1,086 / 1,557
第35章 運用艦『ふさ』と『特殊な趣味』の連中
釣りバカ達の夢の跡
しおりを挟む
バスが『多賀港』に到着して、まず最初に誠が降りてしたことは『吐く』ことだった。
「神前……大丈夫か?」
カウラはそう言って誠の背中をさすった。
誠は胃に溜まった胃液を吐き切るとようやくあたりを眺めた。
真新しい『漁村』がそこにはあった。大きな駐車場に釣具屋が並ぶ。その間には魚料理を食わせる店が点々と並んでいた。
「ここ……うちの『基地』ですよね?運用艦の『母港』ですよね?『観光地』じゃないですよね?」
後から誠の荷物を手に近づいてくるアメリアに誠はそう言った。
「疑問詞が多いわね。ここは『司法局実働部隊、運用艦『ふさ』の専用母港だもの。まあ、うちの『ふさ』が来てからは、一大『釣り』テーマパークとして成長を続けているけどね」
「『釣りテーマパーク』?」
そんなアメリアの言葉で、誠は自分が所属しているのが『特殊な部隊』であることを思い出した。
ここは学生の常識など通用しない『特殊』な社会なのである。
「アメリアさん。今、『釣り』テーマパークって言いませんでした?」
少しは自分の理解が通用するかと思いながら誠はアメリアに尋ねた。
「神前。貴様はずっと『吐いて』いたから知らないだろうが、この『多賀港』の半径20キロには一切人家が存在しない」
糸目のアメリアの笑顔を見つめていた誠の背後からカウラがそう言った。
「カウラさん……それはどういう意味ですか?」
誠はカウラの『パチンコ依存症』が発症したのかと思って振り返った。カウラは極めて普通に無表情だった。
「この『多賀港』における『ふさ』の維持管理には多くのマンパワーを必要とするが、こんな僻地に来る人間は稀なんだ」
カウラの言葉に誠は少し疑問を持った。
「でも……宇宙や極地なんかに派遣される軍の人は、そう言う『不便』を甘んじて受け入れますよね、普通」
アメリアは相変わらずの糸目の笑顔だった。カウラは少し困った顔で誠を見つめている。
「バーカ。そんな『志の高い』人間がうちみたいな『特殊な部隊』に来るか?」
背後でハスキーな女性の声が聞こえたので、誠は振り返った。そこには、いつもの細い茶色のタバコをくわえたかなめが立っていた。
「それって自慢になりますか?」
誠のまともな問いに答えずかなめはタバコをふかしていた。
「まず、叔父貴が目を付けた『特殊な部隊』向きで、『ふさ』の機関員とかを集めようとしたら、ほとんど逃げられたわけだ。この『多賀港』があまりに僻地で娯楽施設などの楽しみが無いことがばれたんだ。結果、ある娯楽に命を懸ける、『熱い奴等』3名だけが残ったわけだ。これが『特殊な部隊』最強の部の創設を叔父貴に決断させた」
かなめの少し自分の常識とは異なる見方に、誠はもうすでに慣れている自分に気づく。
「その『熱い奴等』の娯楽が『釣り』ですか?」
そうあって欲しくない願望を込めながら誠はそう言った。
「そうよ!私達の運用艦『ふさ』を支えるのは『釣り』と、『海産物』に対する絶えざる情熱に燃える『釣りマニア』達!私達ブリッジクルーである『運航部』と島田君の『技術部』、そして『偉大なる中佐殿』を『神』と仰ぐ誠ちゃん達『機動部隊』以外のすべての業務は、彼等『釣りマニア』によって行われているのよ!」
誠の背後からアメリアの誇らしげな熱弁が響いた。
「僕はクバルカ中佐を『神』認定してないですよ。かわいくて『萌え』ますけど……あまりに『体育会系』過ぎて」
そんな誠の反論は三人の女性の上官達に完全に無視された。
「奴等『釣りマニア』達は、その釣りへの『愛』のために迫害を受けた、悲しい過去を持つ人間達だったんだ。この遼州同盟各地から『釣りへの愛』で人生が壊れた『釣りバカ』が集まり、全宇宙最強の部隊、『司法局実働部隊艦船管理部』、通称『釣り部』が生まれた」
誠の脇でカウラはそう情熱的に語った。カウラと同じく『娯楽』で人生を棒に振っている仲間意識がその言葉から感じられた。
カウラは珍しく感情をあらわにして情熱的にしゃべり続ける。
