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遺伝
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40 遺伝
「いらっしゃいませお客様。当店にようこそ。本日は何をお探しでしょうか?」
気品のある。そんな表現がピッタリと当てはまる美しい女性の店員が僕たちを出迎えてくれた。
「こんにちは。冬服とか外套とかを探しているのですが、それから、大きめの布団も欲しくて。こちらで買えますか?」
その女性店員は品のある素敵な笑顔で僕たちを店の奥に案内してくれた。
「当店には布関係のものは多数用意してございます。きっとお客様の気にいるものが見つかりますわ。まずは冬服から見ていきましょうか。女性のものはあちらにございます。段差がありますので、お気をつけください」
2段ほど階段を降りて女性服のコーナーに案内される。
「お客様ですと……あら?このカバン……あなた……もしかしてフェルちゃん?そしてあなたがケイくん?あらーケイくん。思ってたよりかわいい顔してるのねー。フェルちゃんも話に聞いてたより美人だわ。最近、夕食の時はあなたたちの話で持ちきりよ。会いたいわーってずっと思ってたんだから。来てくれて嬉しいわー。おばさんサービスしちゃうから、いっぱい買っていって。わたしはエリー、エリーさんって呼んでね」
3男のマイペースなところは母親似なんだな。
僕たちは改めて自己紹介した。
「それで、冬服よね。あと1週間もしたらこの辺りは急に冷え込むのよ。今日来たのは正解よー。みんな寒くなってから慌てて買いに来るんだから。それで予算と何着くらい欲しいか教えてくれる?割引きもあるからけっこう買えると思うわ。うちは街の人向けの服が多いの。ほら、これなんて安いと思わない?けどいいでしょうこれ。生地はしっかりしたもの使ってるの。隣の領地で夫の親戚が織物職人をやってるのよ。違うわよ?あの南にあるあのクズ野郎の領地じゃないわ。王都の西側よ。その領は良質の布の産地で有名なの」
さらっとクズ野郎と言ったのは聞き流しておく。
僕たちは予算を伝え、エリーさんにお任せすることにした。
3着ほど選んでもらってフェルが次々と着替えて恥ずかしそうに試着室から出てくる。
ひとつは動き安そうなパンツスタイルで、2着目は普通のスカートにセーターのようなものをコーディネートしたもの。
セーターはシンプルでどんな服にも合いそうだ。
どれも気に入ったけど僕は3番目の薄手のニットに厚手のワンピースのロングスカートを履いたスタイルが一番気に入った。見惚れちゃってポーッとしていたら、エリーさんがすーっと僕の方に近づいてくる。
「うふふ。彼氏も気に入ったみたいよ。よかったわね。これちょっと上は寒いけど外套を着れば問題ないわ。あら?まだ付き合ってないの?あなたたちほんとにお似合いよー。でもほんとフェルちゃん、何着せても似合うのねー。なんか娘ができたみたいでうれしいわー。うちももうひとり頑張ってみようかしら。もーなんてかわいいのー。もう真っ赤になっちゃって。ケイくんがいなかったらうちの子の嫁にしたいくらいよ。さあ次は外套を選びましょう。予算はおいくらくらいかしら」
彼氏と、エリーさんに言われてから、フェルはずっと顔を真っ赤にしている。
冬物のコートがずらりと並ぶ場所に案内される。
「フェルちゃんは冒険者だけど、やっぱり女の子はオシャレしないと勿体無いわ。ずっとマントなんてきてちゃダメよ。せっかくマジックバッグがあるんだから、なるべくこまめに着替えるのよ。予算より少しオーバーしちゃうけど、これがいいと思うわ。その分マントで調整してあげる。ちょっとほつれた部分がある売り物にならないものがあるの。おばさんがそのほつれたところ縫ってあげるから、それにしなさい。それならお金はサービスしてあげるから。でもマントってなんか無骨な感じで嫌だわ。せめて色付きにしたかったんだけど、主人がね。あまり派手だと魔物に見つかるからやめろっていうの。裏地くらいいいわよね。ねえ、ケイくんもそう思わない?」
フェルはエリーさんの話を聞いていて何か思うことがあったようだ。何考え事をしている。
僕はとりあえずエリーさんに同意しておいた。
3男より早口だけど、このマイペースなところは3男にそっくりだ。
エリーさんがベージュの革のコートを持って来てフェルに着せると、今着てるワンピースがさらに映えて見えた。
「あらーフェルちゃんいいじゃない。予想以上に似合うわ。なんてかわいいの?じゃあ最後に下着と中に着て少し厚着できるものを選びましょう。いいわよね?ケイくん」
僕はもちろんです。お願いしますと答えた。
「ケイくんはあそこの階段登って2階が男物の服と寝具が置いてあるわ。うちの息子がいるから2人で選んで待っててね?ちょっと時間がかかると思うからお待たせしちゃうかも」
そう言いながら、すっとエリーさんが近寄って来て、小声でフェルに聞こえないように僕に言う。
「ねえ、さっきの予算って下着の分入って無かったわよね?もう少し使わせてもらってもいいかしら?ケイくんもフェルちゃんがかわいい下着を着てた方がいいわよね?今は無理でもそのうち機会は来ると思うわ。その機会が来たら一気にガバッと行くのよ。女の子は押しに弱いんだから」
その機会とガバって行くのがよくわからないけど、とりあえず同意しておいた。
「大丈夫です。むしろそうしてくれると僕も助かるんです。まだいっぱいは買えないけど……銀貨5枚くらい多めに使っても構いません。フェルは自分の欲しいものとか言わないから、フェルのためにお金を使いたいけど、僕にはよくわからなくて。これからもフェルのこと気にしていただけたら助かります。僕じゃわからないことがいっぱいあるから。あ、いつかフェルにプレゼントを買いたくなったら相談に乗ってもらってもいいですか?贈り物とか慣れてないから失敗しちゃいそうで……」
僕の顔は真っ赤だったに違いない。顔が熱くてたまらない。でも頑張ってちゃんと言えた。
「うふふ。ケイくんって優しいのね。あなたもうちの子にならない?じゃあ任せて。とびっきりのものを選ぶから楽しみにしてるのよ。フェルちゃん。じゃああっちの部屋に行くわよー!お母さんに任せなさい。素敵な女の子にしてあげるわ!」
フェルを奥の部屋に連れていく。
エリーさんはもうフェルのことを自分の娘にしてしまったようだ。
いいのかな?こんなにお世話になっちゃって。
しかもあんなフレンドリーだし。
僕は先日のギルドでの宴会の時に、セシル姉さんにこっそり聞いた話を思い出す。
冒険者たちが大騒ぎしている中、セシル姉さんが少し話があると僕を隅っこのテーブルに誘って、みんなに聞こえないよう小声で教えてくれた。
ちなみにフェルはお手洗いに行っていて席を外していた。
3男は上の2人の兄とは母親が違う。
ゼランドさんの最初の奥さんは2人目を産んで、その子が5歳になったころ病気で亡くなったそうだ。
ゼランドさんはとても悲しんだけど、そのあと商売を頑張って、店を大きくして、そこから5年で王都でも有名になるくらいの大きな店にしたのだそう。
下の子が10歳になって再婚して、すぐに3男が生まれたのだけど、実はその再婚した人は今の王様の妹なんだそうだ。
降嫁した時に全ての権利をエリーさんは放棄したんだけど、噂では3男には王位継承権があるらしい。しかもけっこう高い位の。
「お前なら大丈夫だと思うが、気をつけろよ。あとこの話は誰にも話すなよ。フェルにならいいが、大っぴらに話していいことじゃないからな」
セシルさんはそう僕に釘を刺し、別のテーブルに移って行った。
しかしエリーさんもよく喋る人だなー。
魅力的な人だけど。
やっぱり遺伝するんだな。話し方とか、性格とか。
今日は3男がこっちの店にいるんだ、僕の服は3男に決めてもらおう。
僕は店の階段を登った。
「いらっしゃいませお客様。当店にようこそ。本日は何をお探しでしょうか?」
気品のある。そんな表現がピッタリと当てはまる美しい女性の店員が僕たちを出迎えてくれた。
「こんにちは。冬服とか外套とかを探しているのですが、それから、大きめの布団も欲しくて。こちらで買えますか?」
その女性店員は品のある素敵な笑顔で僕たちを店の奥に案内してくれた。
「当店には布関係のものは多数用意してございます。きっとお客様の気にいるものが見つかりますわ。まずは冬服から見ていきましょうか。女性のものはあちらにございます。段差がありますので、お気をつけください」
2段ほど階段を降りて女性服のコーナーに案内される。
「お客様ですと……あら?このカバン……あなた……もしかしてフェルちゃん?そしてあなたがケイくん?あらーケイくん。思ってたよりかわいい顔してるのねー。フェルちゃんも話に聞いてたより美人だわ。最近、夕食の時はあなたたちの話で持ちきりよ。会いたいわーってずっと思ってたんだから。来てくれて嬉しいわー。おばさんサービスしちゃうから、いっぱい買っていって。わたしはエリー、エリーさんって呼んでね」
3男のマイペースなところは母親似なんだな。
僕たちは改めて自己紹介した。
「それで、冬服よね。あと1週間もしたらこの辺りは急に冷え込むのよ。今日来たのは正解よー。みんな寒くなってから慌てて買いに来るんだから。それで予算と何着くらい欲しいか教えてくれる?割引きもあるからけっこう買えると思うわ。うちは街の人向けの服が多いの。ほら、これなんて安いと思わない?けどいいでしょうこれ。生地はしっかりしたもの使ってるの。隣の領地で夫の親戚が織物職人をやってるのよ。違うわよ?あの南にあるあのクズ野郎の領地じゃないわ。王都の西側よ。その領は良質の布の産地で有名なの」
さらっとクズ野郎と言ったのは聞き流しておく。
僕たちは予算を伝え、エリーさんにお任せすることにした。
3着ほど選んでもらってフェルが次々と着替えて恥ずかしそうに試着室から出てくる。
ひとつは動き安そうなパンツスタイルで、2着目は普通のスカートにセーターのようなものをコーディネートしたもの。
セーターはシンプルでどんな服にも合いそうだ。
どれも気に入ったけど僕は3番目の薄手のニットに厚手のワンピースのロングスカートを履いたスタイルが一番気に入った。見惚れちゃってポーッとしていたら、エリーさんがすーっと僕の方に近づいてくる。
「うふふ。彼氏も気に入ったみたいよ。よかったわね。これちょっと上は寒いけど外套を着れば問題ないわ。あら?まだ付き合ってないの?あなたたちほんとにお似合いよー。でもほんとフェルちゃん、何着せても似合うのねー。なんか娘ができたみたいでうれしいわー。うちももうひとり頑張ってみようかしら。もーなんてかわいいのー。もう真っ赤になっちゃって。ケイくんがいなかったらうちの子の嫁にしたいくらいよ。さあ次は外套を選びましょう。予算はおいくらくらいかしら」
彼氏と、エリーさんに言われてから、フェルはずっと顔を真っ赤にしている。
冬物のコートがずらりと並ぶ場所に案内される。
「フェルちゃんは冒険者だけど、やっぱり女の子はオシャレしないと勿体無いわ。ずっとマントなんてきてちゃダメよ。せっかくマジックバッグがあるんだから、なるべくこまめに着替えるのよ。予算より少しオーバーしちゃうけど、これがいいと思うわ。その分マントで調整してあげる。ちょっとほつれた部分がある売り物にならないものがあるの。おばさんがそのほつれたところ縫ってあげるから、それにしなさい。それならお金はサービスしてあげるから。でもマントってなんか無骨な感じで嫌だわ。せめて色付きにしたかったんだけど、主人がね。あまり派手だと魔物に見つかるからやめろっていうの。裏地くらいいいわよね。ねえ、ケイくんもそう思わない?」
フェルはエリーさんの話を聞いていて何か思うことがあったようだ。何考え事をしている。
僕はとりあえずエリーさんに同意しておいた。
3男より早口だけど、このマイペースなところは3男にそっくりだ。
エリーさんがベージュの革のコートを持って来てフェルに着せると、今着てるワンピースがさらに映えて見えた。
「あらーフェルちゃんいいじゃない。予想以上に似合うわ。なんてかわいいの?じゃあ最後に下着と中に着て少し厚着できるものを選びましょう。いいわよね?ケイくん」
僕はもちろんです。お願いしますと答えた。
「ケイくんはあそこの階段登って2階が男物の服と寝具が置いてあるわ。うちの息子がいるから2人で選んで待っててね?ちょっと時間がかかると思うからお待たせしちゃうかも」
そう言いながら、すっとエリーさんが近寄って来て、小声でフェルに聞こえないように僕に言う。
「ねえ、さっきの予算って下着の分入って無かったわよね?もう少し使わせてもらってもいいかしら?ケイくんもフェルちゃんがかわいい下着を着てた方がいいわよね?今は無理でもそのうち機会は来ると思うわ。その機会が来たら一気にガバッと行くのよ。女の子は押しに弱いんだから」
その機会とガバって行くのがよくわからないけど、とりあえず同意しておいた。
「大丈夫です。むしろそうしてくれると僕も助かるんです。まだいっぱいは買えないけど……銀貨5枚くらい多めに使っても構いません。フェルは自分の欲しいものとか言わないから、フェルのためにお金を使いたいけど、僕にはよくわからなくて。これからもフェルのこと気にしていただけたら助かります。僕じゃわからないことがいっぱいあるから。あ、いつかフェルにプレゼントを買いたくなったら相談に乗ってもらってもいいですか?贈り物とか慣れてないから失敗しちゃいそうで……」
僕の顔は真っ赤だったに違いない。顔が熱くてたまらない。でも頑張ってちゃんと言えた。
「うふふ。ケイくんって優しいのね。あなたもうちの子にならない?じゃあ任せて。とびっきりのものを選ぶから楽しみにしてるのよ。フェルちゃん。じゃああっちの部屋に行くわよー!お母さんに任せなさい。素敵な女の子にしてあげるわ!」
フェルを奥の部屋に連れていく。
エリーさんはもうフェルのことを自分の娘にしてしまったようだ。
いいのかな?こんなにお世話になっちゃって。
しかもあんなフレンドリーだし。
僕は先日のギルドでの宴会の時に、セシル姉さんにこっそり聞いた話を思い出す。
冒険者たちが大騒ぎしている中、セシル姉さんが少し話があると僕を隅っこのテーブルに誘って、みんなに聞こえないよう小声で教えてくれた。
ちなみにフェルはお手洗いに行っていて席を外していた。
3男は上の2人の兄とは母親が違う。
ゼランドさんの最初の奥さんは2人目を産んで、その子が5歳になったころ病気で亡くなったそうだ。
ゼランドさんはとても悲しんだけど、そのあと商売を頑張って、店を大きくして、そこから5年で王都でも有名になるくらいの大きな店にしたのだそう。
下の子が10歳になって再婚して、すぐに3男が生まれたのだけど、実はその再婚した人は今の王様の妹なんだそうだ。
降嫁した時に全ての権利をエリーさんは放棄したんだけど、噂では3男には王位継承権があるらしい。しかもけっこう高い位の。
「お前なら大丈夫だと思うが、気をつけろよ。あとこの話は誰にも話すなよ。フェルにならいいが、大っぴらに話していいことじゃないからな」
セシルさんはそう僕に釘を刺し、別のテーブルに移って行った。
しかしエリーさんもよく喋る人だなー。
魅力的な人だけど。
やっぱり遺伝するんだな。話し方とか、性格とか。
今日は3男がこっちの店にいるんだ、僕の服は3男に決めてもらおう。
僕は店の階段を登った。
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