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第10話 出会い
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ゼノアはゴルド水産で働き出してからスキルが増えていった。スキル神官によって経験した事がスキルとして覚える事が出来たのだ。だがゼノアはルガルとの勝負で力不足を感じ身体能力系のスキルを眺めていた。
(スキルポイント300)
〈腕力強化1〉〈体力強化1〉〈脚力強化1〉
〈魔力強化1〉〈物理防御1〉〈魔法防御1〉
(うーん・・スキルポイント300か・・・スキルって経験した事が身に付くんだよね。そこから慣れて上手くなってレベルが上がるんだ。だから身体能力系のスキルは仕事をしてたり身体を鍛えていれば皆んな持っててもおかしくないって事だよね・・それに実際覚えたしね。ならわざわざポイントを使って覚える必要はないか・・・)
しかしこの時ゼノアはスキル取得を軽く考えていた。後にそれがこの世界では大きな間違いである事に気付く事になるのだった・・・
「おらぁ!!ルガル!!リザール!!アンガ!!さっさと運べぇ!!魚が腐っちまうぞ!!」
どかぁ!ごすっ!どこぉ!
「ぐがっ!」「あぐっ!」「げひっ!」
今朝から港にゴルドに尻を蹴られながら魚籠を運ぶルガル達の姿があった。あの日賭けに負けて無一文になったルガル達はゴルドに食堂の代金を立替てもらった。そしてその代金を返す為にゴルド水産で働く事になったのだ。
「く、くそっ!!何で俺が・・お前等が全財産賭けるからこんな事になったんだぞ?!」
「今更なんだ!!お前が負けるからこんな事になったんだろう?!」
「そうだ!!お前を信じて掛けたんだぞ?!お前だって乗り気だったじゃないか!!」
「な、何だと?!」
「おい!!お前等ぁぁぁ!!駄弁ってないでさっさと運べぇぇぇ!!」
ごすっ!ごぉん!ごつっ!
「あぐっ!」「がっ!!」「ぐへっ!」
歩みの遅いルガル達の頭にゴルドの鉄拳が落とされる!!そしてそれを横目にゼノアが大きな魚籠を抱えて足取り軽くルガル達の隣をすり抜けて行く・・・
トトトト・・・
(可哀想に・・・頑張って・・・)
「お、おい!あ、あの魚籠・・俺達よりでかいぞ・・・そ、それを・・・あんな足取りで・・」
黄髪のリザールが唖然とゼノアの背中を眺めているとルガルの眉間に皺が寄る。
「くっ!ま、負けるかぁ!!ぬあぁぁぁ!!」
ルガルがゼノアに張り合い魚籠を真っ赤な顔で抱えるとズンズン歩き出す。
「仕方ない・・さっさと終わらせよう・・くっ!!」
それに釣られてリザールとアンガも必死に魚籠を運ぶのであった。
「よし!運び終わったな!!昼飯だ!!」
最後の魚籠を運び終えたルガル達がゴルドの声にへたり込む・・
「や、やっと・・・昼・・・う、腕が上がらねぇ・・・」
「う、腕だけじゃない・・ひ、膝が笑い過ぎて立てないぞ・・」
「ご、午後もあるんだろう?こ、こんな状態で大丈夫なのか?」
三人が疲労困憊でへたり込んでいると目の前をゼノアがスキップで通って行く。
「ご飯~~ご飯~~・・・」
緑髪のアンガが疲れた顔でゼノアの背中を見送ると納得したように肩を落とす。
「・・・はぁ・・ルガルが負けた理由が分かる気がするな・・・」
「・・・あぁ・・そうだな。あの歳であの力はあり得ない・・。恐らく固有スキルが上級かもしくは特級スキル・・・それも成長系か強化系なんだろうな・・・」
