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第五章 もとをただせば
第28話 作戦会議始まる
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全員が廊下に出たところで独り言のようにかなめがつぶやいた。
「あのなあ、アメリア」
「何、ロボ大尉」
アメリアの毒舌を聞きながらかなめは頭を掻きつつ振り返った。
「一応、俺等でジャンルの特定しないと収拾つかなくなるぞ。菰田あたりが『ヒンヌー教団』の連中を動員してカウラのイメージビデオを延々二時間撮ったり、『釣り部』の連中が北海州で幻の魚イトウを釣るドキュメントを撮りたいとかよくわからないジャンルを指定してきたらどうするつもりだよ……それに票が割れて三票とかのあまりにコアなジャンルでアメリアが扱えないようなジャンルが選ばれたら撮影に苦労するのはオメエだぞ」
そう言うとかなめはアンケート用紙をアメリアから取り上げた。誠はいい加減なかなめがこういうところではまじめに応対するのがおかしくなって笑いそうになって手で口を押さえた。
「あれこれ文句言ったくせにやる気があるじゃないの?まあ、どんなジャンルに決まってもかなめちゃんには重要な役回りを振るつもりだからその点は期待しててね」
そんなアメリアの言葉に耳を貸す気はないとでも言うようにかなめは投票用紙を持って一番広い会議室を目指す。かなめが扉のセキュリティーを解除すると、一行は部屋に入った。
「ここが一番静かに会議ができるだろ?」
そう言うとかなめは椅子を入ってきた面々に渡す。誠、アメリア、かなめ、カウラ、サラ、島田、かえで、リン、アンの主だった面子がその髪を手に取った。
「そこで皆さんに5つくらい例を挙げてもらってそれで投票で決めるってのが一番手っ取り早いような気がするんだけどな」
そう言うとかなめは早速何か言いたげなサラの顔を見つめた。
「合体ロボが良いわよ!かっこいいの!私は好きなんだ……正人と付き合うようになって、機械っていいなあって思うようになって……その集大成としての合体ロボ。ロマンがあるでしょ?」
目を輝かせてサラが叫んだ。面倒くさそうな顔でかなめはサラを見つめる。だが、サラはかなめを無視してアメリアに期待一杯の視線を投げかけた。
「私は最後でいいわよ。もう心の中では決まってるから。その方がインパクトが有るし」
そう言うとやけに余裕を感じさせる雰囲気のアメリアは隣のカウラを見つめた。アメリアに見つめられてしばらく考えた後、カウラはようやく口を開いた。
「最近ファンタジー物の小説を読んでるからそれで頼む。最近はまってるパチンコ台がそれを題材にしたものらしい。実に興味深かった」
カウラは一言意見を言ってやり遂げたと言う表情を浮かべていた。その瞳が正面に座っているかなめに向かった。そこに挑発的な意図を見つけたのか、突然立ち上がったかなめは手で拳銃を撃つような格好をして見せた。
「やっぱこれだろ?うちは武装警察。銃器はお手のもんだろ?その技術を生かさねえ手はねえわけだ。合体ロボ?ファンタジー?うちの05式は合体なんかしねえし、ファンタジーはただのオタクの妄想。そんなもんに付き合うつもりはねえな」
かなめは自己中心的なので自分の意見に誰もが賛成すると決め付けてそう言った。
「銃ねえ……強盗でもするの?かなめちゃんはお金には困って無いでしょ」
突っ込むアメリアをかなめはにらみつけた。
「冗談よ、かなめちゃんも本当にすぐに真に受けて。刑事もののアクションね。うちなら法術特捜の茜ちゃんとかからネタを分けてもらえるかもしれないかもね。あっちはいろいろ捕物(とりもの)の経験もあるだろうし」
アメリアはそう言うとメモ帳にかなめの意見を書き付けた。
「そうですね……あちらはうちよりもより警察官に近いお仕事をしていますから。まあ、法術なんて言う銃よりよっぽど厄介なものを使って暴れる犯人を相手にするんですけど」
誠は愛想笑いでそれに相槌を入れた。
「はい、刑事物と」
そう言うとかなめの後ろのモニターに『西園寺 刑事物』と言う表示が浮かんでいた。
「えーと。ロボ、ファンタジー、刑事物と。おい、神前。お前は何がしたい」
そう言ってかなめが振り向いた。誠は周りからの鋭い視線にさらされた。まずタレ目のかなめだが、彼女に同意すれば絶対に無理するなとどやされるのは間違いなかった。誠の嗜好は完全にばれていた。いまさらごまかすわけには行かない。
カウラの意見だが、ファンタジーの分野は誠にとってはあまり得意な分野では無かった。彼女が時々アニメや漫画とかを誠やアメリアの影響で見るようになってきたのは知っているが、その分野はきれいに誠の抑えている分野とは違うものだった。
サラ。彼女については何も言う気は無かった。サラが実はロボットモノ好きはかなり前から知っていたが、正直あの暑苦しい熱血展開が誠の趣味とは一致しなかった。
「少女が見て感動できる作品。それは永遠の名作『ベルサイユのばら』だとおもうのだがどうだろうか?」
突然口を開いたのはかえでだった。
「ベルばら?甲武でも少女歌劇の定番だからな。でも少女歌劇って女子しかいねえじゃねえか。島田とか整備部の連中はどうすんだよ。うちは人数的には野郎の方が倍居るんだぞ。それを役名無しの群衆役でこき使う訳か?本当にかえでは男には厳しいな」
かなめはかえでの思い付きに呆れたようにそう言ってため息をついた。
「あの野蛮人共はいないことにしてくれないか?うちの部隊には戦争の悲劇が生み出した悲劇の美しい女性達、ラスト・バタリオンで構成された運航部が有る。全員が少女歌劇の練習生に選ばれてもおかしくない美女ぞろいだ。そのメンバーだけで二時間の映画を回すぐらいの事はたやすいことだと思うがどうだろうか?僕にとって必要な男性は『許婚』である神前曹長だけだ。後の男がどうなろうが知ったことではない」
かなめの反論にかえではあっさりとそう切って捨てた。
「その野蛮人から言わせてもらいますけどね、じゃあ、神前の野郎は何の役で出るんです?やっぱりこいつも野郎だから裏方ですか?」
嫌味のつもりで島田はかえでに向けてそう言った。
「配役は決まっているさ!僕がアンドレ、リンがオスカル!二人の愛の物語が展開する素晴らしいだろ?」
かえではすっかり自分の意見に全員が賛同してくれるものと信じてそう言い放った。
「おいおいおい、じゃあ本当に女しか出ねえ映画になるじゃねえか。それと何度も言うようだけどベッドシーンは無しな。これは子供も見る映画だし、甲武の少女歌劇にもベッドシーンはねえからな」
自己陶酔に浸る妹にかなめは思わずツッコミを入れた。
「大丈夫だよ。僕も甲武の少女歌劇のような作品をつくってみたいと思ってるんだ。そして僕の『許婚』である神前曹長とお姉さまには重要な役を演じてほしいんだ」
かえでは今にも歌いだしそうな調子でそう言った。
「へー、アタシと神前は何の役なんだ?気になるじゃねえか。一応聞いてやろう」
かなめはこめかみを怒りに震わせながら声を絞り出すようにしてそう言った。
「マリー・アントワネットとルイ十六世」
かえではやけにあっさりとそう言い切った。
「どっちもギロチンで首ちょんぱじゃねえか!なんでそんな役やらなきゃならねえんだよ!アタシは降りる!そんな役なら絶対出ねえからな!確かにマリー・アントワネットは重要な役だけど最期が頂けねえ!ギロチンなんてうんざりだ!」
かなめは怒りに任せて机を壊しかねない勢いで叩きつけた。ただ、物を壊し過ぎることで何度も始末書を書かされているかなめも学習してきてなんとか机は無事で済んだ。