「人生のすべてを投げうって、ただひたすらに『釣り』に打ち込むその姿。それが奴等の共通言語だったんだ。国境も人種も関係なかった。そしてこの『多賀港』は奴等にとって天国だった。豊かな海、手つかずの山野が奴等の情熱に火をつけた。ここに一大『釣りマニア』の天国を作ろう。奴等はそうして自分の不幸な過去をすべて封印してそう誓い合ったんだ」
エメラルドグリーンのポニーテールの下の素晴らしいカウラの笑顔に誠は引き込まれた。言っていることはどうにもおかしなことだったが。
「確かに……『釣り』と『海産物』は……どこにでも好きな人がいて、それでとがめられることはあまりないですからね。でもどれくらい投げうったんですか?『釣り部』の人達」
とりあえずカウラにこれ以上しゃべらせると何を言い出すかわからないので、誠は隣でタバコを吸っているかなめに向けてそう言った。
「大したことじゃねえよ。釣りのために家族を捨てたり、戦場で持ち場を離れて釣りをしていたり、釣りができないと破壊活動をしたくらい。大したことじゃねえだろ?普通だろ?」
かなめはカウラ以上にヤバい。誠は彼女のあまりにも普通な口調に恐怖した。
「いつまで遊んでるの!こっちよ!」
遠くからアメリアの叫び声が誠の耳に届いた。
「自分が最初に誠の素直な疑問に火をつけたのに……アメリアさんは勝手だな」
ひとり呟いた誠の肩をかなめとカウラが叩いた。
『だから、奴は『少佐』なんだ』
二人のステレオの言葉に誠は打ちのめされながらアメリア達の待つ岸壁へと向かった。
そこには、まるで巨大な壁のように見える接岸している運用艦『ふさ』の姿があった。
「こいつは本来、ゲルパルト連邦共和国、高速巡洋艦『ローレライ級』2番艦なんだ。全長365メートル。そして水面から聳え立つその高さは、大体20階建てのビル程度だ。まあ、『ローレライ級』は1番艦『ローレライ』が『足が早いだけの使えない艦』として、就航2年で退役して、建造が中断していた余った船に隊長が目を付けたわけだがな」
『ふさ』に歩み寄る誠の背後からカウラはそう言って『ふさ』の説明をした。
「この艦も……『特殊な部隊』しか使ってくれない『珍兵器』なんですね?」
誠は立ち止まり、背後のかなめとカウラに向かってそう言った。
「あたりめえじゃん。うちは『人材』から『兵器』まで全部『あまりもの』。なんでも『有効利用』する『遼州人気質』を表してるんだ。すげえだろ」
かなめの言葉に誠は呆然自失として二人を見つめた。
「『ふさ』では毎日、新鮮な『海産物』ばかりの食事になるが……神前。貴様は嫌いな『海産物』はあるか?」
まったく無表情でカウラはそう言った。
「特に無いです」
誠に言えることはそれだけだった。
呆れるにはあまりにもひどいありさまだったからだ。
「神前……大丈夫か?」
カウラはそう言って誠の背中をさすった。
誠は胃に溜まった胃液を吐き切るとようやくあたりを眺めた。
真新しい『漁村』がそこにはあった。大きな駐車場に釣具屋が並ぶ。その間には魚料理を食わせる店が点々と並んでいた。
「ここ……うちの『基地』ですよね?運用艦の『母港』ですよね?『観光地』じゃないですよね?」
後から誠の荷物を手に近づいてくるアメリアに誠はそう言った。
「疑問詞が多いわね。ここは『司法局実働部隊、運用艦『ふさ』の専用母港だもの。まあ、うちの『ふさ』が来てからは、一大『釣り』テーマパークとして成長を続けているけどね」
「『釣りテーマパーク』?」
そんなアメリアの言葉で、誠は自分が所属しているのが『特殊な部隊』であることを思い出した。
ここは学生の常識など通用しない『特殊』な社会なのである。
「アメリアさん。今、『釣り』テーマパークって言いませんでした?」
少しは自分の理解が通用するかと思いながら誠はアメリアに尋ねた。
「神前。貴様はずっと『吐いて』いたから知らないだろうが、この『多賀港』の半径20キロには一切人家が存在しない」
糸目のアメリアの笑顔を見つめていた誠の背後からカウラがそう言った。
「カウラさん……それはどういう意味ですか?」
誠はカウラの『パチンコ依存症』が発症したのかと思って振り返った。カウラは極めて普通に無表情だった。
