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第27話 疑いの功労者
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ゴルドは〈ゲイブル人材派遣〉から正式にゼノアを養子として引き取った。シーラの表情が少し寂しく見えたのであった。
数日後・・・
ゴンゴンゴン・・・
じいじと孫が戯れる空間に水を差すようにノックの音が響いた・・・
「ん?誰か来たよ・・・」
一瞬でゴルドの眉間に皺が寄る。
「・・・誰だ・・孫との時間を邪魔する奴は・・くだらねぇ用だったら叩き出してやるぞ・・」
ゴルドがぼやきながら入口の扉へと向かう。
ばぁぁぁん!!
「何だぁぁぁ?!」
ゴルドが力一杯扉を開けるとそこには銀色の鎧を着た男がびっくりしたのかノックの体制のまま固まっていた。
「・・あ・・そ、その・・・」
「なんだ?!俺に何の用だ?!」
ゴルドが男に詰め寄ると男の後ろに茶髪の身なりの良い若い男と腰に豪華な装飾を施した剣を携えた目付きの鋭い少年が立っていた。少年は少し苛立っているように見えた。
茶髪の男がゴルドの前に歩み寄ると一礼する。
「初めまして。私はセルバイヤ王国マリス・リベール宰相直轄の情報収集を任されておりますクロード・ミラゼールと申します。貴方がゴルド殿で間違いありませんか?」
勢いよく出たゴルドはクロードの物腰の柔らかさと丁寧な言葉使いに戸惑う・・
「お、おう。そ、そうだが・・・」
(・・・情報収集か・・・スタンピードの件だな・・ガベルの野郎・・・ちゃんと説明しておけよ・・・)
「そうですか!それでは改めましてこの度のスタンピードの鎮圧並びに魔人の討伐お見事でした。先程セルバン子爵にはお話を伺ったのですが一番の功労者がここにみえると聞きまして参上したのです。」
クロードが軽く一礼すると、背後で苛つきを露わにしていた少年がゴルドの前にズカズカと進み出た。
「おい!とっととそいつを連れて来い!お前等の馬鹿みたいな嘘を暴いてやる!!」
「あっ?!」
ゴルドのこめかみに皺が寄ると慌ててクロードが少年の前に立つ。
「アルセル様!お待ちください!交渉は私がするとお約束したはずです。」
「五月蝿い!!何がオークジェネラルを1人で倒しただ!!更にゴブリンキングを1人で撃退した?!その上悪魔化したミノタウロスを一撃で討伐?!そんなもの嘘に決まっているだろう?!常識で考えろ!!大方、町ぐるみで大嘘を吐いてるに違いないんだ!!」
クロード達はガベルからスタンピードの状況の聞き取りを行ったが二言返事で”はいそうですか”と納得出来る内容ではなかのだ。このまま報告をした所で誰も信じる事が出来ないと思い直接確認しに来たのだった。
「・・こ、この・・・」
我慢の限界を迎えたゴルドがこめかみをヒクつかせながら口を開こうとすると騒ぎを聞いてゼノアが入口からひょっこりと顔を出した。
「・・・ゴルじい・・騒がしいけど何かあったの?」
「・・・お、おぐぅ・・・ゼ、ゼノアか・・・おう!ちょうど良い所に来たな。」
ゴルドはゼノアを背中を押してクロード達の前に立たせた。
「な、なに?どうしたの?」
ゴルドは状況が分からず戸惑うゼノアの頭に手を置く。
「紹介するぜ。あのスタンピードでオークジェネラルを1人で倒しゴブリンキングを撃退した後、悪魔化したミノタウロスを一撃で粉砕し更に魔人マグリアルを討伐したゼノアだ!!」
「「「はぁ?!」」」
クロード達がゼノアを見下ろしたまま固まった。
(ん?・・・あぁ・・この反応はガベルの野郎・・ゼノアの事言ってないのか・・・あぁ・・そう言う事か・・あいつら・・面白れぇじゃねーか・・・)
ゴルドが得意顔でクロード達の反応を待っていると3人の表情があからさまに曇って行く・・・
「ふっ・・馬鹿な・・・」
思わず鎧の男が吐き捨てる。
「だから言っただろう!!俺達は揶揄われているんだ!!こんなガキにオークジェネラルを1人で倒せる訳ないだろう!!お前等!一体どういうつもりだ?!」
「ゴ、ゴルド殿・・・さ、さすがにこれは一体何の冗談ですか?私達は遊びに来ている訳ではないのですよ。」
物腰柔らかだったクロードさえも不信感を募らせた目付きのでゴルドを見据える。
しかしゴルドはその反応を待っていたかのように肩を震わせニヤリと笑う。
「くっくっくっ・・・そうだろうな。普通はそういう反応するだろうな・・・だがなクロードさんよ・・嘘でも冗談でもないぜ!ゼノアはこの俺より強いぜ!・・・何ならお前・・試してみるか?」
ゴルドが鼻で笑った鎧の男に視線を送ると 男はゼノアを見下ろして目を細める。
(あーー・・そういう事か・・・確かに疑われても仕方ないよね・・)
スタンピードで無我夢中で力を振い魔人を倒しゲイブルの町を救った。しかしそれが5歳の子供と聞いて納得する方が難しいのは理解していた。
「・・・ふん。こんなガキ相手に・・・だがここで引き下がればセルバイヤ王国騎士団の名に泥を塗る事になる。」
男はクロードに振り向くと一礼する。
「クロード殿。聞いた通りだ。このゼノアというガキとの模擬戦を許可して頂きたい。」
(えっ?!模擬戦?!・・・うーん・・面倒な事になってきたぞ・・・)
ゼノアがチラリとゴルドを見上げるとやっぱり悪い顔で笑っていた・・・
「・・・いいでしょう。許可します。しかしレイドル殿。貴殿との模擬戦でこの少年の力を測ります。それとくれぐれもやり過ぎないようお願いしますよ?」
「あぁ。分かっている。あんなガキに本気でやる訳ないだろう。化けの皮を剥いでやるだけだ・・」
「はん!こんなガキに俺が出るまでもないわ!レイドル!手加減など要らん!この俺を揶揄った事を思い知らせてやれ!!」
「はっ!!お任せを!」
「ゴルド殿。そちらからの提案をお受けします。このレイドルとの模擬戦にて判断する事とします。よろしいですね?」
クロードが正式に話を纏めてゴルドに確認する。
「あぁ!それでいいぜ!」
ゴルドが二言返事で了承するとゼノアの頭に手を置く。
「ゼノア。手加減してやれよ。お前が本気で戦ったらあんな木偶の方3秒もたねぇからな?くれぐれも・・殺すなよ?」
(あう・・・やらないといけないみたいだね・・・えっと・・取り敢えず・・鑑定っと)
レイドル・アーグランド
Lv 31
称号 重騎士
力 214
体力 220
素早さ 65
魔力 38
【固有スキル】〈上剣技2〉〈堅固2〉〈闘気1〉
〈堅固〉 物理攻撃と魔法攻撃への防御力を強化する。
(・・・あれ?何・・このステータス・・・も、もしかしてこれが普通なのか?・・でも・・それよりあの人の・・・スキル・・ふふっ・・・いいね・・)
ゼノアは3人のステータスを見てゴルド譲りの悪い顔で口角を上げるのであった。
ゲイブルの町の広場にレイドルとゼノアが対峙する。手にはゴルドが用意した木剣が握られていた。
周りには騒ぎを聞きつけた住民達が集まり人だかりになっていた。
「やはりこうなったか・・・ふっ・・あいつ等私の話に全く納得してなかったからな・・・」
「はん!仕方ないわよ。身をもって知るのが一番よ。」
こうなる事が分かっていたらしくガベルとユフィリアがベンチに座り観戦していた。
「よお!お二人さん!こうなる事が分かってだんだよな?だからご希望通りにしてやったぜ!」
ゴルドがニヤリと笑いながら2人の座るベンチに腰を下ろす。
「ふむ。仕方ないだろう・・・あんな話普通なら信じないさ。」
「そうね。・・さて・・あの騎士・・何秒持つかしらね・・・」
3人がゼノアの勝利を確信していると背後から駆けてくる足音と共に声を掛けられる。
「お父様!お母様!!これは一体何事ですか?!」
息を切らして娘のアメリが駆け寄ってくる。その後には執事のセルジュが心配で付いて来ていた。
「ん?アメリか!今から模擬戦が始まるぞ!お前も見て行ったらいい。」
「模擬戦?!」
アメリが目を輝かせて広場に目を向けると対峙する2人を見つけた。しかしその1人がゼノアと分かった瞬間目を見開く・・
「ええっ?!ゼ、ゼノア君が模擬戦?!な、なんて無謀な事を・・・だ、大丈夫なの?・・・相手の人・・・」
アメリもゼノアの規格外の実力は知っていた。アメリはスタンピードの最中両親が心配で広場に駆け付けたのだ。そこで一部始終を目撃していたのだった。
「ふむ。セルジュ。相手は力量はどうだ?」
セルジュは言われる前に相手の3人を鑑定していた。
「ふっ・・・旦那様。まるでお話になりません。例えるならゴブリンがオーガに戦を挑むようなものです・・・ですが・・恐らくゼノア君は・・・」
セルジュが言いかけた言葉を元S級冒険者3人は理解していた・・・
「ゼノアも中々いい性格してるぜ・・・」
「ふっ。恐らく・・・だろうな・・・」
「まず・・・あいつの・・って事ね・・」
「えっ?!どういう事?!私にも分かるように教えてよ!?」
「貴方もここへ座って見ていなさい。見ていれば分かるわ。」
「・・・もう・・」
アメリは頬を膨らませてユフィリアの隣へ座った。そして3人は肩をすくめて戦況を見守るようにベンチの背もたれに身体を預けるのであった。
数日後・・・
ゴンゴンゴン・・・
じいじと孫が戯れる空間に水を差すようにノックの音が響いた・・・
「ん?誰か来たよ・・・」
一瞬でゴルドの眉間に皺が寄る。
「・・・誰だ・・孫との時間を邪魔する奴は・・くだらねぇ用だったら叩き出してやるぞ・・」
ゴルドがぼやきながら入口の扉へと向かう。
ばぁぁぁん!!
「何だぁぁぁ?!」
ゴルドが力一杯扉を開けるとそこには銀色の鎧を着た男がびっくりしたのかノックの体制のまま固まっていた。
「・・あ・・そ、その・・・」
「なんだ?!俺に何の用だ?!」
ゴルドが男に詰め寄ると男の後ろに茶髪の身なりの良い若い男と腰に豪華な装飾を施した剣を携えた目付きの鋭い少年が立っていた。少年は少し苛立っているように見えた。
茶髪の男がゴルドの前に歩み寄ると一礼する。
「初めまして。私はセルバイヤ王国マリス・リベール宰相直轄の情報収集を任されておりますクロード・ミラゼールと申します。貴方がゴルド殿で間違いありませんか?」
勢いよく出たゴルドはクロードの物腰の柔らかさと丁寧な言葉使いに戸惑う・・
「お、おう。そ、そうだが・・・」
(・・・情報収集か・・・スタンピードの件だな・・ガベルの野郎・・・ちゃんと説明しておけよ・・・)
「そうですか!それでは改めましてこの度のスタンピードの鎮圧並びに魔人の討伐お見事でした。先程セルバン子爵にはお話を伺ったのですが一番の功労者がここにみえると聞きまして参上したのです。」
クロードが軽く一礼すると、背後で苛つきを露わにしていた少年がゴルドの前にズカズカと進み出た。
「おい!とっととそいつを連れて来い!お前等の馬鹿みたいな嘘を暴いてやる!!」
「あっ?!」
ゴルドのこめかみに皺が寄ると慌ててクロードが少年の前に立つ。
「アルセル様!お待ちください!交渉は私がするとお約束したはずです。」
「五月蝿い!!何がオークジェネラルを1人で倒しただ!!更にゴブリンキングを1人で撃退した?!その上悪魔化したミノタウロスを一撃で討伐?!そんなもの嘘に決まっているだろう?!常識で考えろ!!大方、町ぐるみで大嘘を吐いてるに違いないんだ!!」
クロード達はガベルからスタンピードの状況の聞き取りを行ったが二言返事で”はいそうですか”と納得出来る内容ではなかのだ。このまま報告をした所で誰も信じる事が出来ないと思い直接確認しに来たのだった。
「・・こ、この・・・」
我慢の限界を迎えたゴルドがこめかみをヒクつかせながら口を開こうとすると騒ぎを聞いてゼノアが入口からひょっこりと顔を出した。
「・・・ゴルじい・・騒がしいけど何かあったの?」
「・・・お、おぐぅ・・・ゼ、ゼノアか・・・おう!ちょうど良い所に来たな。」
ゴルドはゼノアを背中を押してクロード達の前に立たせた。
「な、なに?どうしたの?」
ゴルドは状況が分からず戸惑うゼノアの頭に手を置く。
「紹介するぜ。あのスタンピードでオークジェネラルを1人で倒しゴブリンキングを撃退した後、悪魔化したミノタウロスを一撃で粉砕し更に魔人マグリアルを討伐したゼノアだ!!」
「「「はぁ?!」」」
クロード達がゼノアを見下ろしたまま固まった。
(ん?・・・あぁ・・この反応はガベルの野郎・・ゼノアの事言ってないのか・・・あぁ・・そう言う事か・・あいつら・・面白れぇじゃねーか・・・)
ゴルドが得意顔でクロード達の反応を待っていると3人の表情があからさまに曇って行く・・・
「ふっ・・馬鹿な・・・」
思わず鎧の男が吐き捨てる。
「だから言っただろう!!俺達は揶揄われているんだ!!こんなガキにオークジェネラルを1人で倒せる訳ないだろう!!お前等!一体どういうつもりだ?!」
「ゴ、ゴルド殿・・・さ、さすがにこれは一体何の冗談ですか?私達は遊びに来ている訳ではないのですよ。」
物腰柔らかだったクロードさえも不信感を募らせた目付きのでゴルドを見据える。
しかしゴルドはその反応を待っていたかのように肩を震わせニヤリと笑う。
「くっくっくっ・・・そうだろうな。普通はそういう反応するだろうな・・・だがなクロードさんよ・・嘘でも冗談でもないぜ!ゼノアはこの俺より強いぜ!・・・何ならお前・・試してみるか?」
ゴルドが鼻で笑った鎧の男に視線を送ると 男はゼノアを見下ろして目を細める。
(あーー・・そういう事か・・・確かに疑われても仕方ないよね・・)
スタンピードで無我夢中で力を振い魔人を倒しゲイブルの町を救った。しかしそれが5歳の子供と聞いて納得する方が難しいのは理解していた。
「・・・ふん。こんなガキ相手に・・・だがここで引き下がればセルバイヤ王国騎士団の名に泥を塗る事になる。」
男はクロードに振り向くと一礼する。
「クロード殿。聞いた通りだ。このゼノアというガキとの模擬戦を許可して頂きたい。」
(えっ?!模擬戦?!・・・うーん・・面倒な事になってきたぞ・・・)
ゼノアがチラリとゴルドを見上げるとやっぱり悪い顔で笑っていた・・・
「・・・いいでしょう。許可します。しかしレイドル殿。貴殿との模擬戦でこの少年の力を測ります。それとくれぐれもやり過ぎないようお願いしますよ?」
「あぁ。分かっている。あんなガキに本気でやる訳ないだろう。化けの皮を剥いでやるだけだ・・」
「はん!こんなガキに俺が出るまでもないわ!レイドル!手加減など要らん!この俺を揶揄った事を思い知らせてやれ!!」
「はっ!!お任せを!」
「ゴルド殿。そちらからの提案をお受けします。このレイドルとの模擬戦にて判断する事とします。よろしいですね?」
クロードが正式に話を纏めてゴルドに確認する。
「あぁ!それでいいぜ!」
ゴルドが二言返事で了承するとゼノアの頭に手を置く。
「ゼノア。手加減してやれよ。お前が本気で戦ったらあんな木偶の方3秒もたねぇからな?くれぐれも・・殺すなよ?」
(あう・・・やらないといけないみたいだね・・・えっと・・取り敢えず・・鑑定っと)
レイドル・アーグランド
Lv 31
称号 重騎士
力 214
体力 220
素早さ 65
魔力 38
【固有スキル】〈上剣技2〉〈堅固2〉〈闘気1〉
〈堅固〉 物理攻撃と魔法攻撃への防御力を強化する。
(・・・あれ?何・・このステータス・・・も、もしかしてこれが普通なのか?・・でも・・それよりあの人の・・・スキル・・ふふっ・・・いいね・・)
ゼノアは3人のステータスを見てゴルド譲りの悪い顔で口角を上げるのであった。
ゲイブルの町の広場にレイドルとゼノアが対峙する。手にはゴルドが用意した木剣が握られていた。
周りには騒ぎを聞きつけた住民達が集まり人だかりになっていた。
「やはりこうなったか・・・ふっ・・あいつ等私の話に全く納得してなかったからな・・・」
「はん!仕方ないわよ。身をもって知るのが一番よ。」
こうなる事が分かっていたらしくガベルとユフィリアがベンチに座り観戦していた。
「よお!お二人さん!こうなる事が分かってだんだよな?だからご希望通りにしてやったぜ!」
ゴルドがニヤリと笑いながら2人の座るベンチに腰を下ろす。
「ふむ。仕方ないだろう・・・あんな話普通なら信じないさ。」
「そうね。・・さて・・あの騎士・・何秒持つかしらね・・・」
3人がゼノアの勝利を確信していると背後から駆けてくる足音と共に声を掛けられる。
「お父様!お母様!!これは一体何事ですか?!」
息を切らして娘のアメリが駆け寄ってくる。その後には執事のセルジュが心配で付いて来ていた。
「ん?アメリか!今から模擬戦が始まるぞ!お前も見て行ったらいい。」
「模擬戦?!」
アメリが目を輝かせて広場に目を向けると対峙する2人を見つけた。しかしその1人がゼノアと分かった瞬間目を見開く・・
「ええっ?!ゼ、ゼノア君が模擬戦?!な、なんて無謀な事を・・・だ、大丈夫なの?・・・相手の人・・・」
アメリもゼノアの規格外の実力は知っていた。アメリはスタンピードの最中両親が心配で広場に駆け付けたのだ。そこで一部始終を目撃していたのだった。
「ふむ。セルジュ。相手は力量はどうだ?」
セルジュは言われる前に相手の3人を鑑定していた。
「ふっ・・・旦那様。まるでお話になりません。例えるならゴブリンがオーガに戦を挑むようなものです・・・ですが・・恐らくゼノア君は・・・」
セルジュが言いかけた言葉を元S級冒険者3人は理解していた・・・
「ゼノアも中々いい性格してるぜ・・・」
「ふっ。恐らく・・・だろうな・・・」
「まず・・・あいつの・・って事ね・・」
「えっ?!どういう事?!私にも分かるように教えてよ!?」
「貴方もここへ座って見ていなさい。見ていれば分かるわ。」
「・・・もう・・」
アメリは頬を膨らませてユフィリアの隣へ座った。そして3人は肩をすくめて戦況を見守るようにベンチの背もたれに身体を預けるのであった。
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