ルガルは二人のぼやきを聴きながら今まで自分が怠けていた事を痛感していた。そして無意識にゼノアを目標にしている自分がいるのだった。
「くっ・・痛っ・・ふんっ・・ス、スキルなんて関係ないぜ・・・要は強ければ良いんだ・・・と、取り敢えず飯だ・・・」
ルガルはヨロヨロと立ち上がり筋肉痛で思うように動かない身体を引き摺りながら『港食堂』へと向かうのだった・・・
「ゴルドさん!ごちそうさまでした!」
ゼノアがお昼ご飯を食べ終わり椅子から飛び降りると笑顔でゴルドに頭を下げる。
「おう!!気を付けて帰れよ!・・・と言ってもこの街でお前をどうこう出来る奴なんかいねぇがな!!わっはっはっはぁ!!!!」
そう言ってゴルドがゼノアの頭をガシガシと撫でる。
(あうぅぅ・・・力の加減をして欲しいよね・・・本当に禿げそうだよ・・・)
「ま、待てよ!!あいつはもう帰るのか?!午後の仕事はどうするんだよ?!」
ルガルが思わず声を上げる。
「ん?!言ってなかったか?!ゼノアはここで午前中だけ職業訓練をしているんだ。それに・・・ゼノアは午前中でお前等の何倍も仕事をこなしていると思うがな?」
「ぐっ・・・くそっ・・・」
ルガルは奥歯を噛み締めゼノアの背中を睨みつけるのだった。
ゼノアが『港食堂』から出るとシーラがゼノアを見付けて笑顔で両腕を広げる。
「ゼノアちゃん!!お疲れさまぁー!!」
「あっ!!シーラさん!!」
ゼノアはシーラを見付けると躊躇無くシーラの胸へと飛び込み癒しの時間を堪能する。
「ふんふんふんふんふんふん・・・・」
(これだよ!これで仕事の憂さ晴らしするのが一番だよね・・・あれ?何か視線を感じる・・・)
ゼノアが辺りを見回すと何とも言えない表情でこちらを見つめる女性達がいた。
(わ、私のゼノアちゃんを・・・)
(な、何よあの女・・・羨ましい・・)
(あふっ・・・やっぱり可愛い・・・)
シーラとゼノアは嫉妬の眼差しで見る女性達を後に手を繋いで歩き出すのだった。
「ゼノアちゃん。仕事は辛く無い?」
「うん!大丈夫!みんな優しくしてくれるよ!」
シーラは笑顔で答えるゼノアに安心した。本来『ゲイブル人材派遣』ではゼノアの場合、3歳から2年間の職業訓練を行った後、領主ガベル・セルバン子爵の伝手で適正にあった職場へと修行に出されるのが普通であった。今回のゼノアの例は異例中の異例である。
「ゼノアちゃん。今日は領主様のお屋敷に招待されているの。領主様がゼノアちゃんに会いたいんだって!」
「えっ?領主様?」
(確か『ゲイブル人材派遣』を管理しているのが領主さんだったね・・・一体何のようだろう・・・でも確かに目立つよね・・・これも全てはゴルドさんのせいだ・・・本当にもう・・・)
ゼノアがぶつぶつと心の声を漏らして歩いていると数十メートル先で人集りが出来ているのに気付いた。
(何だ?あの人集りは・・また面倒事じゃなければ良いけど・・・)
ゼノアはフラグの立つような想像をしながら人集りへと進む。するとシーラも気付き首を傾げる。
「あら?・・・何の騒ぎかしら・・・」
見れば人集りの中心には銀色の美しい髪の女性に向かい金色の鎧を纏い周りに3人の色気漂う女性を侍らせ金髪をかき揚げる男がいた。
「お嬢さん!!貴方は運が良い!このBランク冒険者エビラス・サーランドの目に止まるとは!!今宵、私のベットに入る事を許そう!!」
「なっ?!お断りよ!消えなさい!私は忙しいのよ!変態の相手をしている暇は無いの!そこをどいて!」
