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第67話 揉むのは肩じゃない
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この日の午前中サーメリアはセルバイヤ国王と秘密裏に謁見をする事になる。もちろん昨日の騒ぎの件である。セルバイヤ国王も原因は薄々分かっていたがサーメリアの訪問によりそれが確信に変わったのであった。
「サーメリアよこの謁見は非公式である。だから友として聞こう・・・昨日の騒ぎは・・ゼノアの所業なのか?」
「・・・はい。はぁ・・何処から話して良いのか分かりませんが先ずはこれを見てください。」
サーメリアはゼノアから受け取った小瓶を豪華なテーブルの上に置いた。
コトッ・・・
「こ、これは・・・」
セルバイヤ王は恐る恐る小瓶を手に取ると小瓶に貼ってあるラベルに目を落とす。
「・・・”みんなをりざれくしょん”・・・」
セルバイヤ王は辿々しい子供が書いた文字を只読んだ。勤勉なセルバイヤ王はこの文字の意味を今まで生きてきた知識の中で反復する。
「・・・リ、リザレクション・・・し、死者を生き返らせる伝説の魔法・・・この世界で人間が使った記録はない・・・そ、それを・・・七歳の少年が使ったのか・・・」
(やはりあの報告は・・・本当であったか・・・)
ゲイブルの街から帰って来た監視者からの報告を思い返す。
「・・・陛下。あの子は一体何者なのですか?あの歳で身体能力も魔法力も規格外過ぎます。その上まだ力を隠しています。もしあの子が本気を出したら・・・そう思うとこの私が寒気を感じる程です。」
「うむ・・・実のところ詳しい事は儂も分からんのだ・・・ただ規格外だというのは分かるがな。しかしこのままだと聖教会も動き出すであろう。聖教会はあまり良い噂は聞かん。恐らく手段を選ばずゼノアを取り込もうとするであろう。もしそれがゼノアの逆鱗に触れる事になれば・・・サーメリア・・お主の懸念が現実となるやも知れん・・・」
「・・はい。それだけは避けなければ・・・」
宰相のマリスが渡し船を出すように口を開く。
「陛下。この際です。彼等を呼びもう一度話を聞いた方がよろしいかと。必要であればゼノア君も呼び今後の方針を決める必要があります。」
「うむ。儂もそれを考えておった。確かにそれが最善策だ。マリスよ!早速使いを出せ!」
「はい。かしこまりました。では。」
マリスが一礼をして部屋を出て行く。それを見送るとセルバイヤ王は緊張を解いて肩の力を抜いた。
「ふう。サーメリアよ。話は変わるがゼノアは入学早々やらかしたらしいな?」
「ふふっ・・陛下。流石お耳がお早いですね。えぇ・・それはもう大変でしたよ・・・」
サーメリアは冗談ぽく肩をすくめる。
「うむ。監視役を付けてあるからな毎日話を聞くのが楽しみで仕方ないぞ。」
「ふふっ・・・そうでしたね・・・。」
サーメリアは口元を緩めて紅茶を啜るのであった。
「はい!今日の授業はここまでです!明日は郊外に今日勉強した薬草を採取に行きます。ですので体調に気を付けて明日も元気に勉強しましょう!」
「「「はーーい!!」」」
メルローラ先生は生徒達の返事を笑顔で返しながら教室を出て行った。するとナリアが目を輝かせてゼノアに振り向く。
「ねぇ!ゼノア君!昨日街に神の光が降りて来たって知ってる?凄い魔力の波動が王都中に広がって街の人達が騒いでいたわ!」
「う、うん・・・そう・・みたいだね・・・す、凄いよね・・・」
ゼノアはぎこちない笑顔で答える。
(は、ははっ・・・あんな事になるなんて想像してなかったからね・・・熱りが冷めるまで大人しくしていよう・・・もう帰ろう。)
「おい!平民!答えろ!あの魔法はなんだ!?」
「えっ?」
ゼノアが席を立とうとすると突然威嚇とも取れる声を掛けらる。
(ん?あ、あの子は・・・魔法の実力測定の時の・・・)
振り向くと魔力の実力測定の時にいたゾルディア子爵家四男ミレードが近づいて来る。
「えっと・・・君は確か・・・あっ!思い出した!実力測定の時にお漏らしして気絶してた子だ!!」
(ぷっ・・・そう言えばこの子お漏らししてたわね・・・)
ナリアは笑いを堪えるが顔には笑みが浮かんでいた。
ゼノアがミレードに指を指すとミレードの顔がみるみる真っ赤になって行く。そしてナリアの意味ありげな笑みに更に顔を赤くして恥ずかしさを誤魔化すように大きな声を上げながらゼノアに詰め寄った。
「なっ!なっ!ななっ!何を言ってる!!お、お漏らしなんかしてない!!へ、へへ平民の癖に生意気だぁぁ!!さ、さっさと俺の質問に答えろ!!」
(はぁ・・こういう貴族は苦手なんだよね・・・)
「内緒だよ。冒険者の能力を想像するのは自由だけど詮索するのはマナー違反だよ。それにここは貴族も平民も関係ないんでしょ?忘れたの?」
「ぬぐぐぐぐぐっっっ!!い、言わせておけばぁぁぁ!!ど、どこでも関係ない!!へ、平民は貴族にひれ伏せばいいんだぁぁぁ!!」
(はぁ・・やっぱり言っても無駄だね・・・仕方ない・・)
ミレードは激昂してゼノアに掴み掛かる。
「あっ!駄目!!」
ナリアが止めようと手を伸ばすがミレードは動きを止め冷たい汗を垂らしながら震えていた。
「えっ・・・どうして・・」
ゼノアはミレードに出来るだけ手加減をして〈威圧〉を放ったのだ。
「な、な、な、何を・・・した・・」
「よっと!」
ゼノアは椅子から降りるとカタカタと震えるミレードの横をすり抜け立ち止まる。
「君は勘違いしてるよ。僕のじいじが言ってたよ。冒険者は実力が全てなんだって。貴族の肩書きは実力じゃない権力だよ。権力に胡座を書いた冒険者なんてかっこ悪いよ。」
「な、何だと・・・うぐっ・・うぐぐぐ・・・」
ミレードは悔しさで歯軋りをするが身体は動かず脚はすくんでいた。
(さてと・・早くこの場から退散しないと・・・)
「言ってくれるじゃないか!俺達は権力があっても実力がないって事だよな?」
ゼノアが帰ろうとするといつの間にか最上段で野次を飛ばしていた上級生達が降りて来る。
(あちゃ・・言ってる側から・・・でもいい機会だ。ゴルじいも最初が肝心だって言ってたよね・・・)
「貴族全員とは言ってないよ。だって僕は凄くかっこいい貴族を知っているからね。それじゃあ!」
ゼノアはガベルの顔を思い浮かべ再び歩き出すと上級生達が駆け降りて来る。
「くっ!!ま、待てっ!!」
「何?」
ゼノアが立ち止まると上級生八人に囲まれる。すると見兼ねたナリアが立ち上がる。
「ちょっと!あんた達!!いい加減にしなさいよ!!ゼノア君はあんた達がどうこう出来る相手じゃないのよ!!ゼノア君はね・・・」
「ナリアちゃん!!・・・いいんだ。こういう人達は言っても無駄だよ。」
ナリアが声を上げるがゼノアはナリアの言葉を遮った。
「えっ・・でも・・・」
「な、何だと?!どこまでも馬鹿にしやがって!!」
「ふん!ここまで馬鹿にされて貴族として引くわけには行かないわ!!覚悟はいい?」
「おい!平民!そう言うことだ!訓練場まで来いよ!俺達の実力をその身体に教えてやるぜ!まさか逃げないよなぁ?」
黄色髪の男の子がニヤけた顔でゼノアの顔を覗き込む。
(分かりやすい展開だね。試したい事もあるし丁度いいかな。)
ゼノアは口元を緩めながら上級生の包囲を一瞬ですり抜け教室の扉の前に立つ。
「はぁ。仕方ないから少しだけ揉んであげるよ・・・あっと!肩を揉むんじゃないからね?」
「はっ?!」
「へっ?!」
「い、いつの間に?!」
ゼノアの不適な笑いに上級生達はゼノアの冗談も耳に入らず自分達の引くに引けないプライドに不安を感じて顔を見合わせる。
「さあ!どうしたの?早く行こうよ!君達の実力を見せてよ!!」
「ふ、ふん・・・い、いい度胸だ・・・い、行ってやる!!」
上級生達はゼノアの後に続いて教室を出て行った。すると事の成り行きを黙って見ていた青髪の男の子が立ち上がりへたり込むミレードを横目にナリアに近付く。
「なあ。教えてくれ。あのゼノアって奴は何者だ?実力測定の時もそうだけどあいつの動きはただ者じゃない。」
「え、えぇ・・・貴方はエルス・ラビール君だったわね。いいわ!教えてあげる!ゼノア君はあのゲイブルの街のスタンピードの功労者なの!お・・・い、いえ、国王陛下直々の推薦でこの学院に来たのよ!」
何故かナリアが得意げに胸を張る。
(あ、あいつが・・・噂の功労者・・・)
「・・・なるほど。あの魔族スタンピードの功労者か。その実力は国王陛下のお墨付きって事か・・・面白い・・僕も見学に行こう。」
「あっ!待って!私も行くわ!!」
エルスもゼノア達を追って教室を出ようと歩き出すとナリアも慌てて後を追う。
「お、俺も・・・」
ミレードもよろよろと立ち上がり訓練場へと向かうのであった。
「サーメリアよこの謁見は非公式である。だから友として聞こう・・・昨日の騒ぎは・・ゼノアの所業なのか?」
「・・・はい。はぁ・・何処から話して良いのか分かりませんが先ずはこれを見てください。」
サーメリアはゼノアから受け取った小瓶を豪華なテーブルの上に置いた。
コトッ・・・
「こ、これは・・・」
セルバイヤ王は恐る恐る小瓶を手に取ると小瓶に貼ってあるラベルに目を落とす。
「・・・”みんなをりざれくしょん”・・・」
セルバイヤ王は辿々しい子供が書いた文字を只読んだ。勤勉なセルバイヤ王はこの文字の意味を今まで生きてきた知識の中で反復する。
「・・・リ、リザレクション・・・し、死者を生き返らせる伝説の魔法・・・この世界で人間が使った記録はない・・・そ、それを・・・七歳の少年が使ったのか・・・」
(やはりあの報告は・・・本当であったか・・・)
ゲイブルの街から帰って来た監視者からの報告を思い返す。
「・・・陛下。あの子は一体何者なのですか?あの歳で身体能力も魔法力も規格外過ぎます。その上まだ力を隠しています。もしあの子が本気を出したら・・・そう思うとこの私が寒気を感じる程です。」
「うむ・・・実のところ詳しい事は儂も分からんのだ・・・ただ規格外だというのは分かるがな。しかしこのままだと聖教会も動き出すであろう。聖教会はあまり良い噂は聞かん。恐らく手段を選ばずゼノアを取り込もうとするであろう。もしそれがゼノアの逆鱗に触れる事になれば・・・サーメリア・・お主の懸念が現実となるやも知れん・・・」
「・・はい。それだけは避けなければ・・・」
宰相のマリスが渡し船を出すように口を開く。
「陛下。この際です。彼等を呼びもう一度話を聞いた方がよろしいかと。必要であればゼノア君も呼び今後の方針を決める必要があります。」
「うむ。儂もそれを考えておった。確かにそれが最善策だ。マリスよ!早速使いを出せ!」
「はい。かしこまりました。では。」
マリスが一礼をして部屋を出て行く。それを見送るとセルバイヤ王は緊張を解いて肩の力を抜いた。
「ふう。サーメリアよ。話は変わるがゼノアは入学早々やらかしたらしいな?」
「ふふっ・・陛下。流石お耳がお早いですね。えぇ・・それはもう大変でしたよ・・・」
サーメリアは冗談ぽく肩をすくめる。
「うむ。監視役を付けてあるからな毎日話を聞くのが楽しみで仕方ないぞ。」
「ふふっ・・・そうでしたね・・・。」
サーメリアは口元を緩めて紅茶を啜るのであった。
「はい!今日の授業はここまでです!明日は郊外に今日勉強した薬草を採取に行きます。ですので体調に気を付けて明日も元気に勉強しましょう!」
「「「はーーい!!」」」
メルローラ先生は生徒達の返事を笑顔で返しながら教室を出て行った。するとナリアが目を輝かせてゼノアに振り向く。
「ねぇ!ゼノア君!昨日街に神の光が降りて来たって知ってる?凄い魔力の波動が王都中に広がって街の人達が騒いでいたわ!」
「う、うん・・・そう・・みたいだね・・・す、凄いよね・・・」
ゼノアはぎこちない笑顔で答える。
(は、ははっ・・・あんな事になるなんて想像してなかったからね・・・熱りが冷めるまで大人しくしていよう・・・もう帰ろう。)
「おい!平民!答えろ!あの魔法はなんだ!?」
「えっ?」
ゼノアが席を立とうとすると突然威嚇とも取れる声を掛けらる。
(ん?あ、あの子は・・・魔法の実力測定の時の・・・)
振り向くと魔力の実力測定の時にいたゾルディア子爵家四男ミレードが近づいて来る。
「えっと・・・君は確か・・・あっ!思い出した!実力測定の時にお漏らしして気絶してた子だ!!」
(ぷっ・・・そう言えばこの子お漏らししてたわね・・・)
ナリアは笑いを堪えるが顔には笑みが浮かんでいた。
ゼノアがミレードに指を指すとミレードの顔がみるみる真っ赤になって行く。そしてナリアの意味ありげな笑みに更に顔を赤くして恥ずかしさを誤魔化すように大きな声を上げながらゼノアに詰め寄った。
「なっ!なっ!ななっ!何を言ってる!!お、お漏らしなんかしてない!!へ、へへ平民の癖に生意気だぁぁ!!さ、さっさと俺の質問に答えろ!!」
(はぁ・・こういう貴族は苦手なんだよね・・・)
「内緒だよ。冒険者の能力を想像するのは自由だけど詮索するのはマナー違反だよ。それにここは貴族も平民も関係ないんでしょ?忘れたの?」
「ぬぐぐぐぐぐっっっ!!い、言わせておけばぁぁぁ!!ど、どこでも関係ない!!へ、平民は貴族にひれ伏せばいいんだぁぁぁ!!」
(はぁ・・やっぱり言っても無駄だね・・・仕方ない・・)
ミレードは激昂してゼノアに掴み掛かる。
「あっ!駄目!!」
ナリアが止めようと手を伸ばすがミレードは動きを止め冷たい汗を垂らしながら震えていた。
「えっ・・・どうして・・」
ゼノアはミレードに出来るだけ手加減をして〈威圧〉を放ったのだ。
「な、な、な、何を・・・した・・」
「よっと!」
ゼノアは椅子から降りるとカタカタと震えるミレードの横をすり抜け立ち止まる。
「君は勘違いしてるよ。僕のじいじが言ってたよ。冒険者は実力が全てなんだって。貴族の肩書きは実力じゃない権力だよ。権力に胡座を書いた冒険者なんてかっこ悪いよ。」
「な、何だと・・・うぐっ・・うぐぐぐ・・・」
ミレードは悔しさで歯軋りをするが身体は動かず脚はすくんでいた。
(さてと・・早くこの場から退散しないと・・・)
「言ってくれるじゃないか!俺達は権力があっても実力がないって事だよな?」
ゼノアが帰ろうとするといつの間にか最上段で野次を飛ばしていた上級生達が降りて来る。
(あちゃ・・言ってる側から・・・でもいい機会だ。ゴルじいも最初が肝心だって言ってたよね・・・)
「貴族全員とは言ってないよ。だって僕は凄くかっこいい貴族を知っているからね。それじゃあ!」
ゼノアはガベルの顔を思い浮かべ再び歩き出すと上級生達が駆け降りて来る。
「くっ!!ま、待てっ!!」
「何?」
ゼノアが立ち止まると上級生八人に囲まれる。すると見兼ねたナリアが立ち上がる。
「ちょっと!あんた達!!いい加減にしなさいよ!!ゼノア君はあんた達がどうこう出来る相手じゃないのよ!!ゼノア君はね・・・」
「ナリアちゃん!!・・・いいんだ。こういう人達は言っても無駄だよ。」
ナリアが声を上げるがゼノアはナリアの言葉を遮った。
「えっ・・でも・・・」
「な、何だと?!どこまでも馬鹿にしやがって!!」
「ふん!ここまで馬鹿にされて貴族として引くわけには行かないわ!!覚悟はいい?」
「おい!平民!そう言うことだ!訓練場まで来いよ!俺達の実力をその身体に教えてやるぜ!まさか逃げないよなぁ?」
黄色髪の男の子がニヤけた顔でゼノアの顔を覗き込む。
(分かりやすい展開だね。試したい事もあるし丁度いいかな。)
ゼノアは口元を緩めながら上級生の包囲を一瞬ですり抜け教室の扉の前に立つ。
「はぁ。仕方ないから少しだけ揉んであげるよ・・・あっと!肩を揉むんじゃないからね?」
「はっ?!」
「へっ?!」
「い、いつの間に?!」
ゼノアの不適な笑いに上級生達はゼノアの冗談も耳に入らず自分達の引くに引けないプライドに不安を感じて顔を見合わせる。
「さあ!どうしたの?早く行こうよ!君達の実力を見せてよ!!」
「ふ、ふん・・・い、いい度胸だ・・・い、行ってやる!!」
上級生達はゼノアの後に続いて教室を出て行った。すると事の成り行きを黙って見ていた青髪の男の子が立ち上がりへたり込むミレードを横目にナリアに近付く。
「なあ。教えてくれ。あのゼノアって奴は何者だ?実力測定の時もそうだけどあいつの動きはただ者じゃない。」
「え、えぇ・・・貴方はエルス・ラビール君だったわね。いいわ!教えてあげる!ゼノア君はあのゲイブルの街のスタンピードの功労者なの!お・・・い、いえ、国王陛下直々の推薦でこの学院に来たのよ!」
何故かナリアが得意げに胸を張る。
(あ、あいつが・・・噂の功労者・・・)
「・・・なるほど。あの魔族スタンピードの功労者か。その実力は国王陛下のお墨付きって事か・・・面白い・・僕も見学に行こう。」
「あっ!待って!私も行くわ!!」
エルスもゼノア達を追って教室を出ようと歩き出すとナリアも慌てて後を追う。
「お、俺も・・・」
ミレードもよろよろと立ち上がり訓練場へと向かうのであった。
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