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幕間4
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164 幕間 4
「なあ、アル。今日来てたあの若いやつどう思う?」
カウンターの隣に座る、もう古い付き合いになる木工職人のドワーフが不意にそう言い出した。
今日会った若いやつというと、工房で弓を引いたあの青年のことだろうか。
まっすぐで綺麗な矢を放つ弓使いだった。
あの弓を持つのにふさわしい良い使い手だ。
「あの弓売る気になったのだな」
「そうだ。だいたいお前のために作ってやったのによう、この弓にはもっとふさわしい使い手がいるとか言って受け取らねーからずっと売れずに残ってたんだぜ」
あの弓を売ったということはこいつも何かを感じたからだろう。
あの若者の奏でる弦の音色は美しい音だった。
このドワーフがこの王都に定住するという知らせを聞いて、この国を訪れたのはだいぶ昔のことだ。
悪しき竜により滅ぶ寸前だったこの国を文字通り建て直すのだと笑っていた。
もう1人、同じく付き合いの長い鍛治職人のドワーフが、魔物討伐のための武器を作り、たくさんの強者たちが魔物たちに立ち向かった。
私も族長の命を受け、その竜退治に参加した。
その後も帝国が大軍で攻め込んできたりと、この国はこれまで数々の困難に見舞われた。
その戦争には私も参加した。
国同士の争いにはかかわらないことにしていたが、この2人に頼まれたのだ。
領都の街の人間を守ってくれと。
戦争が終わって、そのお礼にエルダートレントの素材を使って私に弓を作ってやるとこいつが言い出して、出来上がった弓を渡されたのだが、その弓は私ではない誰か別の使い手を待っているようだった。
私ではない。
弓を持った瞬間はっきりとそう感じた。
「この弓を持つべきは私ではない。いつかこの弓にふさわしい使い手が現れる。その者はきっと美しい弦の音を奏でるだろう」
私はそう言ってドワーフに弓を返した。
「初めはヒョロっちいガキだと思ったんだがな、お前のいう綺麗な弦の音をさせたんだ。思わずその場で売ってしまおうと思ったんだがな。そいつが金がねぇとか言いやがる。そのうち金ができたら来いとは言ったが、なんとなくそのあとも気になっていてな」
ドワーフはそう言ってグラスの蒸留酒を煽る。
「ところが意外に早くそのガキが、今度はガンツと一緒にやって来たんだ。ガンツがえらく気に入ったらしくてな」
「珍しいな、あいつが気にいる人間はなかなかおらんからな」
「そうだ。ガンツのところでは武器ではなく防具が欲しいと言ったらしい。それと米を精米する魔道具を作って欲しいと言ったそうだ」
「米か?精米とはなんだ?あれは家畜の餌だろう」
「そう思っていたんだがな、実際食ってみるとこれがまた美味いんだ。いや、その話じゃ無かったな。えーと、その2度目に来た時アイツはどこかで身体強化を覚えてきたらしくてな。弓が痛むからとカラ撃ちはしなかったが、お前のように綺麗にあの強弓を引いてな、俺もガンツも思わず驚いちまった。コイツがアルの言っていたふさわしい使い手だと、その姿を見た俺もガンツもそう思わずにはいられなかった」
私もあの青年が弓を引く姿を見てそう感じた。願わくはこのまま真っ直ぐに育ってほしいと思い、弓には精霊の加護を付与しておいた。そうは言っても私が付与できる加護の力などたかが知れているのだが。
ほんの少しその使い手を守ってやるくらいの加護しか付与はしていない。
まあ気休め程度のお守りのようなものだな。
「なんじゃい、もう来とったのか、クライブ!ワシにも蒸留酒をくれ。氷も入れるのじゃぞ」
鍛治職人のドワーフがカウンターに座る。こいつと出会ったのはもうだいぶ昔のことだ、とある別の国の街の酒場だった。
「ガンツ、アルがこないだ俺の工房でケイに会ったんだぜ。なかなか面白い出会いだったぞ」
「なんじゃアル、ケイに会ったのか。良い子であろう。ワシはアイツを気に入っておるのじゃ、面白いやつでな」
聞けばその青年はこの店で働いているらしい。今日は休みで、スラムで炊き出しをしているそうだ。
クライブにもかなり信頼されているみたいだ。なかなか面白い人物のようだな。
この店の料理は美味い。クライブは旅先でよく料理を作っていた。冒険者を引退してから店を出すと言って、当時のパーティメンバーだったサンドラと店を始めたのがこの小熊亭だ。きっかけは戦後の炊き出しだったようだ。安くて美味いものを腹一杯食べさせたいと思ったらしい。
このジャガイモの……サラダなのか?新しい料理だな。酒に合うので先ほどからずっと食べている。他にもいくつか新しい料理があるな。
クライブが適当に作って出してくれるがどれも美味い。
餃子というのか。これも初めて食べた。
「昔ワシが打った剣を綺麗に研ぎ直して使っておってな。いい仕事じゃったから、他にも自分で研いだ刃物はないのかと聞いたら使い込んだ小さな包丁を出してきおった。それがとても大切に手入れがされておってな。あれだけ大事に道具を使うやつはなかなかおらん。一目でアイツを気に入ったのだ。安物の包丁だったがその切れ味はよく使い勝手が良さそうな良い物じゃった」
ガンツが氷の入った蒸留酒を飲む。氷を作ったのはサンドラだろうか。あいつは氷の魔法が得意だったからな。
「ん?この氷か?これもおそらくケイが作った物じゃぞ。ちょっと前にワシに製氷皿と言うものを作ってほしいと言い出してな。なんでも水の温度を限界まで下げて少し衝撃を加えるとあっという間に凍るらしい。ワシもその魔法を見たが驚かされた。そうじゃ、そのケイだがな、オヌシと同じで魔力が見えるらしいのだ」
「その青年は何かの加護を授かっているのか?」
「詳しいことはわからん。見えるのって当たり前じゃないの?とか言っておったな。何せ本人が魔法の才能がないと自分で言っておるからな、才能がないから教会で調べるつもりもないらしい。アイツはごく普通に暮らせればそれでいいと言っておる。オヌシに会ってみないかと勧めたが、もう氷を作れるようになったから必要ないと言っておった。ケイの魔法は面白いぞ。威力は弱いが、工夫してなんとも不思議な使い方をするのじゃ。物を乾燥させる魔法など、その発想は我らの想像力を軽く飛び越えたすごいものだったぞ」
物を乾燥させる魔法は加減が難しい。火と風の魔法を繊細に制御し、燃えない温度を保たなくてはならない。
「なんでも水の魔法の水はどこから来るのかと考えたそうじゃ。鍋でお湯を沸かすと湯気になり空気に溶け込んでしまうじゃろ?水の魔法は空気に溶け込んだその水を取り出しているんだとケイは言うのじゃ。だから座標を指定して乾かしたいものから水を呼び寄せれば、その濡れた物は自然と乾くと言っておった」
私にもその発想は無かった。
確かにその方法ならば術式はとても簡単なものになる。魔力の制御もどの程度水を呼び寄せるか決めるだけでいい。
「氷の魔法も自分の魔力ではいきなり氷を作れないから器に入れた水の温度を下げることにしたらしい。製氷皿というのは木のコップでは割れてしまうから、割れない入れ物が欲しいと言い出してな。これらの発想はワシがこれから作る魔道具に組み込もうと思っておる。人々の生活に役立つ良い魔法じゃ。じゃからお前に魔法を習えばもっといろんなことができると思って勧めてみたんじゃがの。アイツはもう興味がないらしい。そんなことより美味しい料理を作りたいんだといつもそう言っておる」
そう言って2人のドワーフが笑う。
なんとも不思議な青年だな。この2人にそこまで気に入られるとは。
「アイツの作る料理は美味いぜ。それについてはこのクライブも認めてる。使ってる調味料の値段が高いからこの店では出せねーがな。東の国の料理らしいぜ。米も東の国では普通に食べてるんだそうだ」
クライブが一瞬顔をあげてこちらを見たがすぐにまた作業に戻った。
相変わらず無愛想な奴だ。
だがあの青年の修行先としてはここは最高の店だろう。
クライブは顔は怖いが誠実な男だ。
英雄になれる可能性があるのに野心も興味もなく、ただ普通の暮らしがしたいか。
今のこの国には必要な人間かもしれないな。やっと穏やかな暮らしができているのだから。
「そうじゃ、アル。フェルには会ったか?おそらくケイと一緒にいたはずじゃ」
「あの女性の剣士か?」
「そうじゃ。ケイに頼まれての、そのフェルの鎧に魔法の付与をしてくれんか?できるだけ多目が良い。とにかくケイはフェルに怪我をして欲しくないようでな」
そう言われて何故か納得がいった。
あの青年はもう大切なものを見つけているのだ。平凡な暮らしとはあの女性との暮らしのことなのだろう。
美味い料理と安心できる環境、そして愛する女性。それだけあればあの青年は充分なのだ。
「任せておけ。過保護なくらい付与してやろう。明日工房に行けば良いか?」
「時間は何時でもかまわん。ならば頼むぞ。ワシもフェルには怪我をして欲しくないのだ」
ガンツの作る鎧であれば魔法の付与もしやすいだろう。こいつも過保護なくらい上等の金属を惜しみなく使っているはずだ。
あの青年ともっと話ができなかったのは少し残念だった。
だが縁があるならば人は出会うものだ。
だからまた必ず会えるであろう。
いつか独立して店を始めるならばそこに美味い料理を食べに行っても良い。
焦らずともとにかく時間だけはあるのだ。
「なあ、アル。今日来てたあの若いやつどう思う?」
カウンターの隣に座る、もう古い付き合いになる木工職人のドワーフが不意にそう言い出した。
今日会った若いやつというと、工房で弓を引いたあの青年のことだろうか。
まっすぐで綺麗な矢を放つ弓使いだった。
あの弓を持つのにふさわしい良い使い手だ。
「あの弓売る気になったのだな」
「そうだ。だいたいお前のために作ってやったのによう、この弓にはもっとふさわしい使い手がいるとか言って受け取らねーからずっと売れずに残ってたんだぜ」
あの弓を売ったということはこいつも何かを感じたからだろう。
あの若者の奏でる弦の音色は美しい音だった。
このドワーフがこの王都に定住するという知らせを聞いて、この国を訪れたのはだいぶ昔のことだ。
悪しき竜により滅ぶ寸前だったこの国を文字通り建て直すのだと笑っていた。
もう1人、同じく付き合いの長い鍛治職人のドワーフが、魔物討伐のための武器を作り、たくさんの強者たちが魔物たちに立ち向かった。
私も族長の命を受け、その竜退治に参加した。
その後も帝国が大軍で攻め込んできたりと、この国はこれまで数々の困難に見舞われた。
その戦争には私も参加した。
国同士の争いにはかかわらないことにしていたが、この2人に頼まれたのだ。
領都の街の人間を守ってくれと。
戦争が終わって、そのお礼にエルダートレントの素材を使って私に弓を作ってやるとこいつが言い出して、出来上がった弓を渡されたのだが、その弓は私ではない誰か別の使い手を待っているようだった。
私ではない。
弓を持った瞬間はっきりとそう感じた。
「この弓を持つべきは私ではない。いつかこの弓にふさわしい使い手が現れる。その者はきっと美しい弦の音を奏でるだろう」
私はそう言ってドワーフに弓を返した。
「初めはヒョロっちいガキだと思ったんだがな、お前のいう綺麗な弦の音をさせたんだ。思わずその場で売ってしまおうと思ったんだがな。そいつが金がねぇとか言いやがる。そのうち金ができたら来いとは言ったが、なんとなくそのあとも気になっていてな」
ドワーフはそう言ってグラスの蒸留酒を煽る。
「ところが意外に早くそのガキが、今度はガンツと一緒にやって来たんだ。ガンツがえらく気に入ったらしくてな」
「珍しいな、あいつが気にいる人間はなかなかおらんからな」
「そうだ。ガンツのところでは武器ではなく防具が欲しいと言ったらしい。それと米を精米する魔道具を作って欲しいと言ったそうだ」
「米か?精米とはなんだ?あれは家畜の餌だろう」
「そう思っていたんだがな、実際食ってみるとこれがまた美味いんだ。いや、その話じゃ無かったな。えーと、その2度目に来た時アイツはどこかで身体強化を覚えてきたらしくてな。弓が痛むからとカラ撃ちはしなかったが、お前のように綺麗にあの強弓を引いてな、俺もガンツも思わず驚いちまった。コイツがアルの言っていたふさわしい使い手だと、その姿を見た俺もガンツもそう思わずにはいられなかった」
私もあの青年が弓を引く姿を見てそう感じた。願わくはこのまま真っ直ぐに育ってほしいと思い、弓には精霊の加護を付与しておいた。そうは言っても私が付与できる加護の力などたかが知れているのだが。
ほんの少しその使い手を守ってやるくらいの加護しか付与はしていない。
まあ気休め程度のお守りのようなものだな。
「なんじゃい、もう来とったのか、クライブ!ワシにも蒸留酒をくれ。氷も入れるのじゃぞ」
鍛治職人のドワーフがカウンターに座る。こいつと出会ったのはもうだいぶ昔のことだ、とある別の国の街の酒場だった。
「ガンツ、アルがこないだ俺の工房でケイに会ったんだぜ。なかなか面白い出会いだったぞ」
「なんじゃアル、ケイに会ったのか。良い子であろう。ワシはアイツを気に入っておるのじゃ、面白いやつでな」
聞けばその青年はこの店で働いているらしい。今日は休みで、スラムで炊き出しをしているそうだ。
クライブにもかなり信頼されているみたいだ。なかなか面白い人物のようだな。
この店の料理は美味い。クライブは旅先でよく料理を作っていた。冒険者を引退してから店を出すと言って、当時のパーティメンバーだったサンドラと店を始めたのがこの小熊亭だ。きっかけは戦後の炊き出しだったようだ。安くて美味いものを腹一杯食べさせたいと思ったらしい。
このジャガイモの……サラダなのか?新しい料理だな。酒に合うので先ほどからずっと食べている。他にもいくつか新しい料理があるな。
クライブが適当に作って出してくれるがどれも美味い。
餃子というのか。これも初めて食べた。
「昔ワシが打った剣を綺麗に研ぎ直して使っておってな。いい仕事じゃったから、他にも自分で研いだ刃物はないのかと聞いたら使い込んだ小さな包丁を出してきおった。それがとても大切に手入れがされておってな。あれだけ大事に道具を使うやつはなかなかおらん。一目でアイツを気に入ったのだ。安物の包丁だったがその切れ味はよく使い勝手が良さそうな良い物じゃった」
ガンツが氷の入った蒸留酒を飲む。氷を作ったのはサンドラだろうか。あいつは氷の魔法が得意だったからな。
「ん?この氷か?これもおそらくケイが作った物じゃぞ。ちょっと前にワシに製氷皿と言うものを作ってほしいと言い出してな。なんでも水の温度を限界まで下げて少し衝撃を加えるとあっという間に凍るらしい。ワシもその魔法を見たが驚かされた。そうじゃ、そのケイだがな、オヌシと同じで魔力が見えるらしいのだ」
「その青年は何かの加護を授かっているのか?」
「詳しいことはわからん。見えるのって当たり前じゃないの?とか言っておったな。何せ本人が魔法の才能がないと自分で言っておるからな、才能がないから教会で調べるつもりもないらしい。アイツはごく普通に暮らせればそれでいいと言っておる。オヌシに会ってみないかと勧めたが、もう氷を作れるようになったから必要ないと言っておった。ケイの魔法は面白いぞ。威力は弱いが、工夫してなんとも不思議な使い方をするのじゃ。物を乾燥させる魔法など、その発想は我らの想像力を軽く飛び越えたすごいものだったぞ」
物を乾燥させる魔法は加減が難しい。火と風の魔法を繊細に制御し、燃えない温度を保たなくてはならない。
「なんでも水の魔法の水はどこから来るのかと考えたそうじゃ。鍋でお湯を沸かすと湯気になり空気に溶け込んでしまうじゃろ?水の魔法は空気に溶け込んだその水を取り出しているんだとケイは言うのじゃ。だから座標を指定して乾かしたいものから水を呼び寄せれば、その濡れた物は自然と乾くと言っておった」
私にもその発想は無かった。
確かにその方法ならば術式はとても簡単なものになる。魔力の制御もどの程度水を呼び寄せるか決めるだけでいい。
「氷の魔法も自分の魔力ではいきなり氷を作れないから器に入れた水の温度を下げることにしたらしい。製氷皿というのは木のコップでは割れてしまうから、割れない入れ物が欲しいと言い出してな。これらの発想はワシがこれから作る魔道具に組み込もうと思っておる。人々の生活に役立つ良い魔法じゃ。じゃからお前に魔法を習えばもっといろんなことができると思って勧めてみたんじゃがの。アイツはもう興味がないらしい。そんなことより美味しい料理を作りたいんだといつもそう言っておる」
そう言って2人のドワーフが笑う。
なんとも不思議な青年だな。この2人にそこまで気に入られるとは。
「アイツの作る料理は美味いぜ。それについてはこのクライブも認めてる。使ってる調味料の値段が高いからこの店では出せねーがな。東の国の料理らしいぜ。米も東の国では普通に食べてるんだそうだ」
クライブが一瞬顔をあげてこちらを見たがすぐにまた作業に戻った。
相変わらず無愛想な奴だ。
だがあの青年の修行先としてはここは最高の店だろう。
クライブは顔は怖いが誠実な男だ。
英雄になれる可能性があるのに野心も興味もなく、ただ普通の暮らしがしたいか。
今のこの国には必要な人間かもしれないな。やっと穏やかな暮らしができているのだから。
「そうじゃ、アル。フェルには会ったか?おそらくケイと一緒にいたはずじゃ」
「あの女性の剣士か?」
「そうじゃ。ケイに頼まれての、そのフェルの鎧に魔法の付与をしてくれんか?できるだけ多目が良い。とにかくケイはフェルに怪我をして欲しくないようでな」
そう言われて何故か納得がいった。
あの青年はもう大切なものを見つけているのだ。平凡な暮らしとはあの女性との暮らしのことなのだろう。
美味い料理と安心できる環境、そして愛する女性。それだけあればあの青年は充分なのだ。
「任せておけ。過保護なくらい付与してやろう。明日工房に行けば良いか?」
「時間は何時でもかまわん。ならば頼むぞ。ワシもフェルには怪我をして欲しくないのだ」
ガンツの作る鎧であれば魔法の付与もしやすいだろう。こいつも過保護なくらい上等の金属を惜しみなく使っているはずだ。
あの青年ともっと話ができなかったのは少し残念だった。
だが縁があるならば人は出会うものだ。
だからまた必ず会えるであろう。
いつか独立して店を始めるならばそこに美味い料理を食べに行っても良い。
焦らずともとにかく時間だけはあるのだ。
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