「この『多賀港』における『ふさ』の維持管理には多くのマンパワーを必要とするが、こんな僻地に来る人間は稀なんだ」
カウラの言葉に誠は少し疑問を持った。
「でも……宇宙や極地なんかに派遣される軍の人は、そう言う『不便』を甘んじて受け入れますよね、普通」
アメリアは相変わらずの糸目の笑顔だった。カウラは少し困った顔で誠を見つめている。
「バーカ。そんな『志の高い』人間がうちみたいな『特殊な部隊』に来るか?」
背後でハスキーな女性の声が聞こえたので、誠は振り返った。そこには、いつもの細い茶色のタバコをくわえたかなめが立っていた。
「それって自慢になりますか?」
誠のまともな問いに答えずかなめはタバコをふかしていた。
「まず、叔父貴が目を付けた『特殊な部隊』向きで、『ふさ』の機関員とかを集めようとしたら、ほとんど逃げられたわけだ。この『多賀港』があまりに僻地で娯楽施設などの楽しみが無いことがばれたんだ。結果、ある娯楽に命を懸ける、『熱い奴等』3名だけが残ったわけだ。これが『特殊な部隊』最強の部の創設を叔父貴に決断させた」
かなめの少し自分の常識とは異なる見方に、誠はもうすでに慣れている自分に気づく。
「その『熱い奴等』の娯楽が『釣り』ですか?」
そうあって欲しくない願望を込めながら誠はそう言った。
「そうよ!私達の運用艦『ふさ』を支えるのは『釣り』と、『海産物』に対する絶えざる情熱に燃える『釣りマニア』達!私達ブリッジクルーである『運航部』と島田君の『技術部』、そして『偉大なる中佐殿』を『神』と仰ぐ誠ちゃん達『機動部隊』以外のすべての業務は、彼等『釣りマニア』によって行われているのよ!」
誠の背後からアメリアの誇らしげな熱弁が響いた。
「僕はクバルカ中佐を『神』認定してないですよ。かわいくて『萌え』ますけど……あまりに『体育会系』過ぎて」
そんな誠の反論は三人の女性の上官達に完全に無視された。
「奴等『釣りマニア』達は、その釣りへの『愛』のために迫害を受けた、悲しい過去を持つ人間達だったんだ。この遼州同盟各地から『釣りへの愛』で人生が壊れた『釣りバカ』が集まり、全宇宙最強の部隊、『司法局実働部隊艦船管理部』、通称『釣り部』が生まれた」
誠の脇でカウラはそう情熱的に語った。カウラと同じく『娯楽』で人生を棒に振っている仲間意識がその言葉から感じられた。
カウラは珍しく感情をあらわにして情熱的にしゃべり続ける。
「人生のすべてを投げうって、ただひたすらに『釣り』に打ち込むその姿。それが奴等の共通言語だったんだ。国境も人種も関係なかった。そしてこの『多賀港』は奴等にとって天国だった。豊かな海、手つかずの山野が奴等の情熱に火をつけた。ここに一大『釣りマニア』の天国を作ろう。奴等はそうして自分の不幸な過去をすべて封印してそう誓い合ったんだ」
エメラルドグリーンのポニーテールの下の素晴らしいカウラの笑顔に誠は引き込まれた。言っていることはどうにもおかしなことだったが。
「確かに……『釣り』と『海産物』は……どこにでも好きな人がいて、それでとがめられることはあまりないですからね。でもどれくらい投げうったんですか?『釣り部』の人達」
とりあえずカウラにこれ以上しゃべらせると何を言い出すかわからないので、誠は隣でタバコを吸っているかなめに向けてそう言った。
「大したことじゃねえよ。釣りのために家族を捨てたり、戦場で持ち場を離れて釣りをしていたり、釣りができないと破壊活動をしたくらい。大したことじゃねえだろ?普通だろ?」
かなめはカウラ以上にヤバい。誠は彼女のあまりにも普通な口調に恐怖した。
「いつまで遊んでるの!こっちよ!」
遠くからアメリアの叫び声が誠の耳に届いた。
「自分が最初に誠の素直な疑問に火をつけたのに……アメリアさんは勝手だな」
ひとり呟いた誠の肩をかなめとカウラが叩いた。
『だから、奴は『少佐』なんだ』
二人のステレオの言葉に誠は打ちのめされながらアメリア達の待つ岸壁へと向かった。
そこには、まるで巨大な壁のように見える接岸している運用艦『ふさ』の姿があった。
「こいつは本来、ゲルパルト連邦共和国、高速巡洋艦『ローレライ級』2番艦なんだ。全長365メートル。そして水面から聳え立つその高さは、大体20階建てのビル程度だ。まあ、『ローレライ級』は1番艦『ローレライ』が『足が早いだけの使えない艦』として、就航2年で退役して、建造が中断していた余った船に隊長が目を付けたわけだがな」
『ふさ』に歩み寄る誠の背後からカウラはそう言って『ふさ』の説明をした。
「この艦も……『特殊な部隊』しか使ってくれない『珍兵器』なんですね?」
誠は立ち止まり、背後のかなめとカウラに向かってそう言った。
「あたりめえじゃん。うちは『人材』から『兵器』まで全部『あまりもの』。なんでも『有効利用』する『遼州人気質』を表してるんだ。すげえだろ」
かなめの言葉に誠は呆然自失として二人を見つめた。
「『ふさ』では毎日、新鮮な『海産物』ばかりの食事になるが……神前。貴様は嫌いな『海産物』はあるか?」
まったく無表情でカウラはそう言った。
「特に無いです」
誠に言えることはそれだけだった。
呆れるにはあまりにもひどいありさまだったからだ。
10
あなたにおすすめの小説
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。
れすとあ ─モンキーガール、風になる─
海凪ととかる
キャラ文芸
中学女子の100㍍走の記録保持者で、天才スプリンターとして将来を嘱望されていた大倉香奈 《おおくらかな》はスポーツ特待生として陸上強豪校への進学が決まっていたが、競技中の怪我で引退を余儀なくされ、燃え尽き状態で日々を過ごしていた。
香奈のクラスメイトで同じ中学出身である宮本佑樹《みやもとゆうき》は母子家庭で、パン屋に勤める姉の紗羅《さら》、不登校である小学生の妹の咲良《さくら》と一緒に暮らしている。ミニバイク『モンキー』を姉共々愛しており、整備を一手に引き受け、高校にもモンキーでバイク通学している。
ある日、登校直前までモンキーを整備していた佑樹は、学校の玄関で電車通学している香奈と会い、オイルで汚れた手を見られ、バイクの整備ができることを明かす。その時は特にバイクに関心はなかった香奈だったが、その日の放課後、偶然に紗羅の勤めるパン屋に寄り、そこにあった沙羅のモンキーに一目惚れしたことで、モンキーに乗るために二輪免許を取ることにする。
すでに廃番となっている旧車のモンキーをどうやって手に入れたらいいか佑樹に相談した香奈に、佑樹は自宅にある壊れた廃車のモンキーを自分の手で再生《レストア》してみることを提案する。自分の目でそのモンキーを目にした香奈は、自分の足で走れなくなった自分自身と乗り手に見捨てられたモンキーの境遇を重ね、再び一緒に走れるようにモンキーのレストアに着手していく。
これは、自分の足で前へ進めなくなって俯いていた少女が新たな足を得て再び顔を上げて前へ踏み出すまでの"再生"の物語。
これは、乗り手から見捨てられて朽ちつつあった旧車のバイクが新たな乗り手によってレストアされて再び走り出す"再生"の物語。
※この物語の本文にはAIは使用していません。表紙イラストおよび作中挿絵はAI生成です。
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。
カレンと晴人はその後、どうなる?
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
ボンクラ王子の側近を任されました
里見知美
ファンタジー
「任されてくれるな?」
王宮にある宰相の執務室で、俺は頭を下げたまま脂汗を流していた。
人の良い弟である現国王を煽てあげ国の頂点へと導き出し、王国騎士団も魔術師団も視線一つで操ると噂の恐ろしい影の実力者。
そんな人に呼び出され開口一番、シンファエル殿下の側近になれと言われた。
義妹が婚約破棄を叩きつけた相手である。
王子16歳、俺26歳。側近てのは、年の近い家格のしっかりしたヤツがなるんじゃねえの?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる