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自分の箸
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240 自分の箸
トビーのホットドッグを頬張っている時だけは3男は静かになった。
フェルと2人で苦笑しながら店の片付けを少しずつ進めていく。
最後のハンバーガーを売り切って買えなかった人たちにサービス券を配る。
3男がそれを見てやたらと感心してた。
「それってケイくんが思いついたの?すごい考えだね。父にも教えていい?多分それって父が言ってる顧客を育てるってことだよね。それもらった人が誰かを誘ってまた店に来たりして、ねえ、枚数は決めてるの?あ、そうなんだ。ということは、銅貨20枚を宣伝のために使って商売をしてるってことだー。すごいよこれ」
サービス券のことはゼランドさんにも伝えて構わないと3男には言ったけど、絶対お礼とか受け取らないからねとしっかり釘を刺しておいた。
こんなにいつもよくしてもらってて恩を返すのはこっちなのに、これ以上もらい過ぎちゃうと困るんだと3男に伝えると笑いながら了承してくれた。
「こっちにはしばらくいるつもりなんだー。そうだ、せっかくならどこかに一緒に行こうよ。港町なんかどう?僕たちの馬車はけっこう速度が出るから半日もかからないで着けると思うよー。もしいたら東の国の船団の人たちも紹介してあげる。実は先月仕入れに行ってたんだけどねー。なんか、風向き?海に吹く風が季節によって変わるんだってー。その風の向きが変わるのをしばらく待つって言ってたから運が良ければ会えるかもよー」
そうなんだ。夏と秋とでは風の吹く向きが違うのかもしれない。
東の国の人たちかー。いちど会ってみたいなー。
……3男の口調がうつってしまった。
「だけど3男、僕たちあと1週間は屋台をやるつもりなんだ。ここの場所が使えるのがそれくらいまでだからその間は屋台を続けるつもりなんだよ。その後ガンツの仕事がもし終わってたらそのまま帰るつもりでいたし」
3男と話をしながらサンマを煮込んでいた鍋をまた火にかけて、フェルと一緒に洗い物をする。イワシも捌いてしまわないとな。
「心配しなくてもガンツの仕事はまだ終わらないと思うよー。さっき工房に行ったらねー、お弟子さんたちが滞在予定が伸びるかもって言ってたから。理由はよく知らないけど技術登録した魔道具の設計図?ガンツの書き方が難し過ぎてみんなついて来れてなかったんだってー。ガンツって変なところ天才だからねー。お弟子さんたちも笑ってたよ。自業自得です、だってさー」
僕には普通に腕のいい鍛治師に見えたけど、確かにそうか。僕の描いた絵だけで望む通りのものをすぐに作ってしまうガンツはやっぱり天才なんだろう。
きっと感覚だけで作ってしまうからあとで設計図にするといろいろ問題があったんだろうと想像する。
「今王都で大人気のビールサーバーがあるじゃない。あれをこっちの人たちが作れるようになるまで帰れないらしいよー。あれには新しい技術がいっぱい使われてるからねー確かにあの仕組みは画期的だよ。さすがガンツだって、商品を見たとき僕も思ったもん」
発案者はここにいるけどね。黙っておこう。
フェルは片付けを私に任せて料理を作ればいいと言ってくれたけど、僕はフェルと一緒にちゃんと後片付けをしたかった。
なんか最近どんどんフェルのことを好きになっていく気がする。なんでもないことを2人でやっているだけでも何故か幸せなんだ。
あらかた片付けも終わったので最後にデイビットさんに頼まれていた分を作る。お店の従業員に差し入れしたいんだそうだ。そろそろラッセルさんも来る頃かな。準備だけでもしておこう。
今日はいつも同じハンバーガーを買っていくラッセルさんのために2つのうちのひとつを、工夫しようと思っている。
牛肉を使っていないから割と肉の味は淡白だ。だからこそ照り焼きソースに合うのだけど、いつもと違う味にしてあげたいから今日はそのソースを工夫してみようと思う。
3男がフェルといろいろ話してるのを横目で見つつ、さっきトビーからもらったケチャップにウスターソースを混ぜる。ほんの少しお砂糖と味醂を足してその鍋を湯煎する。分量が少ないから火にかけてしまうとすぐ焦げてしまうのだ。
味見してみてほんの少しだけ醤油を足す。
少しケチャップが足りなかったかも。
残しておいたケチャップを全部入れてしまう。
チーズバーガーみたいにしようかと思っているのだ。チェスターさんのチーズを薄く切って挟めてみようと思っている。
遠くの方にラッセルさんが見えたのでハンバーグを焼き始める。
ベーコンとか挟んでも良かったかも。
でも美味しければ良いだろっていろいろやり過ぎるのも何か違う気がする。趣味とは違うのだから。
できる範囲で常連のお客様のためにひと味違うものを作る。そう決めた。
ラッセルさんに今日は少し味を変えたものを作ったと伝えて出来上がりを渡すと嬉しそうな顔をしてラッセルさんが帰って行った。
楽しんでもらえたら良いな。
今日の試作料理はサンマの甘露煮、イワシのフライ、ナスの揚げ浸し。サラダまでは作る余裕がないからトマトを切って一緒に出そうと思う。
弱火で煮込んでいたサンマの鍋にお酒と味醂そして醤油を足していく。
これで鍋の水分がもっと抜ければ出来上がりなはず。
3男と話しながら捌いていたイワシの切り身に塩を軽くふりかけて、少し置いておく。
ナスは午前中から出汁に漬け込んでいる。
出汁はお酒と味醂を少し、お砂糖は少なめにして醤油は割と多めに入れた。お砂糖が1に対してお醤油は2くらいだろうか。お酒と味醂はお砂糖と同じくらい。
ひと煮立ちさせたら火を止めて鰹節を入れ、お酢を少しだけ回し入れた。
炊き上がったお米を鮭のおにぎりにしていく。フェルも作るのを手伝ってくれた。
焼き鮭はコンロがないのでオーブンで焼いた。あとで匂いが残るかな?お酢であとで中を拭いておこう。
海苔を巻くのはフェルに任せてイワシのフライを揚げていく。
サンマの煮物はもう良い感じだ。
火を止めて味を染み込ませる。
ここまでで作業時間はだいたい30分くらい。フェルが細かいところをさりげなく手伝ってくれるから作業がやりやすい。
あとでちゃんとお礼を言おう。
大皿に盛り付けるのとは別に、僕たちの分を取り分けて、ナスの煮浸しの器にはおろした生姜を混ぜ入れた。
試作料理とはいえ作り過ぎたかも。屋台の営業ときちんと両立出来るように少し考えないとな。
今日はなんだか張り切って食材を買い過ぎた。
季節がいいっていうのもあるけれど、美味しそうな食材を見るとついはしゃいで買ってしまう。今日は仕入れの時にフェルがいなかったもんな。いつもなら少し自重するんだけど。
流石に今日は汁物までは作れなかった。味噌汁くらい作っても良かったかもしれないなと盛り付けてから思った。
冒険者のテーブルに料理を持っていくと歓声が上がる。
僕たちは屋台の後ろでこぢんまりと食べ始める。なぜか3男も当たり前のようにこっちに座ってる。
その手に僕が最初にあげた自分の箸を握りしめて。
トビーのホットドッグを頬張っている時だけは3男は静かになった。
フェルと2人で苦笑しながら店の片付けを少しずつ進めていく。
最後のハンバーガーを売り切って買えなかった人たちにサービス券を配る。
3男がそれを見てやたらと感心してた。
「それってケイくんが思いついたの?すごい考えだね。父にも教えていい?多分それって父が言ってる顧客を育てるってことだよね。それもらった人が誰かを誘ってまた店に来たりして、ねえ、枚数は決めてるの?あ、そうなんだ。ということは、銅貨20枚を宣伝のために使って商売をしてるってことだー。すごいよこれ」
サービス券のことはゼランドさんにも伝えて構わないと3男には言ったけど、絶対お礼とか受け取らないからねとしっかり釘を刺しておいた。
こんなにいつもよくしてもらってて恩を返すのはこっちなのに、これ以上もらい過ぎちゃうと困るんだと3男に伝えると笑いながら了承してくれた。
「こっちにはしばらくいるつもりなんだー。そうだ、せっかくならどこかに一緒に行こうよ。港町なんかどう?僕たちの馬車はけっこう速度が出るから半日もかからないで着けると思うよー。もしいたら東の国の船団の人たちも紹介してあげる。実は先月仕入れに行ってたんだけどねー。なんか、風向き?海に吹く風が季節によって変わるんだってー。その風の向きが変わるのをしばらく待つって言ってたから運が良ければ会えるかもよー」
そうなんだ。夏と秋とでは風の吹く向きが違うのかもしれない。
東の国の人たちかー。いちど会ってみたいなー。
……3男の口調がうつってしまった。
「だけど3男、僕たちあと1週間は屋台をやるつもりなんだ。ここの場所が使えるのがそれくらいまでだからその間は屋台を続けるつもりなんだよ。その後ガンツの仕事がもし終わってたらそのまま帰るつもりでいたし」
3男と話をしながらサンマを煮込んでいた鍋をまた火にかけて、フェルと一緒に洗い物をする。イワシも捌いてしまわないとな。
「心配しなくてもガンツの仕事はまだ終わらないと思うよー。さっき工房に行ったらねー、お弟子さんたちが滞在予定が伸びるかもって言ってたから。理由はよく知らないけど技術登録した魔道具の設計図?ガンツの書き方が難し過ぎてみんなついて来れてなかったんだってー。ガンツって変なところ天才だからねー。お弟子さんたちも笑ってたよ。自業自得です、だってさー」
僕には普通に腕のいい鍛治師に見えたけど、確かにそうか。僕の描いた絵だけで望む通りのものをすぐに作ってしまうガンツはやっぱり天才なんだろう。
きっと感覚だけで作ってしまうからあとで設計図にするといろいろ問題があったんだろうと想像する。
「今王都で大人気のビールサーバーがあるじゃない。あれをこっちの人たちが作れるようになるまで帰れないらしいよー。あれには新しい技術がいっぱい使われてるからねー確かにあの仕組みは画期的だよ。さすがガンツだって、商品を見たとき僕も思ったもん」
発案者はここにいるけどね。黙っておこう。
フェルは片付けを私に任せて料理を作ればいいと言ってくれたけど、僕はフェルと一緒にちゃんと後片付けをしたかった。
なんか最近どんどんフェルのことを好きになっていく気がする。なんでもないことを2人でやっているだけでも何故か幸せなんだ。
あらかた片付けも終わったので最後にデイビットさんに頼まれていた分を作る。お店の従業員に差し入れしたいんだそうだ。そろそろラッセルさんも来る頃かな。準備だけでもしておこう。
今日はいつも同じハンバーガーを買っていくラッセルさんのために2つのうちのひとつを、工夫しようと思っている。
牛肉を使っていないから割と肉の味は淡白だ。だからこそ照り焼きソースに合うのだけど、いつもと違う味にしてあげたいから今日はそのソースを工夫してみようと思う。
3男がフェルといろいろ話してるのを横目で見つつ、さっきトビーからもらったケチャップにウスターソースを混ぜる。ほんの少しお砂糖と味醂を足してその鍋を湯煎する。分量が少ないから火にかけてしまうとすぐ焦げてしまうのだ。
味見してみてほんの少しだけ醤油を足す。
少しケチャップが足りなかったかも。
残しておいたケチャップを全部入れてしまう。
チーズバーガーみたいにしようかと思っているのだ。チェスターさんのチーズを薄く切って挟めてみようと思っている。
遠くの方にラッセルさんが見えたのでハンバーグを焼き始める。
ベーコンとか挟んでも良かったかも。
でも美味しければ良いだろっていろいろやり過ぎるのも何か違う気がする。趣味とは違うのだから。
できる範囲で常連のお客様のためにひと味違うものを作る。そう決めた。
ラッセルさんに今日は少し味を変えたものを作ったと伝えて出来上がりを渡すと嬉しそうな顔をしてラッセルさんが帰って行った。
楽しんでもらえたら良いな。
今日の試作料理はサンマの甘露煮、イワシのフライ、ナスの揚げ浸し。サラダまでは作る余裕がないからトマトを切って一緒に出そうと思う。
弱火で煮込んでいたサンマの鍋にお酒と味醂そして醤油を足していく。
これで鍋の水分がもっと抜ければ出来上がりなはず。
3男と話しながら捌いていたイワシの切り身に塩を軽くふりかけて、少し置いておく。
ナスは午前中から出汁に漬け込んでいる。
出汁はお酒と味醂を少し、お砂糖は少なめにして醤油は割と多めに入れた。お砂糖が1に対してお醤油は2くらいだろうか。お酒と味醂はお砂糖と同じくらい。
ひと煮立ちさせたら火を止めて鰹節を入れ、お酢を少しだけ回し入れた。
炊き上がったお米を鮭のおにぎりにしていく。フェルも作るのを手伝ってくれた。
焼き鮭はコンロがないのでオーブンで焼いた。あとで匂いが残るかな?お酢であとで中を拭いておこう。
海苔を巻くのはフェルに任せてイワシのフライを揚げていく。
サンマの煮物はもう良い感じだ。
火を止めて味を染み込ませる。
ここまでで作業時間はだいたい30分くらい。フェルが細かいところをさりげなく手伝ってくれるから作業がやりやすい。
あとでちゃんとお礼を言おう。
大皿に盛り付けるのとは別に、僕たちの分を取り分けて、ナスの煮浸しの器にはおろした生姜を混ぜ入れた。
試作料理とはいえ作り過ぎたかも。屋台の営業ときちんと両立出来るように少し考えないとな。
今日はなんだか張り切って食材を買い過ぎた。
季節がいいっていうのもあるけれど、美味しそうな食材を見るとついはしゃいで買ってしまう。今日は仕入れの時にフェルがいなかったもんな。いつもなら少し自重するんだけど。
流石に今日は汁物までは作れなかった。味噌汁くらい作っても良かったかもしれないなと盛り付けてから思った。
冒険者のテーブルに料理を持っていくと歓声が上がる。
僕たちは屋台の後ろでこぢんまりと食べ始める。なぜか3男も当たり前のようにこっちに座ってる。
その手に僕が最初にあげた自分の箸を握りしめて。
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