怒りに震えるかなめを見て一同はこれ以上の意見は無用と言う結論に達していた。
そこで誠はこれまで沈黙を守って来たアメリアを見た。
明らかに誠の出方をうかがっていた。美少女系でちょっと色気があるものを好むところなど趣味はほとんど被っていた。あえて違うところがあるとすれば神前は原作重視なのに対し、アメリアはコメディータッチで笑えるものに傾倒しているということだった。
「それじゃあ、僕は……」
部屋中の注目が誠に向いてきた。気の弱い誠は額に汗がにじむのを感じていた。
「あのなあ、アメリア」
「何、ロボ大尉」
アメリアの毒舌を聞きながらかなめは頭を掻きつつ振り返った。
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そんなアメリアの言葉に耳を貸す気はないとでも言うようにかなめは投票用紙を持って一番広い会議室を目指す。かなめが扉のセキュリティーを解除すると、一行は部屋に入った。
「ここが一番静かに会議ができるだろ?」
そう言うとかなめは椅子を入ってきた面々に渡す。誠、アメリア、かなめ、カウラ、サラ、島田、かえで、リン、アンの主だった面子がその髪を手に取った。
「そこで皆さんに5つくらい例を挙げてもらってそれで投票で決めるってのが一番手っ取り早いような気がするんだけどな」
そう言うとかなめは早速何か言いたげなサラの顔を見つめた。
「合体ロボが良いわよ!かっこいいの!私は好きなんだ……正人と付き合うようになって、機械っていいなあって思うようになって……その集大成としての合体ロボ。ロマンがあるでしょ?」
目を輝かせてサラが叫んだ。面倒くさそうな顔でかなめはサラを見つめる。だが、サラはかなめを無視してアメリアに期待一杯の視線を投げかけた。
「私は最後でいいわよ。もう心の中では決まってるから。その方がインパクトが有るし」
そう言うとやけに余裕を感じさせる雰囲気のアメリアは隣のカウラを見つめた。アメリアに見つめられてしばらく考えた後、カウラはようやく口を開いた。
「最近ファンタジー物の小説を読んでるからそれで頼む。最近はまってるパチンコ台がそれを題材にしたものらしい。実に興味深かった」
カウラは一言意見を言ってやり遂げたと言う表情を浮かべていた。その瞳が正面に座っているかなめに向かった。そこに挑発的な意図を見つけたのか、突然立ち上がったかなめは手で拳銃を撃つような格好をして見せた。
「やっぱこれだろ?うちは武装警察。銃器はお手のもんだろ?その技術を生かさねえ手はねえわけだ。合体ロボ?ファンタジー?うちの05式は合体なんかしねえし、ファンタジーはただのオタクの妄想。そんなもんに付き合うつもりはねえな」
かなめは自己中心的なので自分の意見に誰もが賛成すると決め付けてそう言った。
「銃ねえ……強盗でもするの?かなめちゃんはお金には困って無いでしょ」
突っ込むアメリアをかなめはにらみつけた。
「冗談よ、かなめちゃんも本当にすぐに真に受けて。刑事もののアクションね。うちなら法術特捜の茜ちゃんとかからネタを分けてもらえるかもしれないかもね。あっちはいろいろ捕物(とりもの)の経験もあるだろうし」
アメリアはそう言うとメモ帳にかなめの意見を書き付けた。
「そうですね……あちらはうちよりもより警察官に近いお仕事をしていますから。まあ、法術なんて言う銃よりよっぽど厄介なものを使って暴れる犯人を相手にするんですけど」
誠は愛想笑いでそれに相槌を入れた。
「はい、刑事物と」
そう言うとかなめの後ろのモニターに『西園寺 刑事物』と言う表示が浮かんでいた。
「えーと。ロボ、ファンタジー、刑事物と。おい、神前。お前は何がしたい」
そう言ってかなめが振り向いた。誠は周りからの鋭い視線にさらされた。まずタレ目のかなめだが、彼女に同意すれば絶対に無理するなとどやされるのは間違いなかった。誠の嗜好は完全にばれていた。いまさらごまかすわけには行かない。
カウラの意見だが、ファンタジーの分野は誠にとってはあまり得意な分野では無かった。彼女が時々アニメや漫画とかを誠やアメリアの影響で見るようになってきたのは知っているが、その分野はきれいに誠の抑えている分野とは違うものだった。
サラ。彼女については何も言う気は無かった。サラが実はロボットモノ好きはかなり前から知っていたが、正直あの暑苦しい熱血展開が誠の趣味とは一致しなかった。
「少女が見て感動できる作品。それは永遠の名作『ベルサイユのばら』だとおもうのだがどうだろうか?」
突然口を開いたのはかえでだった。
「ベルばら?甲武でも少女歌劇の定番だからな。でも少女歌劇って女子しかいねえじゃねえか。島田とか整備部の連中はどうすんだよ。うちは人数的には野郎の方が倍居るんだぞ。それを役名無しの群衆役でこき使う訳か?本当にかえでは男には厳しいな」
かなめはかえでの思い付きに呆れたようにそう言ってため息をついた。
「あの野蛮人共はいないことにしてくれないか?うちの部隊には戦争の悲劇が生み出した悲劇の美しい女性達、ラスト・バタリオンで構成された運航部が有る。全員が少女歌劇の練習生に選ばれてもおかしくない美女ぞろいだ。そのメンバーだけで二時間の映画を回すぐらいの事はたやすいことだと思うがどうだろうか?僕にとって必要な男性は『許婚』である神前曹長だけだ。後の男がどうなろうが知ったことではない」
かなめの反論にかえではあっさりとそう切って捨てた。
「その野蛮人から言わせてもらいますけどね、じゃあ、神前の野郎は何の役で出るんです?やっぱりこいつも野郎だから裏方ですか?」
嫌味のつもりで島田はかえでに向けてそう言った。
「配役は決まっているさ!僕がアンドレ、リンがオスカル!二人の愛の物語が展開する素晴らしいだろ?」
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「おいおいおい、じゃあ本当に女しか出ねえ映画になるじゃねえか。それと何度も言うようだけどベッドシーンは無しな。これは子供も見る映画だし、甲武の少女歌劇にもベッドシーンはねえからな」
自己陶酔に浸る妹にかなめは思わずツッコミを入れた。
「大丈夫だよ。僕も甲武の少女歌劇のような作品をつくってみたいと思ってるんだ。そして僕の『許婚』である神前曹長とお姉さまには重要な役を演じてほしいんだ」
かえでは今にも歌いだしそうな調子でそう言った。
「へー、アタシと神前は何の役なんだ?気になるじゃねえか。一応聞いてやろう」
かなめはこめかみを怒りに震わせながら声を絞り出すようにしてそう言った。
「マリー・アントワネットとルイ十六世」
かえではやけにあっさりとそう言い切った。
「どっちもギロチンで首ちょんぱじゃねえか!なんでそんな役やらなきゃならねえんだよ!アタシは降りる!そんな役なら絶対出ねえからな!確かにマリー・アントワネットは重要な役だけど最期が頂けねえ!ギロチンなんてうんざりだ!」
かなめは怒りに任せて机を壊しかねない勢いで叩きつけた。ただ、物を壊し過ぎることで何度も始末書を書かされているかなめも学習してきてなんとか机は無事で済んだ。
怒りに震えるかなめを見て一同はこれ以上の意見は無用と言う結論に達していた。
そこで誠はこれまで沈黙を守って来たアメリアを見た。
明らかに誠の出方をうかがっていた。美少女系でちょっと色気があるものを好むところなど趣味はほとんど被っていた。あえて違うところがあるとすれば神前は原作重視なのに対し、アメリアはコメディータッチで笑えるものに傾倒しているということだった。
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