303 / 318
森人の庭
しおりを挟む
305 森人の庭
アランさんが領都に出発して1週間後、オイゲンとリックさんと一緒に僕は南の森に調査に来ていた。
先週はリックさんの都合が合わなくて今日になってしまった。フェルはサンドラ姉さんと新しい店のことで出かけて行った。リンさんも「行ってくればー」と、特に何か文句は出なかったみたい。
森の浅いところは採取の依頼を受ける人たちのために手を付けないことにした。
僕たちは前にゴブリンが拠点を作った場所に向かって進んでいる。
「そりゃあ、『森人の庭』って奴だろうぜ」
「知ってるの?」
「詳しくは知らないが、そういう場所があるんだ。そこは現実と切り離されたような不思議な場所で、生えてる薬草なんかはそこら辺に生えてるようなやつとは比べ物にならない。輝いてるって言うのか、なんつーか、森の中に突然現れる楽園のようなとにかく不思議な場所なんだ」
ラッセルさんにもらった見たこともないくらい鮮度がいい薬草。
そんな薬草が生えているような場所に心当たりがないか聞いたらオイゲンがそんなことを言い出した。
元はリックさんの息抜きのために企画した今回の調査だったけど、道中ずっとリックさんがリンさんの惚気話をしている。1時間も経たないうちに僕たちはもうその話を聞くのが辛くなっていた。
愚痴の一つでも言うかと思っていたけれどそんな素振りは一切ない。リックさんのことを少し尊敬してしまう。
「『森人の庭』っつーのは誰かが付けた呼び方だな。ちゃんとした呼び方は知らねー。その場所はエルフが管理していて、うっかり踏み込んだら酷い目に遭う。そんな場所に生えてる薬草なんて勝手に採取したなら……きっと殺されるだろうな」
「何それ、怖いよ」
「エルフにとっては……なんだ?聖域って言うのか?とにかく大事な場所らしい」
「オイゲンは見たことあるの?」
「ああ。あるぜ。一度だけな」
「よく殺されなかったね」
「つーか、あん時はすでに死にかけてた。誰かが倒れてる俺を殴り起こして、この場所が穢れるから出て行けって。なんか変な薬を飲まされて気付いたら森の外で倒れてた。そのエルフのことはよく覚えてねーが、心底、迷惑そうな目をしていたことだけは覚えてる」
あとで聞いた話だけど、この時オイゲンが所属していた4人組のパーティの2人が亡くなり、もう1人は引退して王都を去った。残ったオイゲンは黒狼の牙に入り今があるんだそうだ。
しばらく進めばゴブリンの集落のあった場所に出た。砦のような建物は解体されて焼き払われていた。焼け残った木材を隠すように雑草が生い茂っている。
「こういうとこには薬草はしばらく生えねーんだ。やっぱり土地が穢れてしまうってことなんだろうな。南の森にはその『森人の庭』みたいなものは無いはずだぜ。あれはもっと深い森の中にある。人の手が入らないような土地にぽっかりと存在してるんだ」
「リンもそういう場所を見たことがあるって言ってたよ。なんかキラキラして綺麗だったけど誰かにずっと見られてたからすぐにその場所を離れたって」
「懸命だな。それに気付かずにその中に入って行ったら何をされるかわかんねーぞ。ケイもそういう場所には近寄るな。上質な薬草くらいで自分の命をかけるなんて馬鹿のやることだ」
そんな場所から薬草を採って来れたラッセルさんはきっとエルフなんだと思う。エルフってもっと細身のさらっとした雰囲気の人たちばかりだと勝手に思っていた。
そりゃいろんな人がいるのは当然だ。ラッセルさんみたいにいるだけで威圧感があるエルフがいたっておかしくない。
「ここで昼飯っていうのも悪くはないが、まだ時間が早いな。この辺りで採取しながら帰る予定だったが……。ケイ、お前領都で気配察知を教えてもらったんだろ?ちょっと辺りを探ってみろ。なんか面白そうな場所があればそこに行ってみるのも悪くねー」
薄く魔力を伸ばしてあたりの気配を探る。加減が難しい。あまり広げすぎると入って来る情報量で頭が痛くなる。
無理しない範囲に収めて積み上げていくようにその情報を整理する。
薬草の群生地とかもわかるかな?そうか、地形を見ればいいんだ。じゃあ日当たりの悪いところを好むあのキノコは……。
「出来るなら立体的に感じられるようになれ。そうすれば木の高さや通りやすい道も見えてくる」
「立体的に感じることなら最初から出来てるよ。それより範囲の調整が大変。あんまり広げすぎると頭が痛くなるんだ。だいたい2キロが限界かな」
「2キロ?けっこう広い範囲で見れてると思うぜ。立体で見るのは領都のスカウトがお前に教えたのか?そこまで出来るやつなんて数人しかいねーぞ」
「オイゲン。森の中が透けて見えるみたいなことってある?気配察知で感じたことが実際見ている景色と重なるみたいな」
「調子が良ければたまにそんなことはあるな。今日はよく見える、みたいな時はある。立体で捉えるのをやめて範囲をできる限り広げてみろ。それでなんか開けたところがあるならそこに行ってみようぜ」
かなり先の方に崩れた遺跡のような場所がある。そう伝えると腑抜けたリックにはちょうどいい運動だと言ってオイゲンが走りやすい道を選んで先導してくれる。
領都でシドに言われた透視のようなスキルのことは黙っておいた。
「気配察知のスキルひとつにしても効果や範囲は人それぞれだ」
1時間くらい移動して僕たちは小休止をとる。汗はかいているけれどリックさんはまだまだ大丈夫そうだ。さすがだな、軽装とは言え僕たちより重たい装備と盾まで担いで移動しているのに。
僕はと言うと……けっこう疲れてる。
「リンは魔力の細かい制御が苦手でな、探知の範囲は広くても10メートルくらいだ。その代わり走りながらでも精度の高い気配察知が出来る。セシルは立体で捉えるのが面倒くさくて、性に合わなかったみたいだな。平面だがその範囲はかなり広い。戦場が広く見渡せるから赤い風は混戦になると強いんだ。人の獲物も構わずに横取りして荒らし回るから暴風ってあだ名が付いたんだがな」
リックさんが笑ってる。
「あいつは本当は指揮に向いてるんだ。本人はやりたがらねーが、ライアンもその辺を期待してる。あのウサギ狩りの時もそうだったろ?森の中の状況がしっかり視えてるから突発的な状況にもすぐに対応出来るんだ。自分で何でもやりたがらずに人に任せることができればあいつもAランクになれるんだがな、いい加減そろそろ落ち着いてもいいだろ」
森の中から不意にゴブリンが出て来た時もセシル姉さんの対応は素早かった。実際に指揮をとった時もみんなをうまく動かしてあっという間に討伐が終わってしまった。
海賊の親分みたいな指揮だったけど。
けっこう森の奥まで来たな。この辺りまで来ると誰かが採取している様子もない。
小休止の間に少し薬草を探す。少し育ちすぎかな。人の手が入ってないからと言っても質がいいとは限らない。定期的に少し間引いてあげた方が日の当たりも良くなっていい薬草に育つんだ。
「質の良いのを探すなら、手取り早いのは群生地だがな、確か向かってる遺跡にも質のいい薬草が生えてた気がするぜ。だいぶ昔に行ったきりだから変わっちまってるかもしれねーが」
「リンはそういうの見つけるのが上手いんだ。気配察知のスキルを上手く使うみたいだよ。オイゲン知ってる?」
「薬草にもわずかだが魔力があるからな。その濃さみてーなもんを見分けてんのかもしれねーな。ケイわかるか?」
「オイゲンには違いがわからないってこと?」
「俺には全部が無機質な物にしか感じられん。その方がわかりやすいし実際それで慣れちまってるからな。いまさらそんな器用な真似は無理だ。お前なんか器用そうだからわかるんじゃねーか?」
範囲を狭めてやってみたけれどいまいち違いがわからない。ひとつひとつは確かに違うように感じられるけどその良い悪いがよくわからない。
「難しいよ。でもリンさんにやり方を聞いたとしても結局よくわからないと思う」
「あいつ天才だからな。感覚だけであそこまで出来るって凄いと思うぜ」
あとどれくらいで着くだろうかと魔力を伸ばして気配察知をした時だった。
向かっている遺跡のような場所に人がいる。遠く離れているはずなのにその人が僕の方を見た気がする。
気付かれた?
いや、これは……。
なんか手を振ってるし。
アランさんが領都に出発して1週間後、オイゲンとリックさんと一緒に僕は南の森に調査に来ていた。
先週はリックさんの都合が合わなくて今日になってしまった。フェルはサンドラ姉さんと新しい店のことで出かけて行った。リンさんも「行ってくればー」と、特に何か文句は出なかったみたい。
森の浅いところは採取の依頼を受ける人たちのために手を付けないことにした。
僕たちは前にゴブリンが拠点を作った場所に向かって進んでいる。
「そりゃあ、『森人の庭』って奴だろうぜ」
「知ってるの?」
「詳しくは知らないが、そういう場所があるんだ。そこは現実と切り離されたような不思議な場所で、生えてる薬草なんかはそこら辺に生えてるようなやつとは比べ物にならない。輝いてるって言うのか、なんつーか、森の中に突然現れる楽園のようなとにかく不思議な場所なんだ」
ラッセルさんにもらった見たこともないくらい鮮度がいい薬草。
そんな薬草が生えているような場所に心当たりがないか聞いたらオイゲンがそんなことを言い出した。
元はリックさんの息抜きのために企画した今回の調査だったけど、道中ずっとリックさんがリンさんの惚気話をしている。1時間も経たないうちに僕たちはもうその話を聞くのが辛くなっていた。
愚痴の一つでも言うかと思っていたけれどそんな素振りは一切ない。リックさんのことを少し尊敬してしまう。
「『森人の庭』っつーのは誰かが付けた呼び方だな。ちゃんとした呼び方は知らねー。その場所はエルフが管理していて、うっかり踏み込んだら酷い目に遭う。そんな場所に生えてる薬草なんて勝手に採取したなら……きっと殺されるだろうな」
「何それ、怖いよ」
「エルフにとっては……なんだ?聖域って言うのか?とにかく大事な場所らしい」
「オイゲンは見たことあるの?」
「ああ。あるぜ。一度だけな」
「よく殺されなかったね」
「つーか、あん時はすでに死にかけてた。誰かが倒れてる俺を殴り起こして、この場所が穢れるから出て行けって。なんか変な薬を飲まされて気付いたら森の外で倒れてた。そのエルフのことはよく覚えてねーが、心底、迷惑そうな目をしていたことだけは覚えてる」
あとで聞いた話だけど、この時オイゲンが所属していた4人組のパーティの2人が亡くなり、もう1人は引退して王都を去った。残ったオイゲンは黒狼の牙に入り今があるんだそうだ。
しばらく進めばゴブリンの集落のあった場所に出た。砦のような建物は解体されて焼き払われていた。焼け残った木材を隠すように雑草が生い茂っている。
「こういうとこには薬草はしばらく生えねーんだ。やっぱり土地が穢れてしまうってことなんだろうな。南の森にはその『森人の庭』みたいなものは無いはずだぜ。あれはもっと深い森の中にある。人の手が入らないような土地にぽっかりと存在してるんだ」
「リンもそういう場所を見たことがあるって言ってたよ。なんかキラキラして綺麗だったけど誰かにずっと見られてたからすぐにその場所を離れたって」
「懸命だな。それに気付かずにその中に入って行ったら何をされるかわかんねーぞ。ケイもそういう場所には近寄るな。上質な薬草くらいで自分の命をかけるなんて馬鹿のやることだ」
そんな場所から薬草を採って来れたラッセルさんはきっとエルフなんだと思う。エルフってもっと細身のさらっとした雰囲気の人たちばかりだと勝手に思っていた。
そりゃいろんな人がいるのは当然だ。ラッセルさんみたいにいるだけで威圧感があるエルフがいたっておかしくない。
「ここで昼飯っていうのも悪くはないが、まだ時間が早いな。この辺りで採取しながら帰る予定だったが……。ケイ、お前領都で気配察知を教えてもらったんだろ?ちょっと辺りを探ってみろ。なんか面白そうな場所があればそこに行ってみるのも悪くねー」
薄く魔力を伸ばしてあたりの気配を探る。加減が難しい。あまり広げすぎると入って来る情報量で頭が痛くなる。
無理しない範囲に収めて積み上げていくようにその情報を整理する。
薬草の群生地とかもわかるかな?そうか、地形を見ればいいんだ。じゃあ日当たりの悪いところを好むあのキノコは……。
「出来るなら立体的に感じられるようになれ。そうすれば木の高さや通りやすい道も見えてくる」
「立体的に感じることなら最初から出来てるよ。それより範囲の調整が大変。あんまり広げすぎると頭が痛くなるんだ。だいたい2キロが限界かな」
「2キロ?けっこう広い範囲で見れてると思うぜ。立体で見るのは領都のスカウトがお前に教えたのか?そこまで出来るやつなんて数人しかいねーぞ」
「オイゲン。森の中が透けて見えるみたいなことってある?気配察知で感じたことが実際見ている景色と重なるみたいな」
「調子が良ければたまにそんなことはあるな。今日はよく見える、みたいな時はある。立体で捉えるのをやめて範囲をできる限り広げてみろ。それでなんか開けたところがあるならそこに行ってみようぜ」
かなり先の方に崩れた遺跡のような場所がある。そう伝えると腑抜けたリックにはちょうどいい運動だと言ってオイゲンが走りやすい道を選んで先導してくれる。
領都でシドに言われた透視のようなスキルのことは黙っておいた。
「気配察知のスキルひとつにしても効果や範囲は人それぞれだ」
1時間くらい移動して僕たちは小休止をとる。汗はかいているけれどリックさんはまだまだ大丈夫そうだ。さすがだな、軽装とは言え僕たちより重たい装備と盾まで担いで移動しているのに。
僕はと言うと……けっこう疲れてる。
「リンは魔力の細かい制御が苦手でな、探知の範囲は広くても10メートルくらいだ。その代わり走りながらでも精度の高い気配察知が出来る。セシルは立体で捉えるのが面倒くさくて、性に合わなかったみたいだな。平面だがその範囲はかなり広い。戦場が広く見渡せるから赤い風は混戦になると強いんだ。人の獲物も構わずに横取りして荒らし回るから暴風ってあだ名が付いたんだがな」
リックさんが笑ってる。
「あいつは本当は指揮に向いてるんだ。本人はやりたがらねーが、ライアンもその辺を期待してる。あのウサギ狩りの時もそうだったろ?森の中の状況がしっかり視えてるから突発的な状況にもすぐに対応出来るんだ。自分で何でもやりたがらずに人に任せることができればあいつもAランクになれるんだがな、いい加減そろそろ落ち着いてもいいだろ」
森の中から不意にゴブリンが出て来た時もセシル姉さんの対応は素早かった。実際に指揮をとった時もみんなをうまく動かしてあっという間に討伐が終わってしまった。
海賊の親分みたいな指揮だったけど。
けっこう森の奥まで来たな。この辺りまで来ると誰かが採取している様子もない。
小休止の間に少し薬草を探す。少し育ちすぎかな。人の手が入ってないからと言っても質がいいとは限らない。定期的に少し間引いてあげた方が日の当たりも良くなっていい薬草に育つんだ。
「質の良いのを探すなら、手取り早いのは群生地だがな、確か向かってる遺跡にも質のいい薬草が生えてた気がするぜ。だいぶ昔に行ったきりだから変わっちまってるかもしれねーが」
「リンはそういうの見つけるのが上手いんだ。気配察知のスキルを上手く使うみたいだよ。オイゲン知ってる?」
「薬草にもわずかだが魔力があるからな。その濃さみてーなもんを見分けてんのかもしれねーな。ケイわかるか?」
「オイゲンには違いがわからないってこと?」
「俺には全部が無機質な物にしか感じられん。その方がわかりやすいし実際それで慣れちまってるからな。いまさらそんな器用な真似は無理だ。お前なんか器用そうだからわかるんじゃねーか?」
範囲を狭めてやってみたけれどいまいち違いがわからない。ひとつひとつは確かに違うように感じられるけどその良い悪いがよくわからない。
「難しいよ。でもリンさんにやり方を聞いたとしても結局よくわからないと思う」
「あいつ天才だからな。感覚だけであそこまで出来るって凄いと思うぜ」
あとどれくらいで着くだろうかと魔力を伸ばして気配察知をした時だった。
向かっている遺跡のような場所に人がいる。遠く離れているはずなのにその人が僕の方を見た気がする。
気付かれた?
いや、これは……。
なんか手を振ってるし。
57
あなたにおすすめの小説
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる