164 / 318
幕間 5
しおりを挟む
165 幕間 5
店に向かうケイを見送ったあと、残った洗い物を片付ける。
お茶を淹れるためにやかんでお湯を沸かした。
淹れた紅茶を飲みながら髪をとかす。
髪もだいぶ伸びたな。
あれからもう半年近くになるのか。
故郷を離れ王都で暮らすことにも慣れてきた。
こんなことになるなんて半年前には想像もしなかった。
まあいつかは騎士団を辞めることにはなっていたとは思うが。
髪を後ろで縛り残りの紅茶を飲む。
外の片付けをしなくてはな。
昨日はとにかく楽しかった。
まるで故郷の感謝祭みたいだった。
皆がご馳走を食べ酒を飲み大騒ぎする。
故郷では年に一度のお祭りだった。
私の家は騎士爵を授かり小さな領地を経営する貴族だった。
2人の兄がいて上の兄とは歳が離れており、物心ついた時には兄は近衛騎士として王家に支えていた。
もう1人の兄は武芸が全くできず。父を支えるべく領地経営の手伝いをしていた。
物語の中の姫ではなく、それを守る騎士に憧れてしまった私は元騎士だった父にせがみ剣の稽古をつけてもらった。
淑女としての教育を放棄して日々稽古に励む私を見ていつも母は嘆いていた。
生傷の絶えない私に、騎士になっても高貴な方にお茶を振る舞わなくてはならない機会もあるのだからと、お茶の淹れ方だけはしっかりと母に仕込まれた。
真面目な父は領民たちに信頼されており、裕福では無かったが、領地の経営はうまくいっていたと思う。
毎年の収穫の感謝祭では領民たちの笑顔が絶えなかったのを覚えている。
私はいつか騎士になり、この人たちを守る存在になるのだと心に決め、毎日訓練に励み、やがて試験に受かり騎士になることができた。
故郷に帰りたいと思わないと言ったら嘘になる。しかし帰ったところで私にできることはもうないだろう。
騎士団にはもう戻れず、帰ったところで私はもう死んだものとされている。
どこかの家に嫁ぐことも無理だろう。
家の中から出れずに、ひっそりと隠れて生きていくしかない。
こうして王都で暮らす日々に不満はない。
それどころか今とても幸せだ。
故郷に残した家族のことを思うと胸が苦しくはなるが、無理に帰りたいという気持ちはもう私にはない。
それに王都でも親しい人たちができた。昨日はその人達に日頃の感謝の気持ちを込めてささやかな宴会を開いた。
昨日あんなに忙しかったのにケイは大丈夫であろうか?
最近ケイは思い悩むことが増えていた。
拙い言葉で励ましてはみるが、私に料理のことはよく分からない。
どうしたら良いか分からずただそばにいるだけしかできなかった。
そんな中、ギルドの依頼をどうしても断れずよりによって炊き出しの日に依頼を受けることになってしまった。
さらにケイは1人で狩りに行くという。
心配でたまらない。
ケイは故郷の村でも狩りをしていたから平気だという。場所もゴードンの集落にすると言っていた。
危ないことはするなと言い聞かせて依頼に向かった。
「ホーンラビットくらいで心配しすぎだよアンタ。子供だって狩れる魔物さ。遠征の時、ケイの弓の腕前を見ただろう?ホーンラビットなんかアイツに近づけもしないはずだよ」
依頼の場所に向かう馬車の中でセシルが心配する私を笑い飛ばす。
「いろいろ心配だと思うけどね。ケイくんをもっと信じてあげないと。ケイくんがフェルちゃんに心配かけるようなことをするはずがないでしょう?あの子はいつだってフェルちゃんのことを考えているんだから」
ローザが優しく私に諭すように言う。
確かにそうだ。ホーンラビットくらいでそうそう遅れをとることはないはずだ。
装備ももうきちんとしているのだから大きな怪我をすることもないだろう。
ではこの気持ちはなんなのだろう。
もどかしくて、落ち着かなくて、心に穴が空いたような喪失感。
気づけばケイのことを考えている。
ケイが何か悩んでいるから、できるだけそばにいたかったのだ。たとえ何もできなかったとしても。
それに炊き出しをするのはけっこう好きなのだ。
