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第5話
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「赤坂」
「はい?」
呼吸が整った中野ハヤトは、赤坂ミノルに話しかけてきた。
「これで『付き合わない』というのはないよな?」
ミノルは既に下着を着て横で座っていたが、ハヤトはまだ全裸。布団の上にあおむけのまま、そして右前腕を顔の上に乗せていた。
「んー、そうですね。何日か考えさせてもらってからの返事でもいいですか?」
「お前、ここまでやっといてそれか。いい加減に覚悟決めろっての」
ハヤトの体はすっかり弛緩しており、一つ大きく息を吐いたことが腹部の動きでよくわかった。
「まあまあ。あ、それより先輩」
「ん?」
「朝の音声アラーム、今さっきの先輩のあえぎ声に変更しますけどいいですよね? フィニッシュのドデカイやつで」
ハヤトが顔に乗せていた右腕をずらしながら頭を上げ、ミノルを見る。
そのミノルの右手には、ICレコーダー。
「いつのまに録ってたんだよ」
「さっき途中でウエットティッシュ取りに行くときに、こっそりICレコーダーも持ってきてまして」
「……」
「いいってことでいいですね?」
ハヤトはまた息を吐きながら、頭を布団に落下させた。
「いいけど親バレしても知らんぞ」
(終わり)
「はい?」
呼吸が整った中野ハヤトは、赤坂ミノルに話しかけてきた。
「これで『付き合わない』というのはないよな?」
ミノルは既に下着を着て横で座っていたが、ハヤトはまだ全裸。布団の上にあおむけのまま、そして右前腕を顔の上に乗せていた。
「んー、そうですね。何日か考えさせてもらってからの返事でもいいですか?」
「お前、ここまでやっといてそれか。いい加減に覚悟決めろっての」
ハヤトの体はすっかり弛緩しており、一つ大きく息を吐いたことが腹部の動きでよくわかった。
「まあまあ。あ、それより先輩」
「ん?」
「朝の音声アラーム、今さっきの先輩のあえぎ声に変更しますけどいいですよね? フィニッシュのドデカイやつで」
ハヤトが顔に乗せていた右腕をずらしながら頭を上げ、ミノルを見る。
そのミノルの右手には、ICレコーダー。
「いつのまに録ってたんだよ」
「さっき途中でウエットティッシュ取りに行くときに、こっそりICレコーダーも持ってきてまして」
「……」
「いいってことでいいですね?」
ハヤトはまた息を吐きながら、頭を布団に落下させた。
「いいけど親バレしても知らんぞ」
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