「おっと!そうは行かないよ!僕は欲しいと思った物は必ず手に入れないと気が済まないんだ!是が非でも僕のベットに来てもらうよ。何なら腕尽くでもね・・・」
エビラスはいやらしい顔で舌なめずりをしながら女性の行手を阻み剣を抜いた・・・
野次馬達は汚物を見るような目でエビラスを見ていた。しかし皆Bランクの冒険者の力を恐れ何も言えないのだった。高ランクの冒険者は国から重宝され待遇面も良い。小さな問題であれば不問とされる事も少なくないのだった。
(うぇ・・吐き気がする程のクズだね・・・)
「かっこ悪っ・・・」
固まるシーラを他所にゼノアは心の声を漏らした・・・するゼノアの言葉にエビラスが過敏に反応し振り返る。
「むっ?!誰だ?!このエビラス・サーランドを侮辱した奴は!!出て来い!!」
すると振り返ったエビラスとゼノアの目が合った。
(あ・・・)
「ふん。お前か?このBランク冒険者エビラス・サーランドを侮辱したのは?例え子供だろうと容赦はしないぞ?」
エビラスがゼノアに剣先を向けるとシーラが間に割って入る。
「こんな小さな子供に向かって何をするんですか!!」
立ちはだかったシーラをエビラスは品定めをするように舐め回すように眺めた。
「ふーん・・このガキの親か?良いじゃないか。決めたぞ!このガキを許す代わりにお前も僕のベットに来てもらうぞ!」
「うえっ?!」
エビラスはいやらしい顔で怯えるシーラの胸に剣先を向けた。
(こ、こいつ・・・シーラさんに剣を・・・)
「この!シーラさんから離れろ!!」
次の瞬間、ゼノアは地面を蹴り全力のタックルを放つとゼノアの肘が鎧の間をすり抜けエビラスの股間にめり込む!
ドメキャッ!!
「ぐえあぁぁぁぁぁ・・・・」
エビラスは堪らず股間を押さえ内股で両膝を付くと激痛に悶えて蹲った。
「シーラさん!!お姉さん!逃げよう!」
「うえっ?!」
「えっ?!えぇ・・・そうね!」
「ぐぅぅっ・・・ま、待てぇぇ・・」
ゼノアが駆け出すとシーラと銀髪の女性は苦悶の表情で座り込むエビラスを無視してその場から駆け出し走り去るのであった。
(スキルポイント300)
〈腕力強化1〉〈体力強化1〉〈脚力強化1〉
〈魔力強化1〉〈物理防御1〉〈魔法防御1〉
(うーん・・スキルポイント300か・・・スキルって経験した事が身に付くんだよね。そこから慣れて上手くなってレベルが上がるんだ。だから身体能力系のスキルは仕事をしてたり身体を鍛えていれば皆んな持っててもおかしくないって事だよね・・それに実際覚えたしね。ならわざわざポイントを使って覚える必要はないか・・・)
しかしこの時ゼノアはスキル取得を軽く考えていた。後にそれがこの世界では大きな間違いである事に気付く事になるのだった・・・
「おらぁ!!ルガル!!リザール!!アンガ!!さっさと運べぇ!!魚が腐っちまうぞ!!」
どかぁ!ごすっ!どこぉ!
「ぐがっ!」「あぐっ!」「げひっ!」
今朝から港にゴルドに尻を蹴られながら魚籠を運ぶルガル達の姿があった。あの日賭けに負けて無一文になったルガル達はゴルドに食堂の代金を立替てもらった。そしてその代金を返す為にゴルド水産で働く事になったのだ。
「く、くそっ!!何で俺が・・お前等が全財産賭けるからこんな事になったんだぞ?!」
「今更なんだ!!お前が負けるからこんな事になったんだろう?!」
「そうだ!!お前を信じて掛けたんだぞ?!お前だって乗り気だったじゃないか!!」
「な、何だと?!」
「おい!!お前等ぁぁぁ!!駄弁ってないでさっさと運べぇぇぇ!!」
ごすっ!ごぉん!ごつっ!
「あぐっ!」「がっ!!」「ぐへっ!」
歩みの遅いルガル達の頭にゴルドの鉄拳が落とされる!!そしてそれを横目にゼノアが大きな魚籠を抱えて足取り軽くルガル達の隣をすり抜けて行く・・・
トトトト・・・
(可哀想に・・・頑張って・・・)
「お、おい!あ、あの魚籠・・俺達よりでかいぞ・・・そ、それを・・・あんな足取りで・・」
黄髪のリザールが唖然とゼノアの背中を眺めているとルガルの眉間に皺が寄る。
「くっ!ま、負けるかぁ!!ぬあぁぁぁ!!」
ルガルがゼノアに張り合い魚籠を真っ赤な顔で抱えるとズンズン歩き出す。
「仕方ない・・さっさと終わらせよう・・くっ!!」
それに釣られてリザールとアンガも必死に魚籠を運ぶのであった。
「よし!運び終わったな!!昼飯だ!!」
最後の魚籠を運び終えたルガル達がゴルドの声にへたり込む・・
「や、やっと・・・昼・・・う、腕が上がらねぇ・・・」
「う、腕だけじゃない・・ひ、膝が笑い過ぎて立てないぞ・・」
「ご、午後もあるんだろう?こ、こんな状態で大丈夫なのか?」
三人が疲労困憊でへたり込んでいると目の前をゼノアがスキップで通って行く。
「ご飯~~ご飯~~・・・」
緑髪のアンガが疲れた顔でゼノアの背中を見送ると納得したように肩を落とす。
「・・・はぁ・・ルガルが負けた理由が分かる気がするな・・・」
「・・・あぁ・・そうだな。あの歳であの力はあり得ない・・。恐らく固有スキルが上級かもしくは特級スキル・・・それも成長系か強化系なんだろうな・・・」
ルガルは二人のぼやきを聴きながら今まで自分が怠けていた事を痛感していた。そして無意識にゼノアを目標にしている自分がいるのだった。
「くっ・・痛っ・・ふんっ・・ス、スキルなんて関係ないぜ・・・要は強ければ良いんだ・・・と、取り敢えず飯だ・・・」
ルガルはヨロヨロと立ち上がり筋肉痛で思うように動かない身体を引き摺りながら『港食堂』へと向かうのだった・・・
「ゴルドさん!ごちそうさまでした!」
ゼノアがお昼ご飯を食べ終わり椅子から飛び降りると笑顔でゴルドに頭を下げる。
「おう!!気を付けて帰れよ!・・・と言ってもこの街でお前をどうこう出来る奴なんかいねぇがな!!わっはっはっはぁ!!!!」
そう言ってゴルドがゼノアの頭をガシガシと撫でる。
(あうぅぅ・・・力の加減をして欲しいよね・・・本当に禿げそうだよ・・・)
「ま、待てよ!!あいつはもう帰るのか?!午後の仕事はどうするんだよ?!」
ルガルが思わず声を上げる。
「ん?!言ってなかったか?!ゼノアはここで午前中だけ職業訓練をしているんだ。それに・・・ゼノアは午前中でお前等の何倍も仕事をこなしていると思うがな?」
「ぐっ・・・くそっ・・・」
ルガルは奥歯を噛み締めゼノアの背中を睨みつけるのだった。
ゼノアが『港食堂』から出るとシーラがゼノアを見付けて笑顔で両腕を広げる。
「ゼノアちゃん!!お疲れさまぁー!!」
「あっ!!シーラさん!!」
ゼノアはシーラを見付けると躊躇無くシーラの胸へと飛び込み癒しの時間を堪能する。
「ふんふんふんふんふんふん・・・・」
(これだよ!これで仕事の憂さ晴らしするのが一番だよね・・・あれ?何か視線を感じる・・・)
ゼノアが辺りを見回すと何とも言えない表情でこちらを見つめる女性達がいた。
(わ、私のゼノアちゃんを・・・)
(な、何よあの女・・・羨ましい・・)
(あふっ・・・やっぱり可愛い・・・)
シーラとゼノアは嫉妬の眼差しで見る女性達を後に手を繋いで歩き出すのだった。
「ゼノアちゃん。仕事は辛く無い?」
「うん!大丈夫!みんな優しくしてくれるよ!」
シーラは笑顔で答えるゼノアに安心した。本来『ゲイブル人材派遣』ではゼノアの場合、3歳から2年間の職業訓練を行った後、領主ガベル・セルバン子爵の伝手で適正にあった職場へと修行に出されるのが普通であった。今回のゼノアの例は異例中の異例である。
「ゼノアちゃん。今日は領主様のお屋敷に招待されているの。領主様がゼノアちゃんに会いたいんだって!」
「えっ?領主様?」
(確か『ゲイブル人材派遣』を管理しているのが領主さんだったね・・・一体何のようだろう・・・でも確かに目立つよね・・・これも全てはゴルドさんのせいだ・・・本当にもう・・・)
ゼノアがぶつぶつと心の声を漏らして歩いていると数十メートル先で人集りが出来ているのに気付いた。
(何だ?あの人集りは・・また面倒事じゃなければ良いけど・・・)
ゼノアはフラグの立つような想像をしながら人集りへと進む。するとシーラも気付き首を傾げる。
「あら?・・・何の騒ぎかしら・・・」
見れば人集りの中心には銀色の美しい髪の女性に向かい金色の鎧を纏い周りに3人の色気漂う女性を侍らせ金髪をかき揚げる男がいた。
「お嬢さん!!貴方は運が良い!このBランク冒険者エビラス・サーランドの目に止まるとは!!今宵、私のベットに入る事を許そう!!」
「なっ?!お断りよ!消えなさい!私は忙しいのよ!変態の相手をしている暇は無いの!そこをどいて!」
「おっと!そうは行かないよ!僕は欲しいと思った物は必ず手に入れないと気が済まないんだ!是が非でも僕のベットに来てもらうよ。何なら腕尽くでもね・・・」
エビラスはいやらしい顔で舌なめずりをしながら女性の行手を阻み剣を抜いた・・・
野次馬達は汚物を見るような目でエビラスを見ていた。しかし皆Bランクの冒険者の力を恐れ何も言えないのだった。高ランクの冒険者は国から重宝され待遇面も良い。小さな問題であれば不問とされる事も少なくないのだった。
(うぇ・・吐き気がする程のクズだね・・・)
「かっこ悪っ・・・」
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「むっ?!誰だ?!このエビラス・サーランドを侮辱した奴は!!出て来い!!」
すると振り返ったエビラスとゼノアの目が合った。
(あ・・・)
「ふん。お前か?このBランク冒険者エビラス・サーランドを侮辱したのは?例え子供だろうと容赦はしないぞ?」
エビラスがゼノアに剣先を向けるとシーラが間に割って入る。
「こんな小さな子供に向かって何をするんですか!!」
立ちはだかったシーラをエビラスは品定めをするように舐め回すように眺めた。
「ふーん・・このガキの親か?良いじゃないか。決めたぞ!このガキを許す代わりにお前も僕のベットに来てもらうぞ!」
「うえっ?!」
エビラスはいやらしい顔で怯えるシーラの胸に剣先を向けた。
(こ、こいつ・・・シーラさんに剣を・・・)
「この!シーラさんから離れろ!!」
次の瞬間、ゼノアは地面を蹴り全力のタックルを放つとゼノアの肘が鎧の間をすり抜けエビラスの股間にめり込む!
ドメキャッ!!
「ぐえあぁぁぁぁぁ・・・・」
エビラスは堪らず股間を押さえ内股で両膝を付くと激痛に悶えて蹲った。
「シーラさん!!お姉さん!逃げよう!」
「うえっ?!」
「えっ?!えぇ・・・そうね!」
「ぐぅぅっ・・・ま、待てぇぇ・・」
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