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第64話 セルバイヤ王都の奇跡
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(も、もう直ぐよ!!メリーラ!頑張るのよ!)
リルーナは家への最後の曲がり角を曲がる。すると自宅の前に人集りが出来ていた。
「えっ?!家の前に・・な、何?!何が・・・」
リルーナの背筋に冷たい物が走る・・・足元から全身に寒気が登ってくる。リルーナの胸の奥から不安が込み上げ自然と目から光る物が落ちる・・・
家に近付くと悲痛な叫びにも似た声が家の中から聞こえてくる。人集りの中からも啜り泣く声が聞こえた。
「う、嘘・・・そんな・・・い、いや・・・だ、駄目よ・・・嫌だよ・・・メリーラぁぁぁぁ!!」
リルーナは必死に人集りを掻き分け家の中に飛び込む!そこには変わり果てたメリーラの遺体に縋り泣き叫ぶ母親の姿があった・・・
「メリーラぁぁぁぁ!!!逝かないでぇぇぇ!!か、神さまぁぁぁ!!!私をぉぉぉ!!私をぉぉ!!代わりに連れて行ってぇぇぇぇ!!お願いだからぁぁぁぁ!!あぁぁぁぁぁぁ!!!!」
(・・・お、遅かった・・・くっ・・ぼ、僕がこの人を最初から信じていれば・・・助けられたんだ・・・)
ゼノアは拳を握り締め自分の判断を後悔する。我が子に縋り泣き叫ぶ母親の姿に目の奥が熱くなる・・・
(・・・まだ僕一人では〈リザレクション〉は使えない・・・だけど・・だけどこのままじゃ終わらせない!!)
リルーナは現実を受け入れられずよろよろとメリーラの亡骸に近付き跪く・・・一緒に暮らした日々、笑い合った日々、喧嘩した日々メリーラとの思い出が脳裏にとめどなく溢れ出す・・・
「・・・そ、そんな・・・そんなぁぁぁぁぁ!!!駄目よぉぉぉ!!メリーラ!!戻って来なさいよぉぉぉぉ!!!早く戻って来るのよぉぉぉぉぉ!!ほら!!助けてくれる子を連れて来たのよ!!助かるのよぉぉぉぉ!!!お願いだからぁぁぁ!!!戻って・・・来て・・・逝かないで・・・お願いだから・・・お願いだから・・・誰か・・誰かぁぁぁ!!メリーラを助けてよぉぉぉぉぉぉ!!!!」
リルーナの絶望の叫びが部屋中に響き渡った・・・するとリルーナの叫びに呼応するように辺り一面が蒼白い光に包まれる。その蒼白い光はリルーナの家を中心に巨大な魔法陣を描いた。その光の魔法陣はセルバイヤ王都の全域に広がったのだった。
「な、何よ・・・何が起こってるの?!こ、この光は・・・」
皆が突然の事で呆然としていると蒼白く輝く魔法陣が時計周りに回転を始める。その回転は螺旋を描き魔法陣の中心に巻き取られるように集まり光の柱を形成して行く。そして光の柱が雲を払い空を突き抜けた。やがて光の柱が収束しメリーラの家の中に吸い込まれるように消えて行く。
「あ、あわわ・・・か、神様・・・あふっ・・・」
母親は腰を抜かし膝から崩れ落ちた。母親は訳も分からず気を失う。
そしてメリーラの身体の上には大人が両手でも抱えきれない程の蒼白く光輝く球体が浮いていた・・・
「な、な、何よこれ・・・何なのよこれはぁぁぁ!!」
リルーナは腰を抜かしながらも蒼白く光輝く球体を観察していると球体はゆっくりとメリーラを包み込みそのままメリーラの身体に吸い込まれて行った・・・
「・・・ごくっ・・・も、もしかして・・・こ、これって・・・」
リルーナはもしかしたらと生唾を飲みながら恐る恐る振り返るとそこにはゼノアの姿は無かった・・・」
「えっ?!あ、あの子は・・・ど、何処に・・・」
「う・・・んっ・・・何?もう朝?」
「えっ・・・」
リルーナの肩が震える・・・聞き慣れた寝惚け声が心を震わせる・・・ゆっくりと動かぬメリーラが横たっていた場所に目を向けると、そこには上半身を起こして眠気まなこでこちらを見るメリーラの姿があった・・・
「・・あ・・・あぁ!!!メ、メリーラァァァァ!!!」
リルーナはがむしゃらにメリーラにしがみ付き抱きしめる!
「よ、良かっだぁぁぁぁぁ!!!良がったぁぁぁぁ!!!メリーラァァァァ!!戻って来たのねぇぇぇ!!」
するとリルーナの歓喜の声に母親が目を覚ます・・
「・・・んっ・・えっ・・あ・・あぁぁぁぁ!!!メリーラァァァァ!!!」
リルーナと母親は力一杯メリーラを抱きしめ涙で濡れた頬をメリーラに擦り付ける。
「あぅぅぅ!!も、もう!!ちょっとぉぉ!!ベタベタじゃない!!二人ともどうしたのよぉぉ!!」
あっけらかんとして目を覚ましたメリーラが不機嫌な顔で文句を言い放つと母親はメリーラの身体を見渡し両手でメリーラの頬を優しく挟む。
「メリーラ!大丈夫なのね?!何処も痛くない?苦しくない?!」
「うん。大丈夫よ!それどころか身体の底から力が湧いて来るみたいだよ!!ほら!!」
メリーラがムキッと力こぶを見せる。
「もう!!馬鹿!!心配させるんじゃないわよ!!・・・でも、本当に良かった・・・」
リルーナは涙を堪えながらメリーラの頭を優しく撫でる。そしてふと視線を感じて目を向けると裏口の戸が少し開いており人影が動いたように見えた。しかしリルーナは気にせずに妹の無事を噛み締めそっとメリーラを抱き寄せるのであった。
(・・・ここじゃ駄目だ・・・でも絶対助けるよ!)
ゼノアはメリーラに縋り泣く二人に無言で約束するとそっと外に出る。そして家の裏路地に周り裏口の木戸を少し開けて中の様子を覗いた。
(よし。ここなら。・・・ごめんね・・ちょっと待ってね。このマジックポーションも今は知られる訳にはいかないんだ。ゴルじい達からは全力で人前で使うなって言われたからね・・・)
ゼノアは鞄の中から蒼白い大きめの小瓶を取り出す。そして子供っぽい字で書かれたラベルに目を落とす。
(まさか・・こんなに早く使う時が来るなんてね・・・でも・・・いいよね?ゴルじい・・・)
ゼノアは決心すると裏口の引き戸をそっと広げ中に入る。そして物陰に隠れてそっと瓶の蓋を開けた・・・
ずおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
(えっ・・・な、なに?!)
瓶を開けると光が吹き出し一瞬で辺り一面蒼白い光に包まれる!!ゼノア自身も予想外の事で唖然とする。
(こ、これ・・・は・・ちょっと・・・ま、まずいかも・・・)
ふとゼノアの脳裏にサーメリアの顔がチラついた・・・
(と、取り敢えずここから出ないと・・・)
ゼノアは蒼白い光の中で手探りで裏口の引き戸から出るとまたもや唖然とする。
(うわっ・・・)
外に出ても変わらず蒼白い光が裏路地を明るく照らし辺り一面が光に溢れていた・・・
(あぁ・・・こ、これ絶対不味いやつだ・・・)
そしてゼノアが辺りを見渡していると光が収束を始め最終段階に入る。暫くすると母親とリルーナの悲痛な叫びが歓喜の声に変わった。ゼノアは歓喜の声を聞いて引き戸の隙間から中を見る。そこには母親とリルーナがメリーラにしがみ付き喜び合う姿があった。
(うん・・・良かった。これで良かったんだ。今はそれで良いんだ!よし!帰ろう!!)
ゼノアは喜び合う三人の姿を思い足取り軽く帰って行く。しかしこの一件がゼノアを更なる面倒事に巻き込んで行くのであった。
そしてその日、セルバイヤ王都では大変な騒ぎとなっていた・・・
ゼノアが放ったマジックポーションの光を浴びた者が歓喜の叫びを上げる。死を待つばかりの寝たきりの老人が跳ね起きて走り出し、持病で自力では動けない者も自分の足で立ち上がり飛び跳ねる。古傷や後遺症は勿論のこと四肢の欠損をも全て再生し訳も分からず腰を抜かす者もいた。更にセルバイヤ王都に蔓延する澱んだ空気も浄化され気持ちの良い風が吹き抜ける。裏路地で息絶えようとしていた野良猫や野良犬でさえも生き生きと走り回り、人々の心と身体にも力と活力が満ち溢れていた。
そして後にこの日を『セルバイヤ王都の奇跡』と称され神の慈悲が降り注いだ日として毎年神に感謝を捧げる日となる。この日はセルバイヤ王国を挙げて盛大に感謝祭を催す事になるのであった。
リルーナは家への最後の曲がり角を曲がる。すると自宅の前に人集りが出来ていた。
「えっ?!家の前に・・な、何?!何が・・・」
リルーナの背筋に冷たい物が走る・・・足元から全身に寒気が登ってくる。リルーナの胸の奥から不安が込み上げ自然と目から光る物が落ちる・・・
家に近付くと悲痛な叫びにも似た声が家の中から聞こえてくる。人集りの中からも啜り泣く声が聞こえた。
「う、嘘・・・そんな・・・い、いや・・・だ、駄目よ・・・嫌だよ・・・メリーラぁぁぁぁ!!」
リルーナは必死に人集りを掻き分け家の中に飛び込む!そこには変わり果てたメリーラの遺体に縋り泣き叫ぶ母親の姿があった・・・
「メリーラぁぁぁぁ!!!逝かないでぇぇぇ!!か、神さまぁぁぁ!!!私をぉぉぉ!!私をぉぉ!!代わりに連れて行ってぇぇぇぇ!!お願いだからぁぁぁぁ!!あぁぁぁぁぁぁ!!!!」
(・・・お、遅かった・・・くっ・・ぼ、僕がこの人を最初から信じていれば・・・助けられたんだ・・・)
ゼノアは拳を握り締め自分の判断を後悔する。我が子に縋り泣き叫ぶ母親の姿に目の奥が熱くなる・・・
(・・・まだ僕一人では〈リザレクション〉は使えない・・・だけど・・だけどこのままじゃ終わらせない!!)
リルーナは現実を受け入れられずよろよろとメリーラの亡骸に近付き跪く・・・一緒に暮らした日々、笑い合った日々、喧嘩した日々メリーラとの思い出が脳裏にとめどなく溢れ出す・・・
「・・・そ、そんな・・・そんなぁぁぁぁぁ!!!駄目よぉぉぉ!!メリーラ!!戻って来なさいよぉぉぉぉ!!!早く戻って来るのよぉぉぉぉぉ!!ほら!!助けてくれる子を連れて来たのよ!!助かるのよぉぉぉぉ!!!お願いだからぁぁぁ!!!戻って・・・来て・・・逝かないで・・・お願いだから・・・お願いだから・・・誰か・・誰かぁぁぁ!!メリーラを助けてよぉぉぉぉぉぉ!!!!」
リルーナの絶望の叫びが部屋中に響き渡った・・・するとリルーナの叫びに呼応するように辺り一面が蒼白い光に包まれる。その蒼白い光はリルーナの家を中心に巨大な魔法陣を描いた。その光の魔法陣はセルバイヤ王都の全域に広がったのだった。
「な、何よ・・・何が起こってるの?!こ、この光は・・・」
皆が突然の事で呆然としていると蒼白く輝く魔法陣が時計周りに回転を始める。その回転は螺旋を描き魔法陣の中心に巻き取られるように集まり光の柱を形成して行く。そして光の柱が雲を払い空を突き抜けた。やがて光の柱が収束しメリーラの家の中に吸い込まれるように消えて行く。
「あ、あわわ・・・か、神様・・・あふっ・・・」
母親は腰を抜かし膝から崩れ落ちた。母親は訳も分からず気を失う。
そしてメリーラの身体の上には大人が両手でも抱えきれない程の蒼白く光輝く球体が浮いていた・・・
「な、な、何よこれ・・・何なのよこれはぁぁぁ!!」
リルーナは腰を抜かしながらも蒼白く光輝く球体を観察していると球体はゆっくりとメリーラを包み込みそのままメリーラの身体に吸い込まれて行った・・・
「・・・ごくっ・・・も、もしかして・・・こ、これって・・・」
リルーナはもしかしたらと生唾を飲みながら恐る恐る振り返るとそこにはゼノアの姿は無かった・・・」
「えっ?!あ、あの子は・・・ど、何処に・・・」
「う・・・んっ・・・何?もう朝?」
「えっ・・・」
リルーナの肩が震える・・・聞き慣れた寝惚け声が心を震わせる・・・ゆっくりと動かぬメリーラが横たっていた場所に目を向けると、そこには上半身を起こして眠気まなこでこちらを見るメリーラの姿があった・・・
「・・あ・・・あぁ!!!メ、メリーラァァァァ!!!」
リルーナはがむしゃらにメリーラにしがみ付き抱きしめる!
「よ、良かっだぁぁぁぁぁ!!!良がったぁぁぁぁ!!!メリーラァァァァ!!戻って来たのねぇぇぇ!!」
するとリルーナの歓喜の声に母親が目を覚ます・・
「・・・んっ・・えっ・・あ・・あぁぁぁぁ!!!メリーラァァァァ!!!」
リルーナと母親は力一杯メリーラを抱きしめ涙で濡れた頬をメリーラに擦り付ける。
「あぅぅぅ!!も、もう!!ちょっとぉぉ!!ベタベタじゃない!!二人ともどうしたのよぉぉ!!」
あっけらかんとして目を覚ましたメリーラが不機嫌な顔で文句を言い放つと母親はメリーラの身体を見渡し両手でメリーラの頬を優しく挟む。
「メリーラ!大丈夫なのね?!何処も痛くない?苦しくない?!」
「うん。大丈夫よ!それどころか身体の底から力が湧いて来るみたいだよ!!ほら!!」
メリーラがムキッと力こぶを見せる。
「もう!!馬鹿!!心配させるんじゃないわよ!!・・・でも、本当に良かった・・・」
リルーナは涙を堪えながらメリーラの頭を優しく撫でる。そしてふと視線を感じて目を向けると裏口の戸が少し開いており人影が動いたように見えた。しかしリルーナは気にせずに妹の無事を噛み締めそっとメリーラを抱き寄せるのであった。
(・・・ここじゃ駄目だ・・・でも絶対助けるよ!)
ゼノアはメリーラに縋り泣く二人に無言で約束するとそっと外に出る。そして家の裏路地に周り裏口の木戸を少し開けて中の様子を覗いた。
(よし。ここなら。・・・ごめんね・・ちょっと待ってね。このマジックポーションも今は知られる訳にはいかないんだ。ゴルじい達からは全力で人前で使うなって言われたからね・・・)
ゼノアは鞄の中から蒼白い大きめの小瓶を取り出す。そして子供っぽい字で書かれたラベルに目を落とす。
(まさか・・こんなに早く使う時が来るなんてね・・・でも・・・いいよね?ゴルじい・・・)
ゼノアは決心すると裏口の引き戸をそっと広げ中に入る。そして物陰に隠れてそっと瓶の蓋を開けた・・・
ずおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
(えっ・・・な、なに?!)
瓶を開けると光が吹き出し一瞬で辺り一面蒼白い光に包まれる!!ゼノア自身も予想外の事で唖然とする。
(こ、これ・・・は・・ちょっと・・・ま、まずいかも・・・)
ふとゼノアの脳裏にサーメリアの顔がチラついた・・・
(と、取り敢えずここから出ないと・・・)
ゼノアは蒼白い光の中で手探りで裏口の引き戸から出るとまたもや唖然とする。
(うわっ・・・)
外に出ても変わらず蒼白い光が裏路地を明るく照らし辺り一面が光に溢れていた・・・
(あぁ・・・こ、これ絶対不味いやつだ・・・)
そしてゼノアが辺りを見渡していると光が収束を始め最終段階に入る。暫くすると母親とリルーナの悲痛な叫びが歓喜の声に変わった。ゼノアは歓喜の声を聞いて引き戸の隙間から中を見る。そこには母親とリルーナがメリーラにしがみ付き喜び合う姿があった。
(うん・・・良かった。これで良かったんだ。今はそれで良いんだ!よし!帰ろう!!)
ゼノアは喜び合う三人の姿を思い足取り軽く帰って行く。しかしこの一件がゼノアを更なる面倒事に巻き込んで行くのであった。
そしてその日、セルバイヤ王都では大変な騒ぎとなっていた・・・
ゼノアが放ったマジックポーションの光を浴びた者が歓喜の叫びを上げる。死を待つばかりの寝たきりの老人が跳ね起きて走り出し、持病で自力では動けない者も自分の足で立ち上がり飛び跳ねる。古傷や後遺症は勿論のこと四肢の欠損をも全て再生し訳も分からず腰を抜かす者もいた。更にセルバイヤ王都に蔓延する澱んだ空気も浄化され気持ちの良い風が吹き抜ける。裏路地で息絶えようとしていた野良猫や野良犬でさえも生き生きと走り回り、人々の心と身体にも力と活力が満ち溢れていた。
そして後にこの日を『セルバイヤ王都の奇跡』と称され神の慈悲が降り注いだ日として毎年神に感謝を捧げる日となる。この日はセルバイヤ王国を挙げて盛大に感謝祭を催す事になるのであった。
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