150 / 318
情けない
しおりを挟む
151 情けない
翌朝、目覚ましの音で目を覚ます。
少し疲れてたのかな。少し体が重い気がする。
いつの間にかフェルに腕枕をしている。
僕に寄り添うようにしてフェルが眠っていた。
目覚ましの音でフェルも起きたみたいだ。おはようとあいさつを交わす。
土曜日だ。フェルは訓練には行かず、店で招待状の続きを書いてくれるらしい。
朝の日課をこなして朝食を食べ、のんびり2人でお茶を飲む。今日はフェルがコーヒーを淹れてくれた。
店に行って仕事に取り掛かる。
掃除を終えたフェルが厨房で招待状を書いている。
いつか2人でお店を始めたとしたらこんな感じなんだろうか。
でもフェルは冒険者の仕事を続けているかな?
今日の獲物だって言ってオーク肉をドンって持ってきたり、任せろって言って店で使う香草を集めてくれたり、たまには2人で狩りをして……。
そうなれるようにしっかりしなくっちゃ。
まだモヤモヤした気持ちはあるけれどその気持ちを抑えて準備を進める。
「あれ?フェルさんもう来てるんすか?何書いてるんすか?招待状?良いっすね。僕も行きたいっす」
お披露目パーティは僕が休みの日にやるから小熊亭の人たちを呼ぶことができない。一番お世話になっているはずなのに誘えないことが少しつらいんだ。
ロイの家族を招待したら来てくれるかなと聞いてみたのだけれど、ロイが残念そうに言った。
「うちはパン屋っすからねー。平日に休みの日がないんすよ。日曜日だけが休みなんすけど、それ以外は工夫して少しずつみんな休みをとってるって感じっすね」
ロイが店を休む火曜日はロイのお父さんとお母さんが休みになるらしい。お母さんは手伝いに来ている人たちとうまく日にちを合わせて休みをとっているのだそうだ。
なかなかパン屋も大変だなって素直に思った。
ロイには10歳になる妹がいるらしい。
最近店の手伝いを少しずつはじめるようになったのだそうだ。
サンドラ姉さんが出勤して来て、フェルが書いた招待状を見て何かアドバイスしている。女の子同士いろいろ相談している姿は見ていて微笑ましい……はずだ、普通だったら。
仕事してくださいサンドラ姉さん。
そう思ったけど怖いから言えない。
忙しい土曜日の営業もなんとか無事こなす。慣れというのはすごいと思う。
これが普通なんだって思ったら案外冷静に対応出来てしまう。
ヒラヒラとなびくフェルのエプロン姿を見ていたらいつのまにか営業は終わってしまっていた。
だいぶ時間が経ってから、この話をサンドラ姉さんにしたら、「まるで目の前にニンジンをぶら下げられて全力で走る馬のようね」そう言われて馬鹿にされた。
次の日は炊き出しの日だ。
フェルは僕がちゃんと狩りが出来るかどうか見ていたいらしい。
フェルは今防具をガンツに預けているので、どうしようもなく困った時以外は手出しをしないように約束させた。
ゴードンさんの家よりだいぶ北側。
なんとなくホーンラビットがいそうな場所を見つけて狩りを始める。
ライツの作った簡易の柵を仕掛けてお店で出た野菜クズをあたりに撒いた。
この辺りはまだギルドの手が入っていなかったみたいだ。
あっという間に50匹のホーンラビットが狩れてしまった。
こういうこともあるんだ。
今日はなんとか弓だけで対応出来たけどそう出来ない場合もあると思う。
帰り道フェルにこういう場合の対処の仕方を教えてもらう。やっとフェルが今までやっていた狩りのやり方が少しわかって来た気がする。
ギルドに直行して加工室で黙々とホーンラビットを捌く。数が多いからギルドの加工室を貸してもらえると作業が早い。
報酬を受け取って報告を済ませたら市場で買い物をして炊き出しの準備をする。
今日の狩り場はあとで改めてギルドから冒険者を派遣するそうだ。次は別のところで狩りをして欲しいと言われた。
市場で買ったものは大体がフェルのお弁当のための食材なのだけれど、フェルはそのお店で何を買いたいのかひとつひとつメモに取って、次からは買い出しも私に任せろと言う。なんだか頼もしいな。僕はいつもフェルに甘えてばかりだ。
主に僕が欲しいのは領都のものを扱うお店の魚や海苔などだから、お使いを頼むにしてもそこまで難しいことにはならないと思う。
お店の人にフェルを紹介して、これから僕が買いに来れない時はフェルが買いに来ると伝えておいた。
炊き出しの準備を始める。
フェルが刺繍を完成させて、これでみんなのエプロンと頭に巻くハンカチが揃った。
エプロンにはかわいいウサギの刺繍が入れられている。
お揃いの制服でみんなで準備を始めた。
そろそろ炊き出しの時間になるころ、手伝いに来てくれていた冒険者が、僕のところに走って来た。
「ウサギ、悪い。お前のポーション使っちまった。足が悪いって寝込んでいる奴がいるんだ。ポーション足りねーからもう2、3本くれ」
僕も行こうかと聞いたけど大丈夫らしい。
足を魔物に噛まれて動けなくなった人がいたみたい。とりあえず持っているポーションをたくさん渡した。
炊き出しが終わって、ポーションを持って行ったその冒険者の人から状況を聞く。
「魔物に噛まれた傷が治らなくて動けなくなってたみたいだぜ。そのまま教会に運んだらどうなっちまったかわかんねー。ウサギのポーションはとにかく効くな。これ余った分な、忘れないうちに返しておくぜ」
律儀にその冒険者は余ったポーションを僕に返して来た。自分の分はきちんと持っていると言っていたので、その余ったポーションを受け取った。
教会で治癒魔法の治療を受けるとかなり法外な値段を取られてしまうらしい。
ギルドの治療室ならローザさんがいたりするからそんなことにはならないのだけど、酷い怪我をして教会のお世話になってしまったらお金を払えない人は借金奴隷になってしまうのだそうだ。
おかしくない?素直にその冒険者に疑問を伝えると、それがどこでも現実なのだと言われてしまう。
落ち込む僕に別の冒険者が声をかける。
「ウサギのポーションで今日1人の人間が助かった。命が助かったってことじゃねえ。人間としてこれからも生きられるってことだ。それってすげえことだと思うぜ。ただ命を繋ぐためだけなのにその後、法外な金を要求される。俺たちはそれが当たり前だと思ってた。払えないなら奴隷になって死ぬしかない。だから死なないように行動するんだってな。ウサギのポーションがあるからだぜ。みんな安心して依頼をこなせてる。怪我をしないように依頼をこなすのは当たり前のことだ。だが全てがうまくいくわけじゃねえ。みんなお守りのようにお前のポーションを持って依頼に出ているんだ。ポーション使ったやつはみんなお前に何かしら持って行ってるだろ?みんなお前に感謝してるんだぜ」
冒険者たちはみんな不思議とひとつだけしかポーションを受け取らない。
もう持っているから他のやつに渡してくれとみんなが言う。
そしてポーションを使った人はみんなポーションの材料を僕に持って来てくれる。
矜持。わかるものだけがその価値を知っている。
南区の冒険者たちはみんな誇り高く生きている。
思わず僕は泣いちゃって話していた冒険者がオロオロしていた。他の冒険者たちが僕を心配して寄って来てくれる。
フェルに抱きしめられても涙は止まらなかった。
嬉しかった。
心から本当に。ただ単純に、無事で帰って来て欲しいって思ったから始めたことだったのに。
泣き止んだら後片付けをして解散する。
帰り道フェルが手を繋いでくれた。
また涙がこぼれる。
そんな情けない僕に歩調を合わせて、フェルは何も言わずに一緒に歩いてくれた。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
読んでいただきありがとうございます。
面白いと思っていただけたらぜひお気に入りに登録をお願いします。
作者の今後の励みになりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
続きが気になる!
もしそう思っていただけたのならカクヨム様で検索してみてください。
そちらの方が更新が早いです。
今後とも「フェル」のこと。よろしくお願い致します。
翌朝、目覚ましの音で目を覚ます。
少し疲れてたのかな。少し体が重い気がする。
いつの間にかフェルに腕枕をしている。
僕に寄り添うようにしてフェルが眠っていた。
目覚ましの音でフェルも起きたみたいだ。おはようとあいさつを交わす。
土曜日だ。フェルは訓練には行かず、店で招待状の続きを書いてくれるらしい。
朝の日課をこなして朝食を食べ、のんびり2人でお茶を飲む。今日はフェルがコーヒーを淹れてくれた。
店に行って仕事に取り掛かる。
掃除を終えたフェルが厨房で招待状を書いている。
いつか2人でお店を始めたとしたらこんな感じなんだろうか。
でもフェルは冒険者の仕事を続けているかな?
今日の獲物だって言ってオーク肉をドンって持ってきたり、任せろって言って店で使う香草を集めてくれたり、たまには2人で狩りをして……。
そうなれるようにしっかりしなくっちゃ。
まだモヤモヤした気持ちはあるけれどその気持ちを抑えて準備を進める。
「あれ?フェルさんもう来てるんすか?何書いてるんすか?招待状?良いっすね。僕も行きたいっす」
お披露目パーティは僕が休みの日にやるから小熊亭の人たちを呼ぶことができない。一番お世話になっているはずなのに誘えないことが少しつらいんだ。
ロイの家族を招待したら来てくれるかなと聞いてみたのだけれど、ロイが残念そうに言った。
「うちはパン屋っすからねー。平日に休みの日がないんすよ。日曜日だけが休みなんすけど、それ以外は工夫して少しずつみんな休みをとってるって感じっすね」
ロイが店を休む火曜日はロイのお父さんとお母さんが休みになるらしい。お母さんは手伝いに来ている人たちとうまく日にちを合わせて休みをとっているのだそうだ。
なかなかパン屋も大変だなって素直に思った。
ロイには10歳になる妹がいるらしい。
最近店の手伝いを少しずつはじめるようになったのだそうだ。
サンドラ姉さんが出勤して来て、フェルが書いた招待状を見て何かアドバイスしている。女の子同士いろいろ相談している姿は見ていて微笑ましい……はずだ、普通だったら。
仕事してくださいサンドラ姉さん。
そう思ったけど怖いから言えない。
忙しい土曜日の営業もなんとか無事こなす。慣れというのはすごいと思う。
これが普通なんだって思ったら案外冷静に対応出来てしまう。
ヒラヒラとなびくフェルのエプロン姿を見ていたらいつのまにか営業は終わってしまっていた。
だいぶ時間が経ってから、この話をサンドラ姉さんにしたら、「まるで目の前にニンジンをぶら下げられて全力で走る馬のようね」そう言われて馬鹿にされた。
次の日は炊き出しの日だ。
フェルは僕がちゃんと狩りが出来るかどうか見ていたいらしい。
フェルは今防具をガンツに預けているので、どうしようもなく困った時以外は手出しをしないように約束させた。
ゴードンさんの家よりだいぶ北側。
なんとなくホーンラビットがいそうな場所を見つけて狩りを始める。
ライツの作った簡易の柵を仕掛けてお店で出た野菜クズをあたりに撒いた。
この辺りはまだギルドの手が入っていなかったみたいだ。
あっという間に50匹のホーンラビットが狩れてしまった。
こういうこともあるんだ。
今日はなんとか弓だけで対応出来たけどそう出来ない場合もあると思う。
帰り道フェルにこういう場合の対処の仕方を教えてもらう。やっとフェルが今までやっていた狩りのやり方が少しわかって来た気がする。
ギルドに直行して加工室で黙々とホーンラビットを捌く。数が多いからギルドの加工室を貸してもらえると作業が早い。
報酬を受け取って報告を済ませたら市場で買い物をして炊き出しの準備をする。
今日の狩り場はあとで改めてギルドから冒険者を派遣するそうだ。次は別のところで狩りをして欲しいと言われた。
市場で買ったものは大体がフェルのお弁当のための食材なのだけれど、フェルはそのお店で何を買いたいのかひとつひとつメモに取って、次からは買い出しも私に任せろと言う。なんだか頼もしいな。僕はいつもフェルに甘えてばかりだ。
主に僕が欲しいのは領都のものを扱うお店の魚や海苔などだから、お使いを頼むにしてもそこまで難しいことにはならないと思う。
お店の人にフェルを紹介して、これから僕が買いに来れない時はフェルが買いに来ると伝えておいた。
炊き出しの準備を始める。
フェルが刺繍を完成させて、これでみんなのエプロンと頭に巻くハンカチが揃った。
エプロンにはかわいいウサギの刺繍が入れられている。
お揃いの制服でみんなで準備を始めた。
そろそろ炊き出しの時間になるころ、手伝いに来てくれていた冒険者が、僕のところに走って来た。
「ウサギ、悪い。お前のポーション使っちまった。足が悪いって寝込んでいる奴がいるんだ。ポーション足りねーからもう2、3本くれ」
僕も行こうかと聞いたけど大丈夫らしい。
足を魔物に噛まれて動けなくなった人がいたみたい。とりあえず持っているポーションをたくさん渡した。
炊き出しが終わって、ポーションを持って行ったその冒険者の人から状況を聞く。
「魔物に噛まれた傷が治らなくて動けなくなってたみたいだぜ。そのまま教会に運んだらどうなっちまったかわかんねー。ウサギのポーションはとにかく効くな。これ余った分な、忘れないうちに返しておくぜ」
律儀にその冒険者は余ったポーションを僕に返して来た。自分の分はきちんと持っていると言っていたので、その余ったポーションを受け取った。
教会で治癒魔法の治療を受けるとかなり法外な値段を取られてしまうらしい。
ギルドの治療室ならローザさんがいたりするからそんなことにはならないのだけど、酷い怪我をして教会のお世話になってしまったらお金を払えない人は借金奴隷になってしまうのだそうだ。
おかしくない?素直にその冒険者に疑問を伝えると、それがどこでも現実なのだと言われてしまう。
落ち込む僕に別の冒険者が声をかける。
「ウサギのポーションで今日1人の人間が助かった。命が助かったってことじゃねえ。人間としてこれからも生きられるってことだ。それってすげえことだと思うぜ。ただ命を繋ぐためだけなのにその後、法外な金を要求される。俺たちはそれが当たり前だと思ってた。払えないなら奴隷になって死ぬしかない。だから死なないように行動するんだってな。ウサギのポーションがあるからだぜ。みんな安心して依頼をこなせてる。怪我をしないように依頼をこなすのは当たり前のことだ。だが全てがうまくいくわけじゃねえ。みんなお守りのようにお前のポーションを持って依頼に出ているんだ。ポーション使ったやつはみんなお前に何かしら持って行ってるだろ?みんなお前に感謝してるんだぜ」
冒険者たちはみんな不思議とひとつだけしかポーションを受け取らない。
もう持っているから他のやつに渡してくれとみんなが言う。
そしてポーションを使った人はみんなポーションの材料を僕に持って来てくれる。
矜持。わかるものだけがその価値を知っている。
南区の冒険者たちはみんな誇り高く生きている。
思わず僕は泣いちゃって話していた冒険者がオロオロしていた。他の冒険者たちが僕を心配して寄って来てくれる。
フェルに抱きしめられても涙は止まらなかった。
嬉しかった。
心から本当に。ただ単純に、無事で帰って来て欲しいって思ったから始めたことだったのに。
泣き止んだら後片付けをして解散する。
帰り道フェルが手を繋いでくれた。
また涙がこぼれる。
そんな情けない僕に歩調を合わせて、フェルは何も言わずに一緒に歩いてくれた。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
読んでいただきありがとうございます。
面白いと思っていただけたらぜひお気に入りに登録をお願いします。
作者の今後の励みになりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
続きが気になる!
もしそう思っていただけたのならカクヨム様で検索してみてください。
そちらの方が更新が早いです。
今後とも「フェル」のこと。よろしくお願い致します。
151
あなたにおすすめの小説
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる