92 / 318
製氷
しおりを挟む
93 製氷
ガンツのところに急いで向かう。あんまり遅くなってもガンツも困るだろう。
フェルは今日オークを狩ったのだそうだ。今日の依頼は王都の東の方にある村にときどき現れるゴブリンの駆除だった。
巣には20体もゴブリンはいなかったそうで、うまく連携して処理をしていたら、そこにはぐれのオークが現れた。
エルビンとベリンダが素早く残りのゴブリンを切り捨てて、フェルはオークの攻撃を引きつけたらしい。
そしてそこにエミリーさんが残りの魔力を全部使い、強力な弱体魔法をかけ、動けなくなったオークの首をフェルが斬り落としたそうだ。
エミリーさんはそのあと気絶して、みんなで慌ててマジックバッグに死体を詰めて村に戻った。
幸いエミリーさんはすぐ気がついて、持っていたマジックポーションを飲んだら、しばらくして動けるようになったので、無理はせず依頼票にサインをもらって帰って来たそうだ。
メンバーの1人が魔力切れになり、周辺の偵察がきちんとできていなかったけど、依頼は達成したという扱いにしてもらえて、オークが出た不測の事態を逆にギルドから謝罪されたそうだ。
この村には後日ギルドから改めて依頼を出し、周辺地域の調査と警戒をすることになった。
「オークの報酬の半分はエミリーに渡すことになった。自前のマジックポーションを使うことになってしまったからな」
「それでいいと思うよ。そのおかげでフェルも無事だったわけだし」
「調査には黒狼の牙が出るらしい。実はそのメンバーに私も誘われている。来週の月曜日だが、行っても構わないだろうか?」
「大丈夫だよ。僕もいろいろ街でやらなきゃいけないことがあるからね。無理して休みの日を合わせることもないよ。夕ご飯は美味しいものを作って待ってるね」
「明日は朝から狩りに行くのだろう?やはりゴードンの集落か?」
「それがね……夜来た冒険者の人がね、ホーンラビットの肉をいっぱい持って来て、肉をやるから俺たちにも作ってくれって。なんかその人たちにも唐揚げを作らなきゃいけなくなっちゃったんだよね。材料を渡すから作ってくれって言って。それも1人だけじゃないんだ。来る人来る人みんな持ってくるんだよ。20匹くらいあるんじゃないかな」
もらったホーンラビットの肉はマジックバックに入れてある。帰ったら何か冷やす物を用意しないと。
定食屋ミナミからガンツの工房まではそこまで遠くはない。中央に出て乗合馬車を使うと少し遠回りになってしまう。
中央通りを横切って小熊亭の前を通り過ぎればガンツの工房はもう近い。
小熊亭は相変わらず繁盛していた。夜はお酒も出してるもんね。
工房のドアをノックするとすっかり顔見知りになったガンツのお弟子さんがドアを開けてくれる。
ガンツは工房の真ん中で、何か作業していた。僕に気づくと作業をやめて、工房の一角に案内してくれる。
「言われておったのは精米器と泡立て器、それからピーラーじゃな。他に何か欲しいものはあるか?」
「ガンツ、精米器だけどまだ在庫はある?お世話になってる農家の家族の贈り物にしたいんだ」
「在庫はあるから構わんぞ。あとで持って来させよう」
「それからまた相談があるんだ。氷魔法を練習しているんだけど、なかなか上手くできなくて、水を張れる金属の容器があればうまくいきそうな気がするんだ。なるべく温度が伝わりやすい金属で、錆びにくいものがいいんだけど、何かあるかな」
「ん?よくわからんな。氷を作るのに容器が必要なのか?木のコップではダメなのか?」
そう言われて、ガンツにまだ未完成の氷魔法を見せる。水はしっかり凍ったけど、木のコップは割れてしまった。
「こんな風に木のコップだと耐えられなくて割れちゃうんだよ。それに氷も取り出しにくいし。小分けに仕切ってある受け皿みたいなものが作れたらいいんだけど、こんな感じで」
そう言ってノートに製氷皿の絵を描いた。
「オヌシの魔法は少し人と変わってるの。じゃが魔力の弱さを何か道具で補うという発想は悪くない。それを突き詰めると魔道具の効率化につながるんじゃ。なるほどの、この容器に水を張って、魔道具で温度を下げていけば、氷を作る魔道具になりそうじゃの。量産化できれば欲しがる者は多いかもしれん」
「特許って言い出すのはやめてね。そういうのはガンツに任せるから。僕が欲しいのはあくまでその製氷皿だから。でもその皿にレバーをつけて皿から外した氷が下に落ちるようにすれば少しの労力で氷が量産できるかもね」
「全く、オヌシはまたそうやって……まあ良いじゃろう。その辺は今更言っても仕方ないしの。金属の皿だったか、ちょっと待ってろ」
ガンツはそう言って工房の奥からいくつか金属のインゴットを持って来た。
「錆びにくいものとなるとこれとこれじゃな。温度変化がしやすいものじゃとこれとこれになる。鍋などはこの金属とこの金属を合わせて作ったりするの」
手触りがアルミのような金属はガンツが温度変化がしやすいものといった金属だ。
「ガンツ。これはどう?」
「これは良いとは思うが、このままでは使えんのでな、何か他の金属と混ぜて強度を出すのだ。そうすることで少しサビやすくなるかもしれん」
「別にすごく丈夫なものにする必要はないんだ。少し落としたくらいで壊れたりしなければ」
「それなら、まあいけるかもしれんな」
「小分けにする形が無理なら格子状に仕切りを作るだけでもたぶんいけそうな気がするんだ」
「それじゃと逆に薄く伸ばすのが大変じゃ、強度がもっと必要になる」
ガンツと製氷皿についていろいろ意見を交わした。けっこう大事になっちゃったかな。
「鋳型を作るのは大量に作るわけではないから無理じゃの。鍛造になるな。銀貨1枚だ。数は2個ぐらいあれば良いのじゃろ?」
「ありがとう!あと保温箱をもう1つ作ってくれない?少し足りなくなって来たから」
「保冷庫を買えば良いではないか。だいぶ蓄えもできて来たのだろう?」
「もしもの時のことを考えて、お金を貯めておくのは大事だよ。僕だってフェルだっていつ怪我して働けなくなるかもしれない。それに王都に部屋を借りたいし節約は大事だよ」
「そうか、必要になったら言うのじゃぞ。良いものを作ってやるからの」
「うん。部屋が決まって余裕があったら家具とか少しずつ集めていくつもり。その時は相談するよ。安くしてね」
「わかっておる。オヌシと商売する気なぞありゃせんよ。遠慮なくなんでも言え。わしもお前に頼られて嬉しいのじゃ」
そう言ってガンツは優しい顔になる。
魔道泡立て器の試作品を僕ももらって、ガンツにお金を払って工房を出た。
公衆浴場に寄って家に戻る。
僕がホーンラビットをどうやって冷やしておいておこうか悩んでいたら、フェルが外に置いておけばいいと言う。そうか、充分夜は冷えるし、悪くなることもないか。野良猫とかにやられないように、袋に詰めてテーブルの上に置いておいた。
明日は唐揚げ何個作ればいいんだろ。
大変だ明日は。
ガンツのところに急いで向かう。あんまり遅くなってもガンツも困るだろう。
フェルは今日オークを狩ったのだそうだ。今日の依頼は王都の東の方にある村にときどき現れるゴブリンの駆除だった。
巣には20体もゴブリンはいなかったそうで、うまく連携して処理をしていたら、そこにはぐれのオークが現れた。
エルビンとベリンダが素早く残りのゴブリンを切り捨てて、フェルはオークの攻撃を引きつけたらしい。
そしてそこにエミリーさんが残りの魔力を全部使い、強力な弱体魔法をかけ、動けなくなったオークの首をフェルが斬り落としたそうだ。
エミリーさんはそのあと気絶して、みんなで慌ててマジックバッグに死体を詰めて村に戻った。
幸いエミリーさんはすぐ気がついて、持っていたマジックポーションを飲んだら、しばらくして動けるようになったので、無理はせず依頼票にサインをもらって帰って来たそうだ。
メンバーの1人が魔力切れになり、周辺の偵察がきちんとできていなかったけど、依頼は達成したという扱いにしてもらえて、オークが出た不測の事態を逆にギルドから謝罪されたそうだ。
この村には後日ギルドから改めて依頼を出し、周辺地域の調査と警戒をすることになった。
「オークの報酬の半分はエミリーに渡すことになった。自前のマジックポーションを使うことになってしまったからな」
「それでいいと思うよ。そのおかげでフェルも無事だったわけだし」
「調査には黒狼の牙が出るらしい。実はそのメンバーに私も誘われている。来週の月曜日だが、行っても構わないだろうか?」
「大丈夫だよ。僕もいろいろ街でやらなきゃいけないことがあるからね。無理して休みの日を合わせることもないよ。夕ご飯は美味しいものを作って待ってるね」
「明日は朝から狩りに行くのだろう?やはりゴードンの集落か?」
「それがね……夜来た冒険者の人がね、ホーンラビットの肉をいっぱい持って来て、肉をやるから俺たちにも作ってくれって。なんかその人たちにも唐揚げを作らなきゃいけなくなっちゃったんだよね。材料を渡すから作ってくれって言って。それも1人だけじゃないんだ。来る人来る人みんな持ってくるんだよ。20匹くらいあるんじゃないかな」
もらったホーンラビットの肉はマジックバックに入れてある。帰ったら何か冷やす物を用意しないと。
定食屋ミナミからガンツの工房まではそこまで遠くはない。中央に出て乗合馬車を使うと少し遠回りになってしまう。
中央通りを横切って小熊亭の前を通り過ぎればガンツの工房はもう近い。
小熊亭は相変わらず繁盛していた。夜はお酒も出してるもんね。
工房のドアをノックするとすっかり顔見知りになったガンツのお弟子さんがドアを開けてくれる。
ガンツは工房の真ん中で、何か作業していた。僕に気づくと作業をやめて、工房の一角に案内してくれる。
「言われておったのは精米器と泡立て器、それからピーラーじゃな。他に何か欲しいものはあるか?」
「ガンツ、精米器だけどまだ在庫はある?お世話になってる農家の家族の贈り物にしたいんだ」
「在庫はあるから構わんぞ。あとで持って来させよう」
「それからまた相談があるんだ。氷魔法を練習しているんだけど、なかなか上手くできなくて、水を張れる金属の容器があればうまくいきそうな気がするんだ。なるべく温度が伝わりやすい金属で、錆びにくいものがいいんだけど、何かあるかな」
「ん?よくわからんな。氷を作るのに容器が必要なのか?木のコップではダメなのか?」
そう言われて、ガンツにまだ未完成の氷魔法を見せる。水はしっかり凍ったけど、木のコップは割れてしまった。
「こんな風に木のコップだと耐えられなくて割れちゃうんだよ。それに氷も取り出しにくいし。小分けに仕切ってある受け皿みたいなものが作れたらいいんだけど、こんな感じで」
そう言ってノートに製氷皿の絵を描いた。
「オヌシの魔法は少し人と変わってるの。じゃが魔力の弱さを何か道具で補うという発想は悪くない。それを突き詰めると魔道具の効率化につながるんじゃ。なるほどの、この容器に水を張って、魔道具で温度を下げていけば、氷を作る魔道具になりそうじゃの。量産化できれば欲しがる者は多いかもしれん」
「特許って言い出すのはやめてね。そういうのはガンツに任せるから。僕が欲しいのはあくまでその製氷皿だから。でもその皿にレバーをつけて皿から外した氷が下に落ちるようにすれば少しの労力で氷が量産できるかもね」
「全く、オヌシはまたそうやって……まあ良いじゃろう。その辺は今更言っても仕方ないしの。金属の皿だったか、ちょっと待ってろ」
ガンツはそう言って工房の奥からいくつか金属のインゴットを持って来た。
「錆びにくいものとなるとこれとこれじゃな。温度変化がしやすいものじゃとこれとこれになる。鍋などはこの金属とこの金属を合わせて作ったりするの」
手触りがアルミのような金属はガンツが温度変化がしやすいものといった金属だ。
「ガンツ。これはどう?」
「これは良いとは思うが、このままでは使えんのでな、何か他の金属と混ぜて強度を出すのだ。そうすることで少しサビやすくなるかもしれん」
「別にすごく丈夫なものにする必要はないんだ。少し落としたくらいで壊れたりしなければ」
「それなら、まあいけるかもしれんな」
「小分けにする形が無理なら格子状に仕切りを作るだけでもたぶんいけそうな気がするんだ」
「それじゃと逆に薄く伸ばすのが大変じゃ、強度がもっと必要になる」
ガンツと製氷皿についていろいろ意見を交わした。けっこう大事になっちゃったかな。
「鋳型を作るのは大量に作るわけではないから無理じゃの。鍛造になるな。銀貨1枚だ。数は2個ぐらいあれば良いのじゃろ?」
「ありがとう!あと保温箱をもう1つ作ってくれない?少し足りなくなって来たから」
「保冷庫を買えば良いではないか。だいぶ蓄えもできて来たのだろう?」
「もしもの時のことを考えて、お金を貯めておくのは大事だよ。僕だってフェルだっていつ怪我して働けなくなるかもしれない。それに王都に部屋を借りたいし節約は大事だよ」
「そうか、必要になったら言うのじゃぞ。良いものを作ってやるからの」
「うん。部屋が決まって余裕があったら家具とか少しずつ集めていくつもり。その時は相談するよ。安くしてね」
「わかっておる。オヌシと商売する気なぞありゃせんよ。遠慮なくなんでも言え。わしもお前に頼られて嬉しいのじゃ」
そう言ってガンツは優しい顔になる。
魔道泡立て器の試作品を僕ももらって、ガンツにお金を払って工房を出た。
公衆浴場に寄って家に戻る。
僕がホーンラビットをどうやって冷やしておいておこうか悩んでいたら、フェルが外に置いておけばいいと言う。そうか、充分夜は冷えるし、悪くなることもないか。野良猫とかにやられないように、袋に詰めてテーブルの上に置いておいた。
明日は唐揚げ何個作ればいいんだろ。
大変だ明日は。
144
あなたにおすすめの小説
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる