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信頼
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77 信頼
まだ暗いうちから起き出して、あかりの魔道具のスイッチを入れる。フェルが寝返りを打つ。僕は暖房の魔道具をつける。
氷魔法のことをまた考えていた。
今のやり方だといちいちコップを割らなければ氷が取り出せない。
水をどうやったら単体で凍らせることができるのだろうか。
テントの中が温まってきて、僕の体も充分温まった頃、フェルを起こす。
お互いに背を向けて着替えをしたら外に出る。ちょうど遠くの山脈に朝日が登るのが見えた。綺麗だなと思って、フェルとしばらく陽が登るのを見ていた。
焚き火にかけていたお茶の入ったやかんを取って、残りのお茶をカップに入れる。
1杯分しか残っていなかったからフェルと2人で分け合って飲んだ。
朝ごはんの支度を始める。お米を炊いて、味噌汁を作る。おにぎりは前に作りためていた「ふりかけもどき」をご飯に混ぜて、それを適当に握る。
ラップとか、これを包むものがあればいいんだよな。そしたらお弁当にするのが楽になる。
思ったことはメモにとっておく。いつかいい素材が見つかるといいな。
狩り場に着いて、焚き火を起こし、朝ごはんを食べる。ふりかけおにぎりは主に男性に人気だったようで、おかわりの争奪戦が始まった。
焚き火でこっそり焼きおにぎりにして、フェルと2人で食べた。ちょっと全員分はね。手間がかかって大変だし。
最終日になる今日の狩りはそれぞれのパーティで連携を確認し合い、今後の活動に役立てると言う狙いがあるそうだ。
またセシル姉さんは全体を見て、適時助言をしていくみたい。
始まる前にフェルと打ち合わせをする。
お互いやってみたいことを提案して、ひとまずそれを目標にやってみることにした。
狙撃位置に着いたところで、リンさんが僕のところに来る。
「ウサギ、昨日はアタシの料理を手直ししてくれてありがとう」
ん?いつものリンさんっぽくないな?
「どうしたんですか?手直しって、最後少し味を整えただけですけど」
「ローザに昨日の夜言われてさー。アタシ的には昨日の料理は上手くできたと思うんだよね。盛り上がっちゃってこれからパーティの食事はアタシが作るぞーって言ったらなんかウサギが味付けを直してくれたおかげだって言うじゃん。なんかちょっと悔しかったけどさー。でもあんなにおいしく作れたのは初めてでさー。だから、お礼を言いたくて」
「気にすることないですよ。大体手順に間違いはなかったと思うし、問題は食材の組み合わせですよね。いろいろ作ってみたらわかってきます。そんなの弓の練習に比べたら全然大したことじゃないです。簡単ですから、今度一緒に何か作ってみましょう。炊き出しを手伝ってくれたら教えながら何か作れると思いますよ。日曜日にやってるので都合が合えばぜひ来てください」
「んー、ウサギに世話になるってのも悔しいけどねー。アタシももう少し料理がうまくなりたいしなー。考えてみるよー」
「いくぞー。ケイ?ぼさっとしてるんじゃないよ。よーし。フタ開けなー!黒狼はエサ係だ、獲物が途切れないようにせいぜい遠くにばら撒きな!」
リックさんが蓋を開け、後方に下がる。
ホーンラビットが柵の隙間から次々と現れる。
フェルは昨日の位置を保ったままホーンラビットが溜まるのを待っている。
昨日盾役をやってた時の最初の位置だ。
ホーンラビットは敵を見つけるととにかく突進してきて攻撃を始める。あまり賢くないので隙をつけば初心者でも簡単に狩れる魔物だ。ただ、それが集団になってくると捌くのが難しい。
いつも通りにフェルがホーンラビットを切り捨てるが、わかりやすく一撃で倒せない角度の個体は弾き飛ばして僕に狙わせてくれる。
可能な限り速やかにそれを処理して、フェルの援護をする。
右手側のホーンラビットを速射で射抜く。フェルが左側に集中して攻撃をする。
フェルが少し下がったら周りにいる奴らをできる限り減らす。
「交代だ。次!」
エルビンさんが、フェルの前に出る。
エイミーさんは2人のそばで支援魔法や回復など細かいサポートに徹している。
エイミーさんは攻撃魔法は一度捨てたみたいだ。支援魔法や弱体など、比較的魔力消費の少ない魔法でできるだけ戦闘の継続時間を伸ばすようにしている。
ベリンダさんはあまりスタミナがないみたいだからその方がいいと思う。
フェルのところに行って、さっきの戦闘を振り返る。
「次!フェルたちいけるかい?」
「「大丈夫!」」
そう言ってフェルが飛び込む。少し近い距離で今度は矢を放つ。フェルが抜かれることはない。信じて少し近い距離から矢を打ち込む。
狙う獲物の距離が近いと、その分矢を放つ速度が上がる。
どんどん矢を放ってホーンラビットを処理していく。
「ケイ!近すぎだよ!それじゃあ遠距離攻撃の意味がない。オークなら真っ先にアンタを狙いにくるね。ちょっとのめり込みすぎてるよ。交代!リン、リック、ローザ。入りな。ケイは少し頭を冷やすように」
失敗しちゃった。どんどん面白いように矢が当たるから前に出過ぎてしまった。
「ごめんね。フェルちょっとのめり込んじゃった」
「私もそう言う時はあるからな。お互い様だ」
フェルが息を整えながら僕に言う。
「セシルがこの遠征で私たちに教えたいことは、冒険者同士連携するということだろう。初日からずっとやらされていることだ。きっとこの先、誰かと協力して依頼をこなさなくてはならないことが多くなる。その時のために基本的なことを教えてくれているのだと思う。私もこんないろいろな人と並んで戦うというのははじめてだ。だがこの先必要なことで大事なことなのだと、今ならわかる」
「そうだよね。いざという時すぐに連携が取れなかったら足を引っ張っちゃう」
「そうだ。それで今日はこの先の私たちのことだけ考えて、今後最適な連携を取るようになるということを考えなければいけないのだ」
フェルの呼吸が落ち着いて、真剣にフェルは僕に話す。
「私はどんな時でもケイの安全を優先したい。先ほどのようにケイが攻撃を受けてしまいそうな場所にいるのは私にとっていい状況とは言えない。どんな状況でもケイには安全な場所にいて欲しいのだ」
そうだよね。フェル。ごめん。
「ガンツの装備は大したものだ。これならオークの群れでも難なく対処できるだろう。これはたぶんさらにもっと格上の魔物と戦うことを想定して作ってある装備だ。だから何を言いたいかと言うと、この程度の魔物の群れに私が囲まれたとしても実は大したことはないのだ。むしろ装備に頼って敵を引きつけ、戦闘の流れを作り出すことができると思っている。実際に使ってみてわかったが、盾装備の仕事をしても全く揺らぐことはない。盾装備の冒険者と同じくらいの防御力と、私の動きを妨げることなく、攻撃力も損なわない。実に考えられた装備だ」
僕の装備はどうなんだろうか?ガンツそんなに高い革とか使わなかったって言ってたけど。それを試す勇気は無いのだが。
「私はもっと踏み込めると思う。誰かを守るという意識をなくしたならば。問題はケイがそれを許してくれるかということなのだ。ケイが用意してくれたこの装備があれば、どんなに敵に囲まれたとしても跳ね返してケイのところに戻るぞ。私はか弱い乙女ではない。私は戦士になりたい」
フェルが何を言いたいのかわかった。
たぶん僕がフェルを信頼しきれていなかったんだ。危険から遠ざけて、危ない道は選ばないように考えて、でもそうじゃない。どんな状況でもフェルは大丈夫と言う。強がってるわけじゃない。信じて欲しいってそういうことだ。
フェルは戦士なんだ。それもとてつもなく強い。僕はそれでも、か弱い女の子に見えてしまうけど、ずっと芯が通った一人の戦士なんだ。
守って戦う今までのような騎士としての戦い方ではなくって、もっと戦いに集中して敵を倒したいってフェルは思っている。だから僕はいつでも安全な場所にいなくちゃいけないんだ。フェルの不安材料にならないように。信じてるって簡単にいうけど、本当に信頼していたわけじゃなかった。
僕はただ過保護に包み込もうとしてただけだった。
「フェル。ごめんね。僕がダメだった。もっと信じる。もっとフェルのこと頼るよ」
オイゲンさんが「いいぜ、やってみな」って、そう言ってフェルに任せたのがなんかわかった。
相手を信じて委ねることも必要なんだ。ダメだったら助けに入ればいい。そのためにどうしたらいいかわかっているのなら。
僕にはまだオイゲンさんのような実力はないけど、ホーンラビットくらいなら突っ込んでフェルを救出するくらいはできる。
「次!ケイ!フェル!位置につけ!」
僕たちの順番が回ってきた。
まだ暗いうちから起き出して、あかりの魔道具のスイッチを入れる。フェルが寝返りを打つ。僕は暖房の魔道具をつける。
氷魔法のことをまた考えていた。
今のやり方だといちいちコップを割らなければ氷が取り出せない。
水をどうやったら単体で凍らせることができるのだろうか。
テントの中が温まってきて、僕の体も充分温まった頃、フェルを起こす。
お互いに背を向けて着替えをしたら外に出る。ちょうど遠くの山脈に朝日が登るのが見えた。綺麗だなと思って、フェルとしばらく陽が登るのを見ていた。
焚き火にかけていたお茶の入ったやかんを取って、残りのお茶をカップに入れる。
1杯分しか残っていなかったからフェルと2人で分け合って飲んだ。
朝ごはんの支度を始める。お米を炊いて、味噌汁を作る。おにぎりは前に作りためていた「ふりかけもどき」をご飯に混ぜて、それを適当に握る。
ラップとか、これを包むものがあればいいんだよな。そしたらお弁当にするのが楽になる。
思ったことはメモにとっておく。いつかいい素材が見つかるといいな。
狩り場に着いて、焚き火を起こし、朝ごはんを食べる。ふりかけおにぎりは主に男性に人気だったようで、おかわりの争奪戦が始まった。
焚き火でこっそり焼きおにぎりにして、フェルと2人で食べた。ちょっと全員分はね。手間がかかって大変だし。
最終日になる今日の狩りはそれぞれのパーティで連携を確認し合い、今後の活動に役立てると言う狙いがあるそうだ。
またセシル姉さんは全体を見て、適時助言をしていくみたい。
始まる前にフェルと打ち合わせをする。
お互いやってみたいことを提案して、ひとまずそれを目標にやってみることにした。
狙撃位置に着いたところで、リンさんが僕のところに来る。
「ウサギ、昨日はアタシの料理を手直ししてくれてありがとう」
ん?いつものリンさんっぽくないな?
「どうしたんですか?手直しって、最後少し味を整えただけですけど」
「ローザに昨日の夜言われてさー。アタシ的には昨日の料理は上手くできたと思うんだよね。盛り上がっちゃってこれからパーティの食事はアタシが作るぞーって言ったらなんかウサギが味付けを直してくれたおかげだって言うじゃん。なんかちょっと悔しかったけどさー。でもあんなにおいしく作れたのは初めてでさー。だから、お礼を言いたくて」
「気にすることないですよ。大体手順に間違いはなかったと思うし、問題は食材の組み合わせですよね。いろいろ作ってみたらわかってきます。そんなの弓の練習に比べたら全然大したことじゃないです。簡単ですから、今度一緒に何か作ってみましょう。炊き出しを手伝ってくれたら教えながら何か作れると思いますよ。日曜日にやってるので都合が合えばぜひ来てください」
「んー、ウサギに世話になるってのも悔しいけどねー。アタシももう少し料理がうまくなりたいしなー。考えてみるよー」
「いくぞー。ケイ?ぼさっとしてるんじゃないよ。よーし。フタ開けなー!黒狼はエサ係だ、獲物が途切れないようにせいぜい遠くにばら撒きな!」
リックさんが蓋を開け、後方に下がる。
ホーンラビットが柵の隙間から次々と現れる。
フェルは昨日の位置を保ったままホーンラビットが溜まるのを待っている。
昨日盾役をやってた時の最初の位置だ。
ホーンラビットは敵を見つけるととにかく突進してきて攻撃を始める。あまり賢くないので隙をつけば初心者でも簡単に狩れる魔物だ。ただ、それが集団になってくると捌くのが難しい。
いつも通りにフェルがホーンラビットを切り捨てるが、わかりやすく一撃で倒せない角度の個体は弾き飛ばして僕に狙わせてくれる。
可能な限り速やかにそれを処理して、フェルの援護をする。
右手側のホーンラビットを速射で射抜く。フェルが左側に集中して攻撃をする。
フェルが少し下がったら周りにいる奴らをできる限り減らす。
「交代だ。次!」
エルビンさんが、フェルの前に出る。
エイミーさんは2人のそばで支援魔法や回復など細かいサポートに徹している。
エイミーさんは攻撃魔法は一度捨てたみたいだ。支援魔法や弱体など、比較的魔力消費の少ない魔法でできるだけ戦闘の継続時間を伸ばすようにしている。
ベリンダさんはあまりスタミナがないみたいだからその方がいいと思う。
フェルのところに行って、さっきの戦闘を振り返る。
「次!フェルたちいけるかい?」
「「大丈夫!」」
そう言ってフェルが飛び込む。少し近い距離で今度は矢を放つ。フェルが抜かれることはない。信じて少し近い距離から矢を打ち込む。
狙う獲物の距離が近いと、その分矢を放つ速度が上がる。
どんどん矢を放ってホーンラビットを処理していく。
「ケイ!近すぎだよ!それじゃあ遠距離攻撃の意味がない。オークなら真っ先にアンタを狙いにくるね。ちょっとのめり込みすぎてるよ。交代!リン、リック、ローザ。入りな。ケイは少し頭を冷やすように」
失敗しちゃった。どんどん面白いように矢が当たるから前に出過ぎてしまった。
「ごめんね。フェルちょっとのめり込んじゃった」
「私もそう言う時はあるからな。お互い様だ」
フェルが息を整えながら僕に言う。
「セシルがこの遠征で私たちに教えたいことは、冒険者同士連携するということだろう。初日からずっとやらされていることだ。きっとこの先、誰かと協力して依頼をこなさなくてはならないことが多くなる。その時のために基本的なことを教えてくれているのだと思う。私もこんないろいろな人と並んで戦うというのははじめてだ。だがこの先必要なことで大事なことなのだと、今ならわかる」
「そうだよね。いざという時すぐに連携が取れなかったら足を引っ張っちゃう」
「そうだ。それで今日はこの先の私たちのことだけ考えて、今後最適な連携を取るようになるということを考えなければいけないのだ」
フェルの呼吸が落ち着いて、真剣にフェルは僕に話す。
「私はどんな時でもケイの安全を優先したい。先ほどのようにケイが攻撃を受けてしまいそうな場所にいるのは私にとっていい状況とは言えない。どんな状況でもケイには安全な場所にいて欲しいのだ」
そうだよね。フェル。ごめん。
「ガンツの装備は大したものだ。これならオークの群れでも難なく対処できるだろう。これはたぶんさらにもっと格上の魔物と戦うことを想定して作ってある装備だ。だから何を言いたいかと言うと、この程度の魔物の群れに私が囲まれたとしても実は大したことはないのだ。むしろ装備に頼って敵を引きつけ、戦闘の流れを作り出すことができると思っている。実際に使ってみてわかったが、盾装備の仕事をしても全く揺らぐことはない。盾装備の冒険者と同じくらいの防御力と、私の動きを妨げることなく、攻撃力も損なわない。実に考えられた装備だ」
僕の装備はどうなんだろうか?ガンツそんなに高い革とか使わなかったって言ってたけど。それを試す勇気は無いのだが。
「私はもっと踏み込めると思う。誰かを守るという意識をなくしたならば。問題はケイがそれを許してくれるかということなのだ。ケイが用意してくれたこの装備があれば、どんなに敵に囲まれたとしても跳ね返してケイのところに戻るぞ。私はか弱い乙女ではない。私は戦士になりたい」
フェルが何を言いたいのかわかった。
たぶん僕がフェルを信頼しきれていなかったんだ。危険から遠ざけて、危ない道は選ばないように考えて、でもそうじゃない。どんな状況でもフェルは大丈夫と言う。強がってるわけじゃない。信じて欲しいってそういうことだ。
フェルは戦士なんだ。それもとてつもなく強い。僕はそれでも、か弱い女の子に見えてしまうけど、ずっと芯が通った一人の戦士なんだ。
守って戦う今までのような騎士としての戦い方ではなくって、もっと戦いに集中して敵を倒したいってフェルは思っている。だから僕はいつでも安全な場所にいなくちゃいけないんだ。フェルの不安材料にならないように。信じてるって簡単にいうけど、本当に信頼していたわけじゃなかった。
僕はただ過保護に包み込もうとしてただけだった。
「フェル。ごめんね。僕がダメだった。もっと信じる。もっとフェルのこと頼るよ」
オイゲンさんが「いいぜ、やってみな」って、そう言ってフェルに任せたのがなんかわかった。
相手を信じて委ねることも必要なんだ。ダメだったら助けに入ればいい。そのためにどうしたらいいかわかっているのなら。
僕にはまだオイゲンさんのような実力はないけど、ホーンラビットくらいなら突っ込んでフェルを救出するくらいはできる。
「次!ケイ!フェル!位置につけ!」
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