12 / 102
第12話 ガベル・セルバン子爵
しおりを挟む
「ふん。冒険者の面汚しめ。殺されなかっただけでも有り難く思え!」
「くそぉぉぉ!!!痛えぇぇぇっっ!!許さんぞぉぉぉぉぉ!!!!くそぉぉぉ!!」
ガベル・セルバン子爵はのたうち回るエビラス・サーランドを一瞥してゼノアの前に立つと腰を屈め頬を緩ませる。
「私がこのゲイブルの街の領主ガベル・セルバンだ。君が噂のゼノア君だね?」
(うわ・・・さっきの雰囲気からこの変わりよう・・・もし何か粗相があったら・・)
ゼノアはさっき見たセルバンの笑顔の裏側を想像し肩に力が入る。
「は、はい!!こ、こんにちは!!ゼ、ゼノアと言いましゅ・・・」
(あ・・噛んだ・・・)
「ふふ。そんなに緊張しなくて良い。君はお客なのだからな。」
そう言うとセルバン子爵は頬を緩ませて緊張で固まっているゼノアの頭に優しく手を乗せた。するとガベル・セルバン子爵の眉が跳ね上がる・・・
(・・むっ・・・この歳でこの力強さ・・その上・・この魔力・・・あり得えん・・本当に3歳の子供なのか?!)
(あれ・・・この反応は・・初めてゴルドさんと会った時と似ているような・・・)
セルバン子爵もゼノアの力に気付いた。何気なく立っているように見えて地に根が張ったように揺るぎない力と並の冒険者でも持ち得ない魔力を感じたのだ。セルバン子爵はゼノアの力に驚きを隠せないでいた。
「あの・・どうかされましたか?」
シーラがゼノアの頭に手を乗せたまま動かないセルバン子爵に声をかけるとびっくりするように我に返り立ち上がった。
「んっ・・あぁ・・何でもない。さあ!屋敷に案内しよう・・・」
「あっ!!!」
セルバン子爵が立ちあがろうとすると突然ゼノアが声を上げた。
ゼノアの声にセルバン子爵が振り向くとさっきまでのたうち回っていたエビラス・サーランドが片腕で剣を構え殺気を剥き出しにして突進して来るのが目に映るのだった。
「くっ!!しまったっ!!」
「よくもやってくれたなぁぁぁ!!取り敢えず死ねぇぇぇ!!!」
「危ない!!!」
「お父様!!!」
ゼノアに気を取られエビラス・サーランドの殺気に気付かずに不意を突かれたセルバン子爵は剣を抜く事も避ける事も出来ずにスローモーションのように自分の胸元に剣先が迫るのを見ている事しか出来なかった。だが剣先が胸に突き刺さるその刹那・・視界の淵にゼノアの姿を捉えるのだった・・・
(なっ?!ゼノア君?!)
(・・・こいつ!!いい加減にしろ!!)
ゼノアは臆する事なく突進するエビラス・サーランドの前に出た。そして全力で地面を踏み込み両手を突き出しエビラス・サーランドの腹部へとその力を解放した!!
「お前なんか飛んでけぇぇぇぇ!!!」
ずどおぉぉぉん!!
「ごふべぇぇぇぇぇ!!!!」
ゼノアが突き出した両手はエビラス・サーランドの自慢の鎧に二つの窪みを造る!!その衝撃でエビラス・サーランドは胃の中の物を撒き散らせながら放物線を描き吹っ飛んで行った。
・・・どがざぁぁぁぁ・・・
「・・・うっ・・くっ・・な・・何が・・・どうなっ・・た・・・あ、あいつは・・ぐふっ・・・」
エビラス・サーランドは訳も分からず数メートル先の地面に転がった。そして冷たく見下すような目のゼノアを目に焼き付け意識を手放すのであった・・・
そしてシーラとアメリ、そして野次馬達が目の前で起きた一瞬出来事に声も無く唖然としていた。
「ふう。領主様。お怪我はありませんか?」
そしてガベル・セルバン子爵も屈託の無い笑顔で振り向くゼノアに呆気に取られるばかりで声を出す事を忘れていた。
(・・・あ、あの刹那にこの子は躊躇なく私を守るために・・・それに曲がりなりにもBランク冒険者の突進を3歳の子供が跳ね返しただと・・・し、信じられん・・・)
「お父様!!!」
混乱して考えが纏まらないセルバン子爵にアメリが飛び付いた。
「お父様!お怪我は?!」
「あ、あぁ・・ゼノア君のお陰で擦り傷で済んだ・・・」
見ればセルバン子爵の心臓の位置に服が斬られ血が滲んでいた。
「お父様!!!大変!!早く治療を!!」
「だ、大丈夫だ!この程度大した事はない。それよりも早くあいつを拘束するんだ。また何をしでかすか分からんからな!」
「は、はい!お父様!」
街の男達も手伝いエビラスサーランドを拘束すると、ほどなくして警備隊が到着した。事情を話すと後日詳しく聞くと話を終えた。そしてエビラス・サーランドは意識を失ったまま引き摺られるように連れて行かれて行くのだった。
ゼノア達は領主邸へと案内され大きな両開きの門を潜るとセルバン親子が執事とメイド達に出迎えられた。
「旦那様お帰りなさいませ・・・」
切れの良い礼をしようとした執事がゼルバン子爵の血の滲んだ胸元に目が行く。
「旦那様!!お怪我を?!直ぐに治療を!!」
「大丈夫だ。大した事は無・・・」
執事はセルバン子爵の次の言葉が分かっていたかのように一歩前に出る。
「いけません!!軽い傷でも悪化する事もあります!さあ!旦那様こちらへ!!」
執事は半ば強引に屋敷へと促すのであった。
「セルジュ!分かったから慌てるな。あの2人は私の客人だ。丁重に頼むぞ!なにせ私の命の恩人だからな!」
急ぎ主人を治療を最優先にしてゼノアとシーラに背を向けていたセルジュが主人の命の恩人と聞き高速で身体ごと振り向いた・・
ざさっ!!
「な、なんと・・・こ、これは挨拶もぜずに失礼致しました。今は急ぎますので、また後ほど改めましてご挨拶させて頂きます。」
「セルジュ、大丈夫よ!私が案内するから。お父様をよろしくね。」
「お嬢様。ありがとうございます。それでは失礼いたします。」
セルジュはゼノアとシーラに深々と頭を下げると直ぐにセルバン子爵を屋敷へと付き添って行った。
「さあ!行きましょうか。案内するわ!」
残されたゼノアとシーラがアメリに案内されて屋敷へと向かおうとするとゼノアは先程までのやり取りなど気にもせず目を輝かせて領主邸を見回していた。
「アメリさん!凄く大きいお屋敷だね!!あんな大きな噴水があるお庭なんて見た事がないよ!」
「そうなの?じゃあ後でお庭を見せてあげるわ!」
アメリが中腰になり笑顔でゼノアの頭を撫でるとアメリの深い谷間が目の前に現れる・・
「う、うん!ありがとう!」
(おっふ・・・確かに・・・凄く大きいね・・・)
「くそぉぉぉ!!!痛えぇぇぇっっ!!許さんぞぉぉぉぉぉ!!!!くそぉぉぉ!!」
ガベル・セルバン子爵はのたうち回るエビラス・サーランドを一瞥してゼノアの前に立つと腰を屈め頬を緩ませる。
「私がこのゲイブルの街の領主ガベル・セルバンだ。君が噂のゼノア君だね?」
(うわ・・・さっきの雰囲気からこの変わりよう・・・もし何か粗相があったら・・)
ゼノアはさっき見たセルバンの笑顔の裏側を想像し肩に力が入る。
「は、はい!!こ、こんにちは!!ゼ、ゼノアと言いましゅ・・・」
(あ・・噛んだ・・・)
「ふふ。そんなに緊張しなくて良い。君はお客なのだからな。」
そう言うとセルバン子爵は頬を緩ませて緊張で固まっているゼノアの頭に優しく手を乗せた。するとガベル・セルバン子爵の眉が跳ね上がる・・・
(・・むっ・・・この歳でこの力強さ・・その上・・この魔力・・・あり得えん・・本当に3歳の子供なのか?!)
(あれ・・・この反応は・・初めてゴルドさんと会った時と似ているような・・・)
セルバン子爵もゼノアの力に気付いた。何気なく立っているように見えて地に根が張ったように揺るぎない力と並の冒険者でも持ち得ない魔力を感じたのだ。セルバン子爵はゼノアの力に驚きを隠せないでいた。
「あの・・どうかされましたか?」
シーラがゼノアの頭に手を乗せたまま動かないセルバン子爵に声をかけるとびっくりするように我に返り立ち上がった。
「んっ・・あぁ・・何でもない。さあ!屋敷に案内しよう・・・」
「あっ!!!」
セルバン子爵が立ちあがろうとすると突然ゼノアが声を上げた。
ゼノアの声にセルバン子爵が振り向くとさっきまでのたうち回っていたエビラス・サーランドが片腕で剣を構え殺気を剥き出しにして突進して来るのが目に映るのだった。
「くっ!!しまったっ!!」
「よくもやってくれたなぁぁぁ!!取り敢えず死ねぇぇぇ!!!」
「危ない!!!」
「お父様!!!」
ゼノアに気を取られエビラス・サーランドの殺気に気付かずに不意を突かれたセルバン子爵は剣を抜く事も避ける事も出来ずにスローモーションのように自分の胸元に剣先が迫るのを見ている事しか出来なかった。だが剣先が胸に突き刺さるその刹那・・視界の淵にゼノアの姿を捉えるのだった・・・
(なっ?!ゼノア君?!)
(・・・こいつ!!いい加減にしろ!!)
ゼノアは臆する事なく突進するエビラス・サーランドの前に出た。そして全力で地面を踏み込み両手を突き出しエビラス・サーランドの腹部へとその力を解放した!!
「お前なんか飛んでけぇぇぇぇ!!!」
ずどおぉぉぉん!!
「ごふべぇぇぇぇぇ!!!!」
ゼノアが突き出した両手はエビラス・サーランドの自慢の鎧に二つの窪みを造る!!その衝撃でエビラス・サーランドは胃の中の物を撒き散らせながら放物線を描き吹っ飛んで行った。
・・・どがざぁぁぁぁ・・・
「・・・うっ・・くっ・・な・・何が・・・どうなっ・・た・・・あ、あいつは・・ぐふっ・・・」
エビラス・サーランドは訳も分からず数メートル先の地面に転がった。そして冷たく見下すような目のゼノアを目に焼き付け意識を手放すのであった・・・
そしてシーラとアメリ、そして野次馬達が目の前で起きた一瞬出来事に声も無く唖然としていた。
「ふう。領主様。お怪我はありませんか?」
そしてガベル・セルバン子爵も屈託の無い笑顔で振り向くゼノアに呆気に取られるばかりで声を出す事を忘れていた。
(・・・あ、あの刹那にこの子は躊躇なく私を守るために・・・それに曲がりなりにもBランク冒険者の突進を3歳の子供が跳ね返しただと・・・し、信じられん・・・)
「お父様!!!」
混乱して考えが纏まらないセルバン子爵にアメリが飛び付いた。
「お父様!お怪我は?!」
「あ、あぁ・・ゼノア君のお陰で擦り傷で済んだ・・・」
見ればセルバン子爵の心臓の位置に服が斬られ血が滲んでいた。
「お父様!!!大変!!早く治療を!!」
「だ、大丈夫だ!この程度大した事はない。それよりも早くあいつを拘束するんだ。また何をしでかすか分からんからな!」
「は、はい!お父様!」
街の男達も手伝いエビラスサーランドを拘束すると、ほどなくして警備隊が到着した。事情を話すと後日詳しく聞くと話を終えた。そしてエビラス・サーランドは意識を失ったまま引き摺られるように連れて行かれて行くのだった。
ゼノア達は領主邸へと案内され大きな両開きの門を潜るとセルバン親子が執事とメイド達に出迎えられた。
「旦那様お帰りなさいませ・・・」
切れの良い礼をしようとした執事がゼルバン子爵の血の滲んだ胸元に目が行く。
「旦那様!!お怪我を?!直ぐに治療を!!」
「大丈夫だ。大した事は無・・・」
執事はセルバン子爵の次の言葉が分かっていたかのように一歩前に出る。
「いけません!!軽い傷でも悪化する事もあります!さあ!旦那様こちらへ!!」
執事は半ば強引に屋敷へと促すのであった。
「セルジュ!分かったから慌てるな。あの2人は私の客人だ。丁重に頼むぞ!なにせ私の命の恩人だからな!」
急ぎ主人を治療を最優先にしてゼノアとシーラに背を向けていたセルジュが主人の命の恩人と聞き高速で身体ごと振り向いた・・
ざさっ!!
「な、なんと・・・こ、これは挨拶もぜずに失礼致しました。今は急ぎますので、また後ほど改めましてご挨拶させて頂きます。」
「セルジュ、大丈夫よ!私が案内するから。お父様をよろしくね。」
「お嬢様。ありがとうございます。それでは失礼いたします。」
セルジュはゼノアとシーラに深々と頭を下げると直ぐにセルバン子爵を屋敷へと付き添って行った。
「さあ!行きましょうか。案内するわ!」
残されたゼノアとシーラがアメリに案内されて屋敷へと向かおうとするとゼノアは先程までのやり取りなど気にもせず目を輝かせて領主邸を見回していた。
「アメリさん!凄く大きいお屋敷だね!!あんな大きな噴水があるお庭なんて見た事がないよ!」
「そうなの?じゃあ後でお庭を見せてあげるわ!」
アメリが中腰になり笑顔でゼノアの頭を撫でるとアメリの深い谷間が目の前に現れる・・
「う、うん!ありがとう!」
(おっふ・・・確かに・・・凄く大きいね・・・)
322
あなたにおすすめの小説
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
神の手違い転生。悪と理不尽と運命を無双します!
yoshikazu
ファンタジー
橘 涼太。高校1年生。突然の交通事故で命を落としてしまう。
しかしそれは神のミスによるものだった。
神は橘 涼太の魂を神界に呼び謝罪する。その時、神は橘 涼太を気に入ってしまう。
そして橘 涼太に提案をする。
『魔法と剣の世界に転生してみないか?』と。
橘 涼太は快く承諾して記憶を消されて転生先へと旅立ちミハエルとなる。
しかし神は転生先のステータスの平均設定を勘違いして気付いた時には100倍の設定になっていた。
さらにミハエルは〈光の加護〉を受けておりステータスが合わせて1000倍になりスキルも数と質がパワーアップしていたのだ。
これは神の手違いでミハエルがとてつもないステータスとスキルを提げて世の中の悪と理不尽と運命に立ち向かう物語である。
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
パワハラ騎士団長に追放されたけど、君らが最強だったのは僕が全ステータスを10倍にしてたからだよ。外れスキル《バフ・マスター》で世界最強
こはるんるん
ファンタジー
「アベル、貴様のような軟弱者は、我が栄光の騎士団には不要。追放処分とする!」
騎士団長バランに呼び出された僕――アベルはクビを宣言された。
この世界では8歳になると、女神から特別な能力であるスキルを与えられる。
ボクのスキルは【バフ・マスター】という、他人のステータスを数%アップする力だった。
これを授かった時、外れスキルだと、みんなからバカにされた。
だけど、スキルは使い続けることで、スキルLvが上昇し、強力になっていく。
僕は自分を信じて、8年間、毎日スキルを使い続けた。
「……本当によろしいのですか? 僕のスキルは、バフ(強化)の対象人数3000人に増えただけでなく、効果も全ステータス10倍アップに進化しています。これが無くなってしまえば、大きな戦力ダウンに……」
「アッハッハッハッハッハッハ! 見苦しい言い訳だ! 全ステータス10倍アップだと? バカバカしい。そんな嘘八百を並べ立ててまで、この俺の最強騎士団に残りたいのか!?」
そうして追放された僕であったが――
自分にバフを重ねがけした場合、能力値が100倍にアップすることに気づいた。
その力で、敵国の刺客に襲われた王女様を助けて、新設された魔法騎士団の団長に任命される。
一方で、僕のバフを失ったバラン団長の最強騎士団には暗雲がたれこめていた。
「騎士団が最強だったのは、アベル様のお力があったればこそです!」
これは外れスキル持ちとバカにされ続けた少年が、その力で成り上がって王女に溺愛され、国の英雄となる物語。
倒した魔物が消えるのは、僕だけのスキルらしいです
桐山じゃろ
ファンタジー
日常のなんでもないタイミングで右眼の色だけ変わってしまうという特異体質のディールは、魔物に止めを刺すだけで魔物の死骸を消してしまえる能力を持っていた。世間では魔物を消せるのは聖女の魔滅魔法のみ。聖女に疎まれてパーティを追い出され、今度は魔滅魔法の使えない聖女とパーティを組むことに。瞳の力は魔物を消すだけではないことを知る頃には、ディールは世界の命運に巻き込まれていた。
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
インターネットで異世界無双!?
kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。
その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。
これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる