけど、中座させてもらおう。
そう思い、私は新婦に挨拶をしようとしたのだが姿が見えない。
「あ、春香ならお手洗いにってさっき中へ入っていきましたよ。」
受付の子に聞くとそう教えてくれた。
で、早速探しに中に入ったまではよかったのだけど…。
「あんっ…、だ、ダメよ…。」
「大丈夫だって…。 みんな外だし。」
「幸久さん、やっ、そんなとこ触っちゃ…。」
「蜜が零れて染みになっちゃう?」
「やん! い、言わないで!!」
「春香、可愛い…。 今夜はたっぷり可愛がってやるから。
でも、その前にちょっとだけつまみ食いさせて。」
マジかぁ…。
新郎新婦がまさかの控室で盛っとりますがな。
あんたら、こんなとこで盛らんでも夜になったいくらでもできるでしょうが!!
などと、ツッコミたくなるのを堪えてその場を立ち去ろうと振り返ったら、まさかの雅之さん登場。
プチパニックですわ。
「佳織?」
「あ、えっと、相楽さんに挨拶しようと思ったんですが、お邪魔みたいなので…。」
私は俯いてその場を走り去ろうとしたんだけど、すれ違いざまに腕を掴まれちゃいました。
で、思いっきり抱き寄せられちゃいましたよ。
「ま、雅之さん?」
「春香、中で何してた?」
耳元でそんなことを囁かないでください。
ゾクゾクしちゃいます。
私は答えられなくて挙動不審になってると、中から相楽さんの喘ぎ声が…。
「「…………。」」
はい、そうなりますよね。
二人して無言になりました。
まさか、新郎新婦が招待客そっちのけで盛ってるなんて普通はあり得ないもの。
「佳織…。」
「はい。」
「帰ろうか…。」
「そう、ですね…。」
で、結局私たちは披露宴をを中座して帰宅することにしました。
はぁ、雅之さんが車出してくれてよかった。
正直、あのまま電車でとかありえん。
ホントは正直どこかのホテルに連れ込まれるんじゃないかとも思いましかけどね。
真っ直ぐ、一直線に自宅に戻ってきましたよ。
そして、そのあとは言わずもがなの展開です。
「佳織…。」
「あんっ! ま、雅之、さん…。」
帰宅するとリビングで後ろから抱きしめられて、着ていたドレスをさっさと脱がされ下着姿に。
悔しいから私も雅之さんのスーツ脱がしてボクサーパンツ1枚にしたけど。
「今日の佳織、いつにも増してエロイな…。」
「そう?」
「ああ、ガーターベルトにレースのショーツ…。
おまけにこのショーツ、横が紐になってる。」
「あっ、あぁぁぁっ!!」
雅之さんがその長くて節くれだった指がお尻御撫でて、そのままショーツの中に入れて秘裂を上下に優しくなぞる。
そこはすでに蜜で潤っているので簡単に指が入ってしまう。
「折角だから紐解いてやるよ。」
「え?」
雅之さんはショーツの再度お紐を片方だけ解く。
そして、私の秘所が露わになる。
すると何の躊躇もなく、猛った熱杭を押し込んでくる。
私はあまりの衝撃に雅之さんのしがみつく。
「佳織、そのまま首に腕回して。」
「うん…。」
言われる通りに腕を回すと、すぐに浮遊感に見舞われる。
雅之さんが臀部を鷲掴みにし、持ち上げたのだ。
所謂、駅弁スタイルの完成です。
体格にものの言わせて激しく腰を打ち付けてくる雅之さん。
私は深く抉られ、与えられる快感を拾い上げるので精いっぱいです。
「はぁんっ、だ、ダメ、そん、なに、激しく、しないでぇ!!」
「はっ! そんな、こと、言って…。
佳織の中、もっとって強請って、るぞ!」
「そ、そん、な、こと…。」
そこから先は言葉が続けられす、ただただ啼かされる。
リビングには肉のぶつかる音と卑猥な水音が響き渡る。
そして、時折耳元で囁かれる淫猥な言葉。
私は聴覚と触覚で犯されるているようだった。
私の中はそのたびに蠢き、無意識に雅之さんの熱杭を締め上げた。
「か、佳織。 そろそろイくぞ。」
「あ、はぁん、あぁぁぁ!!」
雅之さんが更に腰を激しく打ち付ける。
私たちはあっという間に達した。
だが、私たちの淫らな宴は終わらない。
雅之さんは繋がったままベッドルームに連れていく。
そして、ベッドへ押し倒し、私の膝をわざと立てて、再び抽挿が始まる。
最初はゆるゆると、円を描くように…。
やがて、その動きは前後に激しく揺さぶる。
私は何も考えられなくなり、ただただ嬌声を上げ続け、快感を逃がすようにシーツに手を這わす。
「佳織!」
「あぁぁ、まさ、ゆき、さん…。」
雅之さんが私に覆い被さり、結合を深くする。
そして、濃厚な口付けを交わし、互いの唾液を交換し合う。
私の手を捕らえ、強く握りあう。
やがて再び迎える絶頂。
重なり合った体を起こすことなく息を整える。
私の中彼はビクビクと震えて子種の詰まった白濁を子宮の中へと吐き出している。
「佳織、まだいけるか?」
「うん…。」
息の整ったころ、雅之さんは私にそう囁く。
どうも、相楽さんたちに当てられたらしく、私も欲情が収まっていない。
雅之さんは体を起こすと、そのまま私も抱き起した。
そのまま抱きしめ、対面座位となる。
「これが一番深いな…。」
雅之さんはそう囁き、唇の端を上げて、目を細める。
私はそれに対して体で答える。
私の中が怪しく蠢くのがわかる。
彼の熱杭を絡めとり、その中の白濁をすべて搾り取るためにきつく締め上げている。
「あぁぁ、 イイ、イイのぉぉぉ。」
私は背をの仰け反らせ、腰を震わせる。
なおも雅之さんは激しく私の中を穿つ。
既に何度達したかわからない私はいつも以上に早く達した。
それは雅之さんも同じだったようで眉間に皺を寄せうめき声とともに爆ぜた。
「雅之さん…。」
私は自ら強請って口付け、そのまま彼を後ろに押し倒した。
「佳織?」
「ごめんね。 私、まだ、まだ満足してないの。」
「うっ、ちょ、ちょっと待て!!」
「ダメ! 待てない!!」
そう言って私は間髪入れずに上下に腰を激しく振り始める。
初日にやったようにあそこを締めたり緩めたりしながら…。
「あぁぁぁ!! イイ、イイ!!
雅之さんのおっきくて、硬くて、気持ちいい!!」
「か、佳織! だ、ダメだ、そんなに激しくしたら、俺…。」
「いいよ、雅之さん。 いっぱい中に頂戴!!」
「グハッ! も、もう、む、無理ぃぃぃ。」
雅之さんはうめき声を上げて再び爆ぜた。
『ドクンっ、ドクンっ』と私の中に白濁が流し込まれるのがわかる。
私はそれを恍惚とした表情で受け止め、満足し、彼の上に倒れ込んだのだ。
****************************************************************
それからどのくらいたった。
寒さで目が覚めた。
「くしゅんっ。」
「う、うん…。 佳織?」
「あ、雅之さん。」
「どうした、大丈夫か?」
「ちょっと寒かっただけみたい。」
「ああ、そうか一杯汗かいたまま気を失ったから。」
「冷えちゃったのかな?」
「だな。」
「お風呂、入りましょうか…。」
「じゃ、一緒に入ろう。」
「うん…。」
二人で起き上がると、私の中から彼の力を失った熱杭がズルリと抜け出る。
「あん…。」
私は名残惜しげに声を上げてしまった。
すると、私の秘所からは収まりきらなかった白濁が漏れ出す。
「スマン…。 ちょっとやり過ぎた。」
「いいですよ。
途中から、私が強請っちゃいましたから。」
「佳織って性欲強いんだな。」
「こんな女は嫌ですか?」
「いや、むしろ大歓迎だ。
やっと俺についてこれる女に出会えた。」
「それなら良かった。」
私たちはお互い笑いあいながらバスルームへ向かった。
勿論、ゆっくりお風呂に浸かるだけではなくて、美味しく頂かれ、こっち御美味しく頂いたのは言うまでもない。
結局、翌日はただただ惰眠を貪り二人ともベッドを出ることはなかった。
************************************************
うん、佳織と雅之さんはどちらも性欲大魔神の鬼畜仕様です。
雅之さん、お年の割に抜かずの3発でさらにバスルームでもやってます。
まぁ、最後は綺麗に佳織に頂かれたようです。
子作りミッション達成間近?(笑)
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