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4男
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299 4男
「来たわよー」
馬車の止まる音が聞こえて僕たちは外に出た。
エリママが馬車を降りてこちらに向かって手を振ってくる。
長男のドナルドさんと次男のダグラスさんが商会の倉庫に何やら運び込んでいる姿が見える。
この間ようやく溜まっていた分が研ぎ終わったところなのにな。
仕方ない、毎日少しずつやろう。
3男は遅れて来るそうだ。
僕たちは4人を家に案内する。
「良いお茶が手に入ったの。台所借りるわねー」
フェルが私も手伝うと言って2人は台所に向かった。
「領都はどうだった?もちろんあの冒険者の話やうちの3男からも話は聞いてるけど直接ケイくんの話を聞いてみたくってね」
エリママが実家でもらってきたという恐れ多いお茶を飲みながら、領都のこと、主に屋台を始めたことを話す。
オークの肉が安く買えるようになったこと、たまたまひと月だけ良い場所が空いていたこと、依頼を一緒に受けた冒険者たちが知り合いを連れてきてくれて常連が増えたこと。
何の伝手もない中できちんと商売を成立させたことをゼランドさんは誉めてくれた。
領都の人たちが皆いい人ばかりだったことと、いい出会いができたからだと話す。
ドナルドさんは王都で同じ屋台をやるなら単価はどれくらいで販売すればいいか試算をし始めた。ダグラスさんはこれまで見てきたいろんな国の屋台の営業の様子を教えてくれて、いろいろと助言してくれる。
隣国の先、この大陸の中央部分には聖教国という国がある。普段僕たちが教会と呼んでいるところに勤める司祭はこの聖教国から来ていた。
王都ではあまり良いイメージがない教会だけど、信者はこの大陸に無数にいて、その総本山にお参りする人はかなりの人数になるという。
その参道にはぎっしりと屋台が並んでいて食べ物だけじゃなくお土産や日用雑貨に至るまで屋台で販売されているそうだ。
「たとえばケイくんの屋台にメニューをいくつか増やすとする。そうするとそれだけ在庫管理や仕入れが複雑になっていくだろう?そこでそのうちの一つと何かを組み合わせて少し値段を安くして売ったとする。当然、初見のお客さんはそっちを買う人が多くなるだろう。こうやってお客さんを誘導すれば在庫管理にある程度予想が立てられると思わないか?」
そうなのだ。メニューを1種類に絞ったのはそういう在庫の管理が難しいという理由からだった。
他にもダグラスさんは旅先で出会った商人がどういう風に商売していたか話してくれて、その話はひとつひとつが面白く、興味深い話だった。
そのうちに3男が仕事を終わらせてやってきて、夕飯の支度を始める。
テーブルでは久しぶりに一家全員揃ったからなのか、家族会議みたいな感じになっている。主に責められているのは3男だ。だけどこんな時の3男はすごく嬉しそうに話を聞いていたりする。きっと家族のことが大好きなんだろうなって、見ていて少し羨ましく思えた。
お店の人に勧められるまま買った白ワインを開けて、チーズフォンデュの鍋から食卓に出す。
食べ方を説明して鍋のチーズが頃合いになった頃、それぞれで楽しんでもらう。
「あら、これ美味しいじゃない」
「チーズをこんなに入れているのか。なんて贅沢な料理なんだ。良いのかい?無理してたりしないだろうね」
「ゼランドさん。チーズは領都の畜産農家さんから選別にもらったものなんです。気にしないで良いですよ。こんな時にこそ使わないといけないって思ってましたから。でもこのチーズ美味しいですよね。その農家さんのところで育ててる鶏もすごく美味しいんです。食べたらビックリしますよ。ねえ、3男あの時の料理すごく美味しかったでしょ?」
3男が楽しそうに銀の鈴でみんなで料理を分け合った時のことを話す。
エリママはまた羨ましそうにしていて、案の定、私も領都に行きたいと言い出した。
エリママは商売があるからあまり王都を離れたことがない。だからなのか3男にはあちこちいろんな場所に行かせているそうだ。前に3男からそんな話を聞いたことがある。
チーズフォンデュもひと通り進んだ頃合いでいよいよ照り焼きバーガーを出す。
「これで銅貨6枚か……またとんでもない料理を作ったね」
「もっと値段を上げても売れる気がするけどな」
「むしろ逆なんです。僕たち、あの時宿代も何もかもを辺境伯様に出してもらってたから、もっと値段を下げても採算は取れたんです。だけど他の屋台との兼ね合いもあってあんまり安くなるすると他の屋台の料理がうれなくなっちゃうから……」
「飲み物付けて銅貨10枚でも売れただろう。聖教国の屋台はもっと値段がするぞ。この味なら領都の人間でも納得しただろう」
ダグラスさんがハンバーガーを見つめながらそう言ってくれた。
実際は少し儲かったけれど元からあまり儲けようとはしていなかった。
練習だからこれで良いのだと話す。
ゼランドさんはニコニコと僕の話を聞いていた。
ハンバーガーには試作途中のコンソメスープを付けた。
実際に目の前で作って見せてみんなの感想を聞く。
「これは売れるぞ。俺みたいなあちこちに仕入れに行くような商人だったら間違いなく買う」
ダグラスさんはそう言うけれどゼランドさんはどう思っているんだろう。
僕たちだけだと販売までの目処が立てられない。大きな商会に頼んで生産から販売まで委託したいと思っていた。
もちろんそんな大きな商会に知り合いなんてゼランドさんのところ以外知らないから断られたらどうしたら良いかわからないのだけど。
「ケイくん。改めて答えてくれるかい?これが商品化されたとしたら莫大な利益が生まれるよ。やり方によっては王国の国家予算に匹敵するくらいの利益が出るかもしれない。君はそんなことはないと笑っていうかもしれないが、商人というものは利益をひたすら追い求めるものだからね」
国家予算は少し大袈裟かもしれないけれど、確かにそう思う。儲けることに力を注げば、やり方によっては大きな利益が生まれることになる。誰かに真似されるとしても話題性があるうちに売り抜けてしまえばいい。
「ケイくん。君は我々の商会に何を望む?そしてこれが商品化したとして、君自身の目的はどういうものなのかな?一体これを君はどうしたいんだい?」
ゼランドさんがこんなに真剣な顔をするのを初めて見た。王都で5本の指に入る大商会の商会長の顔だ。いつもみたいにニコニコ笑ってなんかいない。
大事な、それも大きな商談をする時の顔なんだ。
……あんたは結局何をしたいのさ。
そうだよね。ドーラさん。
何をどこまでやって、やらないか決めるのは自分で。
その先に自分自身のやりたいことがある。
「ゼランドさん。大変失礼しました。僕が甘かったと思います。思いつくまま作ったものを誰かに丸ごと任せてしまおうとしていました。今、僕が思うことを話すのは簡単ですが、少し預からせてもらえませんか?このスープの素はまだ未完成です。完成した時に改めて、生産の計画と一緒に、僕の思うことをお話しします。これでは……何も説得力なんてありません。改めて商品を持って商会に行きます」
そう言うといつものようにゼランドさんがにっこりと微笑んだ。
「生産の計画と言っても分からないことは多いだろう。未完成だって良いんだ。いつでも相談に来なさい。ガンツにだっていろいろ注文をつけたりしたんだろう?いつまでも他人行儀にならなくて良いんだ。私だってエリーと同じように、君たちを自分たちの子供と同然だと思っているんだからね。分からないことがあれば遠慮なく頼りなさい」
「あはは。ケイくんはじゃあ僕の弟だね。父や母に言いにくいことがあったらお兄ちゃんになんでも相談して。こういうの憧れてたんだー。遠慮なくなんでも言ってね」
3男がそういうと、ドナルドさんとダグラスさんが「ずるいぞ3男」とか言い出す。
あ、僕って4男になっちゃったんだ。そしてフェルは長女だ。
残ったチーズフォンデュでワインを飲み、楽しく一家の団欒を楽しんだ後、両親を見送る。
頼り甲斐のあるひとつ上の兄はすっかり酔い潰れてしまって、長男と次男に担がれて馬車に乗り込み帰って行った。
「来たわよー」
馬車の止まる音が聞こえて僕たちは外に出た。
エリママが馬車を降りてこちらに向かって手を振ってくる。
長男のドナルドさんと次男のダグラスさんが商会の倉庫に何やら運び込んでいる姿が見える。
この間ようやく溜まっていた分が研ぎ終わったところなのにな。
仕方ない、毎日少しずつやろう。
3男は遅れて来るそうだ。
僕たちは4人を家に案内する。
「良いお茶が手に入ったの。台所借りるわねー」
フェルが私も手伝うと言って2人は台所に向かった。
「領都はどうだった?もちろんあの冒険者の話やうちの3男からも話は聞いてるけど直接ケイくんの話を聞いてみたくってね」
エリママが実家でもらってきたという恐れ多いお茶を飲みながら、領都のこと、主に屋台を始めたことを話す。
オークの肉が安く買えるようになったこと、たまたまひと月だけ良い場所が空いていたこと、依頼を一緒に受けた冒険者たちが知り合いを連れてきてくれて常連が増えたこと。
何の伝手もない中できちんと商売を成立させたことをゼランドさんは誉めてくれた。
領都の人たちが皆いい人ばかりだったことと、いい出会いができたからだと話す。
ドナルドさんは王都で同じ屋台をやるなら単価はどれくらいで販売すればいいか試算をし始めた。ダグラスさんはこれまで見てきたいろんな国の屋台の営業の様子を教えてくれて、いろいろと助言してくれる。
隣国の先、この大陸の中央部分には聖教国という国がある。普段僕たちが教会と呼んでいるところに勤める司祭はこの聖教国から来ていた。
王都ではあまり良いイメージがない教会だけど、信者はこの大陸に無数にいて、その総本山にお参りする人はかなりの人数になるという。
その参道にはぎっしりと屋台が並んでいて食べ物だけじゃなくお土産や日用雑貨に至るまで屋台で販売されているそうだ。
「たとえばケイくんの屋台にメニューをいくつか増やすとする。そうするとそれだけ在庫管理や仕入れが複雑になっていくだろう?そこでそのうちの一つと何かを組み合わせて少し値段を安くして売ったとする。当然、初見のお客さんはそっちを買う人が多くなるだろう。こうやってお客さんを誘導すれば在庫管理にある程度予想が立てられると思わないか?」
そうなのだ。メニューを1種類に絞ったのはそういう在庫の管理が難しいという理由からだった。
他にもダグラスさんは旅先で出会った商人がどういう風に商売していたか話してくれて、その話はひとつひとつが面白く、興味深い話だった。
そのうちに3男が仕事を終わらせてやってきて、夕飯の支度を始める。
テーブルでは久しぶりに一家全員揃ったからなのか、家族会議みたいな感じになっている。主に責められているのは3男だ。だけどこんな時の3男はすごく嬉しそうに話を聞いていたりする。きっと家族のことが大好きなんだろうなって、見ていて少し羨ましく思えた。
お店の人に勧められるまま買った白ワインを開けて、チーズフォンデュの鍋から食卓に出す。
食べ方を説明して鍋のチーズが頃合いになった頃、それぞれで楽しんでもらう。
「あら、これ美味しいじゃない」
「チーズをこんなに入れているのか。なんて贅沢な料理なんだ。良いのかい?無理してたりしないだろうね」
「ゼランドさん。チーズは領都の畜産農家さんから選別にもらったものなんです。気にしないで良いですよ。こんな時にこそ使わないといけないって思ってましたから。でもこのチーズ美味しいですよね。その農家さんのところで育ててる鶏もすごく美味しいんです。食べたらビックリしますよ。ねえ、3男あの時の料理すごく美味しかったでしょ?」
3男が楽しそうに銀の鈴でみんなで料理を分け合った時のことを話す。
エリママはまた羨ましそうにしていて、案の定、私も領都に行きたいと言い出した。
エリママは商売があるからあまり王都を離れたことがない。だからなのか3男にはあちこちいろんな場所に行かせているそうだ。前に3男からそんな話を聞いたことがある。
チーズフォンデュもひと通り進んだ頃合いでいよいよ照り焼きバーガーを出す。
「これで銅貨6枚か……またとんでもない料理を作ったね」
「もっと値段を上げても売れる気がするけどな」
「むしろ逆なんです。僕たち、あの時宿代も何もかもを辺境伯様に出してもらってたから、もっと値段を下げても採算は取れたんです。だけど他の屋台との兼ね合いもあってあんまり安くなるすると他の屋台の料理がうれなくなっちゃうから……」
「飲み物付けて銅貨10枚でも売れただろう。聖教国の屋台はもっと値段がするぞ。この味なら領都の人間でも納得しただろう」
ダグラスさんがハンバーガーを見つめながらそう言ってくれた。
実際は少し儲かったけれど元からあまり儲けようとはしていなかった。
練習だからこれで良いのだと話す。
ゼランドさんはニコニコと僕の話を聞いていた。
ハンバーガーには試作途中のコンソメスープを付けた。
実際に目の前で作って見せてみんなの感想を聞く。
「これは売れるぞ。俺みたいなあちこちに仕入れに行くような商人だったら間違いなく買う」
ダグラスさんはそう言うけれどゼランドさんはどう思っているんだろう。
僕たちだけだと販売までの目処が立てられない。大きな商会に頼んで生産から販売まで委託したいと思っていた。
もちろんそんな大きな商会に知り合いなんてゼランドさんのところ以外知らないから断られたらどうしたら良いかわからないのだけど。
「ケイくん。改めて答えてくれるかい?これが商品化されたとしたら莫大な利益が生まれるよ。やり方によっては王国の国家予算に匹敵するくらいの利益が出るかもしれない。君はそんなことはないと笑っていうかもしれないが、商人というものは利益をひたすら追い求めるものだからね」
国家予算は少し大袈裟かもしれないけれど、確かにそう思う。儲けることに力を注げば、やり方によっては大きな利益が生まれることになる。誰かに真似されるとしても話題性があるうちに売り抜けてしまえばいい。
「ケイくん。君は我々の商会に何を望む?そしてこれが商品化したとして、君自身の目的はどういうものなのかな?一体これを君はどうしたいんだい?」
ゼランドさんがこんなに真剣な顔をするのを初めて見た。王都で5本の指に入る大商会の商会長の顔だ。いつもみたいにニコニコ笑ってなんかいない。
大事な、それも大きな商談をする時の顔なんだ。
……あんたは結局何をしたいのさ。
そうだよね。ドーラさん。
何をどこまでやって、やらないか決めるのは自分で。
その先に自分自身のやりたいことがある。
「ゼランドさん。大変失礼しました。僕が甘かったと思います。思いつくまま作ったものを誰かに丸ごと任せてしまおうとしていました。今、僕が思うことを話すのは簡単ですが、少し預からせてもらえませんか?このスープの素はまだ未完成です。完成した時に改めて、生産の計画と一緒に、僕の思うことをお話しします。これでは……何も説得力なんてありません。改めて商品を持って商会に行きます」
そう言うといつものようにゼランドさんがにっこりと微笑んだ。
「生産の計画と言っても分からないことは多いだろう。未完成だって良いんだ。いつでも相談に来なさい。ガンツにだっていろいろ注文をつけたりしたんだろう?いつまでも他人行儀にならなくて良いんだ。私だってエリーと同じように、君たちを自分たちの子供と同然だと思っているんだからね。分からないことがあれば遠慮なく頼りなさい」
「あはは。ケイくんはじゃあ僕の弟だね。父や母に言いにくいことがあったらお兄ちゃんになんでも相談して。こういうの憧れてたんだー。遠慮なくなんでも言ってね」
3男がそういうと、ドナルドさんとダグラスさんが「ずるいぞ3男」とか言い出す。
あ、僕って4男になっちゃったんだ。そしてフェルは長女だ。
残ったチーズフォンデュでワインを飲み、楽しく一家の団欒を楽しんだ後、両親を見送る。
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