暖かい料理を食べ皆が安心した顔をする。初めてその様子を見た時、思わず感動してしまった。そして今までの私を振り返り、少し悲しい気持ちになった。
実は小熊亭の給仕の仕事だって嫌いではない。店は忙しいが私は割と楽しんでやっている。
それに楽しそうに働くケイを見ているのが好きなのだ。
思えば炊き出しを手伝えないのは初めてなのではないだろうか。
ケイは最初自分1人でやるから大丈夫だと言っていた。
けれどその規模が予想以上に大きくて、冒険者たちの手伝いや、カインとセラの頑張りでなんとかやれている。
私だってはじめは何もできなかったが、少しずつ炊き出しを手伝えるようになったのだ。
それがケイの助けに少しでもなっていると信じたい。
結局その日は門の空いている時間には帰ってこれなかったな。
私は家の外に出て昨日の後片付けを始める。
テーブルは隅に寄せられていて、ゴミもキレイに拾ってあった。
冒険者たちが率先して後片付けを手伝っていたからな。
テーブルを拭き、畳んで納屋にしまう。焚き火に使った炭は1箇所に集めておいた。
ライツが作り散らかした手作りのテーブルは入り口の方に置いておけばいいだろう。
そのうちの出来がいいものをひとつ、庭の片隅に置いておくことにした。
たまにここでお茶を飲むといいかもしれない。
今日も王都は天気が良く気持ちのいい陽気だ。
春が待ち遠しい。
先週のこと、仕事が休みの午前中、クライブと仕入れに行ってから何かケイは吹っ切れたようだ。
きっと何か言われたのだろう。
クライブの奴もたまには師匠らしいことをするのだな。
ケイはそのあと帰ってきてからとびきり美味しいシチューを作って、それを店で出せないか考えていた。
私がその背中を押すように、やりたいようにやればいいと思うぞと言ったら、ケイは優しく私に微笑み返してくれた。
昨日使ったテーブルクロスを洗い場で洗う。ついでだ。エプロンも洗ってしまおう。
いたるところに入れているウサギの刺繍は私がこういう絵を刺繍したいと絵に描いて見せた時、マリーさんが図案を作ってくれたものだ。
実はこの柄以外うまく作れる自信がない。
可愛らしいそのウサギの刺繍の部分を丁寧に洗った。
洗ったテーブルクロスとエプロンを物干しに干してだいたい片付けは終わったと思う。
何か忘れている気もするが、たいしたことではないだろう。
寝室に行き着替えをする。
いつのまにか当たり前のようにその日に着る洋服を選んでいる自分がいる。
思わず笑ってしまった。
ケイと出会う前は着る服などどうでもいいと思っていたのにな。
買ったばかりの鏡は寝室の棚の一番上に立てかけている。
少し小さいが仕方ない。
全身が写る鏡なんて実家にもなかった。
その隣にはケイからもらったサンダルが置いてある。
初めてケイからもらった大切なものだ。
着替えを済ませて寝室を出ようとした時、ペンダントを付けるのを忘れていたことに気づく。
危ない。もう少しで忘れるところであった。
なんとなくペンダントをするのを忘れた日にはなんだか落ち着かない。
そんな日は家に帰ったらすぐ小物入れの中を確認するのだ。
小物入れを開けると小さく畳まれた紙が入っている。
これも私にとって大切なものだ。
ペンダントをつけて鏡で確認をする。
よし。準備はできた。
少し早いが店に行こう。
ケイがいないとなんだか落ち着かない。
小物入れの蓋を閉めて元あった場所に戻す。
エリママ。確かに思い出の数だけ家具は増えていくものだな。
今はまだ少ないけれど、この寝室が家具でいっぱいになった時、ケイとの大切な思い出もいっぱいになっているのだろう。
リビングに行き火の元を確かめる。
その時ガタッと寝室の方から物音がした。
「フェルか?すまん。だいぶ寝過ごしてしまったようじゃ。ケイはもう店に行ったのかの?済まんがお茶を淹れてくれんか?」
そうだった。忘れていた。夕べ飲みつぶれたガンツが家に泊まっていた。
苦笑しながらガンツにお茶を淹れてやる。
その日、結局店には時間通りに出勤した。
店に向かうケイを見送ったあと、残った洗い物を片付ける。
お茶を淹れるためにやかんでお湯を沸かした。
淹れた紅茶を飲みながら髪をとかす。
髪もだいぶ伸びたな。
あれからもう半年近くになるのか。
故郷を離れ王都で暮らすことにも慣れてきた。
こんなことになるなんて半年前には想像もしなかった。
まあいつかは騎士団を辞めることにはなっていたとは思うが。
髪を後ろで縛り残りの紅茶を飲む。
外の片付けをしなくてはな。
昨日はとにかく楽しかった。
まるで故郷の感謝祭みたいだった。
皆がご馳走を食べ酒を飲み大騒ぎする。
故郷では年に一度のお祭りだった。
私の家は騎士爵を授かり小さな領地を経営する貴族だった。
2人の兄がいて上の兄とは歳が離れており、物心ついた時には兄は近衛騎士として王家に支えていた。
もう1人の兄は武芸が全くできず。父を支えるべく領地経営の手伝いをしていた。
物語の中の姫ではなく、それを守る騎士に憧れてしまった私は元騎士だった父にせがみ剣の稽古をつけてもらった。
淑女としての教育を放棄して日々稽古に励む私を見ていつも母は嘆いていた。
生傷の絶えない私に、騎士になっても高貴な方にお茶を振る舞わなくてはならない機会もあるのだからと、お茶の淹れ方だけはしっかりと母に仕込まれた。
真面目な父は領民たちに信頼されており、裕福では無かったが、領地の経営はうまくいっていたと思う。
毎年の収穫の感謝祭では領民たちの笑顔が絶えなかったのを覚えている。
私はいつか騎士になり、この人たちを守る存在になるのだと心に決め、毎日訓練に励み、やがて試験に受かり騎士になることができた。
故郷に帰りたいと思わないと言ったら嘘になる。しかし帰ったところで私にできることはもうないだろう。
騎士団にはもう戻れず、帰ったところで私はもう死んだものとされている。
どこかの家に嫁ぐことも無理だろう。
家の中から出れずに、ひっそりと隠れて生きていくしかない。
こうして王都で暮らす日々に不満はない。
それどころか今とても幸せだ。
故郷に残した家族のことを思うと胸が苦しくはなるが、無理に帰りたいという気持ちはもう私にはない。
それに王都でも親しい人たちができた。昨日はその人達に日頃の感謝の気持ちを込めてささやかな宴会を開いた。
昨日あんなに忙しかったのにケイは大丈夫であろうか?
最近ケイは思い悩むことが増えていた。
拙い言葉で励ましてはみるが、私に料理のことはよく分からない。
どうしたら良いか分からずただそばにいるだけしかできなかった。
そんな中、ギルドの依頼をどうしても断れずよりによって炊き出しの日に依頼を受けることになってしまった。
さらにケイは1人で狩りに行くという。
心配でたまらない。
ケイは故郷の村でも狩りをしていたから平気だという。場所もゴードンの集落にすると言っていた。
危ないことはするなと言い聞かせて依頼に向かった。
「ホーンラビットくらいで心配しすぎだよアンタ。子供だって狩れる魔物さ。遠征の時、ケイの弓の腕前を見ただろう?ホーンラビットなんかアイツに近づけもしないはずだよ」
依頼の場所に向かう馬車の中でセシルが心配する私を笑い飛ばす。
「いろいろ心配だと思うけどね。ケイくんをもっと信じてあげないと。ケイくんがフェルちゃんに心配かけるようなことをするはずがないでしょう?あの子はいつだってフェルちゃんのことを考えているんだから」
ローザが優しく私に諭すように言う。
確かにそうだ。ホーンラビットくらいでそうそう遅れをとることはないはずだ。
装備ももうきちんとしているのだから大きな怪我をすることもないだろう。
ではこの気持ちはなんなのだろう。
もどかしくて、落ち着かなくて、心に穴が空いたような喪失感。
気づけばケイのことを考えている。
ケイが何か悩んでいるから、できるだけそばにいたかったのだ。たとえ何もできなかったとしても。
それに炊き出しをするのはけっこう好きなのだ。
暖かい料理を食べ皆が安心した顔をする。初めてその様子を見た時、思わず感動してしまった。そして今までの私を振り返り、少し悲しい気持ちになった。
実は小熊亭の給仕の仕事だって嫌いではない。店は忙しいが私は割と楽しんでやっている。
それに楽しそうに働くケイを見ているのが好きなのだ。
思えば炊き出しを手伝えないのは初めてなのではないだろうか。
ケイは最初自分1人でやるから大丈夫だと言っていた。
けれどその規模が予想以上に大きくて、冒険者たちの手伝いや、カインとセラの頑張りでなんとかやれている。
私だってはじめは何もできなかったが、少しずつ炊き出しを手伝えるようになったのだ。
それがケイの助けに少しでもなっていると信じたい。
結局その日は門の空いている時間には帰ってこれなかったな。
私は家の外に出て昨日の後片付けを始める。
テーブルは隅に寄せられていて、ゴミもキレイに拾ってあった。
冒険者たちが率先して後片付けを手伝っていたからな。
テーブルを拭き、畳んで納屋にしまう。焚き火に使った炭は1箇所に集めておいた。
ライツが作り散らかした手作りのテーブルは入り口の方に置いておけばいいだろう。
そのうちの出来がいいものをひとつ、庭の片隅に置いておくことにした。
たまにここでお茶を飲むといいかもしれない。
今日も王都は天気が良く気持ちのいい陽気だ。
春が待ち遠しい。
先週のこと、仕事が休みの午前中、クライブと仕入れに行ってから何かケイは吹っ切れたようだ。
きっと何か言われたのだろう。
クライブの奴もたまには師匠らしいことをするのだな。
ケイはそのあと帰ってきてからとびきり美味しいシチューを作って、それを店で出せないか考えていた。
私がその背中を押すように、やりたいようにやればいいと思うぞと言ったら、ケイは優しく私に微笑み返してくれた。
昨日使ったテーブルクロスを洗い場で洗う。ついでだ。エプロンも洗ってしまおう。
いたるところに入れているウサギの刺繍は私がこういう絵を刺繍したいと絵に描いて見せた時、マリーさんが図案を作ってくれたものだ。
実はこの柄以外うまく作れる自信がない。
可愛らしいそのウサギの刺繍の部分を丁寧に洗った。
洗ったテーブルクロスとエプロンを物干しに干してだいたい片付けは終わったと思う。
何か忘れている気もするが、たいしたことではないだろう。
寝室に行き着替えをする。
いつのまにか当たり前のようにその日に着る洋服を選んでいる自分がいる。
思わず笑ってしまった。
ケイと出会う前は着る服などどうでもいいと思っていたのにな。
買ったばかりの鏡は寝室の棚の一番上に立てかけている。
少し小さいが仕方ない。
全身が写る鏡なんて実家にもなかった。
その隣にはケイからもらったサンダルが置いてある。
初めてケイからもらった大切なものだ。
着替えを済ませて寝室を出ようとした時、ペンダントを付けるのを忘れていたことに気づく。
危ない。もう少しで忘れるところであった。
なんとなくペンダントをするのを忘れた日にはなんだか落ち着かない。
そんな日は家に帰ったらすぐ小物入れの中を確認するのだ。
小物入れを開けると小さく畳まれた紙が入っている。
これも私にとって大切なものだ。
ペンダントをつけて鏡で確認をする。
よし。準備はできた。
少し早いが店に行こう。
ケイがいないとなんだか落ち着かない。
小物入れの蓋を閉めて元あった場所に戻す。
エリママ。確かに思い出の数だけ家具は増えていくものだな。
今はまだ少ないけれど、この寝室が家具でいっぱいになった時、ケイとの大切な思い出もいっぱいになっているのだろう。
リビングに行き火の元を確かめる。
その時ガタッと寝室の方から物音がした。
「フェルか?すまん。だいぶ寝過ごしてしまったようじゃ。ケイはもう店に行ったのかの?済まんがお茶を淹れてくれんか?」
そうだった。忘れていた。夕べ飲みつぶれたガンツが家に泊まっていた。
苦笑しながらガンツにお茶を淹れてやる。
その日、結局店には時間通りに出勤した。
109
あなたにおすすめの小説
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる